哺乳瓶はいつまで使うもの?4つの卒業方法と卒業後の寝かしつけの注意

哺乳瓶はいつまで使うもの?4つの卒業方法と卒業後の寝かしつけの注意
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哺乳瓶はいつまでなのか?

赤ちゃんからミルクをのむために使うものですが、「いつまでなのか?」という疑問を持っている方もおおいでしょう。

この記事では哺乳瓶をいつまで?卒業できないときにやめさせる方法について書いています。



哺乳瓶はいつまで使うもの?1歳半が哺乳瓶をとる目安時期

哺乳瓶と言えば赤ちゃんが吸っているイメージです。

そんな哺乳瓶をやめるタイミングというのは難しいものですが、いつまで使うのか?はあなたの赤ちゃん次第という言い方になります。

日本小児歯科学会によると目安は1歳半程度といわれていますが、私は1歳~1歳半のタイミングが狙いだと思います。

これは卒乳のタイミングと同じで、一日に3回離乳食を食べることができるようになり、ミルクではなく食事から栄養をしっかりと摂れるような時期になったら卒乳を考える時期になるといえるでしょう。

その時期をリンクをさせて哺乳瓶も卒業させると良いです。

哺乳瓶の卒業のタイミングと流れ

哺乳瓶は赤ちゃんに持たせて飲ませていても、こぼれる心配もないためママ達も持たせがち。

しかし、哺乳瓶にジュースやイオン水など甘い飲み物を飲ませながら寝たりしてしまうと赤ちゃんの時期から虫歯のリスクも高まります。

そのため、できれば離乳食が進んできたタイミングで徐々にコップを使って飲ませる練習に切り替えていきましょう。

理想は「哺乳瓶→コップ」へ行けば卒業が完了します。

そのため、先ほど1歳半が目安と書きましたが、1歳でコップが上手に使えるようになったのならばそれで問題はありません。

哺乳瓶をコップに替えることができれば哺乳瓶を卒業することができますので、離乳食が始まり子供がコップで飲めるようになればそれで辞めてしまいましょう。

保育園は哺乳瓶が使えるの?

