揺さぶられっ子症候群の症状と後遺症!新生児に高い高いはダメなの?



高い高いが危険な揺さぶられっ子症候群

赤ちゃんの時期に起こると大変なことになるといわれている「揺さぶられっ子症候群」をしっていますか?

これは乳幼児期に高い高いをしたり、抱っこをしているときに頭を揺らしたりすることで赤ちゃんに後遺症が残ったりする可能性のある怖いものです。

ママやパパも赤ちゃんのことがとにかくかわいいのでいつもアクロバティックな遊びや高い高いをしたり、たくさん揺らしたりするような遊びをしていませんか?

そんな揺さぶりはとても危険ですので、どんな危険なのか?そしてどんな症状が出て、どんな問題が起こるのかを知っておくべきですね。

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揺さぶられっ子症候群とは?

揺さぶられっ子症候群とは?についてまずは書いていきましょう。

揺さぶられっ子症候群とは、主に新生児期から生後6ヶ月くらいの乳児に対して過度に揺らしたり、高く上げたりすることで頭の中に出血や眼底出血、脳挫傷が起こったりする音を指しています。

つまり「脳事態に損傷が起こってしまう」ということになりますね。

これを「揺さぶられ症候群」と日本では言いますし、英語では「シェイキングベイビーシンドローム」と呼ばれたりもしています。

この揺さぶられっ子症候群は初めてアメリカで1970年代に症例として報告をされる結果となりました。

1980年代には児童虐待の1つの指標として感がれられるようになり2002年より母子健康手帳にも記載をされるようになりましたね。

どんな症状を発症するのか?後遺症を紹介

揺さぶられ症候群を発症するとどんな症状が出てくるのでしょうか?

揺さぶられ症候群になると深刻な後遺症が残ることがあるので詳しく書いていきましょう。

・運動機能障害が起こり寝返りができない、寝たきりの重症心身障害者になることがある。

・視力障害が残り、目が不自由になる。

・脳の機能が破壊され最悪死に至る。

他にも重大な後遺症が残ると考えられており、健常児として生まれた赤ちゃんも揺さぶられて脳がシェイクされてしまい障がい児になってしまたっり、一生寝たきりになってしまうケースもあります。

知的障害害、運動障害、視覚障害、難聴など様々な障害や後遺症を生じさせますし、複数の症状が同時に出ることも多く、重度の運動障害や脳性麻痺があらわれる場合も多いです。

揺さぶられっ子症候群の定義

揺さぶられっ子症候群なんて呼ばれていますが、正式名称は違います。

診断の特徴として提唱をされた症候群となっていますので参考にしてください。

・網膜出血

・硬膜下血腫またはクモ膜下出血

・体表の外傷が軽微またはない

赤ちゃんを揺さぶることにより脳の組織を加速的に損傷と打撃損傷を引き起こし頭蓋骨内に出血を起こす病気の総称を「揺さぶられっ子症候群」と呼ぶようにしています。

虐待で起こるケースが多い

実は揺さぶられっ子症候群は虐待で起こるケースが非常に多いのが特徴です。

子供が泣き止まないために過度にママやパパが赤ちゃんを揺らすことにより、赤ちゃんが気が付いたら息をしていない、笑わなくなったという報告も多いですね。

もちろん過去には逮捕をされたケースもありますし、赤ちゃんの将来にも大きく影響をする行為なので虐待は絶対にしてはいけません。

いつの時期が揺さぶられっ子症候群が多いのか?

この揺さぶられっ子症候群が起こる時期は新生児の時期から生後6ヶ月くらいまでといわれています。

なぜこの時期におおいのでしょうか?

