赤ちゃんの高い高いはいつからできるのでしょうか?
かわいい赤ちゃんを抱っこしていると、高い高いをしたくなります。
上にあげるとニコニコと笑顔を見せてくれますし、ご機嫌もよくなるためです。
しかし、高い高いは気をつけなければならないポイントもあります。
この記事では赤ちゃんの高い高いはいつから、揺さぶられっこ症候群の危険などについて書いています。
目次
赤ちゃんの高い高いはいつから?【揺さぶられっこ症候群に?】
高い高いとは、上に赤ちゃんを上げることです。
抱っこをして上にあげたり、時にはポーンと上に投げたりと、赤ちゃんを喜ばせる行為ですね。
首の座ってない、赤ちゃん高い高いしてるお父さん?みたいな人いたけど、あれいいの??しんじゃうくね?
— ⚡️雷地夢⚡️《《誤字の神》》 (@remira0905) February 25, 2020
いつからかはわかりませんが、赤ちゃんをあやす方法の定番となっています。
遊ぶときに、あやすときに赤ちゃんを上に投げて楽しむ、パパやママになりたての人にとっても楽しみなのが高い高いです。
赤ちゃんの高い高いはいつから?
パパやママと赤ちゃんとのスキンシップの1つである、高い高い。
いつごろからしても良いのかといわれると、首がしっかりと座った時期です。
生後3か月ごろから座りはじめますが、理想は生後6ヶ月くらいが良いといわれていますね。
首の座りたては不安定です。
そのため、首がしっかりと座った時期である生後6ヶ月くらいが目安といえますが、危険もありますので次に書いていきます。
赤ちゃんの揺さぶられっこ症候群とは?【高い高いのリスク】
赤ちゃんを高い高いをしたい気持ちはわかるのですが、注意、気をつけろといわれる理由があります。
それは「揺さぶられっこ症候群」です。
簡単に説明をすると、高い高いに限らず、赤ちゃんの頭や体を揺さぶることを指しています。
赤ちゃんをゆすることにより、網膜出血、くも膜下出血などを引き起こすと言われています。
赤ちゃんに「高い高い」
アメリカでは虐待とされている
赤ちゃんの軟らかい脳を激しく動かすことで血管に障害が生じる
最悪の場合
脳内出血を引き起こす場合さえある— メモ (@humanmemo) September 9, 2019
そのため、生後6ヶ月までの赤ちゃんの高い高いはリスクがあり危険です。
日本では2002年より、母子手帳に記載をされるようになりました。
もちろん6ヶ月以降も、張り切ってやることはあまりおすすめしません。
→ 揺さぶられっ子症候群は後遺症が怖い!高い高いはダメ?症状は?
激しいのは危険!赤ちゃんが笑うのはなぜ?
赤ちゃんが高い高いをされると、笑います。
これはうれしくて笑っているのではなく、驚いて笑っていることもあります。
大人はついつい喜んでいるとおもって、高い高いをしてしまいますが、勝手な思い込みは危険です。
例え泣いていたとしても、高い高いをしてあやすというのは、おすすめできません。
赤ちゃんを高い高いするときの注意点8選【いつからもやめておこう】
揺さぶられっこ症候群のリスクもある、赤ちゃんの高い高い。
これは十分気をつけなければなりません。
姉の赤ちゃん高い高いしたら、号泣されました
次も、やるww pic.twitter.com/kNBt5LQPU7— はらさんですよ。 (@hara_lemon) June 2, 2020
そんな高い高いの注意点を8つ紹介していきます。
1.激しく投げることは控える 2.赤ちゃんが震える時はやめる 3.高くあげすぎない 4.落とす事故も多発 5.好きでも適度な方法でやる 6.前後左右に揺さぶらない 7.20分以上は揺さぶらない 8.空中に投げてキャッチを繰り返す |
1.激しく投げることは控える【揺さぶられる】
赤ちゃんを激しく投げることはやめておきましょう。
まだまだ小さなうちに、高い高いとすると、赤ちゃんの頭の中がシェイクされます。
つまり、脳がゆさぶられますので、危険です。
何度も繰り返し、頭が揺れるような行為は避けておきましょう。
2.赤ちゃんが震える時はやめる【怖いだけ】
たまに赤ちゃんが震えるような行動を見せることがあります。
これは赤ちゃんが「怖いだけ」です。
リスクもありますので、やめておきましょう。
ムリに高い高いをする必要はありません。
3.高くあげすぎない【頭をぶつけた事例多数】
パパに注意。
高い高いを上にやりすぎることです。
