加配保育士が辛い理由3選【仕事と役割と障害児を見る資格と難しさ】

大人と子供の指
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加配保育士が辛いという声があります。

加配保育士とは障害児の子供とサポートする保育士のことです。

保育園にも障害児を受け入れる制度があり、その子供に付くために仕事をしています。

この記事では、加配保育士の辛い理由、仕事と役割、求人や給料の実業がわかります。



加配保育士が辛い3つの理由求人と給料【悩みが多く辞めたい人も多い】

トンネルに入る女の子加配保育士の求人と給料についても書いていきましょう。

加配保育士はそこまで求人が出ていませんし、辛いことも多い保育士です。

その理由について、書いていきましょう。

1.加配保育士の求人が少ない

2.給料は保育士と同じ扱い

3.キャリアが積みあがらない

1.加配保育士の求人が少ない【制度に対応してない保育園が多い】

そもそも求人がとても少ないです。

加配保育士の求人数はとても少なく「やりたい」と思って求人を探してもみつかりません。

理由は簡単で、対応をしていない保育園が多いためです。

加配保育士は補助金が出たとしても、保育園にとってメリットがあるものではありません。

つまり、制度を利用しない、もしくは障害児を受け入れていない保育園もあるためです。

2.給料は保育士と同じ扱い【パート採用が基本】

給料は保育士と同じ扱いになります。

ただし、採用はパートとなることがほとんどです。

パート保育士がいれば、特に新規の採用はせずにその人を配置する場合が多いです。

正社員で加配保育になることはありません。

障害児加配はいつまでも付くものではなく、子供の成長と共に離れていくものです。

そのため、年度の途中で普通にクラスへ入っていけるようになれば、加配は必要なくなるのです。

そこへ正社員と投入するということはもったいないですね。

3.キャリアが積みあがらない【保育士としてのスキル】

保育士としてのキャリアは積みあがりません

そもそも保育ではなく、障がい児についている保育をしているため、クラスの運営はしていません。

また、他の子供達への保育もできていないため、スキルやキャリアは伸びません。

転職をしたいと思ってもスキル不足になる可能性があります。

加配保育士の辛い仕事と役割と配置基準【障害児を見る資格と難しい理由】

加配保育士の仕事と役割と配置基準【障害児を見る資格と難しい辛い理由】加配保育士は障害児をみます。

ただし、これは市区町村が認めて、加配が必要だと認められた子供を見る制度です。

障害児をメインに考えてしまうと、どうしても他の子供達の保育に影響がでます。

それを防ぐ意味でも、加配保育士が必要なのです。

加配保育士とは?障害児童を見る保育士【配置基準は?】

障害児の児童を個別にみるのかといわれるとそうではありません。

よほどの重症児の場合はあり得ますが、重度になると保育園では受け入れが不可となります。

配置基準も明確な決まりがあるわけではなく、2人の障害児に対して1人の先生が見るイメージですね。

自治体によって設けており、中には3名に対して1名の保育士の場合もあります。

障害の度合いに対して配置をするため、基準通りにいかないこともおおいです。

辞めたい加配保育士は多い【やりがいにかける】

障害児加配をやりたいという先生は少ないです。

やりがいといわれると、そこまでありません。

障害児と関わりたいならば、最初から障害児施設へ行けばよくなります。

他の先生たちとはしている仕事も違うため、相談もしにくく悩んで退職をしてしまう先生もいます。

→ 保育士の退職挨拶の伝え方のポイント!保護者と職員 子供への挨拶例文

加配保育士の仕事内容と役割6選【辛い悩みも多い仕事】

シーソーにのる子供加配保育士の仕事内容と役割について書いていきます。

加配保育士として、仕事をすることになるとどんなことになるのでしょうか?

