保育園の呼び出し基準を知っていますか?
実は保育園は子供を預かってくれる施設ではあるのですが、子供の体調などについて一定の基準を設けており場合によってはお迎えを依頼することがあります。
なぜならば、子供の体調は急変しやすいためリスクがありますし、保育園の役割は元気で健康な子供をみることだからです。
しかし、働いているママやパパからすると少しでも長く見てほしいという気持ちがありますよね。
この記事では保育園から呼び出しの基準や呼び出し連絡がきたときの職場での対処の方法、保育園からの呼び出しを減らすための対策がわかります。
目次
保育園の呼び出し基準は熱と下痢?連絡がくる6つの特徴
保育園へ入園をすると誰もが一度や二度は経験をするのが保育園からの呼び出しになります。
小さなお子さんだと毎週のように会社から電話がかかってくることになりますし、中には一度も保育園から電話なんてなかったよという人もいるでしょう。
私は下の娘を0歳児のころから預けているのですが、毎週のように妻はお迎えに来るように連絡が来ておりいつもお迎えに向かっていましたね。
熱も下がって次の日から仕事に行ったにも関わらずまた電話が来たりすることも多く苦労をしていましたが、大きくなると呼び出しもほとんどなくなっていましたね、
そんな保育園からの呼び出しになりますが、お迎えの予定よりも早くお迎えを求められる理由は何でしょうか?
原因として多いのは、以下のものがほとんどです。
・急な発熱 ・繰り返し下痢便もしくは水便が出てきた ・嘔吐をした ・皮膚などに何らかの湿疹が出てきた ・災害関係のお迎え養成 ・大変な事件が問題が起こった |
もちろん保育園としてもできる限りは見てあげたいという気持ちはあるのですが、1人許してしまうと他の人の子どもが体調不良になろうが見なければならなくなるため一定のルールを決めて連絡をするようにしています。
その理由について簡単に書いていきましょう。
1.急な発熱
これは保育園でのお迎えの中でも最も多い理由となっています。
保育園では基本的に元気な子供を預かる施設となっており預かっている保育園にもよりますが基本的には病児保育をしていない限りはお迎えを要請されることになります。
保育園によって基準は異なりますが、子どもの発熱の場合は38℃がお迎えの基準となる場合が多いですね。
しかし、インフルエンザなどの感染症が流行している場合などにはもう少し熱が低くても早めに連絡が来ることもあります。
これは厚生労働省のガイドラインにも定められていることから、基本的な基準に関しては保育園が決めているのではなく厚生労働省の決まりに保育園も従っています。
また、子どもの急な発熱は重病化をする可能性もあることからお迎えを依頼するケースが多いです。
コロナなどの感染症が流行をしたときには37.5℃がお迎えの基準、登園できない基準にかわることもあります。
(参考:保育園における感染症対策ガイドライン)
2.繰り返し下痢便もしくは水便が出てきた
下痢便や水便は他の子どもに感染をすることから、保育園ではすぐにお迎えの連絡をすることになります。
下痢や水便が出ているということは明らかに体の調子が悪いことがわかりますし、感染性胃腸炎などのロタやノロウィルスの可能性も高いことからお迎えの連絡となりますね。
これも私は保育士になったころはそこまで厳しくなかったのですが、ここ数年は下痢や水便に関してお迎えの連絡をするように市役所からも厳しく指導をされています。
理由は単純に健康な子供にも感染の恐れがあるためです。
3.嘔吐をした
嘔吐も保育士が様子をみて、明らかにおかしい嘔吐の場合にはすぐにお迎えをお願いする場合があります。
例えば、食事をしている最中に咳込んだことによるお迎えになることはあまりなく、突然嘔吐して嘔吐をしたものから明らかに変なにおいがする、嘔吐をしてから明らかに顔色が悪く体調も悪い。
嘔吐もノロやロタウィルスの可能性もあることから、保育園によって対応は微妙に異なるかもしれないですが、お迎えになるケースは多いです。
市町村によっては嘔吐の状況にかかわらずお迎えを依頼されることもあります。
4.皮膚などに何らかの湿疹が出てきた
身体や手足など身体の部分に今までに見たことがない発疹が出てきたリ、様子が明らかにおかしいという場合にはお迎えをお願いすることもあります。
例えば、朝はなかったのに急に原因不明の発疹が体中に出てきたという場合には保育園ではただの発疹なのか?もしくは水疱瘡や手足口病などの病気なのかの判断はできないためお迎えを依頼する場合も多いですね。
5.災害関係のお迎え要請
これはやむおえない措置になるのですが、地震、火事、台風など何らかの自然災害によりお迎えを依頼する場合もあります。
災害関係の場合は保育園だけの問題ではなく、市町村の判断になっているケースも多いことからどうしようもないため早めにお迎えに行ってあげましょう。
特に台風関係についての対応はその保育園によって異なっており、早朝に台風が接近をしており暴風警報が出ているだけでも閉園になったり、お昼に暴風警報がでただけでお迎えに来るように言われたりします。
