小規模保育園を辞めたい保育士が増えています。
小規模保育園は6人~19名までの少人数の保育園で、駅前などに増えている形態ですね。
きめ細やかに見れる保育園なのですが、デメリットもあるようです。
この記事では小規模保育園を辞めたい保育士の理由や原因について書いていきます。
目次
小規模保育園を辞めたい保育士の理由とは?原因5つを解説
小規模保育園は本当に小さな施設です。
人数も定員も19名以下のところを指しており、認可を受けているため経営も安定をしています。
小さな園なのできめ細やかに見れる点はメリットなのですが、辞めたくなる理由もあります。
小規模過ぎて、私が子どもと関わってる姿、言葉掛けなどが丸見えです。なので、沢山アドバイスくれるんですが、それは自分の為になるしと
ても良いことだと思うのですが、アドバイスされ過ぎて保育者の目が気になってしまい、自由に保育や関わることができなくなりました。
(引用:ヤフー知恵袋「保育士一年目です。」)
一昨年から園長が、ころころ変わり、3人目です。
今の園長は新規の系列園で、園長をしていましたが、訳あって7月~うちの園長になりました。
初めは、良かったですが、段々、自分中心のシフトや、やり方になってきてそれも辛いです。
(引用:Yahoo!知恵袋「保育士3年目」)
このように狭い空間で少ない人数で見なければならないため、苦労をすることもあり「辞めたい」となることもあります。
その5つの理由を書いていきましょう。
1.職員が少なく人間関係がしんどい 2.行事もなく単調な仕事に疲れる 3.保育士が少なく休みがとりにくい 4.乳児しか保育できないため物足りない 5.大規模保育園のようなやりがいは少ない |
1.職員が少なく人間関係がしんどい【最悪でストレス】
保育士の離職理由にも多い人間関係。
実は小規模保育園は働いている人の人数が少ないため、人間関係がしんどくなると園全体がしんどくなってしまいます。
これは小規模保育園のデメリットですね。
人間関係がぎくしゃくすると、園の運営にも関わる問題となってしまいます。
少人数の先生たちの人間関係が最悪で、辞めたいという声がたくさんあります。
2.行事もなく単調な仕事に疲れる【会議・行事なし】
次に単調な仕事になりがちという点です。
小規模保育園は0歳~2歳までの乳児クラスの保育になります。
そのため、大きな保育園のように行事に力をいれたりはしていません。
中には会議も行事もなしと言う園がたくさんあります。
そのため、毎日同じ生活となってしまうため単調で刺激がなく、いろいろやりたい保育士には物足りません。
3.保育士が少なく休みがとりにくい【体調不良・有給】
次に考えられることは、休みが少ない点です。
小規模保育園は園の規模にもよりますが、3名~5名程度の人数で保育をするのが一般的です。
少人数で保育をするのですが、一人でも欠けるとしんどいです。
例えば、体調不良、急な用事などでも簡単に休みが取れないのは大きなデメリットです。
有給も取れないので、辞めたいという保育士も多いですね。
4.乳児しか保育できないため物足りない【幼児はいない】
小規模保育園は幼児はいません。
つまり0歳児~2歳児までの乳児がメインで、幼児クラスの子供達はいないのです。
そのため、保育士をしていろいろな年齢を見たい人には物足りません。
保育士の醍醐味といえば、5歳児のクラスを持つことですね。
しかし、保育としておもしろくなる3歳児~5歳児の幼児がいないため、物足りなさを感じて辞めたい保育士がいます。
5.大規模保育園のようなやりがいは少ない
大規模保育園や中規模保育園と呼ばれる80名~120名くらいの保育園。
この人数くらいになると、すごくやりがいも多いのですね。
行事も豊富にあり、いろいろな年齢の交流もあります。
しかし、それと比べて小規模保育園は少人数の乳児をゆったりとみるということになります。
すごく、人数が少ないためやりがいが少ないと感じる保育士もいます。
小規模保育園を辞めたいときの対処法3選【転職の選択肢を持つべき】
小規模保育園を辞めたいと思う保育士はいます。
そんなときに、いやいや仕事を続けていたとしても、子供達にも悪いです。
転職という選択肢を持つことも考えるべきですね。
