新生児のミルクの飲ませ方の流れ7ステップ【体勢と哺乳瓶の使い方】

ミルクを飲む赤ちゃん
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新生児のミルクの飲ませ方をしっていますか?

はじめてミルクを飲ませるとなると、かなり緊張をします。

そして、どんなふうに飲ませればよいものかまよってしまいますね。

この記事では、新生児のミルクの飲ませ方、ミルクの作り方について書いていきます。



目次

新生児のミルクの飲ませ方7ステップ【下手な人は体勢を意識しよう】

ミルクを飲む赤ちゃん新生児のミルクの飲ませ方は以下の7つの流れです。

飲ませ方についても悩むことが多く、こまってしまうことがおおいですね。

飲ませ方のコツというよりは、基礎をしっかりとやれば問題ないです。

正しいミルクを飲ませるやり方を身につけましょう。

1.ミルクを作って人肌にする

2.ママが座り膝の上に赤ちゃんを乗せる

3.頭の下に腕を入れ高くする

4.哺乳瓶を赤ちゃんの口にくわえさせる

5.哺乳瓶は45度上にあげて空気を減らす

6.赤ちゃんの目をみて話しかける

7.飲んだあとはゲップをさせる

1.ミルクを作って人肌にする【40℃程度が適温】

まずはミルクをつくりましょう

作り方については下に書いています。

注意点としては、粉がしっかりと溶けるようにしてあげてください。

温度の適温は40℃で、人肌が基本の考えです。

新生児のミルクの量はどれくらい?

新生児のミルクの量は難しいですね。

生まれてから8日までは一日に10mlずつ増えていきます。

その後は半月まで80mlを一日7回~8回。

生後半月~生後1ヶ月までは80ml~120mlを7回程度が目安です。

→ 新生児のミルクの量は?赤ちゃんの月齢別の目安量と判断のポイント

2.ママが座り膝の上に赤ちゃんを乗せる【体勢は横抱き】

ミルクができたら、膝の上に赤ちゃんを乗せましょう。

体勢は横抱きで、ママの利き手にはミルク、利き手でない方に赤ちゃんの頭を持って行ってください。

その時に、ママもしんどくない姿勢にすることが大事です。

3.頭の下に腕を入れ高くする・ガーゼを口元に【吐き戻し防止】

赤ちゃんの頭の下に腕をいれ、高くあげます。

吐き戻しをさせないため、そしてミルクを飲みやすくするための方法です。

頭を高く上げたら、口元にガーゼをおきましょう。

ミルクが口から垂れる、吐いたときの予防の方法です。

4.哺乳瓶を赤ちゃんの口に咥えさせる【スピードに注意】

哺乳瓶の乳首を赤ちゃんにしっかりと咥えさせましょう。

すると、赤ちゃんには吸てつ反射と呼ばれる吸う感覚がありますので、どんどん吸っていきます。

飲むスピードは10分が目安【早いときは乳首を変える】

赤ちゃんのミルクを飲むスピードは約10分が目安です。

この時間で飲むことができれば、問題はないのですが、早い場合は乳首を調整しましょう。

おそらく新生児用が穴が小さく最適です。

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5.哺乳瓶は口に対して90℃を目安に【空気を飲ませない】

哺乳瓶の角度は大事です。

赤ちゃんの口に対して、哺乳瓶を90度にしましょう。

哺乳瓶で注意をしたいのは空気を赤ちゃんが飲む量を少なくすることです。

そのために、90度にして飲ませている哺乳瓶から空気をのまないように注意をしてあげてください。

6.赤ちゃんの目をみて話しかける【愛着関係の構築】

赤ちゃんの目を見ながら、ミルクをのませましょう。

ミルクは赤ちゃんにとっては食事ですが、ママと関係を築く大事な役割もあります。

そのため、飲ませながら「おいしいね」「ねむたいの」など声をかけてあげてください。

赤ちゃんも目をみてもらえると嬉しいものです。

7.飲んだあとはゲップをさせる【お腹を張らせない】

全部飲んだら、最後がゲップをさせましょう。

新生児期の赤ちゃんはミルクを飲むのが下手です。

そのため、空気も一緒にすってしまいますので、飲んだあとは縦抱きにしてゲップをさせましょう。

→ 新生児のゲップの出し方3選!全然出ないときのコツと抱き方と態勢

新生児がミルクを飲んだ量をチェックしておこう

新生児が飲んだミルクの量をチェックしておきましょう。

赤ちゃんはその時によって、飲むときと飲まない時があります。

そのため、一日のミルクの総量をみて判断をする必要がありますね。

生後半月まで:一日あたり560ml~640ml

生後半月~1ヶ月まで:一日あたり560ml~720ml

(参考:明治「赤ちゃんに必要なミルクの量を知ろう」)

新生児のミルクの飲ませ方の前段階【準備と作り方を解説】

哺乳瓶とミルク次にミルクの作り方を書いていきましょう。

ミルクを作るためには、粉ミルクと哺乳瓶があればOKです。

粉ミルクの人気はほほえみですので、迷ったら購入をしておきましょう。

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→ 粉ミルクの比較おすすめランキング6選!成分口コミでほほえみが1位?

