保育士が突然辞めるということがあります。
昨日まで元気にきていた先生が「翌日には退職をした」と言うことです。
保護者や子供はもちろんですが、保育園内にも衝撃が走ることがありますね。
普通の会社ではあまりないことかもしれませんが、保育園ではどこでも経験をしたことがあるような出来事です。
この記事では保育士が突然辞めるデメリットや、突然辞めたくなった時の対処法を書いています。
目次
保育士が突然辞める7つのデメリット!急な退職をするときの対処法5選
保育士が突然辞める。
ウソのようなことですが、本当にことで急にやめてしまうことがあります。
失望した。
突然辞める保育士って本当にいるのね。その原因は処遇や園の環境や人間関係等色々あると思うんですけど、心身が健康である限り大人な辞め方をしてほしい。
辞める原因は他者にあれど、辞める責任は自分にある。
— みゆこ (@Yu_mi_ko_sake) June 15, 2020
私も保育士として8年間勤務をしましたが、翌日から来ない先生、突然退職をした先生は3名ほどいました。
おそらく本人の中では何らかの原因があったのだと思いますが、急な退職は保育園も保護者もこまってしまいます。
保育士が突然辞める 来なくなった理由と原因
そもそも急な退職になる原因は何でしょうか?
突然やめるというのは何らかの原因があり「保育園では働けない」と判断をしたために、退職をしています。
以下のような理由は突然辞める理由として考えられます。
・病気、体調不良:うつ、精神疾患などの精神的な病気、持病の悪化など ・事故、怪我:事故に巻き込まれた、怪我をして仕事ができなくなった ・事件に巻き込まれた:警察ざたになっている ・家庭の事情:他界や介護など家庭の事情による問題 ・保育園の関係:人間関係、いじめ、ハラスメントなど |
このような原因で突然退職をしている可能性が高いです。
もちろん、仕方のない事情もありますが、保育園としては年度末までは仕事をしてほしいという願いがあります。
また、突然退職をすることによるデメリットもありますのでしっておきましょう。
→ 保育士の大量退職の理由とは?無責任な一斉退職はなぜ起こるのか?
保育士が自分の思いだけで突然退職は避けるべき
中には上司と合わないなどの理由から、突然翌日に退職をする。
そんな事例もありますが、感情的になることは避けておくべき。
例えどんなことがあっても仕事をしているので、突然退職は可能な限りやめておきましょう。
次の転職でもあなたの履歴書に傷がついて採用されにくくなる可能性もあるためです。
保育士が突然辞めるデメリット7選【今よりも先を考えて行動しよう】
次に保育士が突然辞めるデメリットについて書いていきましょう。
保育士が途中で退職をする、突然退職をすることにより多くの迷惑がかかります。
1.保護者と子供に迷惑がかかる【信頼を失う】 2.保育園に迷惑がかかる【担任が交代】 3.残された保育士の業務が増える【仕事の振り分け】 4.次の就職に影響がでる【すぐに退職すると思われる】 5.保育園の近隣を歩けない【見つかるバレる可能性】 6.事務員の処理や対応が増える【退職手続き】 |
1.保護者と子供に迷惑がかかる【信頼を失う】
保護者や子供に迷惑がかかります。
保育士として仕事をしている場合は担任として仕事をしています。
つまり、クラスの責任者として仕事をしていますので、信頼関係を築いている状態です。
そのような信頼関係を突然の退職で崩すこととなり、保護者や子供には不安や不満、時には怒りをあたえることになります。
保護者も子供にも迷惑がかかることは避けておきたいですね。
2.保育園に迷惑がかかる【担任が交代】
保育園にも迷惑がかかります。
突然の退職ということは「明日から来ない」「来週からは来ない」ということになってしまいます。
すると、次に担任の配置、仕事の引継ぎ、保護者への説明などいろいろな事情が生じてしまいます。
つまり、本来はやらなくてもよい仕事をしなければなりません。
また、突然退職をした先生についての対応もし続けなければなりませんので、退職後も苦労をかけることになります。
次の先生がすぐに見つかればよいですが、時には見つからないこともあり主任や園長などでしのがなければならないこともあります。
3.残された保育士の業務が増える【仕事の振り分け】
残された保育士らの業務が増えます。
例えば、書類、シフトの穴埋め、退職による保護者対応など、退職をした一人が抱えていた仕事を振り分けることになります。
つまり、今持っている業務についかで増えます。
突然辞める先生の立場によっては行事の担当なども引き継ぐ必要があり、より業務負担をかける可能性があります。
4.次の就職に影響がでる【すぐに退職すると思われる】
次の就職先に影響がでます。
履歴書にウソはかけませんので、突然辞めた退職の時期を書かなければなりません。
また、保育園の面接で聞かれる定番の質問として「退職理由」を聞かれることとなります。
そこでウソをつくことはできませんので、正直に言わざるおえませんし、場合によっては採用試験を受けた園から、在職をしていた園へ電話で確認をされることもあります。
在職証明書など、在籍をしていたことを保育園へ提出をする必要もありますね。
原因次第では「すぐに退職をする人」と判断をされ、採用が見送られるケースがあります。
