赤ちゃんが「離乳食を食べてくれない」という悩みをもっていませんか?
離乳食を食べさせてみると意外と難しいもので、食べさせようとするとプイと違うところ向かれたり、食べたかとおもったら笑顔で口から出して遊んだりしてしまいます。
食事をせっかく作ったので、食べてほしいという気持ちはありますし、食べてくれないと栄養も心配にもなりますね。
この記事では赤ちゃんが離乳食を上手に食べない理由、対処法、コツがわかります。
目次
離乳食の食べないので疲れた!進め方に注意しよう
離乳食とは赤ちゃんが母乳やミルクから栄養をとっていたのを食事からとれるように意向をしてくためのものです。
離乳食食べない。疲れた。
— saya (@saya_baby0827) August 2, 2020
うん😊分かってたけど離乳食全く食べない😊スプーン見ただけで拒否😊唇にあてようもんなら首グイーンとあさっての方向へ😊そしてシリコンビブ両手で掴んでゆっさゆっさ😊あちらこちらに飛び散るお粥と麦茶😊麦茶はゴックンしたり吐き出したり😊うん😊疲れた😊明日頑張ろ😊
— 優花®︎2y (@kitaseona11) May 6, 2021
ミルクからとっていた栄養を、徐々に食事から摂取をしていく練習だと思っておきましょう。
離乳食はいつから食べだすの?食べてくれない悩みもある
生後5~6ヶ月ごろからスタートとし、最初はお湯を一口から初めていき徐々に食べられるものへ変更します。
1歳を目途に母乳やミルクからの栄養をほとんど食事でとれるようにしていくというものです。
順序立てて練習をしていくことにより、咀嚼をする(噛む)力や飲みこむ(嚥下)力を培うためのものとなっています。
離乳食の進み具合というものには個人差があります。
赤ちゃんにおって差があり好き嫌いがあったり、食べるスピードが違ったりするため、周りの子供や本に惑わされるのではなくあなたの子供に合わせてあげましょう。
→ 新生児と赤ちゃんのミルクの量は?月齢別の目安量と判断のポイント
離乳食を食べてくれないはママの悩みのトップ!赤ちゃんは難しい
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないという悩みをもっている方が多く、実はママも悩みのトップに入っています。
・食べる量が少ない:21.8%
・食べさせるのが負担、大変:17.8%
・食べるのを嫌がる:15.9%
この3つの理由が最も多く、赤ちゃんが離乳食を食べてくれないことに対して悩んでいます。
そこで、赤ちゃんが離乳食を食べない理由について月齢別に紹介をしていきましょう。
(参考:平成27年度乳幼児栄養調査「第1部 乳幼児の栄養方法や食事に関する状況」)
赤ちゃんが離乳食を食べない理由を月齢別に解説!進め方に迷う
赤ちゃんに離乳所を食べさせようとママが一生懸命食事を作ってもなかなか食べてくれないということも多いです。
昨日は法事で静岡に🚗朝5時起きからの移動、息子は寝てくれたから良かったけど離乳食食べないマンに再びなり、朝はおやき20グラムのみ、、昼はBFランチパック(80グラム2つ入ってるやつ)100g、、、とにかく色々、疲れたよ、、、ご褒美に信玄餅アイス食べてやったぜ! pic.twitter.com/TyGDpo9Cy9
— ちくわ (@gogogocmm) April 3, 2019
せかっく作ったのに食べてくれないとママはがっかりしたり、心配になったりするものです。
そんな食べてくれない理由を知れば食べてくれる可能性もありますので紹介をしていきましょう。
以下に書いていきますので離乳食を食べてくれない時にはどれかを疑ってみましょう。
・お腹が空いていない。
・味がイヤ。
・触感や匂いがイヤ。
・ミルクを飲みたい。
・眠たい。
・抱っこしてほしい。
このように、結論は「何かイヤ」なのです。
しかし、食べるのが嫌な理由は月齢によってことなりますので、ここからは月齢別に書いていきましょう。
→ 離乳食の進め方のスケジュール!いつから初期を始めればよいの?
