おむつはずれは平均年齢はいつなのか?
子供がトイレトレーニングをはじめるとオムツはいつとれるのか?と気になる方も多いです。
これは保育園で働いているときにも感じていたことで、そろそろこの子供はとれそうかな?この子供はもう少しかかるかな?なんとなくわかりました。
この記事ではおむつはずれの時期、平均的な年齢、進め方、取れない時の対処法がわかります。
目次
おむつはずれの平均年齢と時期はいつ?【2歳から3歳が最も多い】
そもそもおむつはずれとは何でしょうか?
おむつはずれとは、「おむつがはずれてパンツになる」ことを指しています。
ママたちもおむつが取れるタイミングについて、迷うことが多いですね。
おむつはずれっていつぐらいからですか?(><)
誰か教えてくださーい(`・ω・´)/— (´ω`) (@ayuyunrma) June 29, 2016
おむつはずれって、みんないつくらいなのかしら。オムツ代かからなくなるのは魅力的だけど、しばらくはおでかけのときが大変なんだよね、きっと。急にトイレ!と言い出すとか。おねしょもするのか。するとやっぱ夏の時期の方がいいかな。
— まなみ (@Manami25) January 9, 2013
これについてはもちろん簡単にいくものではないのですが、基本に保育園では1歳児の時期からトイレトレーニングを始めていきます。
早い子供でも約1年くらいはかかりますし、遅い子供だと3歳児になる前くらいまでかかることもあります。
おむつはずれの平均年齢と時期はいつ?【個人差あり】
おむつはずれの時期の目安ですが、目安としては3歳くらいとなります。
もちろんあくまでも平均年齢となっておりおむつはずれに関しては、個人差がとにかく大きいため、あくまでも目安です。
しかし、おむつはずれができて日常はパンツに変わったとしても失敗がないかと言われるとそれは違います。
パンツになってもおしっこの失敗はありますし、うんちはオムツでしかできないなど子供によっていろいろとなります。
保育士の経験からすると、2歳児の時期(2歳半~3歳半)くらいにはほとんどの子供はトイレに行っていいましたが、まだお昼寝はおむつという子供も多かったです。
→ 2歳児の発達と特徴!保育のポイントはトイレトレーニングと生活習慣の自立
4歳でおむつはずれが完了【遅い子もそこまでに】
3歳児年少の幼稚園へいく時期のクラスになると日中はパンツで大丈夫でたまに失敗をするくらい。
ただし、うんちはオムツでしか出ない子供も半数というイメージです。
4歳児になるとおしっこの失敗は少なくなり、うんちもトイレでできるようになりますね。
このように年齢や時期によっても異なりますが、完璧にオムツが外れる時期と言われると4歳を過ぎたくらいになりますし、おしっこだけがパンツに代わる時期は3歳~3歳半くらいが平均年齢の目安といえます。
ちなみ私の娘は2人も3歳の時期にはパンツに代わっていましたが寝るとき、うんちはおむつでしたので併用という形でした。
4歳の時期になるとお姉ちゃんは寝る時もおむつが外れていましたが、妹はうんちだけはずっとオムツだったことを覚えています。
妹のうんちのために結局おむつを4歳半くらいまで購入をしていましたので子供によって異なります。
では、具体的におむつはずれについて書いていきましょう。
トイレトレーニングの時期が重要【オムツ外れの進め方のポイント】
おむつはずれをしていくために大事なことは、トイレトレーニングをいかに進められるかにかかってきます。
トイレトレーニングを始める時期は家庭によってもことなりますが、保育園での目安は1歳児からになります。
なぜ1歳児の時期から始めることになるかというと、子供の体の発達と心の発達が整う時期といえるからですね。
トイレトレーニングを始める目安となる子供の成長として挙げられるのは「立って歩ける」こととなります。
年齢的な目安としては1歳6カ月くらいとなるのですが、この時期はまだ膀胱の発達も未発達となっておりおしっこの感覚もまばらなのであまりおすすめはしない時期です。
そのため、トイレトレーニングのはじめである「すっきりしたね」「おしっこでてよかったね」と声をかけてあげることが重要になります。
