1歳児の発達と特徴!保育のポイントは言葉の発達と噛みひっかきへの注意

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言葉が盛んになる1歳児の保育

保育園で保育をしていく際に1歳児は難しい時期ですね。

個人的に保育経験の中で1年しか持ったことのない年齢となっているのですが、中途半端な年齢というイメージです。

複数担任で保育をしていくことから担任にはベテランの先生がつくことが多く、新人の先生を入れて3人体制18人というクラスが多いのも特徴。

そのため、1歳児の担任のリーダーになると同時に新人教育もしなければならない大変さもあります。

でも0歳児とは違って言葉でてきますし、まだ赤ちゃんらしさもありつつ少しお兄ちゃん、お姉ちゃんになったような感じの1歳児はとにかく可愛いです。

そんな1歳児の発達の特徴について書いていきますので保育や子育ての参考にしてください。

1歳児の特徴とは?

1歳児の特徴について書いていきましょう。

1歳児は保育所保育指針ので意義では1歳3カ月~2歳未満、おおむね2歳という年齢区枠に入りますのでこの2つの年代について特徴をまとめていきましょう。

1歳3カ月~2歳未満

歩き始め、手を使い、言葉を話すようになることにより、身近な人や身の回りのものに自発的に働きかけていきます。

歩く、押す、つまむ、めくるなど様々な運動機能の発達や新しい行動の獲得により、環境に働きかける意欲を一層高める時期でもあります。

その中で、もののやり取りをしたり、取り合ったりすぐ姿が見られるとともに、玩具を実物に見立てるなどの象徴機能が発達し、人や物との係わりが強まる時期でもあります。

また、大人の言うことが徐々に分かるようになり、自分の意志と親しい大人に伝えたいという欲求も高まりますし、指差し、身振り、片言など盛んに使うようになり二語文を話し始めます。

特にこの年齢の保育をしていく中で「象徴機能」というキーワードは重要となりますので理解をしておきましょう。

【象徴機能とは?】

「現実には無い物事」を「他のもの」に置き換えて表現する働きが「象徴機能」です。

「言葉」「ふり」「見立て」「ごっこ」などは,現実には無いものを置き換えたものですからいずれも「象徴」です。

そして「象徴」を使って行為することを「象徴行動」と言います。したがって「象徴行動」としての言葉遊び、ふり遊び、見立て遊び、ごっこ遊びはいずれも象徴機能のトレーニングになります。

象徴機能がうまく働くようになると言語やイメージなどの象徴を使うことで、実物を離れ、頭の中でいろいろ思い描いたり、筋道を立てたり、分類したり、関係を操作できるようになります。

(一部引用:学力を考える・・・「象徴機能」)

行動範囲の拡大

この時期の子供の発達の大きな特徴の1つは歩行の開始です。

歩けるようになることは、子供にとって大きな喜びであり、子供は一歩一歩踏み出しながら行動範囲を広げ、自ら環境にかかわろうとする意欲を高めていきます。

歩行の獲得は、自分の意思で自分の体を動かすことができるようになることであり、子供は「自分でしたい」という欲求の生活にあらゆる場面において発揮をしていくことにつながります。

一人歩きを繰り返す中で脚力のバランス力が身に着くとともに歩くことが安定すると、自由に手が使えるようになり、その機能も発達します。

様々なものを手に取り、指先を使いながらつまんだり、拾ったり、引っ張ったり、物の出し入れや操作を何度も繰り返します。

また、絵本をめくったり、クレヨンなどでなぐり描きを楽しみます。

その中で、物を媒介したやり取りが子供と大人の間で広がり子供の好奇心や遊びへの意欲が培われていきます。

私もおもちゃなどを「ちょうだい」「ありがとう」など簡単なやり取りを最初はしていくことにより、子供も言葉のやり取りがとても楽しいものに思ってきてくれます。

もちろん月齢が高い子供とのやり取りが基本となりますが、とても楽しんで言葉をいってくれますね。

また、行動範囲もとにかく広がることからいろいろなところへいくため、特に園庭へいくのはなかなか大変という感想があります。

「どこいくの~??」と思わず叫んでいたことも多かったと思いますがそんな時期で探索活動が活発な時期なので仕方ないですね。

象徴機能と言葉の習得

子供は応答的な大人との関わりによって自らを呼び掛けたり、拒否を示す片言や一語文を言ったり、言葉では言い表せないことは指差し、身振りで示し、親しい大人に自分で気持ちを伝えようとします。