もちろん災害系でも会社はあるため預かってほしいという気持ちになることはありますが、災害は自然現象となるため早めにお迎えに行ってあげましょう。
6.大変な事件が問題が起こった
これも突発的に起こっていることで、近所や保育園の周辺で急な事件や事故でお迎えになる場合もあります。
私が今までにあったのは、勤務をしていた地域で新型のインフルエンザが見つかったために閉園をしなければならないという決まりになります。
この際には自治体から閉園するために全員にすぐにお迎えに来てもらうように通達が来て保護者に仕事を切り上げてきてもらっていましたね。
お迎えの基準や理由は様々
私も現場で保育士をしているときにお迎えを依頼したり、お願いをすることも多かったのですがもちろん仕事中に悪いなと思うことは多かったですね。
しかし、保育園内には守らなければならないルールもありますし何よりも子どもの命が大事であるということが基本的な考えになることから渋々お迎えのお願いをすることも多かったです。
経験上でお迎えの連絡をするケースで多いのは「発熱」「下痢」でしたね。
子どもの体調は急変することからすぐに電話をしてお迎えに来てもらうことも多かったです。
私は初めて保育士になってから15年ほどになりますが、年々お迎えに関する基準は厳しくなっていますがそのころと比較をした場合に「こんな病気はなかったのでは?」と思うような病気も多くなっているという感じがしますね。
下痢嘔吐は保育園のお迎え基準が厳しくなった
私も保育士をしていてこの呼び出しについては変化をしてきている傾向に感じます。
しかし、ここ数年で下痢と嘔吐についてはいろいろと科学的にもわかってきていることもあるのですがより厳しくなっています。
その理由としては「下痢」「嘔吐」に関しては個人で解決できるような病気ではなく、その吐いたもの、出したものから飛沫感染といって空気中にある菌によって感染をしてしまう可能性があります。
保育園、幼稚園、小学校など集団生活の中で他の子供への感染源になる可能性があることからより厳しくなっている傾向にあります。
昔はそこまで厳しくなかったのですがロタやノロなど昔はあまり騒がれるようなこともなかった菌が出てきているということも大きな要因なのかもしれません。
保育園からの呼び出し連絡がきたときの対応方法3選【無視はダメ】
保育園からの呼び出しをされた場合に気をつけなければならないのは、呼び出しがあったときにスムーズにお迎えに行くことです。
保育園から呼び出しの電話はかかってくる可能性が高いのは、保育時間開始直後や、昼寝の前もしくは後、夕方などにお迎えの連絡が来る場合が多いですね。
そんなときには次に紹介をする3つの方法で乗り切りましょう。
1.ルールを夫婦で決めておく 2.子供の体調管理を徹底する 3.お迎えにいけない時の対応を決める |
詳細について書いていきましょう。
1.ルールを夫婦で決めておく
まず、保育園へ子どもを預けた場合にお迎えの呼び出しがないということは基本的にあり得ません。
保育園からのお迎えは基本的に何らかの事情によりほとんどの人が経験をするものとなっています。
そこでまずは大事なこととしてお迎えのルールを夫婦間で決めておきましょう。
例えば「お迎えは基本ママが行くけれども、次の日に休まなければならないときはパパが一日見る」などどちらかに負担がかからないようにしてあげることはとても大事だといえます。
呼び出しに対してお互い働いているのだから「お互いが平等」という考えを持っておくことでイライラしなても良くなりますので、夫婦間でお迎えの連絡や対応の方法について話し合いをしておきましょう。
2.子供の体調管理は日ごろから気を付けておく
お迎えの連絡は来ることは仕方がないことなのですが、その時に対応をするのではなくその前に対応をしておくということも大事になります。
例えば、最近咳をしたり、鼻水を頻繁に出しているならば土日はゆっくりと休ませてあげたり、夜更かしをさせない、食事はしっかりと食べさせるなど健康的な生活を送れるようにしてあげると良いでしょう。
また、病気の疑いがあったり、なんか様子がおかしいという場合には病院へ早めに受診をしたり、治療をしたりすることで保育園からの呼び出しを未然の防ぐことも可能となりますし、
ママが次の日に会社で大事なことがなく休める状態ならば前もって休ませるという方法もオススメになりますね。
3.お迎えにいけないときに対応方法決めておく
お迎えにいけない時ももちろんあります。
例えば、出張に出ておりどう頑張っても3時間はお迎えにいけない、仕事が忙しすぎて手を離せる状態ではないなど何らかの問題が起こる可能性もあります。
そんなときに保険としてサポート体制を自分でつくっておきましょう。
ママの実家の両親、パパの義両親、親戚などに前もって頼んでおくというのも1つの方法ですね。
また、自治体が運営をしているベビーシッターサービスであるファミリーサポートや病児保育送迎サービス、看護師が常駐をしているベビーシッター、お迎えがいつも早いママ友など誰でもよいと思います。