赤ちゃんがわらっていると「もっと高く」と思って上に投げてしまいがちです。
しかし、それは大変危険な行為で、天井に頭をぶつけて怪我をした、おかしくなったという事例もあります。
高くあげる行為はやめておきましょう。
4.落とす事故も多発【将来に影響も】
高い高いで最悪なケースです。
落としてしまうというもの。
高い高いをしてキャッチをミスすると、赤ちゃんは落ちるしかありません。
つまり、大けがに繋がる可能性もありますので、避けておきましょう。
最悪のケースも考えられます。
5.好きでも適度な方法でやる【笑うからと激しくしない】
赤ちゃんが好きだとおもっているのは大きな間違い。
赤ちゃんはそんなにうれしくないですし、リスクもありますので、やめるほうがいいです。
どうしてもやりたいという場合には、ゆっくりと丁寧にすれば問題ありません。
笑うからといって激しくするというのは大きな間違いです。
6.前後左右に揺さぶらない
高い高いをする場合に、前後左右にゆさぶらないようにしましょう。
色々な揺さぶりをすると、脳が揺さぶられ危険が伴います。
高い高いをする場合には一定方向にしておきましょう。
7.20分以上は揺さぶらない
20分以上の揺さぶりはやめておきましょう。
赤ちゃんが喜ぶからといって、20分以上揺さぶったり、高い高いをするのは大変危険です。
1日にゆっくりと数分程度ならば問題はないかもしれませんが、長い時間は危険です。
8.空中に投げてキャッチを繰り返す
高い高いと言えば、空中へ投げてキャッチをするというのが定番でした。
しかし、今はそれをすると大変危険です。
空中へ投げてキャッチをすると自然と脳が揺さぶられてしまいますので、しないようにすべきレベルです。
赤ちゃんの高い高いが原因でおかしい?病院受診する目安
高い高いをしたときに、赤ちゃんがおかしいとなるときは病院を受診しましょう。
実は高い高いが原因で体調がおかしくなる、赤ちゃんに大変なことが起こることもあるのです。
以下の4つの点がある場合は、すぐに病院へいきましょう。
・母乳やミルクを飲まない ・笑わない【表情が乏しい】 ・けいれんしている ・長時間眠り続ける |
母乳やミルクを飲まない
さっきまで機嫌よくしていたのに、母乳やミルクを急に飲まなくなったというのは大変危険です。
特に6時間以上もミルクを飲まなくなった時は危険です。
高い高いにより、何らかの問題が生じている可能性が高いので、すぐに病院を受診しましょう。
→ 新生児と赤ちゃんのミルクの量は?月齢別の目安量と判断のポイント
笑わない【表情が乏しい】
赤ちゃんが急に笑わなくなり、表情が乏しくなる時も危険です。
赤ちゃんが笑うというのは、大事な行動の1つです。
愛着関係をママやパパと築くために笑っているのですが、それがなくなるときはおかしいです。
特に無表情に近い状態になっていると、揺さぶられっこ症候群の可能性があります。
けいれんしている
けいれんは赤ちゃんが震える状態です。
見た目があきらかにおかしく、手や足が小刻みにブルブル震えるような状態を痙攣と呼びますね。
痙攣が起こっているならば、脳に何らかの問題が生じている可能性があります。
気を付けてみておきましょう。
長時間眠り続ける
高い高いをした後に赤ちゃんが長時間眠り続けるのは、おかしいいでうう。
これは医学的に「傾眠傾向」と呼ばれる行動で、赤ちゃんがずっと寝る、ミルクを飲まない状態になることです。
中には6時間くらい睡眠を取る赤ちゃんもいますが、昏々と眠り続ける時は要注意です。
ミルクを飲める状態でもない時は、大変危険ですのですぐに病院へいきましょう。
→ 新生児が泣かないは理由と原因5選!赤ちゃんは病気で心配?自閉症?
赤ちゃんの高い高いは危険で注意すべき!いつからもおすすめしない
赤ちゃんの高い高いは大変危険です。
昔は、この方法で赤ちゃんをあやすというのが定番でしたが、今は母子手帳にも記載されるくらい危険な行動です。
これについてはあまり、認知をされていません。
しかし、最悪の場合は赤ちゃんの表情がなくなり、行動もおかしくなり、二度と笑顔がかえってこないリスクもあるのです。
赤ちゃんが泣くときにはついついしたくなりますが、抱っこをしたりして、他の方法であやしましょう。
間違っても高い高いだけはしないように、してくださいね。
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