離乳食のタイムスケジュール例と時間を徹底解説【保育園の事例を紹介】

離乳食を食べる赤ちゃん
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離乳食の時間やタイムスケジュールは難しい。

実は離乳食が始まったときに迷うことが時間とタイムスケジュールです。

特に一人目となると経験もないため、どの時間帯にどれくらいの量を赤ちゃんに与えればよいのか迷います。

この記事では赤ちゃんの離乳食を食べさせる時間やタイムスケジュールを保育園での進め方を参考に書いています。



離乳食のタイムスケジュール例と時間【1回・2回・3回食別に解説】

離乳食を食べる赤ちゃん離乳食はいつがよいのか?

他の人達が何時にあげているの?赤ちゃんを始めて育てているとわからないこともとても多いです。

 

特に離乳食を食べさせるとなったら初めてのことが多いのでいつも悩んでばかりですので、回数や時期ごとの離乳食の時間と紹介していきます。

 

→ 新生児のミルクの量は?赤ちゃんの月齢別の目安量と判断のポイント

1回食の離乳食の時間

離乳食を食べさせる時期は生後5~6か月のころだといわれています。

1日に1回の離乳食を赤ちゃんに食べさせることになりますが、まだまだ栄養は離乳食で食べるというよりは母乳やミルクで栄養を摂っている時期。

これから食事で栄養を摂っていくために胃や腸の練習をいうイメージを持つとわかりやすいですね。

1回食の場合は今までにあげていた授乳時間の1つを離乳食に変えことから初めてみましょう。

特におすすめは午前中からお昼にかけてです。

その理由は赤ちゃんはお昼寝前は眠たくてグズグズしてしまいますし、泣いたり、不機嫌な状態で食べてもおそらく口にもしてくれません。

そのため、午前10時くらいがちょうどよいです。

そこを離乳食と授乳に切り替えて、基本は時間を変えず1回食の場合はその時間に固定をしてあげるようにしてあげてください。

どんなものを食べるの?

この時期は食べることに慣れさせる時期なので、食事量も多くないです。

つぶし10倍がゆや野菜をやわらかく煮込んで潰したものなどが基本となりますのでかまなくてもそのままごっくんと飲めるものにしてあげてください。

最初は口に何かを入れるというだけでも嫌がる子供も多いですが、そこは無理をせずゆっくりと見守っていきましょう。

離乳食のコツは「焦らない」「無理をしない」ということですよ。

時間も10時に決めていても寝てしまったり、不機嫌ならば様子をみてお昼の授乳の時間を変えてよいです。

→ 離乳食の進め方のスケジュール!いつから初期を始めればよいの?

2回食の離乳食の時間

離乳食の中期次に離乳食の2回食のタイミングの時間を紹介していきましょう。

時期としては1回食をしっかりと食べられるようになったタイミングである生後7~8か月ごろに2回食に変えていきましょう。

2回食から意識をしたいことは「生活のリズム」も一緒につけていくというイメージです。

そのため、大人と変わらないタイミングで食事をするタイミングを決めていくと良いでしょう。

おすすめは午前と午後に1回ずつ離乳食の時間を作ることです。

1回目 10:00

2回目 14:00もしくは18:00

2回食になるとママも一日に2回離乳食を用意することになりますので準備に時間がかかってしまいます。

そのため、大人の食事を作るタイミングで作って食べさせるという流れにするとラクです。

ただし、注意点としてはまだまだ離乳食で栄養を摂っている時期ではなく練習をしている時期で、母乳やミルクでの栄養が基本です。

そのため、離乳食の間に一度授乳の時間をはさむようにしておきましょう。

2回食はどんなものを食べるの?

2回食になると1回食のころと比べると少し固めになってきます。

目安としては「舌でつぶせるくらいの固さ」と目安に作っていくと良いでしょう。

調味料はまだ入れず、煮干、かつお、昆布などの出汁を基本としておき、大人とは違って薄味にしておき素材そのものの味を楽しめるようにしてあげてください。

2回食では穀類、野菜、魚や豆腐などのたんぱくしつの組み合わせたメニューが理想となりますが、その都度作るのも大変なので賢いママはまとめて作って冷凍をしている人が多いです。

遅くても8か月~9ヶ月の時期には2回食に切り替えている方も多いですね。

3回食の離乳食の時間

続いて3回食の時の離乳食の時間について書いていきましょう。

3回食になると大人と同じリズムでよくなってきます。

時期としては生後9~11ヶ月のタイミングで切り替えをしますが、その際に大事なことは舌や歯茎でつぶれる硬さのものに2回食の時にチャレンジをしておくことです。

よく食べる子供は手づかみ食べをさせてもよいでしょう。

3回食になると2回食の時と同じように食事と食事の間を3~4時間くらいは開けるようにすべきです。そのため、離乳食の時間は、

1回目 10:00ごろ

2回目 14:00ごろ

3回目 18:00ごろ

こんな時間帯が主な目安となります。

この時期になると自分でも食べようとする時期なので夕飯は一緒にママと食べる、パパもお仕事から帰ってきているならば一緒に食べさせるなどタイミングを見ながら進めてください。

ただし、最後の3回目は遅くても19:00には終わるようにしましょう。

赤ちゃんの腸や胃はまだまだ未発達な状態なので消化までに時間がかかります。

そのため、20時を過ぎたりすると寝るまでに消化ができず胃に負担もかかってしまいますので時間の変更はあまりせず、決まった時間帯に3回食べさせるようにしましょう。

3回食どんなものを食べるの?