最近は保育園から連絡が来ても無視をしていつまでもお迎えに行かないというルール違反をする保護者もいるのですが、子どもに何かあってからでは遅いですので気を付けましょう。
最近は送迎タクシーと呼ばれるタクシーの運転手が保育園まで送迎をして、そのまま自宅まで送ってくれるサービスも実施しているところがあるようですので、住んでいる地域で送迎が可能なものがないかを確認してみましょう。
保育園へお迎えに行けない時の対処法【お迎えにこないはダメ】
しかし、仕事でどうしてもお迎えに行けない事態があるでしょう。
そんなときにはどうすればよいものでしょうか?
以下の方法を試してみて下さい。
両親に甘えよう【夫にも聞いてみる】
仕事をしていたとしても、基本はお母さんがお迎えに行くことも多いと思います。
しかし、仕事をしていると職場では「帰っていいよ」なんていわれてもどうしても気をつかいますし、小さな子供の場合だと頻繁にお迎えに行くこともあるでしょう。
そんなときにお母さんばかりがお迎えにいくのではなく、夫や両親に依頼をしてお迎えに行ってもらうという方法も先にルールを決めておきましょう。
結局そこは大事なポイントとなっており、家族でもいつも同じ人がお迎えに行くと「私も仕事をしているのに」という不満から気持ちの面でもイライラしてしまうことになります。
そうならないためにも日ごろの送迎から夫や両親、親戚などにお迎えをお願いするようにしておきましょうね。
ただし、近所でなければダメな点があります。
ファミリサポートを利用する
ファミリーサポートは近隣に住んでいる子供を預かっても良いという方は子供の送迎などをしてくれるサービスです。
そのため、急な発熱で仕事が終わるまでとりあえず保育園へ迎えに行ってほしいなどで非常に便利なサービスです。
事前に面談や登録などクリアをしておかなければならないポイントはありますが、いつでも利用できるように先に登録、面談だけでも済ませておくと良いでしょう。
ベビーシッターを利用する
ベビーシッターもファミリーサポートと同じですが、ベビーシッターは会社組織で運営がされているケースが多いです。
そのため、急な預かりにも対応をしてくれますし中には看護師が常駐をしているケースもあります。
ファミリサポートよりも割高ですが、急な対応もしてくれる点は大きなメリットだといえます。
無理をしないようにしよう
私が保育園へ勤務をしていた時に1歳児になったときに職場復帰をしたお母さんがいたのですが、そのお母さんは仕事に熱心な方でした。
そのため、子供が熱を出してもなかなかすぐにはお迎えに来ることはできず仕事も忙しそうにしていましたね。
もちろん仕事をするということはある程度覚悟をしており、子供を犠牲にするということなのですが最終的に負担がかかるのは子供です。
たったの半日帰ってこれなかった結果、1歳児の子供は熱をこじらせ入院。
最終的には1週間入院をしなければならずお母さんも仕事を一週間休んで子供の入院生活に付き合うことになりました。
結局無理をしてしまった結果、職場にも余計に迷惑をかける形となったので熱などでお迎えに行きにくいこともあるかもしれませんが子供のことを最優先に考えましょう。
保育園からの呼び出しがきたときの会社や職場での対応方法4選
お迎えに関する対応の方法は先ほど紹介をしたような3つの方法で可能となります。
しかし、呼び出しで送迎をしなければならないというときには上司や同僚、部下にも気を遣うことになります。
そんな時のために会社での4つの対応方法を意識しましょう。
1.仕事は前倒しで進めておく 2.引継ぎは確実に行う 3.任されている仕事は確実に行う 4.早めに出勤をして仕事を片付ける |
1.仕事は前倒しで進めておく
お迎えに来てほしいといつどのタイミングで連絡が来るのか不明な点も多いです。
そのため、前もって仕事をどんどん進めておきましょう。
例えば、仕事を進めておくと余裕も出てきますし自分自身が焦らなくてもよくなりますし、会社の同僚たちへの迷惑も最小限に抑えることが可能になります。
また、インフルエンザなどになると最短でも5日間は休まなければなりませんが5日先まで仕事を終わらせていれば気兼ねなく休むことができますし、子どもを見ながら自宅で仕事を進めることも可能になりますのでおすすめです。
少しでもできる仕事は進めておきましょう。
2.引継ぎは確実に行う
保育園から呼び出しの電話が来るともちろん急いで帰らなければならない時もあります。
そんなときには同僚にきちんと引継ぎを行っておきましょう。
子どものことで早退をした人にわからないことがあっても案外電話もしにくいものですし、確認もしにくいというのが正直なところです。
そのためにも、呼び出しでお迎えになったらその先の2日分くらいのことはメモをして進めておきましょう。
また、上司には子供のことや仕事のことをこまめに報告、連絡、相談をしておきましょう。
上司も鬼ではありませんので、子どもの発熱などで帰らなければならないならば送り出してくれますが、長期来れないのか?それとも次に日には登園できるのか?
