2歳児の発達と特徴!保育のポイントはトイレトレーニングと生活習慣の自立

2歳児といえば、最も自我が発達してくる時期

もちろん0歳児や1歳児とは違ってできることもどんどん増えてくる成長著しい年齢であることは間違いありませんね。

しかし、保育士に限らず育児をしている人ならばみんなが知っている言葉としては「魔の2歳児」という言葉です。

魔の2歳児と言われる理由は自分というものをしっかりと表出してくる年齢なので育児でも保育でも手を焼くことが多いことからそんな風に呼ばれています。

個人的には保育をしている中で言葉も発達し、いろいろな個性がでてくる2歳児はとても楽しいしかわいいなと思いますし、担任を持ったことがある回数も3回と最も多いですね。

たぶん、2歳児も1歳児と同じで複数の担任でみるため新人を育てるために最適な年齢だといえます。

ここでは保育園でも3歳児から集団保育に入っていくための大事な時期と言われている2歳児の特徴について書いていきます。



2歳児の発達と特徴は?言葉が出てきて巧みになる年齢

では、本題の2歳児の発達について書いていきましょう。

保育所保育指針では「おおむね3歳」という区分で分けられることになりますのでおおむね3歳のについてまとめていきますので参考にしてください。

おおむね3歳

基本的な生活習慣が伸び、それに伴い、食事、排泄、衣類の着脱などほぼ自立ができるようになる年齢です。

話の言葉の基礎もできたので盛んに質問するなど知的興味や関心が高まる時期です。

自我よりもはっきりとしてくるとともに、友達との関わりが多くなりますが、実際には同じ遊びをしている平行遊びであることが多いです。

大人との行動や日常生活において経験したことをごっこ遊びを取り入れたり、象徴機能や観察力を発揮して、遊びの内容に発展性が見られるようになります。

予想や意図、期待をもって行動できるようになります。

上記に出てきた平行遊びと盛んに質問する「なんで?」について簡単に説明をしていきます。

平行遊びとは

遊びの発達というのは一人で黙々と遊ぶ「一人遊び」から始まり、平行遊びから集団遊びへとつながります。

一人遊びはその名前の通りの一人で遊ぶことになる言葉になるのですが、平行遊びは同じ遊びを同じ場所でしているのです。

しかし、その場で「一人遊び」をみんながしているというイメージになります。

例えば、砂場に3人の2歳児がいるとします。

みんな砂に穴を掘ったり、型をつくって遊んでいるのですがみんなバラバラで一人遊びにしている状態なのでみんなで協力して山を作ったり、穴を掘ったりという強力して遊びことはありません。

これが平行遊びといういい方になりますので覚えておきましょう。

2歳児の「なんで?」はどうして?

また、2歳児の大変なのは「質問期」と呼ばれる成長の過程です。

「なんで?」「どうして?」「なんでなの?」と何に対しても質問をしてくる時期です。

これには言葉の発達でいろいろなことが気になって「なんで?」「どうして?」というのが頻繁に訪れることとなるのですが、これは言葉が使えることが面白い、自分の言葉に返答をしてくれることで安心をするなどいろいろな要素があるといわれています。

しかし、保育や育児をしている人からすると「なんで聞くの?」「面倒くさい」とおもってしまうこともありますが無視をしたり「何度言えばわかるの??」と怒ってはだめです。

2歳児は先ほども紹介をしたように知的好奇心が旺盛な時期となりますので適度に答えてあげましょう。

対処法1は「さしすせそ」を使うと便利

しかし、保育をしていると本当に忙しくて「今は無理!!」というときももちろんあります。

そんなときの対処法について紹介をします。

私は「さしすせそ」のテンプレートを忙しい時は使っていました。

子供は自分が「なんで?」「これしっている?」などコミュニケーションをとろうとしてくれているのでそれに対して保育士をしてもきちんと返答をしてあげたいと思っていました。