離乳食を食べない【生後5~6ヶ月の初期の時期】
この時期ははじめて離乳食を開始しています。
そのため、今まで母乳やミルクだった生活から「食べる」という行動にかわってしますので、赤ちゃんもママも戸惑ってしまいますよね。
原因としては、
・初めての離乳食の味や触感、口へ入れることに戸惑っている ・においやイヤ ・スプーンの感触がイヤ ・母乳やミルクでお腹がいっぱい |
こんな風に食べる前の段階で赤ちゃん自身が引っかかっている可能性もありますので「食べる練習」からしていき、たくさんほめてあげましょう。
一口ごとに褒めると赤ちゃん自身もうれしくなりますので、量よりも食べることに慣れさせる気持ちが大事です。
離乳食の中期で食べない【生後7~8か月ごろ】
少し離乳食に慣れてくると、食べることに興味を持ちンサ鵜。
しかし、離乳食が中期に進むことで形や食べ方がかわってきますので、気をつけなければなりません。
・離乳食が、みじんぎりになり戸惑う。 ・食べながらもいろいろなことに興味が出て遊ぶ。 ・ミルクを飲みたくて泣く |
この時期になると、トロトロだった離乳食から刻んだものになります。
そのため「うらごしに戻してみる」「とろみをつけてみる」など赤ちゃんに食べさせてみましょう。
また、ミルクの割合もまだまだ多いため「ミルクを欲しがる」こともある時期です。
離乳食後期に食べない【生後9~11が月ごろ】
離乳食も後期になると、食べることに慣れてきます。
しかし、食べる量にムラが出始める時期でもありますし、より遊んだりと他のことに興味が出る時期でもあります。
・食べるものに好みが出てくる(好き嫌い) ・おかゆだけなど嗜好が偏ってくる(おかゆが嫌いでおかずばかり食べる子供もいる) ・気分がのらない ・遊びたい(そとへ行きたい) |
この時期になると、意思もしっかりとしてくる時期です。
選り好みをするようになりますが、赤ちゃんが成長をしている証拠でもありますので、様子を見ながら離乳食を進めてみましょう。
離乳食完了期に食べない【1歳ごろ】
1歳を迎えると、もう離乳食は終わりの時期です。
意思もしっかりとしてくる時期ですが、成長とともに意思もしっかりとしてくる時期ですね。
この時期に食べない理由としては、
・テレビなど別のことに意識が言っている ・おやつを食べすぎた ・遊びたい気持ちが先行している |
この時期はほとんど食事から栄養を取っている形となり、ミルクや母乳は少なくなっていきますね。
赤ちゃんが離乳食を食べない、嫌がる理由については赤ちゃんの様子やその前の状態などをみなければ判断をは難しいです。
食べないときには少し距離を置いてみるなど、ママがイライラしないように付き合ってみると良いですね。
次に赤ちゃんが離乳食を食べてくれないときの対処法やコツを書いていきます。
→ 離乳食の完了期はいつからいつまで?進め方と量とおすすめレシピ3選
離乳食の食べない対処法11選!保育園での実践方法も紹介
ここからは赤ちゃんが離乳食べない時の対処法やコツについて書いていきましょう。
私もいろいろな赤ちゃんを接することが多く、実際に食べてほしいと思ったけれどもなかなか食べてくれないなんてことも普通にありました。
離乳食、食べない。口開けない。泣く。
もうやめようかな。
なんか夜も何回も起きるし、寝ないし、ワンオペだし、もう疲れた。— きよ🎀 3/19 38w→8m (@15w14436882) October 28, 2021
そんなときに実際にしていた方法も紹介をしていきますので、なかなか食べてくれないなというときにうまく活用をしてみてください。
保育園でもよくある赤ちゃんの姿なので、その経験もふまえて書いています。
1.食べやすい形状にかえてみる 2.おなかがすいているか疑う 3.怒らないイライラしない 4.目線を変えてみる 5.楽しく食べさせてみる 6.ママが前で実際に食べてみせる 7.環境を変えてみる 8.一度あきらめる【時間をおいて食べさせる】 9.褒めまくる 10.食べさせ方を変える 11.人を変える |
1.食べやすい形状にかえてみる
もし食べないならば最初に疑いをもつものは離乳食の形状と硬さです。
赤ちゃんの口の中は思っている以上に敏感で、驚くほど食べてくれないというときもあります。
しかし、その際には形状が硬すぎるもしくは柔らかすぎるというもの。
食べてくれないと大人はついつい好き嫌いを疑ってしまうこともあるのですが、実は形状や硬さというものが大きな要因となってきますのでそこは注意をしなければなりません。
特に離乳食の初期の形状として多いのはすりつぶすというものになりますが、ママはしっかりとすりつぶしたつもりでも赤ちゃんからすると少しでの触感があるのがイヤという場合もありますので注意が必要です。
2.おなかがすいているか疑う
離乳食を食べさせようとしている際に大事なことはお腹が空いているのかを疑うということです。
もしかするとミルクを先の飲んでしまったり、あまり活動をしていないためお腹が空いていない可能性もあります。
赤ちゃんはすぐに機嫌が悪くなったり、よくなったりしますし時にはその日の気分や体調で機嫌が変わります。
また、今はお腹がすいていないこともあれば食べる気分ではないということもありますね。
これを改善する方法は早寝早起きをしたり、昼間は公園へ思い切り遊びに行くなど体を動かせるようにすることが重要といえます。
3.怒らないイライラしない
赤ちゃんが離乳食と食べてくれないとついつい怒ってしまうこともあります。
しかし、離乳食は楽しいものですし「食事は楽しいもの」と教えるための大事な練習になります。
ママも思っている以上に食べてくれないとなかなか困ることも多いですがそれは続くをイライラしたり、時には大きな声で怒ってしまうこともあります。