そのあたりの細かいことがありますし、それによって仕事の割り振りも変わってきますので上司には日ごろから連絡や報告をしておきましょう。
3.任されている仕事は確実にこなす
小さな子どもがいるから、時短勤務を使っているからといって仕事の手を抜いては行けません。
基本的には仕事をしていく場合に大事なこととしては、任されいる仕事は問題なく進めておくことですし、プロの意識はもっておきましょう。
職場で子どものことや、家事と育児の大変さを話しても理解はしてくれないですし、結論としてはあなたが早退をすることであなたの代わりに誰かが仕事をしてくれています。
そのため、プロの意識を常にもっておきましょう。
4.早めに出勤をして残りの仕事を片付ける
もし、仕事が残っている、やらなければならないことをしなければならないというときには早めに出勤をして対応をするようにしましょう。
例えば、パパや祖父母に保育園へ送っていくのはお願いをして自分だけ早朝出勤などをして早退をしてやり残した、もしくはこれから手を付けなければならない仕事に取り組みましょうね。
仕事を片付けるという点もあるのですが、それ以外にもあなたの気持ちも同僚に伝わりますので保育園からの呼び出しで早退をした場合には次出勤をするときに何らかのアクションを起こしておきましょう。
配属先を復帰の際に相談しておく
保育園は預けるとなった場合には基本的に職場へ復帰、もしくは新しい職場へ行くことになります。
その際に大事なこととしては、小さな子供を預けるとなった場合にすぐに帰ることができる環境があるか?という点です。
職場復帰、仕事復帰をする場合にどうしても会社の指示に従わなければなりません。
もちろん会社側としても職場に復帰をした場合には何かあった際に休めるような環境を用意しているケースもありますし、休んでも問題のないような部署へ配属される場合もありますが相談をしておきましょう。
また、新しい職場へ行く際には最初から休みやすい環境が整っている会社へ就職をするようにしましょう。
中には営業や外回りなどを選ぶ方もいますがいざというときにすぐに帰れません。
そうなると保育園にも迷惑をかけることとなり、子供にもかわいそうな思いをさせることになります。
それを避けるためにも子供に何かがあったときに帰りやすい環境のある会社や職場を選んでおきましょう。
保育園からの呼び出しを減らす対策とコツ【休ませる基準とは?】
保育園に預けるとどうしても呼び出しはあるものなのですが、できれば少なくしたいもの。
そこで、呼び出しを少しでも減らすためのコツについて書いていきますので参考にしてください。
熱や体調不良の際には無理をしない
一番の保護者の悩みとして多いのは熱がでての呼び出し。
特に朝は熱がなかったので預けたらお昼には会社の電話がかかってきてお迎えになってしまったというケースです。
もちろんこんなことは保育園では日常茶飯事なのですがお迎えになったお母さんたちからすると「どうしてだろう?」ということがありますね。
まず、知っておきたいことは熱が頻繁に出るときには子供の体が悲鳴を上げているということです。
つまりここ最近の熱が少し高めな状態になっている場合や、咳や鼻水がよく出ているという場合には体調が明らかに悪いというケースです。
熱ばかりだす、頻繁に熱でお迎えに連絡が来るという場合にはそもそも子供の体が悲鳴を上げているといのが正直なところです。
熱が何度から休ませるというのは難しいですが、保育園では朝の時点で37.5℃以上ある場合には休ませてとお願いをしていますので、あまり無理はせずに休ませるようにしておきましょう。
37.5度から休ませる理由
保育園に登園をする際に何度から休ませるのか?