子供の一語文や指さすものを言葉にして返していくなどかかわりにより、子供は「マンマほしい」など二語文を獲得していきます。

子供は体を使って遊びながら様々な場面や物へのイメージを膨らませ、そのイメージしたものを遊具などで見立てて遊ぶようになります。

このようにに実際に目の前にはない場面や事物を頭の中でイメージして、遊具などで見立てるという象徴機能の発達は言葉を習得していくことと大変重要なかかわりがあります。

周囲の人への興味と関心

この時期には、友達や周囲の人への興味や関心が高まる時期でもあります。

近くで他の子供が玩具で遊んでいたり、大人が楽しそうにやり取りをしていたりしていると近づいていこうとします。

また、ほかの子供んもしぐさや行動をまねたり、同じ玩具を欲しがったりしますので物の取り合いやケンカというものも徐々に出てくる年齢でもあります。

特に室内遊びではおもちゃの取り合いなどでトラブルになることもあるでしょう。

また、ほかの子供のしぐさや行動を真似たり、同じ玩具を欲しがったりします。

特に、日常的に接している子供同士では、同じことをして関わりや、追いかけっこをする姿が見られます。

その中で玩具の取り合いをしたり、相手に対し拒否をしたり、簡単な言葉で不満を訴えたりすることもありますが、こうした経験の中で大人との関りとは異なる子供同士のかかわりが育まれていきます。

おおむね2歳

歩く、走る、跳ぶなど基本的な運動機能や、指先の機能が発達する。

それに伴い、食事、衣類の着脱など身の回りのことを自分でしようとする時期です。

また、排泄の自立のための身体機能の整ってくる時期となりますのでトイレトレーニングを始めるには最適だといえます。

発声も明瞭となり、語彙も著しく増加をし自分の意欲や欲求も言葉で表出したり、表現できる時期でもあります。

行動範囲が広がり探索活動も盛んになる中で自我の育ちの表れとして、強く自己主張する姿が見られます。

盛んに模倣し、物事の間の共通性を見出すことができるようになるとともに象徴機能の発達により、大人と一緒に簡単なごっこ遊びを楽しむようになる時期です。

基本的な運動機能の獲得

この時期の子供は歩いたり、走ったり、跳んだりなどの基本的な運動機能が伸び、自分の体を思うように動かすことができるようになります。

喜びに満ちた表情で戸外を走り回るだけではなく、ボールを蹴ったり、投げたり、もぐったり、段ボールの中に入るなど様々な姿勢を取りながら身体を使った遊びを繰り返し行います。

その動きを十分に楽しみながら人や物との係わりを広げ、行動範囲の拡大をさせていきますね。

また、紙をちぎったり、破いたり、貼ったり、なぐり描きをしたりするようになるなど遊びが広がり、探索意欲が増し、自分でしたいこと集中するようになります。

指先の機能の発達によってできることが増え、食事や衣類の着脱、排泄など自分の身の回りのことを自分でしようとする意欲がでてきます。

言葉を使うことの喜び

2歳の終わりのころには、自分のしたいこと、してほしいことを言葉で表出するようになってきます。

また、遊具などを実物に見立てたり、「・・・のつもり」になって「・・・のふり」をの楽しみ、ままごとなどで簡単なごっこ遊びをするようになります。

こうした遊びを繰り返し楽しみ、イメージを膨らませていくことにより象徴機能が発達し、盛んに言葉を使うようになります。

また、遊びの中で言葉を使うことや言葉を使うことの喜びを感じていきます。

イメージが自由に行き交うことの面白さ、楽しさと味わいながら身近な大人や子供とのやりとりが増えていきます。

自己主張

生活や遊びの中で、自分のことを自分でしようとする意欲が高まっていくことや、自分の意志や欲求を言葉で表そうとすることなどにより、子供の自我が育ちます。

そして「自分で」「いや」と強く自己主張をすることが多くなり、思い通りにいかないと泣いたり、かんしゃくを起こしたりする場面も多く現れます。

個人差はありますが、大人がこうした自我の育ちを積極的に受け止めることにより子供は自分への自信を持つようになります。

一方で自分の行動のすべてを受け入れられるわけではないことに徐々に気付いていきます。

子供は、自分のことを信じ、見守ってくれる大人の存在によって、時間をかけて自分の感情を慎め、気持ちを立て直していきます。

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1歳児に保育のポイントについて

1歳児の保育をしていくポイントとしては、言葉と運動面でとても成長をしていくことから保育士は環境構成に力を入れていきましょう。

特に室内遊びでままごと遊びができる環境を設けることが重要となっており、その中で言葉の遊びも入れるようにしてあげて下さい。

しかし、子供同士では簡単にいかないことも多いので保育士である大人が間に入って言葉遊びをしていくと広がっていきますので先生は子供たちとコミュニケーションをしっかりととることを意識していきたいですね。

