おむつかぶれの原因と対処法はわかりますか?
実は赤ちゃんのオムツで多いトラブルといえば「オムツかぶれ」です。
多くのママたちが経験をしており、赤くなっていたそう、ただれてしまいおしっこがでるだけで染みて泣いてしまうという可哀そうな姿があります。
この記事では赤ちゃんのオムツかぶれの原因や対策、治し方について書いていきます。
目次
おむつかぶれの原因と対策6選!ワセリンが赤ちゃんの治し方によい?
では、まずはおむつかぶれについて書いていきましょう。
おむつかぶれは、おむつに直接触れている肌の部分が炎症をを起こして真っ赤になってしまうことです。
時にはぽつぽつとした赤い発疹ができたり、皮膚がただれたりするような症状も現れるのが特徴ですね。
もちろん赤ちゃんによって症状は様々なのですが、真っ赤になった部分から出血をすることもありますので見ているこちらも「痛そう」と思うくらいの感じです。
おむつかぶれができると赤ちゃんもしみたり、痛かったりすることもありますので泣いたりぐずったりすることもありますのできちんと対処をしてあげたいものですね。
ちなみに医学的には「おむつ皮膚炎」と呼ばれており、あせものような湿疹に近い印象となります。
おむつ替えは毎日のことなので、どうしても荒れてしまったり、傷がついたりすることも多いのは正直なところなのでしっかりとケアをしてあげましょう。
保育園でも多いおむつかぶれのトラブル
保育園でも0歳児や1歳児のクラスになると、ママ達が悩んでいるものがおむつかぶれです。
真っ赤になっているお尻をみるとかわいそうにかんじますし、見た目も痛々しいですね。
保育園でもシャワーできれいにあらってくれたりと対処はしてくれますが、家でも同じようにしなければ根本が治らない点は難しいですね。
特にママ達も忙しい子供たちを預かるので、おむつかぶれで悩んでいるママ達は多いです。
→ おむつはずれの平均年齢と時期はいつ?おむつが外れない子供の対処法
おむつかぶれの原因4選!ひどいときは小児科へ【男の子と女の子で違う?】
そんなおむつかぶれですが、おむつかぶれになる原因がもちろんありますので紹介をしていきましょう。
おむつかぶれになる原因はいろいろとありますのでまとめていきましょう。
おしっこやうんちの付着
まず、一番に考えられることはおしっこやウンチをきれいにふき取れておらず付着をしている状態で新しいオムツを履かせているケースです。
これをすると皮膚に悪い影響が起こりますね。
おしっこやウンチはアンモニアや酵素などの成分が含まれており、その成分の刺激によってお肌の弱い赤ちゃんはかぶれてしまいます。
また、おしっこやうんちをしたあとはオムツの中も蒸れてしまいますので湿度も上がりムレやすくなりますのっでよけいに肌に悪い影響がでます。
流れとしては以下の通り。
1,おしっこやうんちでオムツの中が蒸れる。 2,おしっこやウンチの成分により刺激を受ける。 3,カビの繁殖なども起こり炎症する。 |
このような流れで肌に刺激を与えることとなりますので注意をしなければなりません。
拭き時の摩擦【男の子と女の子で違う】
次に気を付けたいのはおしりについているおしっこやうんちをきれいにしようとしてごしごしとこすってしまうこと。
これキレイ好きのママがしがちなのですがごしごしこすってしまったり、なかなかきれいにならないからと繰り返し同じ場所ばかり拭くと大変なことになってしまいます。
結果的には赤ちゃんの肌に傷がつき、そこにおしっこやウンチをすることになりますので刺激があるため痛がるということになってしまいます。
ただし、男の子と女の子で拭き方も異なってきます。
ひどくならないように、肌が荒れないようにやさしくふいてあげてください。
ウェットな状態でおむつを替えている
おむつを変えるときにきれいに拭いたまでは良いのですが、そのあとに乾かさずにおむつを履かせると赤ちゃんのおむつの中は湿った状態でおむつをはくので蒸れてしまいます。
十分におしりが乾いていない状態でおむつを履かせると湿気がこもってしまいおむつかぶれにつながることもあります。
これはおむつ交換のときだけではなくお風呂上がりの時にも言えることなので注意をしなければなりませんね。
お風呂上り、おむつ交換のあとはしばらくはおむつを外しておき、赤ちゃんのお尻を乾かしてあげると良いですね。
