
新生児に白湯を飲ませても良いのでしょうか?
ミルク以外にも水分補給のために、お白湯を飲ませるべきといわれています。
これについて、実は最近は見解が変わってきているのです。
この記事では、新生児の時の白湯がダメな理由、いつから与えるべきなのか、作り方と量がわかります。
目次
新生児の白湯がだめな3つの理由【飲ませる必要がない】
白湯は新生児には必要ありません。
むしろ、飲ますことはダメだという考えが出ています。
昔は飲ますべきだという考えもあり、今でも強く残っていますが、考え方も変わってきてますので、正しい知識を身につけたいものですね。
今日ママ友と4人で話してたら、新生児の便秘の話から白湯の話題になり、私は一度も白湯をあげたことないって言ったら他の3人に凄いビックリされてあげたほうがいいよ!とすすめられた…。
ネットで見ると必要ないみたいだけど、みんなあげてるのかな??— みるねぇ@二人育児 (@kaori070) December 5, 2019
祖母に白湯をやれと強く迫られたのだけど、そんなもんだろうか。授乳一時間後、さきほど。泣いてない、ご機嫌ふつう。新生児に白湯をやらなければいけないタイミングとは???スタディ中。
— 黒虎 (@tuittaa) November 10, 2010
新生児のお白湯を飲ますべきではない理由は以下の3つです。
母乳やミルクで水分が取れている 水道水の不純物で体質に影響がでる 白湯でお腹が膨れてミルクが飲めない |
母乳やミルクで水分が取れている
新生児のころは80mlのミルクを一日に7~8回ほど飲みます。
つまり、母乳やミルクで水分が取れているということになります。
昔はお風呂あがりや、適度にお白湯も飲ませるほうが良いとされていましたが、今はその考えはありません。
新生児の間は他のものを与える必要はなく、基本は母乳とミルクで十分です。
→ 新生児のミルクの量は?赤ちゃんの月齢別の目安量と判断のポイント
水道水の不純物で体質に影響がでる
白湯は水道水から作ることがありますが、やはり消毒液は入っています。
沸騰させることで、カルキなどは抜けたとしても、水道水の不純物だけは最後まで抜けきれません。
その不純物が赤ちゃんの体に入ると悪影響がでます。
特に新生児のころは体がデリケートなので、十分気をつけましょう。
白湯でお腹が膨れてミルクが飲めない
白湯を飲ませない理由としては、お腹の問題もあります。
新生児のころはミルクも本当に少ない量を飲みます。
そこで栄養をとって、体重を一日25~30g増やしていくのです。
お白湯でお腹をいっぱいにしてしまっては本末転倒なので、白湯は必要ないといわれています。
白湯を与えるべき考えの変化【昔と今の違い】
実は今と昔では考えがいろいろと変わってきています。
赤ちゃんの祖母などからすると当たり前の考えが、今の時代にはあっていないのです。
私たちの親世代とは変わってきている子育て。「新生児の白湯問題」「抱き癖問題」「虫歯菌問題」など、親世代との違いに戸惑う人って多いと思う。こーゆーのがあるとお互いに理解しあえていいねー!
沖縄ならではの祖父母手帳も作ってほしいなぁ。。 https://t.co/Qm5D45m3SH— 川満アンリ (@anri_kawamitsu) December 16, 2016
ウチも新生児の頃母親に白湯あげられそうになって「調べたら2ヶ月まではミルク母乳以外やめた方がいいらしいよ!!」って言って回避しました😂
記憶だけで育児しないでほしいですよね…😭— 天🕊5m🐣 (@Tenchan_ppp) February 24, 2020
今の医学が進んできて、考えもだいぶと変わってきています。
昔の考えもありますが、わからなければ、思い切って病院の医師に聞いてみましょう。
赤ちゃんの白湯はいつから?【新生児以降に飲ませる理由】
赤ちゃんの白湯はいつから飲ませるべきなのでしょうか?
新生児は生後28日までのことを指しており、それ以降は新生児とは呼びません。
そのタイミングで白湯をあげることが可能です。
生後2か月から水分補給のために飲ませる
1つ目の目安としては、生後2か月のタイミングです。
しかし、無理に飲ませる必要はなく、あくまでも水分補給の一環として与えれば問題ありません。
暑い日に外出をした、お昼寝をして起きたなどのタイミングで飲ませればよいでしょう。
もちろん、必須ではありません。
生後4~5か月に離乳食の準備のため
次のタイミングは生後4~5か月のタイミングです。
この時期は離乳食をそろそろ開始しようかという時期です。
口に他のものを入れる練習もしなければなりませんので、スプーンで与えればよいでしょう。
離乳食の口の清潔のために
離乳食が始まっていれば、最後に白湯を飲ませるなどしましょう。
口の中には食べかすがどうしても残ってしまいます。
そのため、白湯を飲ませて口の中を清潔にしましょう。
薬を飲ませる時も白湯はおすすめ
また、赤ちゃんに薬を飲ませる時は白湯が良いです。
母乳で飲むと、苦み成分が出たり、味が変化をしたりすることがあります。
そのため、薬を飲ませる時は白湯がおすすめです。
→ 新生児が寝すぎてミルクを飲まない時は起こすべき?病気の可能性は?
