おしゃぶりはいつからいつまで使うのでしょうか?
おしゃぶりはそもそも使うべきではないのか?デメリットが多いなど悩んでいる子育て世代も多いです。
なぜならば、おしゃぶりを一度するとなかなかやめられなくなる、おしゃぶりを吸い続けると歯並びが悪くなるなんて言われているからですね。
この記事では記事ではおしゃぶりの効果と使う時期はいつからいつまで?デメリットについて書いています。
目次
おしゃぶりとは?保育園では禁止になっている赤ちゃんの道具
赤ちゃんの口に入っているおしゃぶりですが、説明をしろと言われると難しいですね。
そこで、おしゃぶりについてまずは書いていきます。
おしゃぶりとは「乳幼児にしゃぶらせるための乳首型の育児用品」です。
いろんなタイプのものが販売をされていますが、おしゃぶりの多く材質がゴムやプラスチックなスタンダードなものとなっています。
西松屋やベビザラスなど赤ちゃん用品を扱っているお店ならば間違いなく販売をしていますし、イオンや百貨店でもいつもミケルモノです。
そんなおしゃぶりですが、歴史を調べてみると実は1900年ごろからある歴史あるベビー用品です。
保育園では禁止!赤ちゃんのおしゃぶり
ちなみに保育園ではおしゃぶりは禁止です。
ほんとに、おしゃぶり様々じゃ。
保育園に向けて、おしゃぶり無しで寝かしつけしてみたら約1時間かかった💦— SPARK (@S3Y0) March 22, 2020
衛生的な問題、子供の生活に支障がでる、他の子供も欲しがる可能性など、集団の生活の中で問題があると判断をされるため禁止になります。
家に帰ってからおしゃぶりを使う分には問題はありませんが、保育園では使えませんので入園前にとっておきましょう。
→ 0歳児の保育園スケジュールと生活リズム!離乳食の時間と遊び ミルク
おしゃぶりはいつからいつまで?新生児も使えるのか?
赤ちゃんの精神的な安定、安心感のため、ママの育児の強い味方であるおしゃぶですが、気になるにはいつからいつまで使うものなのか?と言う点です。
新生児に使えるのか?それとも生後3か月を過ぎたあたりから対応をしていくべきなのか?など使う時期に迷うことも多いです。
ここからはおしゃぶりを使う時期を書いていきます。
おしゃぶりはいつから?新生児も使ってよいの?
おしゃぶりについていつからいつまで使えるのか?という点について書いていきます。
おしゃぶりは生まれた直後の赤ちゃんからつかえるものがほとんどです。
販売をしているおしゃぶりにはいろいろなサイズの乳首がありますので、新生児用を購入すればそれで対応が可能となりますね。
おそらく新生児期の赤ちゃんはなかなか泣き止まず、ずっと泣いてしまうこともあるでしょう。
ママも「どうして泣いているのだろう」「いつになったら泣き止むから」「わからない」「イライラする」など赤ちゃんとの生活になかなかなじめないこともあります。
そんなときにおしゃぶりを使ってみると落ち着いてくれたり、泣き止んだり、一人で寝てくれたりと大変で忙しいママの力になってくれます。
生まれた直後から使える育児アイテムですので新生児が使っても問題はありません。
おしゃぶりはいつまで?
