小規模保育園は働きにくい。
最近、どんどん増えている認可保育園の1つですがデメリットもあります。
特に仕事をしていく中では苦労をする点もありますね。
この記事では小規模保育園は働きにくいと言われる理由について書いています。
目次
小規模保育園は働きにくい5つの理由【特徴がアダになり後悔】
小規模保育園は働きにくい。
そうやって言われる理由があります。
SNSを見てみると「辞めたい」なんて声も多い現実がありますね。
小規模保育園勤務1日目
もう辞めたい— あき@保育士辞めたい (@n_aki11) October 2, 2020
小規模保育園だったら、やれるかな?今は中規模くらい。それでもシンドイかな?
— 保育士1年目もう辞めたい (@ROwCpsHVIuQNcrk) November 8, 2020
そんな理由を5つ書いていきましょう。
1.人間関係が密で逃げ場がない 2.少人数で回しているため急な休みに対応できない 3.行事なども少なくやりがいが少ない 4.園庭などがなく自由に外で遊べない 5.一人ひとりの仕事の負担は大きい |
1.人間関係が密で逃げ場がない【園内も狭いので逃げ場がない】
小規模保育園は人間関係がかなり密です。
少人数で保育をすることになり、正社員は5名程度で、あとはパートなどで回すことがほとんど。
つまり、園内で働いている先生の数が少ないため人間関係をうまくやっていかなければなりません。
しんどい状態になっても逃げ場がないという点は大きなデメリットと言えるでしょう。
2.少人数で回しているため急な休みに対応できない【早出も多い】
少人数で回してるため急な休みに対応できないこともあります。
体調が悪くなった、急なお葬式が入ったなど状況は色々と考えられます。
少人数での良さが、時にはマイナスに働いてしまうことがあるのです。
3.行事なども少なくやりがいが少ない
小規模保育園は乳児の保育園。
0歳児から2歳児までしか預かっていない保育園のため、行事などはすごく少ないですね。
そのため、大規模な保育園で働いてきた先生からするとやりがいがない、少ないと感じる要因になるかもしれません。
ゆったりしすぎて働きにくいと感じるかもしれませんね。
4.園庭などがなく自由に外で遊べない
園庭などがなく自由に外で遊べないしんどさがあります。
小規模保育園は小さな園ですので、園庭のスペースが取れないこともあります。
そうなると、戸外へ出るのも一苦労。
思いきり体を動かして遊ぶという機会が少ない点が働きにくさを感じるかもしれません。
5.一人ひとりの仕事の負担は大きい
小規模保育園は少人数の先生で保育を回すことになります。
すると、一人ひとりに求められるスキルがとても大きいです。
担任としての業務以外にも求められますので、豊富な経験がいりますね。
どんな仕事でもこなしていけるスキルが必要です。
乳児しか担当しないためスキルが身に付きにくい
小規模保育園は乳児クラスしかいません。
そのため、小さな子供と関わりたい人にとっては最適な園といえます。
しかし、幼児クラスをもったりすることはありませんので、スキルはそこまでつきません。
やはり、幼児のクラスをもってこそスキルが付くと言えるでしょう。
→ 小規模保育園を辞めたい保育士が急増中【転職をしたい理由と対処法】
小規模保育園で働きにくい人の特徴【後悔したメリットデメリット】
小規模保育園では働きにくいという声もありますね。
ここからは小規模保育園で働くメリットデメリットについて書いています。
小規模園とマンモス園、両方働いた方、どうでしたか? 幼稚園教諭・保育士として実際働いた経験のある方、教えてください。 ・マンモス園に比べると、小規模園の仕事量はどう違いますか? ・小規模園の方が大変だった!という点は、何がありますか? 小規模園の方が楽そう、という意味ではなく 自分に合っているかどうか考えたい
(引用:Yahoo!知恵袋「小規模保育園の働き方」)
小規模保育園で働くメリット