新生児の白湯の飲ませ方と量【赤ちゃんの月齢で対応する】
新生児の白湯の飲ませ方と量はどれくらいが目安でしょうか?
といっても、生後2か月以降の飲ませることになるのですが、どうやって飲ませるのか?
量も難しいですね。
生後2か月以降は哺乳瓶で飲ませる【20cc】
生後2か月以降に水分補給のために、白湯を飲ませる際には「哺乳瓶」がおすすめです。
おっぱいと同じように吸うことができますので、一番簡単です。
水分補給の目安としては20ccくらいで十分です。
離乳食前はスプーンで飲ませる【50cc以下】
次に離乳食前に飲ませる量ですが、50ccを目安にしていきます。
もちろん、すべて飲む必要はなく離乳食前と、あとで飲めばよいです。
離乳食が始まっても、最初はほとんどミルクで補うことになりますので、すべて飲ませる必要はありません。
新生児の白湯の作り方4選と温度【ウォーターサーバーが便利】
白湯の作り方を紹介します。
実はすごく簡単ですので、4つの方法を紹介します。
やかんで白湯を作る
一番アナログな方法としては、やかんで沸かす方法です。
やかんに水を入れてお湯を沸かします。
沸騰をしっかりとさせてから、火を止めて冷まし、ミルクとおなじ人肌にします。
ケトルで白湯を作る
電気ケトルも最近は便利ですね。
やかんとおなじく、しっかりと沸騰をさせて冷ましましょう。
電子レンジで白湯を作る
電子レンジでも白湯は作れます。
マグカップなど、レンジにかけても問題のないものに水を入れ、レンジで1分~1分半くらい温めましょう。
最後は人肌まで冷ませば問題なしです。
ウォーターサーバーを使う
最後はウォーターサーバーを使う方法です。
ウォーターサーバーは水だけではなく、お湯も出すことができます。
また、赤ちゃんが飲んでも問題ない成分で作られていますので、お湯と水を混ぜて白湯をつくりましょう。
→ ウォーターサーバーは赤ちゃんにいつから?子育て世代のおすすめ3選
新生児に白湯を飲ませる効果と疑問【便秘に良いの?】
新生児のころは白湯を飲ませませんが、その後は飲むことになります。
白湯を飲ませる効果と疑問について書いていきます。
離乳食が始まってからは効果あり【便秘解消】
離乳食が始まってから、白湯を飲ませると便秘解消の効果があります。
母乳やミルクの時期はあまり関係ありませんが、離乳食が始まると、便の出が悪くなることがあります。
そのためタイミングを見ながら白湯を飲ませて、便秘解消をしましょう。
白湯を飲まない時はどうする?【麦茶・果汁は?】
白湯を飲ませたいけれどもなかなか飲んでくれない。
そんな経験はみんなしています。
新生児期は麦茶も、果汁もNGです。
麦茶は白湯を同じ理由です。
果汁は糖分が入っているため、飲ませるとお腹が膨れてしまい、ミルクが飲めません。
離乳食が始まっていれば、どちらも飲ませても問題はありません。
白湯の飲みすぎ注意【ミルクと離乳食がポイント】
白湯は飲み過ぎ注意です。
水分を補ったり、口の中をキレイにすることは良いのですがあくまでもわき役です。
ミルクや離乳食がメインとなりますので、そこは間違えないようにしましょう。
白湯を飲んでくれない【無理に飲む必要なし】
白湯を飲んでくれないという声もあります。
これについても問題はなし。
赤ちゃんには好みがありますので、そんなときはムリにのむ必要はありません。
水分補給の一環として飲ませたいならば、スプーンで一口から徐々に慣れさせていきましょう。
→ 新生児が吐き戻しする原因と対策とは?大量に噴水みたいな嘔吐は危険
新生児に白湯は必要なし!飲むのは生後2か月以降にしよう
新生児に白湯を飲ませるべきか迷うことがあります。
結論としては、新生児期は白湯は必要なしで問題ないです。
あくまでも母乳やミルクがメインですので、無理の飲む必要はありません。
白湯は生後2か月を目安の少量を水分補給程度にしておきましょう。
もちろん、無理の飲ませる必要はありませんので、離乳食の時までに慣れれば問題なしです。
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