また、ひも通しやビーズ遊びなど指先の機能も発達してくる時期となりますので室内遊びの際にはままごとと指先遊びができる環境を整えていきましょう。

運動面でもこの1歳児クラスの時期はできることが増えてくる時期です。

もちろん指先も発達をしてくるため靴を自分で履かせるようにしたりします。

食事面は一人で食べられるようになる

この時期になると食事もだいぶ上手に食べられるようになります。

もちろんまだまだ補助が必要な時期といえますが徐々に自分で食べられるようになってきますので、1歳児のクラスの後半になると自分で食べられるようになってきますので保育士は食べさせる意欲と、食べさせる補助の2つをうまくバランスよく進めていきましょう。

お母さんたちもお弁当は小さなおにぎりにしたり一口で食べられるものが最適といえます。

発表会は絵本と手遊びが可愛い

発表会の時期は保育園によって異なると思いますが、後半になると自分でできることも増えていくようになります。

劇遊びをするのなら絵本を読んでその物語のものになり切って繰り返しのあるものだと理解もしやすくなりますのでおすすめですし、ズボンやシャツなども着れるようになります。

そのため、物語の中に衣服の着脱を取り入れると保護者からすごく評価をしてもらえましたのでおすすめです。

手遊びをしても可愛いので最適といえます。

1歳児の育児は熱に気を付けよう

1歳児は感覚的に発熱や病気などによくかかる年齢といえます。

理由は謎ですし、私も1歳児の時は多い印象ですが免疫機能はあってもいろいろな感染症にかかりやすくなります。

特に保育園では集団生活となることからママ、パパは保育園からの呼び出しを覚悟しておきましょう。

もちろん感染症にかかると困ってしまいますがこの時期を乗り越えると感染症に対する免疫もついてきますので大量管理には日ごろから留意をしておきましょうね。

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噛みひっかきの多い時期

1歳児の保育で気を付けたいことが子供同士のトラブルです。

そのトラブルといっても問題がおこるわけではなく、「噛む」「ひっかく」という行為になります。

1歳児となるとまだまだ言葉をうまく扱えない年齢のためイヤなことがあったり、自分の中で整理できないトラブルがあると爆発をして噛んでしまったり、ひっかいてしまったりすることがあります。

これは1歳児から2歳児の前半にかけて非常に多く保育士が見ていたとしても頻繁におこる事例といえます。

謝罪をするのはもちろんなのですが、この噛みやひっかきというのは経験上いつも同じ子供がどうしてかやられることが多いんですよ。

注意をして保育をしていてもなぜか噛まれたりしてしまうことが多いので保育をしていくうえでは気を付けましょう。

時には保護者と保育園でトラブルに発生することもありますので日常の保育の進め方や対応については担任同士でしっかりと進めていきましょう。

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気になる子がいたなら?

1歳児といってもこの時期は非常に月齢差の高い年齢。

特に4月だと1歳になったばかりの子供もいれば、2歳になる子供もいるため保育をしていくには難しい年齢であるといえます。

その中でクラスに1人はいるのが気になる子。

1歳の発達を考えてみると指差しをしない、言葉が出ていないという発達の基本です。

もしこのような言葉が出ていない場合には成長の過程でゆっくりなだけかもしれませんし、発達障害の疑いもあります。

そんなときには保育士としてお母さんに子供の様子を伝えていくことはもちろんなのですが、それ以外にも1歳半検診で何も言われなかったかも確認してみましょう。

話をしてみると「実は・・・」なんてこともありますのでいろいろと話をして聞いてみると良いでしょう。

また、発達障害の疑いがあったとしても基本的には3歳児になるまでは「要観察」になることが多いので子供の成長を様子を見ながら保育していきましょう。

 

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投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの管理者をしているtakaです。
1981年生まれの37歳で保育士からWEBの世界へ飛び込みました。

経歴は認可保育園で8年保育士をして、認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきている異色感じです。

保育園では主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルスクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきています。

今は保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの仕事をやっています。
https://banbi-no.com

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現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

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