最初から上手に食べられるなんてことはありませんし、そのままずっとご飯を食べないなんてことはありませんので楽しい食事の時間を作ってあげてください。
4.目線を変えてみる
「なかなか食べてくれないな」と時に大事なことは目線を変えてみることです。
これは私は赤ちゃんの担任になったときにはいつもしていました。
目線を変えるということは大事でなかなか口にいれてくれないときもありますし、泣いてぐずってしまうこともあります。
そんなときに私は一度しきりなおすためにも外の景色を見せたり、散歩をしたしして気分転換をしたり「○○くん食べているね」とお友達のことを意識させたりすることもありました。
離乳食をなかなか食べてくれないときに無理に食べさせようとしても失敗をすることになりますので、そんなときには赤ちゃんの目の前から違うところへ意識をもっていくという方法が大事になります。
5.楽しく食べさせてみる
とにかく離乳食は楽しい時間を赤ちゃんに認識をさせることも大事です。
そのために音楽をかけたり、大きな声で盛り上げたりすることも重要な要素となっていますね。
私は離乳食の際になかなか食べてくれない時には食べるマネを見せたり、時にはハイテンションで食べるように声をかけてみても良いでしょう。
もちろんずっとハイテンションで食べさせるのはなかなか大変ですので、たまには雰囲気を変えてみるというのは大事な方法です。
6.ママが前で実際に食べてみせる
なかなか食べてくれない。
ならばママが食べてしまおうという発想の転換です。
もちろんすべて食べるわけでもありませんし、大人が食べても離乳食はそこまでおいしものではありませんしね。
しかしなかなか食べてくれない時には前のいるママが食べたり、食べる真似をしてみると赤ちゃんは意外と反応をしてくれるものです。
私も保育園で実践したいのは「先生食べるからみててね」と赤ちゃんをこちらへ向かせてから「おいしいーー」と大げさにリアクションをして見せます。
そのあとに「○○ちゃんも食べてみて」「○○ちゃんもおいしいみせて」と声をかけると口をあけてくれますし「おいしい」のポーズを見せてくれると最高です。
食べるマネは効果がありますので実践してみましょう。
7.環境を変えてみる
環境を変えてみるという方法もありです。
家でなかなか食べてくれないならば、公園へ出かけてみたり、子育てプラザみたいな子育ての人たちが集まる場へいって一緒に食べさせてみたり、実家へ行ってみたり。
赤ちゃんだっていつも同じ場所で食事をしていてもうれしものではないのでたまには場所を変えてみるというのはアリです。
保育園だとテラスなどで食べて気分転換をすることありましたね。
8.一度あきらめる【時間をおいて食べさせる】
なかなか食べてくれない。
それならば一度あきらめるという方法はアリです。
いわゆる仕切り直すといことになりますが、食べない赤ちゃんの付きあうほど気持ちもしんどくなって疲れてしまうということはありませんので十分気をつけなければなりません。
少しでも食べてほしいと思ったらママもイライラやストレスを考えて一度諦める。
そしてしばらく遊んだりしてからもう一度食べさせると一良いでしょう。
時間を変えたり、いったん仕切り直すだけでも食べてくれることは多いので、なかなか食べてくれないというときには一度やめてみましょう。
9.褒めまくる
保育園でも一番やるのはこの「褒める」です。
とにかく褒めまくって食べられるようにするということは大事ですね。
例えば、一口食べるだけでも「じょうずー」「すごいねー」「おいしい?」とかと声をかけるととても大喜びです。
そのため、なかなか食べてくれないというときには一口食べただけでも思い切り誉めてみてください。
10.食べさせ方を変える
いろいろとやってみたけれどもなかなか食べてくれない。
そんな時には食べさせ方をかえてみましょう。
例えば、ダイニングテーブルで食べていたのを低いローテーブルに変えてみる。
椅子の角度を変えてみるなどいろいろな方法がありますので一度チャレンジしてみましょう。
赤ちゃんに離乳食を食べさせていて特に感じることは「椅子の角度」「足がついているか?」です。
椅子の角度がおかしいとなかなか食べてくれないですし、足がプラプラと浮いている状態だとふわふわとしている感覚になることからなかなか食べてくれないということもありますので食べる環境を変えると良いでしょう。
11.人を変える
食べない時には人を変えてみましょう。
自宅ならばママからパパや祖父母に代わってみると良いでしょう。
なかなか食べてくれないこともありますが、人が変わると食べてくれることもありますね。
保育園でもなかなか食べてくれない時には先生が変わったりすることで食べてくれることも多いので人を変えてみても良いでしょう。
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離乳食の食べないときは無理をしない!赤ちゃんにイライラしないのがコツ
保育士としていろいろな赤ちゃんに離乳食を食べさせることを経験してきており、育児もしてきました。
たくさんの赤ちゃんに離乳食を食べさせるというなかなかできない経験をしてきていますが、そこで感じたことはどんな赤ちゃんでも食べるときもあれば食べない時もあります。
これは経験をしてよくわかっており、食べない理由はいろいろとありますので一概には言えません。
特に小さな赤ちゃんなので気分的なものも大きくタイミングや時間、食べさせる人によっては食べてくれたりすることもありますね。
食べてくれないときは一度仕切り直してみるとよいですのでいろいろと試して赤ちゃんに最適な方法を見つけましょう。
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