おしっこを自分で伝えられるようになったらはじめよう
そこから少し成長をしていくと、なんとなくおしっこやうんちがでる感覚を子供自身も感じるようになります。
「チッチ」「うんち」と言葉もでてくるようになったタイミングはとても良い時期だといえますので、最初はおまるに座るだけでもよいのでトイレトレーニングを始めていきましょう。
ただし、いきなりおしっこやうんちが成功をすることはほとんどありませんので理解をしておきましょう。
私も保育士をして1歳児を保育してきたのですが、いきなりでたことはほぼなしです。
個人差もあるのですが、トイレトレーニングを始めてすこし期間が経過をしておまるやトイレに慣れた時期にちょろっとだけでる子供もいれば、なかなかおしっこが出ない場合もあります。
その子供によって左右をされるという結果になります。
おむつはずれがうまくいかない時の対処法
もし、おむつ外れがうまくいかないときには荒療治ですが3日~1週間程度でとれる方法もあります。
私も保育園で何度か行った方法なのですが、以外とスムーズに取れることも多かったです。
どうしてもオムツが外れないけれどもなんとしても取らなければならない時には試してみましょう。
基本は褒めるということを大事にしてママもパパも焦らずに子供に対応をしていきましょう。
→ トイレトレーニングはいつから?進め方とやり方と3日で終わらせる方法
おしっこの間隔が重要【30分おしっこを我慢できる力】
あとは子供自身のおしっこの間隔が重要です。
間隔の目安としては、おむつをしていても1~2時間くらい濡れなくなってきた場合です。
例えば、30分まえにおまるに座らせたけれども出ていない。
すると、30分はおしっこを我慢することができているということになります。
その時間を覚えておきさらに30分後にオムツの中をみてみましょう。
もしおしっこが出ていないならばば膀胱の我慢できる間隔が1時間はもつということになりますので1時間おきにトイレへ連れていってあげてください。
すると、おしっこがちょろっとでもおまるやトイレに出る感覚も生まれてきます。
もちろんこれには個人差があり2時間後におむつが濡れたり、おまるで出た場合にはその子供の膀胱は2時間はもつようになっているということですし、30分おきにおむつをみると濡れているという場合には膀胱の発達は未成熟なのでトイレトレーニングをはじめる時期はもう少し見直した方が良いかもしれません。
間隔はとても重要なのでママは少し手間にはなりますが、その都度確認をしてあげましょう。
おむつはずれの平均はいつ?スムーズにすすめていくための方法【進め方のコツ】
まず、おむつはずれをすすめていくためには「この年齢になったら」という決まりはないです。
逆に保育士としての意見をいうと「1歳6カ月になったらトイレトレーニングをはじめよう」「3歳にはおむつはずれを完璧にしよう」というような年齢で決めることは一番ダメなトイレトレーニングの方法です。
そうではなく、子供を見ていくことが大事ですし個人差がとても大きいデリケートな問題なので「焦らない」ことは必須といえます。
そのため、まず最初のポイントとしてトイレを身近に感じさせることが大事です。
トイレへ行くことに慣れる
まず大事なことはトイレへ行くことに慣れるということです。
子供にとってトイレという部屋が未知の世界となっているということを大人は理解をしてあげなければなりませんので注意をしてほしと思います。
まずはトイレということを知ったり、身近に感じさせることから初めていきますので以下のようなことをしてみましょう。
・ママやパパはトイレに行くときには「トイレにいってこよう」と言葉で伝えて一緒に連れていく。 ・おむつ替えをわざとトイレの傍でしていく(外で最初はしてから中へ移動をしていく) ・トイレの出てくる絵本やDVDを見せてトイレというものに興味を持たせる。 ・トイレにアンパンマンなど子供が好きなものを張り付ける。 ・おむつ替えをするときに「トイレは楽しいよ~いってみようか?」など声をかけてみる。 ・トイレで流すことを教えてたまにさせてみる。 |
こんな風にトイレというところは「怖くないよ」。