5.保育園の近隣を歩けない【見つかるバレる可能性】
保育園の近くはもちろん歩けません。
どこで保護者や同僚の保育士に会うかわからないためです。
また、都会だと繁華街などでいきなり会う可能性もあります。
近隣や繁華街など誰かに見つからないか、後ろめたさをもったまま生活をしていかなければなりません。
6.事務員の処理や対応が増える【退職手続き】
事務員さんの業務も増えます。
あなたが退職をすることにより「退職の手続き」「書類の作成」「求人を出す」などいろいろな作業が必要となります。
つまり、あなたには関係のない部分ですが業務として仕事が発生するのです。
同僚には多くの迷惑をかけることになります。
保育士が突然の退職はご法度です。
できれば、辞めたいと思ったときに対処をするようにしましょう。
7.急に来なくなるはダメ
急に来なくなるは困ります。
これは園だけではなく、園から家へ電話がかかってきて迷惑になることも…
その点も考えてみると、急に来なくなるはリスクが高すぎるを言えますので辞めておきましょう。
→ 保育士の年度途中の退職は迷惑!辞めるタイミング時期と伝え方を解説
保育士が突然辞めるはNG!退職したいときの対処法5選
保育士が突然辞めることは避けておきましょう。
どんな事情があったとしても責任のある仕事です。
そのため、退職をするのならば、以下の5つの対処を意識してください。
1.退職をしたいことを上司に相談する【理由はウソをつかない】 2.急な退職希望ならば早急に伝える【原則2週間前】 3.引継ぎはきちんと行って辞める【子供と保護者のこと】 4.退職の手続きをきちんと行う【退職届けと挨拶】 5.無言で去らない【電話・退職代行サービスを使う】 |
1.退職をしたいことを上司に相談する【理由はウソをつかない】
「辞めたい」「退職したい」と思ったら上司に相談をしましょう。
もうあなたの中で「辞める」と言うことが決まっていたとしても、相談をすべきです。
退職をすると決めていればもう怖いものなんてありません。
主任や園長に時間を作ってもらい「退職をしたいこと」「退職をする理由」を明確に伝えるべきです。
もしかすると、その理由を改善されるかもしれませんし、今後その理由で退職をする人を減らせるかもしれません。
あなたが黙って退職をしてしまうと、同じ理由で退職をする人が出てくる可能性もありますので、まずが相談をしましょう。
2.急な退職希望ならば早急に伝える【原則2週間前】
急な退職をする必要がある場合には早急に退職の意思を伝えましょう。
例えば、うつ病で医師より就業がストップとなった、家族が事故にあい看護(介護)が急に必要になった)など仕方のない理由があります。
もちろん「明日辞めます」というのは法的にも問題があります。
しかし、法的に退職の2週間前に言えば、原則は退職をしても問題ありません。
どうしても辞めなければならない時ははすぐに上司に相談をして、退職の意思を示しましょう。
3.引継ぎはきちんと行って辞める【子供と保護者のこと】
突然辞めるときでも「引継ぎ」はきちんとしましょう。
できれば、次の担任となる人に伝えることで対応ができますし、精神的に保育園へ行けないならばレポートにまとめましょう。
あなたが突然辞めることは迷惑以外なんでもありません。
そのため、次の人へきちんと引き継ぐはきちんとしておきましょう。
4.退職の手続きをきちんと行う【退職届けと挨拶】
退職の手続きはきちんと行いましょう。
突然辞める人も中にはいますが、急な退職は法的にも認められていません。
最短でも2週間で、有給休暇の消化に充てることは問題はないのです。
辞めることを決めているのならば、退職届けの提出、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と挨拶とお菓子くらいはきちんをやりましょう。
立つ鳥跡を濁さずという言葉があるとおり、最後くらいは問題を起こさずに退職をしたいものですね。
5.無言で去らない【電話・退職代行サービスを使う】
突然辞めるとなった時に一番避けたいのは「無言で去る」ことです。
どんな事情があったとしても、無言で去るのは社会人としてマナー違反です。
最低でも電話をする、対面をして「退職の意思を示す」ことはやりましょう。
それも難しい場合には【退職代行サービス】に依頼をして、代わりに退職の手続きをしてもらいましょう。
無言で去る、退職届けだけおいて辞めるということは避けておきましょうね。
保育士の突然辞めるはデメリットが多い!急に来なくなるは避けよう
保育士が突然辞めることがあります。
しかし、その後のあなたの人生を考えたときにあなたに問題が生じます。
次の就職先、突然辞めたという後ろめたさなどあなたにとってデメリットも生じてしますのです。
もちろん病気で突然辞める必要があることも考えられます。
辞めたいと思ったときに、難しいかもしれませんが上司ときちんと話をして最後は問題なく去る方が良いです。
保育業界というのは狭いもので、突然どこかで知り合いと会う可能性もありますので、辞める時は注意をしましょう。
しんどくても年度末までは可能であれば続けたいですね。
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