新生児から使えるおしゃぶりですがいつまでも使うというのはやめておきましょう。
体が大きくなったタイミングでおしゃぶりと吸っているのは違和感がありますよね。
いつまでの時期としては「1歳半~2歳」のタイミングでやめると一番良いといわれており、遅くても2歳半までには絶対にやめましょう。
後ほどのおしゃぶりのデメリットに詳しくかきますが、おしゃぶりを続けることにより「歯のかみ合わせが悪くなる」という点は日本歯科医師会から言われています。
特に乳歯が生えそろう2歳半~3歳にかけては歯もが生えそろうので2歳ごろまでにはやめるほうが良いでしょう。
おしゃぶりの効果5選!メリットもあるので上手に使おう
そんなおしゃぶりですが、赤ちゃんが吸っていると落ち着いており、吸っているうちに寝てしまうなんてこともあります。
おしゃぶりは良くできているベビー用品で原子反射の吸綴反射と呼ばれる赤ちゃんが生まれ持っている反射の影響を使った用品です。
赤ちゃんには生まれたときから「吸てつ反射」という原子反射があり口に中に何でも入ったものを吸い込む力をもっています。
その反射があるおかげで生まれてすぐにママのおっぱいを吸うこともできますので非常に重要な反射です。
赤ちゃんが元からもっている反射を応用しているのがおしゃぶりなのです。
赤ちゃんはおしゃぶりとおっぱいや哺乳瓶の乳首と同じように吸っており吸い付きやすいアイテムともいえます。
つまり、精神的に落ち着かせる、安心をさせる効果があるのです。
最近は乳首タイプもありますが、歯が出てきた赤ちゃん向けの歯固めのためのおしゃぶりもあるので長い期間おしゃぶりを吸っている赤ちゃんもいます。
他にもおしゃぶりを吸うことによる効果がありますので5つ紹介をしていきましょう。
1.静かにしてくれる
ぐずっている、泣きやんでくれないなどの際におしゃぶりを加えてくれると静かにしてくれるという点は最大のメリットです。
赤ちゃんは不思議なもので自分の感情を泣いて教えてくれますのでわかりやすいです。
では、泣いているときに口のおしゃぶりをいれると吸てつ反射が起こるのでお腹がすいている、オムツが気持ち悪いなどでなければ静かにしてくれるようになります。
2.一人で寝てくれる
ママが疲れている、仕事で忙しくて手が離せないというときにおしゃぶりを使うと静かにしてくれますし、そのまま一人で寝てくれることがあります。
寝たら窒息の可能性もあるので外す方がよいですが、おしゃぶりを吸ったまま寝てくれることが非常に多いです。
3.公共の場で静かにしてくれる
バスや電車の中など静かにしなければならない、したいという時に泣かれると困りますよね。
もちろん赤ちゃんは泣くことが仕事で海外だとそのあたりも認めてくれるのすが、日本ではあまりよく思われません。
そんなときにお菓子を与えるわけにもいかないのでおしゃぶりをつかいましょう。
公共の場ではおしゃぶりをすっていると静かにしてくれることも多いのでうまく活用をしてみましょう。
4.ママのストレス軽減
赤ちゃんはなかなか泣き止んでくれないものです。
特に新生児期からしばらくは泣くことが仕事ですが、ママも赤ちゃんとの生活に慣れてしないためイライラしたりストレスが溜まってしまうこともありますね。
そんなときにおしゃぶりを使うと赤ちゃんも吸綴反射をするため静かになってくれます。
ママが少しだけ横になりたい、少し静かにしてほしい、ちょっと休憩などママの気持ちやストレス軽減のために効果があります。
5.夜の寝かしつけに便利
おしゃぶりを日中使うとずっとおしゃぶりを欲しがるため、夜の寝かしつけにだけ使っている家庭もあります。
夜は赤ちゃんも落ち着いて寝たいですし、ママ達も少しでも早く寝てほしいという気持ちがあります。
夜だけおしゃぶりと口にすると安心感からかそのまま寝てくれることも多く、ぐっすり朝まで寝てくれます。
夜の寝かしつけアイテムとしておしゃぶりと利用している人も多いですね。
おしゃぶりのデメリット3選!歯並びが悪くなる!やめられない問題
おしゃぶりを使うのか?使わないのか?については夫婦によって意見も異なってくると思います。
おしゃぶりには効果があります。
しかし、その反面デメリットもある育児用品です。
もちろん使うことが悪ではなく、うまく使えばよいですがデメリットを知っておくのと知らないのでは大きな違いが生まれます。
