新生児が寝すぎてミルクを飲まない時は起こすべき?病気の可能性は?

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新生児の寝すぎてしまうときは、起こすべきなのでしょうか?

赤ちゃんは寝るものですが、中には寝すぎてしまう赤ちゃんもいます。

なかなか起きず、ミルクも飲んでくれないのでこまってしまうという声もありますね。

そんなときに起こすべきか?そのまま気持ちよく寝かせておくべきかは難しい問題です。

この記事では新生児が寝すぎてしまうに起こすべきか?寝かせておくべきか?気を付けるべき対処法がわかります。



新生児が寝すぎてミルクを飲まない時は起こすべき?病気の可能性は?

新生児が寝すぎてミルクを飲まない時はどうすべきでしょうか?

新生児期は3時間の感覚でミルクを飲むことになります。

しかし、よく寝る赤ちゃんはそのまま寝ており5時間や6時間でも寝たままの場合もあります。

「病気なの?」「しんどいの?」と心配になってしまいますね。

新生児の寝すぎは大丈夫?睡眠時間とよく寝る理由【日による】

そもそも新生児は寝すぎというより、ずっと寝ていることが普通です。

お腹がすいた、オムツが気持ち悪い、暑い(寒い)などの理由により泣いて教えてくれるのですが、それ以外はほとんど寝ています。

特に生まれてまもない新生児期の赤ちゃんは脳の神経系も未発達で、睡眠リズム、昼夜の区別もできていませんので、寝続けることはあります。

そのため、いつでも寝ることとなり、1日に16~20時間くらいは平均寝ていることになります。

生後3か月ごろになると、昼夜の区別がつきはじめ1日に14~15時間程度、生後6ヶ月になると昼夜はしっかりと理解をし、1日13~15時間と短くなってきます。

もちろん日によって違いはありますが、このようなリズムになることが普通です。

寝すぎる時は病気や自閉症の可能性はある?