1.大規模な保育園へ転職する【求人は多い】
小規模保育園を辞めたいならば、転職を検討しましょう。
理由にもよりますが「幼児を見たい」「もっと行事やイベントをしたい」となると、大規模な保育園へ転職をするしかありません。
もちろん、求人はたくさん出ていますので簡単に転職先も見つかるでしょう。
求人はたくさんありますので、転職エージェントなどを使って探してください。
保育士転職サイトナンバー1 >>【保育士バンク】
2.小規模ではない保育園へ異動願いを出す【法人内】
次に法人内で異動を申し出るという方法です。
小規模な保育園を運営している場合、おそらく母体は大きな法人であるパターンがあります。
そのような場合は小規模ではなく、大規模な保育園へ異動をしたいということを伝えましょう。
法人内で人事異動があれば、人間関係もそのまま仕事ができますので、安定しますね。
3.保育士以外の仕事へ転職する【異業種へ】
小規模保育園を辞めたいから、そのまま保育士も辞めるケースです。
保育士から異業種へ行く人が多いです。
一種のあこがれのようなものもあるためですね。
小規模保育園での保育に疲れてしまったのならば、保育士以外の仕事へ行くという選択肢もあります。
→ 保育士から違う仕事へ転職する方法!一般企業や異業種へ行ける?
小規模保育園とは?メリットデメリットがある【きつい保育士の仕事】
小規模保育園は人数が少ない、乳児専門の保育園です。
母体は社会福祉法人が多いのですが、ほかにも株式会社も多数あります。
0歳児~2歳児までの乳児を受け入れて、3歳からは違う保育園へ行くというケースがほとんど。
他の園へ転園、母体に本園がある場合はそちらへそのまま通うなど様々なパターンがあります。
少人数の乳児をきめこまやかに保育できるというメリットはあるのですが、デメリットもありますので紹介していきましょう。
→ 小規模保育園の給料とメリットデメリット!保育士求人と仕事内容
小規模保育園のメリット
小規模保育園のメリットは「少人数」「子供をこまやかに見れる」と言う点です。
小さな保育園なので、子供達をゆっくりと見れる点は大きなメリットと言えます。
・子供の人数が少ないためゆったりと関われる(手厚い保育ができる)。 ・少人数で子供をみるため、コミュニケーションも密に取れる。 ・駅近が多く通勤がラクである。 ・会議や行事が少なく保育に集中できる。 ・土日休みの保育園もある(パートは休み)。 |
小規模保育園のデメリット
小人数のデメリットがあります。
子供をこまやかに見れるのですが、物足りないと感じる先生もいますね。
・職員が少ないため、人間関係がうまくいかないことも多い。 ・大規模保育園と違って時間がゆっくりと流れるので刺激は少ない。 ・園庭がなく戸外にばかりでるため危険も伴うことが多い。 ・職員が少ないため休めない環境が当たり前である。 ・幼児のスキルは身に付かない。 ・新卒には不向き(育てる環境にない) |
小規模保育園の求人は人気!担任も少なく働きやすい
そんな小規模保育園ですが、求人は人気です。
「ゆったりと子供を見たい」「乳児保育をしたい」「子供達とじっくり遊びたい」など。
少人数でこまかく子供を見たい人には、最適な保育環境なのです。
そのため、求人はたくさんあり、希望をする人も多いのですが、残念ながら辞める先生も多い現状があります。
転職サイトへ登録をすれば、すぐに見つかる可能性も高いですよ。
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小規模保育園を辞めたい保育士が多いまとめ【転職は考えてしよう】
小規模保育園を辞めたい保育士は多いです。
しかし、その環境を選んだのは自分ですし、小規模保育園だからこそ、こまやかに子供を見れる点がメリットです。
やめたいと思っても、きちんと3月まで仕事を全うし転職をすべきですね。
転職先はいくらでもありますが、不義理な辞め方だけはしないように注意をしましょう。
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- 2024年 1月 04日
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