しかし、おむつを早く履かせないといつおしっこやウンチをするか不安なママもいると思います。
そんなときはうちわなどをつかってぱたぱたと乾かしてあげると良いでしょう。
素材との相性が悪い
赤ちゃんのお肌はとても敏感。
そのため、肌にあうオムツがあれば肌に合わないオムツもありますし、布おむつが合わないという赤ちゃんも多いです。
実は赤ちゃんによってはおむつとの相性が悪いためおむつかぶれを起こしてしまうこともありますので、そんな時な一度おむつのメーカーを変えてみるという方法がおすすめです。
おむつかぶれはお肌のトラブルで特にデリケートな赤ちゃんだからこそ起こるものです。
もちろんママもしっかりとケアをしているつもりなのですが、それでも肌が荒れてしまったり、かぶれてしまったりしまうもの。
そこで、次におむつかぶれの対処法や治し方を書いていきます。
→ 紙おむつのおすすめを比較!人気商品とサイズの選び方とポイント3選
おむつかぶれの対策と治し方6選!ワセリンがよい?【新生児の赤ちゃんも同じ】
赤ちゃんのおしりが荒れてしまうとどうしてもかわいそうに見えてしまいます。
そのためにもおむつかぶれにならないためのケアをしたいものですし、対処をして早く治してあげたいものですので以下の方法を試してみてください。
1.おむつをこまめに取り換える
まずおむつかぶれになる大きな原因はおむつを交換する頻度です。
できるだけこまめに交換をしてあげることで赤ちゃんがおしっこやうんちをしていたとしても肌に接する時間を減らすことができますのでおむつかぶれを防ぐことができます。
一緒にいるママはこまめにおしりをチェックしてあげ、汚れたらすぐに取り換えるようにするとおしっこやうんちの刺激もうけることはほとんどなくおしりをきれいなまま保つことができますね。
紙おむつなどおしっこやウンチをすると色が変わるものが多いので、それを見つけたら交換をすると赤ちゃんのオムツの中は常に清潔な状態を保つことができます。
これをすることでオムツの中で肌がふやけたり、ウェットな状態にしないという効果を得られますのでおむつかぶれを極力減らせるでしょう。
紙おむつの注意点
このおむつかぶれで気を付けたいのは紙おむつです。
最近の紙おむつは本当にすごくよくできていておしっこがでたり、汗をかいても速乾の効果があるためいつまでもおしりがさらさらになっています。
もちろんあかちゃんのおむつかぶれを防ぐには最適なのですが、赤ちゃんが不快に思わないことから泣きません。
すると赤ちゃんも泣きませんのでママも忙しく用事をしているといつの間にやらおむつはパンパンなんてこともあります。
放置をするとおむつの中が蒸れてしまいますので、時間を決めてこまめにチェックをしてあげてください。
布おむつの場合はすぐに不快になるので交換頻度は高くできるでしょう。
2.おしりをシャワーなどで洗ってあげる
おむつかぶれの多い原因は強く拭きすぎ、ごしごしこすりすぎです。
どういうことかというと、おしっこやウンチはたしかにきれいなものではないためごしごしとおしりふきで拭いてしまうケースもあります。
しかし、赤ちゃんのお尻は思っている以上にデリケートで繊細なので、きれいに拭いているつもりがそのまま皮膚を傷つけてしまいそこから雑菌がはいって炎症を起こすということになります。
ごしごしこするとおむつかぶれの原因になりますので注意をしておきましょう。
おむつ交換時に手間もかかりますが、理想はシャワーでおしりをあらってあげると一番刺激もすくなくきれいに洗えます。
またその際にはできるだけ石鹸などもつけずに流水のシャワーで洗ってあげると良いですね。
おしり拭きをガーゼに変えてみる
しかし、そんな時間はあまり取れないという気持ちもわかります。
それならばガーゼをお湯にしたして拭いてあげるだけでもよいです。
おしりふきはいつも濡れているので便利なのですが、その反面赤ちゃんの肌には多少でも刺激がありますので理想はおゆで優しくふいてあげることです。
洗面所でもティファールなどでもよいので桶にお湯を入れて適度に気持ちのよい温度で拭いてあげるとごしごしこすらなくてもきれいに洗えます。
オイルコットンでふく
他にもオイルコットンできれいに拭くという方法もあります。
柔らかいコットンにベビーオイルやオリーブオイルを染み込ませて、優しく拭いてあげると肌への刺激も最低限に抑えられますので便利です。