その理由は主に4つだといわれています。

1,頭部が大きく重たいため、ゆすったときの幅が大きい。

2,頸部の筋肉が弱いので支持力も弱い

3,脳が未発達のためクモ膜下腔が大きく、揺さぶられることにより脳組織の移動が大きいため脳が揺さぶられやすい

4,脳表面の血管構築が弱いため血の周りも早い

このような理由から新生児期の赤ちゃんから生後6ヶ月までは高い高いをしたり、首を揺らすような動きはできる限り控えるほうが良いですね。

遊んでいるつもりが揺さぶられっ子症候群になることもある

揺さぶられっ子症候群が起こるケースはいろいろとあります。

先ほど書いたように虐待として起こるケースもあるのですが、パパや祖父母が高い高いをしたり、あやすつもりで遊んでいるつもりが実は揺さぶられ症候群になっていたなんて事例もあります。

もし、以下の症状が出た際に赤ちゃんを揺さぶったかもしれない・・・なんて不安を思ったら脳外科医のいる救急病院へ行ってすぐにCTもしくはMRIの検査を受けるほうが良いでしょう。

・ミルクを飲まない、または嘔吐をする。

・笑わなくなった。

・けいれんを起こした。

・長時間眠り続けて起きない。

この長時間起きない状態を医学的には傾眠傾向という言葉を使います。

実はこの傾眠傾向というのは非常に危険で、赤ちゃんが本来ミルクを飲みたい、オムツを変えてほしいなど不快な思いをすることで起きてしまうのですが、半日以上ミルクを飲まずに起こしてもすぐに寝てしまう状態のことです。

ミルクを欲しがらず、ずっと眠り続けてしまうときは本当に危険なので注意をしましょう。

→ 赤ちゃんがミルクを飲まない原因と理由はなに?飲むようになる対策5選

揺さぶられっ子症候群になる原因と注意点

揺さぶられっ子症候群になるとあとから取り返しのつかないことになります。

そのため、揺さぶられっこ症候群になる原因についてまとめていますので、決してしないように注意をしておきましょう。

特に激しい揺さぶりはNGとなりますので以下のような動きをしないようにしてください。

・頭を2秒間に5~6回程度揺らす

・体を10秒間に5~6回程度揺らす

・体を20秒間左右にゆらす

・高い高いで空中に投げ上げてキャッチを繰り返す

・両手でかかえ、急激に持ち上げゆっくり下げることを繰り返す

このような動きをすると揺さぶられっ子症候群になる可能性が極めて高くなりますので避けておくことをおすすめします。

原因となる動きはやめておこう

上に紹介をしたような動きをすると揺さぶられっ子症候群になる可能性が極めて高いのですが、普段している動きでも実は揺さぶられっ子症候群を引き起こす可能性があるため注意をしなければなりません。

その動きについて書いていきましょう。

高い高い

これは特に男性がやりがちなのですが、赤ちゃんを抱っこしてアクロバティックに抱っこをして上に投げてキャッチという高い高い

赤ちゃんの驚いた顔や、笑っている顔を見るとうれしくてついついやってしまいますがこれは危険です。

例え首が座っている時期でもパパが高い高いをしたことにより揺さぶられっ子症候群になったという事例や症例が報告をされています。

揺さぶれっ子症候群は新生児から生後6ヶ月の時期に多く、多くの小児科医は1歳になるまで注意喚起をしていますし、脳が完成する3歳までは危険だという意見もありますので高い高いは赤ちゃんが喜んだとしても避けておきましょう。

ゲップで背中を激しくたたく

ミルクを飲んだあとはゲップをさせてお腹の中にある空気を出すのが基本となるのですが、その時に背中を激しくたたいていませんか?