トイレは「楽しいところ」という認識をさせることが重要になりますのでママもパパも協力としてトイレへいくようにしてください。
トイレに誘ってみる
トイレに興味を持ち始めたら次はいよいよトイレへ連れていきましょう。
もちろんその際に大事なことは無理矢理つれていかないことです。
あくまでも子供のことを中心に考えて焦らないことを意識してくださいね。
トイレへ誘う目安としては先ほども紹介したことです。
・ある程度言葉を理解している。 ・1人で歩けるようになっている。 ・オムツが濡れない感覚が1時間~2時間くらいあいている。 |
このあたりを目安にすることでトイレトレーニングもはじめやすいといえます。
最初はトイレに行って座っただけでも拍手をしてたくさん褒めてあげてください。
トイレトレーニングのポイントはとにかく「トイレを嫌いにさせない」ことになりますので注意をしましょう。
また、トイレへ行かせるタイミングとしておすすめは「寝る前」「起きた後」「食事やおやつの前」というタイミングです。
このタイミングがおしっこが出やすい時期と言われていますので習慣化をしていくと意外とトイレトレーニングがスムーズに進む場合もあります。
おむつをとって失敗をしてみる
おしっこの間隔も広がってきて、トイレへ行けるようになってきたら生活の中でオムツからパンツへ変えていきましょう。
パンツに替えると部屋の中でおしっこがでてしまったりと失敗をすることもあると思いますがそれも含めてやっていくことが大事です。
ただし、あまりにも濡れてしまう場合にはまだ膀胱の発達が未成熟の可能性もありますので少し時期をあけてからチャレンジするほうが良いかもしれませんね。
また失敗をしても決して怒らずにゆっくりと対応をしていきましょう。
保育園ではおしっこはある程度出せるようになったら次は時間を決めてパンツへと移行をさせていました。
例えば、Aくんは午前中はパンツにしていこう、Bちゃんは寝るとき以外はパンツで過ごしていこう、Cくんは1時間だけパンツにすることからはじめていこうというように同じ学年でも全く対応を変えていました。
もちろん失敗も多いですが、決して叱らずに「でちゃったね~キレイキレイしようか」「またでそうだったら教えてね」など優しく声をかけてあげましょう。
失敗は成功の元という言葉があるようにいきなり成功をすることはありませんので「焦らない」「叱らない」ことを意識して進めてくださいね。
おむつはずれに成功をしてもおねしょはするの?
おねしょはおむつがはずれてもします。
正直な話、失敗は誰にでもあります。
おねしょはおむつが取れてもしますし中には小学生になっても寝るときだけはオムツにしているなんて子供もいます。
年長など大きな年齢の子供でもおねしょをしてしまうこともありますし、おねしょをするということは膀胱が未発達の可能性もありますので寝る時はオムツにするなど子供によって対応をしてあげましょう。
ただし、5歳以上で週に2回以上のおねしょが3カ月くらい続く場合には注意をしてほしいです。
夜尿症の可能性もありますので一定の年齢になってもおねしょをする場合には小児科へ受診するなど相談をしてみてください。
おむつはずれの平均時期はいつ?外れない時の対処法のまとめ【4歳でもいる?】
おむつはずれとなるとどうしても他人と比較をしてしまうもの。
近所の子供、身近にいる友人の子供、幼稚園や保育園で一緒の子供です。
もちろん自分の子供が先に進んでいるのであれば問題はないのですが、他の子供がおむつはずれに成功をしているのに自分の子供がとれていないと不安になるもの。
しかし、そこは焦らないことが大事です。
トイレトレーニングやおむつはずれというのは個人差が大きなものですしデリケートな問題となっていますし早い子供だと数か月で終わりますが、遅い子供だと1年以上もかかる子供もいます。
早くおむつを取りたいと焦るママやパパもいますがそれは子供の精神的な育児、両親の精神的にもよくありません。
「自分の子供は自分の子」とまわりと比較をせずに子供のペースに合わせて無理に進めていかないようにしたいものです。
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