でも、仕事に忙しい時はなかなか対処ができないこともありますので上記のテンプレートを紹介します。

「さすが」「知らなかった」「すごいね」「せっかくだからもらうね」「そーなんだ」と返答をすると意外と子供は満足してくれます。

対処法2は逆質問

他にも「これなんで?」と質問をしてきたら「○○ちゃんはどうおもうの?」「なんでだと思う?」と逆質問をしてみると効果があったりします。

これやってみると子供も「なんで?」と考えながらどこかへ行ってしまうことも多いので面白いですよ。

1つ1つの質問に本気で答えていると疲れてしまうので、あなたの状況をみて「きちんと答えるべき」ときと、「返事だけはしておくべき」時を使い分けておくと良いでしょう。

運動機能の高まり

この時期の子供は、基礎的な運動能力が育ち、歩く、走る、跳ぶ、押す、引っ張る、投げる、転がる、ぶらさがる、またぐ、蹴るなどの基本的な動作が一通りできるようになります。

様々な動作や運動を十分経験することにより、自分の体の動きをコントロールしたり、自らの身体の感覚を高めていきます。

基本的生活習慣の形成

運動能力の発達に伴い、食事、排泄、衣類の着脱など基本的な生活習慣がある程度自立出来るようになってきます。

例えば、不完全ながらも箸を使って食べようとしたり、排泄や衣類の着脱など自分からしようとします。

基本的な生活習慣はある程度自立をすることにより、子供の心の中には「何でも自分でできる」という意識が育ち、大人の手助けを拒むことも多くなります。

自分の意志で生活を繰り広げようとすることは、子供の主体性をはぐくみ、意図をもって行動することや自分の生活を律していくことにもつながります。

食事に関しても運動会の終わった秋以降はお箸を使えるように指導をしていく年齢でもありますね。

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言葉の発達

子供が理解をする語彙数が急激に増加をし、日常生活での言葉のやりとりが不自由なくできるようになります。

「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」など人とかかわる挨拶の言葉を自分から使うようになり、言葉を交わす心地よさを体験していきます。

また、言葉の獲得を通し、知的興味や関心が高まり、「なぜ」「どうして」といった質問を盛んにする時期でもあります。

このような質問ややり取りを通して、言葉による表現がますます豊かになっていきます。

友達との関り

この時期の遊びの多くは場を共有しながらそれぞれが独立をして遊ぶ、いわゆる平行遊びですが、平行をして遊びながらも他の子供の遊びを模倣したり遊具を仲立ちして子供同士で関わったりする姿も見られます。

時には遊具の取り合いからケンカになることもありますが、徐々に友達を分け合ったり、順番に使ったりするなど決まりを守ることも覚え始めます。

こういった経験を繰り返しながら次第に他の子供との関係が、子供との生活や遊びにとって重要なものとなってきます。

そして、徐々にかかわりを深め、共通をしたイメージをもって遊びを楽しむようになります。

ごっこあそびと社会性の発達

自分のことを「わたし」「ぼく」というようになるほど自我が成長するにつれて、自分についての認識を同時に、家族、友達、先生などとの関係がわかり始めます。

周囲への関心や注意力、観察力が伸びて、気付いたことを言葉で言ったり、遊びを取り入れたりしながら人との関わりを育んでいきます。

子供は、様々な遊具を手にして夢中で遊んだり、イメージを広げながらごっこ遊びを楽しみますが、その中で身の回りの大人の行動や日常の経験を取り入れて再現するようになります。

こうした遊びを繰り返しながら、様々な人や物への理解を深め、予想や意図や期待をもって行動するなど、社会性をはぐくんでいきます。

また、簡単なストーリーがわかるようになり、絵本に登場をする人物や動物と自分を同化して考えたり、想像を膨らませていきます。

それらをごっこ遊びや劇遊びに発展をさせていくこともあります。

2歳児の保育のポイント

2歳児の保育をしていくとなった場合にポイントは2つあります。

これは2歳児にから幼児である3歳児(年少)になるために必要なことでトイレトレーニング生活習慣の自立というキーワードになります。

トイレトレーニングは月齢の高い子供だとすでに終わっており、普通のパンツでもできる子供もいますが月齢が9月以降の子供だとまだまだ難しい場合もあります。

そのため、月齢によって差はあるのですがトイレトレーニングは4月からはじめていくことになりますので夏をめどに半分の子供のトイレトレーニングが完了をさせておくと後半の保育がラクになります。

また、排泄、食事、着脱は生活習慣として身に着けておきたいポイントといえますので2歳児の間にできることはどんどんと自分でさせてげたいですし自分で「やりたい」という気持ちが多く保育士の補助も拒否することもあります。