滑りが良くなりますのでウンチもきれいにとれるようになり摩擦でお尻を傷つけることも避けられます。
うんちの場合はママ達も「きれいにしよう」という気持ちが先行をしてしまいごしごしとしてしまいがちですがそれは大きな間違い。
そんなときこそ優しくきれいに落とせる方法を考えましょう。
3.おむつのメーカーを変える
おむつかぶれがひどいという場合にはおむつの種類やサイズとよく考えてみましょう。
これは娘の時に会ったことなのですが、どうしても家計の関係で安価な紙おむつを使っていたのですがやはり安いものは通気性が悪く中に湿気がこもってしまうような状態になりおむつかぶれがひどかったです。
そのため、少し高いおむつに変えただけえで娘のおしりの状態は一気に変わったのでおむつのメーカーを変えてみるというのは1つの方法です。
また、布おむつでおむつかぶれが起こってしまうのならば一度紙おむつに変えてみるのも1つの方法です。
他にも赤ちゃんのサイズに合っているかという点も大事です。
足の付け根やお腹周りが赤くなっていたり、ゴムの跡がついているとおむつが小さいという証拠になりますのでワンサイズ大きめに変えてみると良いです。
サイズを変えるとおしっこやうんちを受け取る幅も広がりますのでおむつかぶれを防ぐことにもつながります。
4.おしりをしっかりと乾かす
おむつかぶれで一番気を付けたいのがおしりがウェットな状態になっていないかという点です。
おしりが湿っている状態でおむつをはくと結果的には蒸れているのでおしりの肌の状態悪い状態となり、そこにおしっこやうんちをすると刺激となるためおむつかぶれの原因となります。
そのため、おむつ交換をしておしりをきれいに拭いたらあとは乾いたタオルでふいたり、うちわで乾かしてから新しいおむつをはかせてあげると良いでしょう。
これは私も経験しているのですが、効果はすごくありました。
娘のお尻があれてしまっていた時に効果があったので、ぜひ試してみましょう。
急いでいる時でも・・・乾かしてあげてくださいね。
5.クリームやワセリンで汚れをガードする
おむつを交換するときにおしりをきれいにして、次におしりを乾かした。
そのあとにおしりにクリームやワセリンを塗り込んでからおむつを履かせると汚れからおしりをまもり、おむつかぶれをしにくい状態にできます。
ワセリンならば、白色ワセリンやベビーワセリンなど赤ちゃんのお肌に優しいものを選んであげてください。
ただし、塗りすぎはダメですしおしりが汚い状態に塗ると逆効果になりますので使い方には気をつけましょう。
6.病院へ受診をする【小児科へ行こう
いろいろなケアをしたし、赤ちゃんのおしりが荒れないように日ごろから気を付けていたのだけれどもおむつかぶれがなかなか治らないなんてことももちろんあります。
そうなったら自分でケアをするのではなく病院へ受診をしましょう。
これも娘で経験しているのですが、妻がいろいろなことをしたけれどもおむつかぶれが治らずおしりふきで拭いてもしみる。
そして、シャワーをしてもしみるのでかわいそうな状態になってしまいました。
そのため病院へ受診をすると市販ではない薬を出してくれますし、治療もしてくれますので結果的には治りも早かったです。
おむつかぶれでどうしようもないというときには病院へ受診をしてみましょう。
おむつかぶれの原因と対処法!ひどくなる前に小児科で治療をすべき
おむつかぶれについてここまでまとめて書いてきました。
おむつかぶれに悩む子育てママパパが多く、一度なってしまうとなかなか治らないという点も大きなデメリットであるおむつかぶれ。
そのためにもおむつかぶれにならないような対処法を実践しておくことが大事になりますね。
私も娘も2人ともおむつかぶれに悩んだことがあります。
もちろんなかなかすぐには治らなかったのですが、効果があったのはおしりふきからシャワーで毎回きれいにあらう。
そして、きちんと乾かしてからおむつを履かせるようにしたことでオムツかぶれは一気にきれいになりました。
赤ちゃんのお肌は敏感なのでこまめなケアが大事なだといえますので日ごろから意識をしてきれいにしてあげると良いでしょう。
いろいろ試したけれども治らないならば病院へ行くのが一番確実です。
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