ここではおしゃぶりを使うことによるデメリットを紹介します。
1.おしゃぶりで歯並びが悪くなる!出っ歯に注意
歯並びが悪くなるって本当なの?なんて思う方もいますがこれは本当です。
おしゃぶりと使うと悪い影響があるといわれている定番の情報ですね。
指吸と同じで歯並びに影響を与える可能性が高いといわれています。
歯が出てくる時期にずっと吸っていることで口の中の環境に変化がおこり、歯のかみ合わせが悪かったり、前歯が前に出てきたりすることがあります。
つまり出っ歯になるということです。
おしゃぶりによる歯並びについては日本小児歯科学会に詳しく書かれていますので参考にしてみましょう。
(参考:小児歯科学雑誌「おしゃぶりはいつごろまで使っていてもいいのでしょう?」)
→ おしゃぶりは出っ歯になる?歯並びへの影響は?対処法を歯科医に調査
2.発語が遅くなる
おしゃぶりをすると静かにしてくれています。
そして、おしゃぶりと吸っているのでありがたいのですがその反面「親子のスキンシップが減る」「しゃべりかけることがなくなる」「赤ちゃんが手につかんだものを口に入れる機会がない」ということが起こります。
赤ちゃんの発語は親子のスキンシップや関わり、話しかけによって喃語が出てくるのですがその言葉の獲得の機会をすべて失ってしまう可能性がありますのでできるだけ使う時間は減らしましょう。
発語に大きな影響がでる可能性がありますので依存はしないようにしておきたいですね。
3.おしゃびぶりに依存してやめられない
おしゃぶりを頻繁に使うと、もはやおしゃぶりがないと生きていけない状態になってしまうくらい依存をしてしまいます。
これは本当によくありません。
保育園でも家ではずっとおしゃぶりをしている子供がいたのですが、保育園では使用を禁止していたためなかなか保育園に慣れず家に帰るとその反動でずっとおしゃぶりをすっているとママが話をしていました。
おしゃぶりに慣れるとおしゃぶりがない生活に戻れないため、おしゃぶりを使うタイミングは大事ですね。
→ 愛情不足の子供の特徴とサイン14選!対応策と大人になったときの影響
おしゃぶりは必要なのか?使い方のポイント
赤ちゃんのおしゃぶりですが効果もあればデメリットもあります。
そもそも必要なのかと言われると保育士としての意見ですが「必要ない」です。
おしゃぶりは赤ちゃんにとっては必要なアイテムというようなイメージがありますし、赤ちゃん=おしゃぶりという印象が強くあります。
おしゃぶりをすると赤ちゃんは吸てつ反射の行動により気持ち的に落ち着きますし、静かにしてくれるという点はあるのですがおしゃぶりを一度覚えさせると後が大変だという声はたくさんあります。
いつまでもおしゃぶりが取れないなんてことになってしまうことになり苦労をしたというママも多く、私は経験上使うべきではないと思い娘には一切使わせていません。
しかし、ダメな点もあればよい点もあるのがおしゃぶりなのでうまく使っていければ一番良いと思いますね。
おしゃぶりの使い方のポイント
おしゃぶりの難しいところはやめる時です。
例えばずっとおしゃぶりを使っていた子供にいきなり「今日で2歳だからやめなさい」と言っても赤ちゃんはやめられるはずはありません。
そもそも赤ちゃんがいきなりおしゃぶりを辞めることはできませんので最初からの使い方が重要になりますので以下のポイントに注意をしておしゃぶりを使っていきましょう。
使うタイミングを決めておしゃぶりの効果を実感
まず、大事なことはおしゃぶりを使うタイミングです。
日常的に使うというのは避けておく方が絶対に良いですね。
常につかうとおしゃぶりがないと生活ができなくなり、やめたいタイミングも一切とれなくなってしまうことから苦労をすることになります。
卒乳や断乳のタイミングとよく似ていますの、寝る前だけ、どうしてもぐずってしまいママもパパも手に負えないときだけ、本当に静かにしてほしいだけなど使う時を見極め、頻繁に使わないということが重要です。
危険は避ける
あと大事なことは危険は避けるべきです。
例えば、おしゃぶりを加えながら歩いている、走っているというのは転倒をしたときに危険です。
また、おしゃぶりをしたまま寝ると呼吸が浅くなってしまうため寝たら口から外す方が賢明でしょう。
おしゃぶりは口に入れているものなので、窒息をするという点がどうしても頭に浮かびますので注意をしたいところですね。