新生児のミルクの作り方【7ステップで簡単にできる】

次に新生児のミルクの作り方です。

慣れればすぐにできますので、以下の文章と、わからなければ和光堂の動画も張っています。

そちらをご覧ください。

1.消毒をした哺乳瓶に適量のミルクを擦切りで入れる

2.一度沸騰をした70℃のお湯を2/3まで注ぐ

3.ふたをしめて哺乳瓶をまわすように振り溶かす(やけどに注意】

4.残りの1/3に70℃のお湯、もしくは衛生的な白湯をいれる

5.ふたをして混ぜる(振ると泡ができるので優しく)

6.適温まで流水で覚ます(40℃)

7.ママの腕の裏側にミルクを垂らして温度を確認し飲ませる

(参考:森永乳業「ミルクの作り方」)

特に温度だけは注意をして下さいね。

新生児のミルクに飲ませ方【退院までに購入すべきアイテム】

また、退院をしたらいきなり授乳が始まります。

そのため、出産前に準備をしておく必要があります。

・哺乳瓶(2本~3本)

・乳首(新生児用2つ)

・粉ミルク(1缶にして様子をみる】

・お湯を沸かすためのもの(ケトルと白湯でもOK)

・洗浄ブラシ(哺乳瓶用)

・消毒用品(煮沸で代替え可能)

※鍋、哺乳瓶ばさみ

哺乳瓶もいろいろな種類がありますが、プラスチックよりは瓶がおすすめです。

理由は温度調整がしやすく、傷もつきにくいため衛生面でも保つことができるためです。

プラスチックは持ち運び用に持っておけば十分。

保育士としては自宅で使うときは瓶をおすすめしますね。

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→ 新生児がミルクをすぐ欲しがる飲みすぎる時の対処法!あげすぎ注意?

新生児のミルクの飲ませ方の疑問【赤ちゃんが飲まない原因と対処法7選】

ミルクを嫌がる赤ちゃん次に新生児のミルクの飲み方の疑問です。

特に多いのは「飲まない」「飲んでくれない」というものです。

新生児がミルクを飲んでくれない時は、何らかの原因があります。

以下の7つが多い理由ですので、参考にしてください。

1.ミルクの温度を確認する

2.ミルクを飲む環境が落ち着かない

3.抱っこが安定をしない

4.赤ちゃんの体調が悪い

5.お腹が空いていない・眠たい

6.ミルクの時間間隔が短い

7.オムツが気持ち悪い

1.ミルクの温度を確認する【適温は40℃】

ミルクの温度をまずは確認しましょう。

赤ちゃんによって「ぬるめ」「あつめ」と好みがありますので、把握をする必要がありますね。

適温は40℃となるため、温度をチェックして下さい。

ぬるすぎる場合は、湯煎をしてもう一度温めなおしましょう。

2.ミルクを飲む環境が落ち着かない【室温・明るさ】

ミルクが落ち着いて飲める環境になっていますか?

例えばテレビがついている、騒音がうるさい、ママがスマホを触っている。

こんな風に赤ちゃんはミルクに集中できない環境になっていると飲んでくれません。

日光があたりすぎるのも問題ありです。

最適な温度と、落ち着いて飲むことができる環境を整えましょう。

3.抱っこが安定をしない【ママが安定すること!下手が注意】

抱っこが安定をしていないかもしれません。

頭の角度がしんどい、ママがふらふらしている、抱っこに安定性がない、パパが恐る恐る挙げているなどです。

安定しないと不安になってミルクを飲んでくれませんよ。

下手な抱き方になっていないか、一度確認をしてみましょう。

4.赤ちゃんの体調が悪い【鼻水・発熱・咳】

もしかすると体調がわるいかもしれません。

熱や鼻水をチェックしてください。

鼻詰まりがあると、しんどいですし、咳がでると落ち着いてのめません。

あまり飲んでくれないときは、熱を測って様子をみましょう。

5.お腹が空いていない・眠たい

赤ちゃんによってはお腹が空いていないだけのこともあります。

3時間あけていたとしても、お腹が空いておらず飲まないなんてこともありますね。

そんなときはもう少し時間をズラしても良いです。

あとは、単純に眠たいためのミルクをのまないこともあります。

6.ミルクの時間間隔が短い【3時間が目安】

ミルクの時間感覚が短い可能性があります。

3時間おきがきほんですが、もしかすると2時間でのませようとしていませんか?

赤ちゃんによって体調もことなりますので、様子をみてすすめていきましょう。

7.オムツが気持ち悪い【おしっことうんちをチェック】

オムツが気持ち悪いかもしれません。

おしっこが出ている、うんちが出ていて、ミルクに集中ができない状態の可能性もあります。

一度チェックをしてみましょう。

→ 赤ちゃんがミルクを飲まない原因と理由は?飲むようになる対策5選

新生児のミルクの飲ませ方のまとめ【飲まない時は下手かも?原因を見極めよう】

寝る新生児新生児のミルクの飲ませ方について書きました。

基本を大事にして飲ませるようにしましょう。

赤ちゃんにとっては大事な食事であり、ママのコミュニケーションの場でもあります。

毎日育児に追われますが、ミルクの時間だけは赤ちゃんも落ち着きます。

落ち着いて飲ませてあげてください。

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