寝すぎは病気?自閉症?と疑いたくなります。

しかし、赤ちゃんはそもそも寝るものです。

「寝る子は育つ」という言葉がある通り、寝すぎと自閉症の関係はありません。

また、病気の場合は体重が増えない、ミルクを思うように飲まないなどの問題も生じているはずです。

赤ちゃんの体調や体、体重などに異変が生じている場合には病院へ一度受診をしてください。

→ 新生児と赤ちゃんのミルクの量は?月齢別の目安量と判断のポイント

新生児が寝すぎているときのポイント!体調をチェック

寝てくれているとママも体を休めることができますし、家事も進みます。

しかし、寝すぎている赤ちゃんの様子はちゃんとチェックをする必要があります。

特に以下の2つはこまめにチェックしておきましょう。

おしっこの回数や量【オムツをチェック】

寝ている赤ちゃんのおしっこの回数や量をチェックしましょう。

おしっこは体から排出をされる水分です。

寝ている状態でおしっこをすることにより、どんどんと水分を出していることになります。

おむつを20分~30分おきにチェックをし、オムツにたくさん出ているならば交換を、3時間を過ぎても出ていないならば一度起こしてもよいでしょう。

水分が足りていない可能性もあるためです。

呼吸や体の状態の確認【乳児突然死症候群を避ける】

赤ちゃんの呼吸や体の状態を確認しましょう。

この時期は寝返りをしないため、うつぶせ寝はしていないと思いますが、もしうつぶせ寝をしているのならば仰向けに変えましょう。

乳児突然死症候群の危険性があるための胃配慮です。

保育園でも0歳児は10分に1回、1歳児は15分に1回と呼吸のチェックが義務付けられています。

これは急に呼吸がとまってしまう危険性もあるためですので、必ずチェックをしましょう。

→ 乳児突然死症候群の原因とは?確率と前兆と発症を低くする予防法3選

新生児が寝すぎる時はミルクの時間は起こすべきタイミング5選

新生児が寝すぎる時はミルクの時間は起こすべきタイミング5選

次に寝すぎている赤ちゃんを起こすタイミングです。

5つのタイミングがありますので、寝すぎてしまう場合には様子をみて起こすようにしましょう。

1.ミルクは5時間のタイミングで飲ませる

2.おしっこの量が少ない時

3.赤ちゃんの肌や唇が乾燥している

4.体重が増えていない時

5.ママの胸が張るとき

1.ミルクは5時間のタイミングで飲ませる【授乳のリズム】

5時間たっても起きずにミルクを飲んでいない場合には起こして飲ませましょう。

新生児期の授乳間隔は本来3時間ですが、それを過ぎてもすこしくらいならば大丈夫です。

しかし、いつまでも寝ており5時間を過ぎるようであれば、一度起こしてミルクを飲ませましょう。

水分補給をさせる必要もあるためです。

2.おしっこの量が少ない時【脱水症状を避ける】

2~3時間程度すぎても、おむつにおしっこをしていないというときには起こして飲ませしょう。

おしっこが少ないということは「脱水症状の危険性」もあります。

そのリスクを避けるために赤ちゃんのミルクをしっかりと飲ませてあげて下さい。

赤ちゃんは自分で「のどが渇いた」とはいえませんので、大人が対処をしてあげましょう。

3.赤ちゃんの肌や唇が乾燥している

ぐっすりと眠っているのは良いのですが、赤ちゃんの肌や唇が乾燥をしている場合は要チェックです。

水分が足りていない可能性もあります。

カサカサしていなければ様子をみても良いですが、あまりにもカサカサとしている、肌に水分はないと感じる時はミルクをのませましょう。

4.体重が増えていない時【成長の目安】

体重が増えていないということは、赤ちゃんにミルクが足りていないということです。

赤ちゃんの成長の目安は体重が増えているか?です。

もし、増えていないようであればミルクが足りていない証拠です。

寝すぎているときは起こして、3時間おきに規則正しいリズムで授乳を進めましょう。

5.ママの胸が張るとき【起こして飲ませよう】

母乳で育てていると胸が張ってしまうときはあります。

これは単純にママも痛いので、赤ちゃんを起こして授乳の時間にしましょう。

胸が張っているときに放っておくと、ママが乳腺炎になるなど病気の危険性もあります。

搾乳して保存をしておくという方法もありますが、授乳リズムをつけるためにも赤ちゃんを起こしてミルクを飲ませるようにしましょう。

新生児が寝すぎる時の起こし方4選【寝ていても対応しよう】

ぐっすり眠っている赤ちゃんを起こすのは、少し気が引けてしまいます。

しかし、赤ちゃんのためにも、ママもためにもタイミングをみて起こす必要がありますので意識をしておきましょう。

起こし方がわからないという方へ向けて、赤ちゃんの起こし方について書いていきます。

1.優しく耳元で声をかける

2.オムツを変える

3.ゆっくりと抱っこをしてみる

4.顔や足をくすぐってみる

1.優しく耳元で声をかける

一番簡単な起こし方としては「優しく耳元で声をかける」ことです。

「○○ちゃん起きて」と声をかけることにより、赤ちゃんもゆっくりと起きてくれるようになります。

よく寝ているので、そのままにしておきたいですが、起こす必要もあるため優しく声をかけてみましょう。

2.オムツを変える

オムツを変えるため、意図的に赤ちゃんの体を動かしましょう。

赤ちゃんがぐっすりと寝ていても体が動くと起きることになります。

オムツを変えるタイミング、オムツがたくさん濡れていたので交換するというタイミングで起こしてあげてください。

3.ゆっくりと抱っこをしてみる

声をかけながらゆっくりと抱っこをしてあげましょう。

「○○ちゃん起きて」と声をかけて目覚めをうながしましょう。

ゆっくりと抱っこをすることにより、赤ちゃん自身も起きてくれるようになります。

急に抱っこをすると、ビックリしてしまいますので、ゆっくりがコツですよ。

4.顔や足をくすぐってみる

顔や足をくすぐってみましょう。

優しくからだに刺激を与えることで、赤ちゃんの目覚めをうながすことができます。

これもいきなりするのではなく、優しく声をかけてみましょう。

肩をとんとんして起こしてもよいですね。

新生児が寝すぎるときは様子をチェック!授乳ができないでも元気なら大丈夫

新生児は寝すぎるときについて書いてきました。

基本は赤ちゃんは寝るものですし、起きなくても元気であれば問題はありません。

しかし、ミルクをあまりにも飲まないと水分の問題、ママの胸がはってしまうという問題も生じます。

そんなときには寝ていても起こす方が良いでしょう。

「寝る子は育つ」と言われるくらい睡眠は大事です。

中には寝なくて困っているママもいますので、ぜいたくな悩みかもしれませんね。

もちろん起きている時間は、たくさん遊んであげて下さいね。

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