おしゃぶりの選び方!おすすめ3選
おしゃぶりの選び方について書いていきましょう。
実はいろいろなメーカーからいろいろか形状や材質のものが販売をされていますので一概にこれが良いというものはないので以下のことを参考にして選んでみてください。
ただし、赤ちゃんの口に入るものなので安全性には配慮をしましょう。
形状
形状は洗いやすいものや煮沸消毒ができるものを選びましょう。
口に入れるものなので消毒は必要になりますので形をみて煮沸ができるものなのかを判断するとよいですね。
おしゃぶりにケースやふたがついているものもありますので、それだと汚れにくくてよいでしょう。
ブランド
ブランドもいろいろとあるのですが、赤ちゃんの哺乳瓶を作っているブランドは安心性も高いでしょう。
たとえば、コンビ、アップリカなどは日本でも有名な企業です。
もし、赤ちゃんが母乳ではなく粉ミルクの母乳で育てているのならば同じメーカーのおしゃぶりを使うと安心感も高いでしょう。
微妙に形や固さに違いがあるのですが、赤ちゃんの口の感覚は驚くほど敏感なので同じにそろえてあげると落ち着くでしょう。
サイズ
おしゃぶりにはサイズがいろいろとあり、生まれたての新生児の口と1歳児になるころの口の中のサイズは全く違います。
月齢に合わせて歯やあごの発達を阻害しないように作られていますので赤ちゃんの月齢や時期に応じて購入をするおしゃぶりをえらびましょう。
消毒ができるものを選ぼう
そんなおしゃぶりですが赤ちゃんの口にはいるものなので、消毒は必須となりますので定期的におしゃぶりをつかって清潔に保っていきましょう。
消毒の方法は哺乳瓶と同じように煮沸消毒が基本ですが、消毒液、電子レンジ消毒などでできますので定期的に清潔に保つようにしましょう。
NUK ジーニアス2.0(キャップ付) 0~6ヵ月用
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こちらはおしゃぶりでも一番人気のNUKジーニアスです。
本物の授乳時に近い形を再現しているおしゃぶりで、裏側に凹みがあり、赤ちゃんの舌にマッチしやすくなっています。
まだ顎の力が弱い新生児でもくわえやすい柔らかさなので、安心して与えることができるおしゃぶりです。
新生児期からカミカミ期の赤ちゃんの成長に合わせてサイズをアップしましょう。
出っ歯になりにくい 蓄光デンティスター
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自然な口腔発達のために開発されたシリコンゴムのおしゃぶりです。
赤ちゃんの正常な歯並び形成をサポートします。前歯への圧力を少なくし出っ歯になりにくい設計のおしゃぶりです。
入眠サポートおしゃぶり
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赤ちゃんのおくちにフィットし入眠をサポートするおしゃぶりです。
おくちへのおさまりと吸いやすさを追求した形状。
舌が動いているときでも、おくちの中で安定する形状です。また、赤ちゃんが唇で保持しやすい幅になっています。
歯の発達に影響が少ないように配慮した、やわらかいシリコーンゴム製です。
おしゃぶりはいつからいつまで?保育園で使わない理由は歯並びと衛生
おしゃぶりに関しては否定的な意見も多いのは正直なところなのですが、忙しいママをサポートしてくれたり、公共の場で静かにできて他の人に迷惑をかけないなど活用方法はいろいろとあります。
そのため、「使うべき」とも言えませんし「使うな」ともいえないので夫婦でまずはおしゃぶりを使うかどうかについてここの記事を参考にしていただき議論をしてみて下さい。
そして、使うとなったらいつまで?使うタイミングは?という点はよく考えておくべきですね。
ちなみに同僚の保育士らとも話をしてみると、みんな自分の子供達には一切おしゃぶりは使っていませんでした。
そこまで使わなくても良いという意見が多く、一度使うとずっと依存をしそうだからという意見でしたし私も2人の娘たちには一切つかっていませんのでなくてもよいものではあります。
便利な面もあればデメリットもありますのでよく考えて使うようにしましょう。
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