1.障害を持っている子供の手助け

2.個別の指導案の立案

3.危害を加える場合は他の子供の安全面を守る

4.クラスのサポートを行い担任とクラス運営を考える

5.福祉や行政機関との連絡窓口

6.その他のクラスの障害児のサポートも行う

1.障害を持っている子供の手助け【補助をする】

基本は障害を持っている子供をサポートすることになります。

保育園はこの子供だけではなく、ほかにもたくさんいます。

その子供たちのペースについていけないために、加配保育士が配置をされています。

補助をしたり、少しでもみんなの輪に入れるようにしたりすることが主な仕事です。

集団に入れない時には個別につき、他の子供の保育に影響がでないように配慮をします。

2.個別の指導案の立案【カリキュラムの作成】

加配保育士には補助金が出ています。

そのため、障がい児に対して保育をしっかりとしていくことが求められます。

例えば、個別の指導案の立案です。

保育園では各クラスごとに指導案がありますが、障がい児の場合は個別のカリキュラムが必要です。

主についている障害児加配の先生は、その子供に対する個別に指導案を作成します。

その際には療育センターや障害児を見る先生がいますので、その意見を聞いて反映させます。

→ 保育指導案の書き方のコツ!週案/月案/日案はねらいと目標が重要

3.危害を加える場合は他の子供の安全面を守る

障害児の中には、児童に危害を加えてしまうケースもあります。

その際には、他の子供を守るという仕事があります。

危害が加わらないようにまもったり、時には助けたりすることが大きな仕事ですね。

もちろん、危害がなければ子供達との触れ合いも大事にします。

4.クラスのサポートを行い担任とクラス運営を考える

クラスのサポートを行う仕事です。

障害児加配だからといって、ずっと一人や二人の子供についているわけではありません。

適度に離れたり、付いたりしなければなりませんし、クラスの運営もサポートも必要です。

そのため、雑務などを手伝ったり、時にはクラスでも遅れている子供のサポートに入ったりします。

5.福祉や行政機関との連絡窓口

障害児に関しては、福祉機関や行政機関から定期的な巡回があります。

そのため、その巡回対応や、窓口をなって電話対応をしたりすることが求められます。

現在の状況、これからも加配の必要性などを伝えることになりますので、役割をしても重要です。

6.その他のクラスの障害児のサポートも行う

自分が担当をする障害児がいますが、他のクラスの障害児へサポートに入ることもあります。

障害児は1つのクラスとは限らず、他のクラスにもいます。

その際には障害児加配の先生で会議をしたり、時には変わって対応をしたりします。

他のクラスの障害児にも目を配る必要がありますね。

加配保育士になるには資格が必要?求められる能力3選【辛いから脱出】

男の子の兄弟たち次に加配保育士になるための方法について書いていきます。

加配保育士には誰もがなれそうですが、求められる能力があるのです。

その3つを紹介しましょう。

1.保育士資格は必須

まず、資格は保育士資格です。

これは必須の資格となっており、持っていない人は障害児加配になることができません。

有資格者で泣ければ、障がい児加配の担当にはなれませんので、注意をしましょう。

2.障害に対する正しい知識を理解

障害に対する正しい知識と理解が必要です。

加配に付く子供によって障害の内容や重さも全く異なります。

その際に大事なことは、理解と対応に対する正しい知識です。

もちろん、保育士の知識だけではどうしようもないため、研修へいったり、療育センターの方にアドバイスを受けたり。

そんな風にしながら、子供にとって最善の対応をすることが求められます。

正しく障害を理解し、対応をすることが求められるのです。

3.保護者へのケアと配慮ができる【保護者対応】

保護者へのケアと配慮が必要です。

障害児の保護者には配慮をすることが求められます。

関係をつくり、時にはケアや配慮も必要な保護者とは面談をすることで、対処をしたりします。

コミュニケーション能力は間違いなく求められますね。

加配保育士は辛い!仕事内容と給料と役割のまとめ【先生の意味を考えよう】

考える男の子加配保育士の仕事について書いてきました。

私が保育士になった15年ほど前はたくさんの加配保育士がいました。

しかし、今はだいぶと減っており、クラスの担任が兼務をするような形が一般的です。

そのため、加配保育士になりたいと思っているならば難しいですね。

保育士として生きていく場合には、普通の保育士としてキャリアを考えるほうがよいかもしれません。

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