実は背中をたたく動きで赤ちゃんの首がかくかくと動いてしまい危険な状態となります。

特に首が座っていない赤ちゃんはとても危険で首をしっかりと固定をしていないといけません。

しかし、ゲップを出さないと赤ちゃんがミルクを戻してしまう可能性もありますのでゲップをだす裏技を紹介しましょう。

コツは簡単です。

赤ちゃんの顔をママの胸に向けて抱っこをして下から上にかけて優しくすりすりをしてあげてください。

それで十分ゲップがでますので背中をたたくのはやめてあげましょう。

泣いているので抱っこをして上下左右にゆらす

赤ちゃんは泣くものですが「なんで泣いているの?」「泣き止んでほしい」というときにはついつい抱っこをして上下、左右に揺らしてしまうものです。

しかし、そのような揺らし方をすると赤ちゃんの脳も直接揺らしていることになることから危険が伴います。

そもそも赤ちゃんが泣くことは当たり前なので、抱っこをしてゆっくりを歩いたり、ちょっと遊んであげてください。

他にお腹が空いている、オムツが気持ち悪い、暑い(寒い)、さみしいなどいろいろな理由からないている可能性がありますので泣いたら付き合ってあげてください。

チャイルドシート

実は車に乗るときのチャイルドシートにも注意をしなければなりません。

月齢にあっていないもの、月齢にあっていない座り方をしていると首や脳が左右に振られることになり赤ちゃんの脳にも負担がかかってしまうことになります。

首の座っていない時期ならば水平にするなど月齢や赤ちゃんの成長に合わせた座り方をさせてあげましょう。

いろんなチャイルドシートがありますので見極めて選んでほしいですね。

抱っこやおんぶをして走る

抱っこやおんぶをしたままジャンプをしたり、ママが走ったりすると赤ちゃんも同じように揺らされることになるため揺さぶられっ子症候群を引き起こすことになり危険です。

そのため、抱っこやおんぶをしているときは決して急がないということを意識しましょう。

また、抱っこひもやスリングをしているときも十分注意をして余裕のある行動を心掛けましょう。

抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしたままエクササイズやスクワットなどの運動をしている人もいますがあれは危険な行為だといえますね。

バウンサーを激しく揺らす

バウンサーとは赤ちゃんが座る椅子のようなもので、ちょっとした動きで上下に動いてくれる便利な椅子となっています。

その椅子は赤ちゃんが泣き止んでくれると人気をあつめており、育児グッズとしても人気なのですが上下に揺れるという性質を持っています。

赤ちゃんの動きだけで動いているならばよいのですが、大人や上の子供が故意に動かすと赤ちゃんの頭を上下に動かすことになりますので揺さぶられっ子症候群を引き起こす可能性があります。

上の子と遊び方

兄弟がいる家庭では特に注意をしてほしいのですが、赤ちゃんを抱っこして遊んだりしていると子供は力が大人のようにないため自然に揺さぶられ症候群の症状を引き起こす可能性があります。

また赤ちゃんをベビーラックに座らせて安全を確保していたはずなのに上の子が激しく揺らすなんてこともありますので上の子供にはしてはいけないことをちゃんと教えておきましょう。

車やベビーカーでデコボコの道を長時間走る

これはあまりないですが、車で普段から山道走ったりすることも注意をしましょう。

デコボコの道は上下に車が揺れるため赤ちゃんの脳にも影響を及ぼす可能性が高いため避けておくべきです。

ベビーカーだと場所によっては道が舗装されておらずデコボコの可能性もありますので注意をしておきましょう。

揺さぶられっ子症候群のまとめ

揺さぶられっ子症候群という言葉を聞いたことはある方も多いでしょう。

私は保育士の資格を取るために通っていた学校へ行っていたときに詳しく学んだのですが、それ以降は保育園でも研修を受けることが多かったです。

虐待では絶対にやめてほしいのはもちろんなのですが、中にはパパやママ、祖父母が遊んでいるつもりが揺さぶれっ子症候群になりえる動きをしていることが気になります。

公園やショッピングモールでもたまに見かけることがありほほえましい反面「大丈夫かな?」なんて思うこともあります。

知らなかった方はこれからは揺さぶられ症候群の動きは避けてほしいですしお友達にも教えてあげてください。

揺さぶられ症候群で障害を持ったら二度と治ることはありません。

子供の幸せのためにもママとパパは気をつけましょう。

須藤 崇代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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