これについては多くの答えが「37.5℃」という答えになるのですが、なぜこの発熱になるのでしょうか?
これについてはいろいろな意見があるのですがこのボーダーラインは適当に決めているわけではありません。
実は、子供の発熱の定義というものがありそれが「37.5℃」ということになっています。
それに保育園も準じているため朝の時点で37.5℃ある場合には登園をしてもあずかれない。
つまり「発熱をしている病児」という扱いになるということになります。
もちろん平熱が高い子供もいれば、低い子供もいるので一概に発熱とは言えないのですが一般的に37.5℃~38.0℃未満の場合には「微熱」、38.0℃以上は「高熱」という考えになります。
そもそも平熱が低い子供からすると37.5℃でもかなりしんどいことになりますし、熱誠けいれんなど重大な病気ならば引き起こす可能性もありますので注意をすべきですので、朝の時点で37.5℃あるのならば休ませるべきです。
子供を休ませる基準一覧
もちろん保護者も仕事は簡単に休めるならば休みたいと思いますが、保育園に預けて仕事をしているとなるとどうしても行かなければならない時もあります。
そこで、保育園へ預けるか?もしくは休ませるべきなのか迷うことも多いので、ここでは基準についてまとめていますので参考にしてください。
休ませるべき | 登園しても大丈夫 | |
発熱 | ・24時間以内に38.0℃以上の熱があった。 ・24時間以内に解熱剤を使った。 ・元気がなく、機嫌も悪く、食欲もない、 | ・前日は38.0℃を超えることはなく、当日も37.5℃を下回っている。 ・元気あり、機嫌良い、食欲あり。 ・咳、鼻水なども落ち着いている。 |
咳 | ・咳で夜も眠れていない。 ・咳込みがひどく、呼吸がしんどい。 (呼吸音がゼィゼィ言っている) | ・咳があっても夜は眠れている。 ・呼吸が落ち着いており、咳込むこともない。
|
下痢 | ・24時間以内に水様便(水下痢)があった。 ・食事のたびにすぐに下痢になる。 ・下痢があっても排尿がない。 | ・24時間以内に水様便(水下痢)がない。 ・食事が摂れて下痢にもならない。 ・排尿もあり、回数も正常である。 |
嘔吐 | ・24時間以内に嘔吐があった。 ・食欲も元気もなく、ぐったりとしている。 ・吐き気があり、体温も高め。 | ・24時間以内に嘔吐がない。 ・食事も普通に取れて吐き気もない。 ・顔色がよく、元気。 |
発疹 | ・発疹がある(発熱している) ・見た目では判断のつかない発疹がある場合。 (病院受診をすべき) ・患部がじゅくじゅくしている、かゆみがある、感染の恐れがある。 | ・発疹がある場合には病院へ受診すること。理由は集団生活の保育園で発疹は感染の危険性があるため問題ないと医師の診断をもらうこと。 |
中でも大事なポイントは3つあります。
・機嫌 ・食欲 ・顔色 |
この3点をみていつもと明らかに違いがある場合には休ませておきましょう。
実は無理をしないことが保育園からの呼び出しを抑えるコツです。
無理をすると体調不良をそのまま引きづることになりますし、私の経験をした中には一日無理をして保育園へ連れてきた結果1週間肺炎のため入院になってしまったというケースもあります。
1日のために結局10日ほど仕事を休まなければならなくなり本末転倒ですので無理をせずに短期間で体調を戻すという方向へ持っていきましょう。
普段と違う場合に保育園へあずけるならば半日は家で休ませる、一日は祖父母に預けてゆっくりとさせるなどいつもと違う場合には「子供を最優先」に対応はしたいものですね。
保育園からの呼び出し基準のまとめ!コツは事前の準備と対応力
保育園で熱を出したり、体調が悪くなることにより気まずくなることもありますし、時には「なんで私だけ」と思うこともあります。
人生という長いスパンで見た場合にはほんの一つの出来事なのですがその時しんどいと感じることも多いでしょう。
しかし、保育園も呼び出しをしているときは「子供にとって最善の方法」と思っていますので、ここに紹介をした情報を参考にしていただければと思います。
保育園からの呼び出しは誰にでもあるもので、地域によっても多少は異なりますが子供の安全を最優先に基準が設けられています。
呼び出しを避けることはできませんので、呼び出されたときの対処法や対応の方法をしっかりと夫婦で話しあい、近くに祖父母がいるならば協力体制も整えておきましょう。
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