この時期になると大人と近いものが食べられるようになってきます。

そのため、軟飯や小さく炊いた野菜やささみ、魚などいろいろなものを食べられるようになり、母乳やミルクから栄養を摂っていた時期から食事でだいぶと栄養を取れるようになってきます。

もちろん母乳やミルクでまだ栄養を補う必要はありますが、飲まなければ離乳食でしっかりと栄養がとれているということなので様子を見ておきましょう。

→ 離乳食の量の目安はどれくらい?食べすぎの時の対処法

保育園の離乳食のタイムスケジュール例【自宅の進め方の参考に】

保育士が赤ちゃんを抱くもちろん入園をする保育園によって対応も異なるのですが、私が勤務をしていた保育園では以下のようなタイムスケジュールで離乳食を食べさせていました。

保育園は保育園のタイミングだけではなく、家庭でのタイミングもあることから時期をみて懇談をしながら決めることも多かったですね。

以下はあくまでも一例です。

10:00 1回目離乳食・授乳

14:00~14:30 2回目離乳食・授乳

これが1歳になくくらいまでのタイムスケジュールです。

保育園では2回食から対応【1回食は自宅で】

1回食の場合は基本的には家庭で夜の18:00に食べさせてもらえるようにしていました。

離乳食はママとの大事なコミュニケーションツールですし、育児をしていく上で子どもがどれくらい食べるのかを知ってもらう意味もあります。

2回食になったタイミングで14:00に食べさせるようにし、3回食になったら10:00と14:00に食べさせ夜は家で3回目を食べさせてもらうというような流れです。

そして幼児食になったら以下のように幼児と同じ流れになります。

9:30~10:00 おやつと牛乳

11:00 食事

12:00 午睡

14:30 おやつ

こんな風なタイムスケジュールとなっていますので保育園の先生と相談をしながら進めていきましょう。

離乳食のタイムスケジュールの気になる疑問と注意点【時間と外出時】

双子の赤ちゃんが芝生で寝そべるここまで離乳食の時間について書いてきました。

次に離乳食の時間に関して気になる疑問にや注意点について書いていきますので参考にしてください。

離乳食の時間がズレるのは大丈夫?

よくあるのが離乳食を食べさせる時間に赤ちゃんが寝てしまった、不機嫌で全く食べてくれないということです。

これは赤ちゃんを育てている方ならば誰でもあることですが、時間がズレても多少は問題はありません。

外出をしているときや、赤ちゃんの機嫌がななめで食べてくれないということもありますが当たり前のように起こります。

時間ばかりにママがとらわれるとイライラしますし、それが赤ちゃんにもうつってしまうので最終的にはみんなライラしてしまいます。

赤ちゃんにとって「食べたくないのに食べさせられる」というのはストレスでしかありませんので無理をして食べさせるのではなく「今日は食べない」と割り切って翌日にするのも1つの方法です。

1日くらい食べなくても問題はありませんのでコツコツ食べていきましょう。

外出時の離乳食の時間

外出時もその日はあまり気にしなくても大丈夫です。

さすがに頻繁に時間がずれると生活リズムをつけるという赤ちゃんの生活にかかわってきますので問題ですが、一日くらいズレてしまっても何の問題もありません。

「離乳食を食べさせなければ」となってしまうとママもストレスを感じることになりますので注意をしましょう。

外出時に離乳食を食べさせる注意点

外出時にも離乳食を手作りで頑張っているママも多いですが、そこは注意が必要です。

暑い時期だとお弁当と同じで腐ってしまう可能性もありますので市販で販売をされている瓶のタイプのもの、ドライタイプのものにしておくとよいですね。

持ち歩きはジップの袋へ入れて持っていくと問題も少ないでしょう。

アレルゲンを食べさせる時間帯

次に大事なのはアレルゲンを食べさせる時間です。

気を付けておきたいのは「卵」「牛乳」「小麦」「大豆」などです。

アレルギーになりやすい食べ物で、アレルギーがあると体に発疹が出てきたりしますので食べさせる時間帯は午前中にしておきましょう。

その理由は、アレルゲンとなる食べ物をたべてアレルギー症状がでた場合にすぐに病院へ行けるからです。

夜に食べさせると病院があいていないため危険です。

また、肌がかさかさしている、アレルギー体質であるという場合には食べさせる前に病院の先生に相談をしてください。

離乳食の時間とタイムスケジュールと保育園の例まとめ【焦らないこと】離乳食を食べる赤ちゃん

ここまで離乳食の時間について書いてきました。

もちろん赤ちゃんの成長のために大事なことで、時間を守ることにより生活リズムも身に着きます。

ただし、時間に追われることでママやパパはイライラしたりケンカをしたりするのは本末転倒です。

ママも心に余裕をもち、離乳食も赤ちゃんのペースに合わせてゆっくりと食べさせてあげてください。

赤ちゃんの子育てのコツは「焦らないこと」「周りと比較しないこと」ですよ。

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