小規模保育園で働くメリットこんな感じ。
なんといっても、少人数でゆったりと保育ができる点は魅力です。
・子供一人ひとりにきめ細やかに対応できる ・ゆったりを保育をすることができる ・乳児保育に関してはスペシャリストになれる ・保護者も少人数なので、信頼関係が築きやすい ・少人数で幼児がいないため体力的に余裕をもって働ける ・大きな行事もなく残業や持ち帰りの仕事が少ない ・少人数は職員の中でゆったりと働くことができる |
小規模保育園のデメリット【働きにくいかも】
少人数でゆったりはメリットでも、それが逆にデメリットになることもあります。
・幼児保育のスキルは全く身につかない ・集団スキルを動かすスキルが身につかない ・園庭やホールがないため散歩へ行くことが多い ・少人数なので一人一人の責任が重く、仕事の量も多い ・休みがとりにくく、急に先生が足りないトラブルになることも ・職員が少ないので人間関係がこじれると面倒 |
特に経験が浅い先生は、大きな保育園で仕事をしてから小規模へ行く方が良いでしょうね。
小規模保育園で働くのはよく考えよう
小規模保育園で働くことはよく考えましょう。
特に、経験が浅く幼児クラスを持ったことがない先生は小規模よりも大規模な保育園で仕事をすべき。
ある程度スキルがつかないと、小規模保育園を辞めた後に転職で苦労をするかもしれませんので。
そのあたりもよく考えて仕事をしましょうね。
小規模保育園はシフトが忙しい【少人数で回す必要あり】
小規模保育園は正規の保育士の人数が少ないです。
多くても4名程度。
つまり、早番と遅番を交代でしなければなりませんので、毎日シフトの勤務に追われてしまいます。
早番が週に3回など、小規模保育園ならではの悩みもあり、普通勤務がないところもあります。
小規模保育園の求人は?働きにくいと感じる人は避けよう
小規模保育園の求人はたくさん出ています。
これは、小規模保育園を作る園が増えており、よりニーズも高まっているため。
そんな求人情報についても書いていきますね。
小規模保育園の定義とは?少人数の保育が基本
そもそも小規模保育園の定義とは何でしょうか?
小規模保育園は6名~19名の0歳児から2歳児を預かる保育園のことです。
乳児のための小さな保育園で、少人数での保育が基本となります。
中には29名の子供までを預かることになり、その場合は分園なんて呼んだりもします。
新卒保育士を採用する余裕はなし【少人数で園を回す】
小規模保育園を希望する新卒の保育士は多いです。
ただし、新卒が採用をされるほど甘い世界ではありません。
理由は即戦力をもとめているため。
小規模は最初に書いたように「一人にかかる業務の負担と責任が重たい」のです。
そのため、小規模で採用をされるには、経験とスキルが必要です。
まずは大規模な保育園で経験を積みましょう。
乳児保育の経験者が優遇される現実【小規模の特徴】
乳児保育の経験者が優遇をされる世界です。
これは現実的なもので、赤ちゃんから2歳児までの保育を実践することになります。
そのため、乳児保育の即戦力は求められる傾向にあるのです。
小規模保育園の求人は豊富【経験者が採用されやすい】
小規模保育園の求人は豊富にあります。
たくさんの法人から出ていますが、経験者が採用をされやすい。
これは間違いないですので、保育士のしてのスキルがあるのならば小規模保育園の求人へ応募をしてみましょう。
→ 小規模保育園は不安と感じる5つの理由!入園するメリットデメリット
小規模保育園働きにくいのまとめ【小さいので後悔することもあるかも】
小規模保育園の環境はとても小さい。
そのため、働きやすさという部分と、働きにくさという部分があります。
これは仕方のないこと。
その働きにくさに対して、どのように対応をするのかも大事なスキルと言えますね。
もちろん、子供とゆったりと関わることができる環境は魅力といえます。
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