また、哺乳瓶を卒業するタイミングとして「保育園へ入園が決まった」時期は多いです。

保育園は0歳児の時期は哺乳瓶を使いますが、離乳食で栄養が摂れるタイミングで哺乳瓶を使うことはせずにコップで飲ませる練習をします。

そのため、哺乳瓶を使うよりもコップで飲めるように赤ちゃんの発達的にも持っていくのです。

1歳前後の離乳食が終わる時期くらいになると保育園ではコップで飲ませることになりますので、哺乳瓶を卒業させてほしいと言われる可能性が高いでしょう。

1歳の時期はママの育休が明けてちょうど保育園へ入園をするタイミングとなりますので、その時期には哺乳瓶を卒乳させても良いタイミングかもしれません。

園によっては哺乳瓶を使わないというところもありますので、入園前に確認をしておきましょう。

哺乳瓶を辞める方法4選!いつまでも卒業できない問題点と注意点

哺乳瓶を辞める方法4選!いつまでも卒業できない問題点と注意点しかし、赤ちゃんは哺乳瓶で飲むのが好きでついつい哺乳瓶であげてしまうという方もいるでしょう。

幼いうちならば特に問題はないのですが、赤ちゃんが大きくなるタイミングでそれは見極めなければなりません。

特に2歳くらいまで使っていると大きな問題が生じ、歯並びが悪くなったりしますし哺乳瓶から甘い飲み物を飲むと癖になります。

そのまま寝てしまったりすると虫歯になってしまうため、いつまでも哺乳瓶を使わせると問題も多いです。

保育士の視点としては日本小児歯科学会が提唱をしている1歳半よりも早い時期に哺乳瓶を卒業してコップで飲めるならばそちらの方が良いと思います。

→ おしゃぶりは出っ歯になる?歯並びへの影響は?対処法を歯科医に調査

1.寝る前の哺乳瓶はタイミングを伝える

もちろん寝る前に哺乳瓶でミルクを飲んでいる赤ちゃんもいるでしょう。

その場合は哺乳瓶でミルクを飲むことが儀式のようになっている赤ちゃんも多く、哺乳瓶を辞めることで精神的に不安定になることも予想をされます。

入眠の儀式である哺乳瓶のミルクですが、いつかはなくさなければなりませんしミルクを飲みながら寝るということも良くはありません。

そのため、わかっているかは不明でも「哺乳瓶とバイバイしようね」と徐々に伝えるようにし、入眠の儀式を絵本を読む、ママとハグするなどの切り替えていきましょう。

時には大泣きをしたり、かんしゃくを起こす場合もあります。

そのようなときは一度調整をして再度チャレンジしてみましょう。

入眠前の哺乳瓶も1歳半を目安に卒業をしたいのが正直なところです。

2.コップやストローマグで練習をする

一番良い方法はコップやストローマグで練習をするという方法です。

コップもストローマグも哺乳瓶以外で水分を摂る方法で、飲み物を口に入れる際に慣れさせるには最適な方法だといえます。

ストローマグだと蓋もついているので横にしてもこぼれにくいですし、吸う力がある赤ちゃんにとっては簡単に扱えます。

離乳食が始まり、ミルクで補っている内は難しいですが離乳食も2~3回に移行をする時期にはミルクもほとんど必要なくなります。

その時期を目指してストローマグに切り替える、両手の取っ手がついているコップに切り替えるなど新しい飲み方を挑戦する良い時期だといえます。

保育園では哺乳瓶からコップへ変更することが多く、衛生面の関係からもストローマグも使いません。

最初は本当に少量をコップに入れて飲ませる練習をするのですが、子供は意外と上手の飲んでくれるようになります。

上手に飲むことができたら「思い切り誉める」ことを忘れないようにしてくださいね。

3.大人もコップやストローで飲む

あとは大人もストローやコップで飲む姿を赤ちゃんに見せてみましょう。

赤ちゃんというのは面白いもので、大人がしていることをマネしたい気持ちもあるのです。

特に哺乳瓶を辞めさせたいと思っているママやパパにとっては絶好のチャンスでもあります。

大人が飲んでいて興味をもったら「やってみる」「ストローでできるかな?」なんて赤ちゃんの背伸びしたい気持ちを受け止めて伸ばしてみましょう。

4.哺乳瓶の卒業式を行う

これは卒乳と同じ方法なのですが、哺乳瓶の卒業式を行いましょう

カレンダーで日にちを決めて赤ちゃんにわからなくても「この日にバイバイ」「哺乳瓶さよなら」と言い聞かせます。

当日は赤ちゃんと一緒に哺乳瓶「バイバーイ」と伝え卒業をさせましょう。

泣き叫んでも取り上げるとよくありませんが、卒業式をするとスムーズに哺乳瓶を卒業できたという声もありますので試してみましょう。

また目の前でゴミ箱へ捨てると効果があったなんて口コミもあります。

哺乳瓶を卒業した後の飲み物は?

哺乳瓶を卒業した後はコップやストローマグで飲むことになります。

その際には麦茶やお水が良いですし、コップならば牛乳やジュースでもよいです。

哺乳瓶でミルクを飲むことは「栄養の補給」という意味がありましたが、コップで飲むようになると水分補給という意味も入ってきますのでこまめに飲ませましょう。

哺乳瓶を卒業後の寝かしつけの方法【いつまでも頼らない】

哺乳瓶を卒業後の寝かしつけの方法【いつまでも頼らない】哺乳瓶を卒業したら大変と言われているのが寝かしつけです。

なかなか寝てくれないと苦労をするママも多いのです。

しかし、哺乳瓶がないと寝れないという状況から卒業するためにがんばった努力を無駄にしないためにもうまく寝かしつけていきましょう。

寝るまでの流れをつくる

一番大事なのは寝かしつけのリズムや流れと作ることです。

今までは哺乳瓶を使って寝ていたのを絵本を読む、抱っこをする、寝る時はクラシックなどの音楽をかけるなど赤ちゃんにとって寝るための流れを作りましょう。

赤ちゃんや子供の寝かしつけのリズムを作るならば「絵本」はとても最適です。

絵本を読んで「おやすみ」と声をかける。

そして部屋を真っ暗にすることで一週間くらい続ければ赤ちゃんの中で「寝る」ということが徐々にリズムづいてきますので寝るためのリズムを作っていきましょう。

パパが寝かしつけしてみる

哺乳瓶を卒業するとグズグズと泣いてしまうことも多く、1時間以上も付き合っても寝てくれないため「疲れてしまう」ママも多いです。

ママだとどうしても甘えますし、赤ちゃんも泣いたらママは哺乳瓶をくれるのではないかと思っています。

そのため、甘えられないようにパパが寝かしつけをしてみると良いですね。

パパが寝かしつけの担当になると、先ほど紹介をしたように「パパが来たら寝る」という流れができますので効果が期待できます。

パパも育児に参加できますし、その間にママは家事やゆっくりと時間をとることができますので一石二鳥です。

ママも一緒に寝る

次はママはどんなことがあっても寝ることです。

泣くと「どうしたの?」「抱っこ?」など甘えさせてしまいます。

しかし、ママは寝るもしくは寝るふりをし続けることで赤ちゃんも「泣いても無駄」と言うことが分かってきますね。

そのため、毎日ママも寝るならば一緒に寝ると自然と赤ちゃんも寝るというリズムがとれるようになります。

哺乳瓶はいつまで?のまとめ卒業の方法を試してみよう

哺乳瓶はいつまで?のまとめ卒業の方法を試してみよう哺乳瓶を使っている赤ちゃんも多いですがいつ卒業すべきかは難しい問題です。

目安としては1歳~1歳半のタイミングが最もよく、あまり長引くと良い影響もありません。

哺乳瓶と似ているものでおしゃぶりもありますが、歯並びの問題もありますし、甘いものを飲んだまま寝たら虫歯にもなってしまいます。

また、成長の過程で哺乳瓶よりもコップで飲むほうがよい時期になりますので卒業させてあげましょう。

もちろん子供の様子を見ながら無理矢理はダメなので、そこは注意をしておきましょう。

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