保育士の姿勢としてはついつい集団なので手をだしたくなることもあるのですが、基本は見守りをする姿勢をもっておきましょう。

私も着脱にこだわりを持っている子供がおり、「自分で」といったので20分間ひたすら見守ったこともあります。

その子供も偉かったのは一度も「手伝って」と言わなかったことです。

もちろん根気もいるのですが、基本は見守る姿勢を保育士は持つようにしたいですね。

育児としては目を離さないこと

2歳児はとにかく目を離さないことです。

保育園ではないなくなったとしても保育園からいなくなるだけですが、ママやパパだとスーパーなどいろいろなところへ連れていくことになると思います。

すると、とにかく知的好奇心が旺盛なので行方不明になり迷子になりやすい年齢といえます。

そのため、2歳児に育児をする人は目を離さないように気を付けておきましょう。

また、帰省中に行方不明になる2歳児もとても多いのでママもパパもどこへいくにも目を離さないようにしてきましょう。

早めの行動をしよう

育児や保育をする際に早めの行動は必須です。

忘れてはいけないのは2歳児は「自分で」という気持ちを持っている子供が多いため、靴を履かせるだけでも「自分で」と時間がかかる場合もありますし、「この服イヤだ」と文句をいう場合もあります。

これは保育園でも十分あり得ることなので、時間に余裕をもって行動をするようにしましょう。

2歳児は気持ちにゆとりを持とう

2歳児はとにかくいろいろなトラブルが起こることもあります。

もちろん父親や母親、保育園の先生が思っているような行動にならないこともあるのは正直なところです。

仕方のないことなのですが一緒に毎日いる大人からするとイライラしたりするものです。

そんな時には気持ちにゆとりをもってみましょう。

・寝ないならばしばらくほおって見たり絵本を読んだりしてみる。

・怒ったり、泣いたり癇癪をしだしたらしばらく放っておく。

どうにも手に負えない時もあるのが2歳児なのでそんなときはしばらく見守ってみると良いかもしれません。

その分、この時期の子供は活発に動きますし成長も著しい時期ですので2歳児の間にいろいろとあるかもしれませんがあたたかく見守っていくことを基本としましょう。

2歳児は新人教育には最適な年齢

これは私の持論になりますが、新入社員(新人職員)を育てるならば2歳児が最適です。

その理由としては、0歳児、1歳児というのはとてもデリケートな部分も多いため注意をしなければなりませんので1年経験をしたくらいの先生が良いです。

2歳児が新人教育に最適な理由としては以下のような点があげられます。

・必ず複数担任である(6:1)なので2~3人担任なので、1人で見せることはないため安全性を守れる。

・ベテラン、中堅、新人というバランスの取れた担任配置が可能。

・2歳児は言葉もわかり、遊びもどんどん広がるので保育士として子供と楽しくかかわれる。

・保育園でちょうど間の年齢なので乳児と幼児の年齢の発達が今後の保育士キャリアで理解しやすくなる。

このような点があげられますので、基礎を学ぶために新人教育に最適だといえます。

特に食事や排せつ、言葉、外遊びと中遊びのおもちゃで遊ぶルールなどいろいろなことが後半は幼児になってくることから保育的にも面白いというのが特徴ですね。

動きも活発になることから園庭遊びでベテランは大変ですが、新人は若いということもあるので走り回れるという点もメリットがありすのでバランスがとりやすいクラスに最適ですね。

2歳児の発達と特徴のまとめ

2歳児はできることが一気に増えて育児をしても保育をしても楽しい時期といえます。

ただし、その分手もかかることも多いですし、自我の芽生えやトイレトレーニングなどいろいろなことで手がかかる時期であるのも正直。

そのため「魔の2歳児」なんて言われることもある理由もうなずけますので保育や育児をする人は目の前に子供に集中をすると疲れてしまいますので、ゆとりをもって少し手を抜くような感じでも子供は成長していきますので楽しんでかかわりをもっていきましょうね。

乳児から幼児へ移行をしていく年齢なので、子供の発達についてはしっかりと理解をしてかかわるとより保育士としてのより成長ができると思います。

しっかりと全体像を理解しておきましょう。

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Taka代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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