0歳児の発達と特徴!保育の基本は衛生面と安心感

発達が著しい0歳児の保育

保育園で最も小さなうちに入園をしてくる年齢といえば、0歳児ですね。

認可保育園の場合は生まれて間もない3カ月から入園可能な保育園が多いです。

私も0歳児の保育を担当をしていたことがあるのですが、かわいさに関しては間違いないクラスなのですが、運クラスの運営をしていく中で難しいのは個人差が大きいこと。

また月齢差が大きいことという点で保育を進めていくことが難しいというのが0歳児の保育だといえます。

そんな0歳児の発達の特徴と発達の過程、年齢について書いていきましょう。

0歳児の発達の特徴

0歳児は生まれてから最も成長が著しい年齢といわれています。

しかし、0歳児といっても4月生まれと3月生まれてではできることも成長の過程もまったく異なりますのでここでは保育所保育指針にまとめられているおおむね6カ月未満とおおむね6カ月から1歳3カ月に分けて発達の特徴を書いていきましょう。

おおむね6カ月

誕生後の母体内から外界下へ急激な変化に適応をし、著しい発達が見られる年齢といえますね。

首がすわり、手足の動きが活発になり、その後に寝返りや腹ばいなど全身の動きが活発になる時期です。

視覚、聴覚など感覚の発達は目覚ましく、なく、笑うなどの表情の変化や体の動き、喃語などで自分の欲求を表現し、これに応答的にかかわる特定の大人との間に情緒的なきずなが生まれる年齢です。

発達が早い

この時期の子供の身長や体重はどんどんと増加をし著しい発達発育が見られます。

また、一個の生命体としての発達の可能性に満ちているといえますね。

運動面に目を向けると、生後4カ月までに首が座り、5カ月くらいからは目の前のものをつかもうとしたり、手を口へもっていったりするなど手足の動きが活発になります。

その後に寝返りができるようになったり、腹ばいをすると胸を反らして顔や肩を上げ、上半身の自由を利かせて遊ぶようになったりするなど全身の動きが活発になり、自分の意思で体を動かせるようになります。

他にもこの時期の視覚や聴覚などの感覚の発達は目覚ましくこれにより、自分を取り巻く世界と認知しはじめますね。

例えば、生後3カ月ごろには周囲の人や物をじっと見つめたり、見まわしたりします。

また、周りで物音がしたり大人が話している声が聞こえるとその音や声がする方を見るようになります。

そして次第に、このような認知や運動面や対人面の発達を促していくのです。

特定の大人との情緒的な絆

生理的なほほえみから、あやすと笑うなど社会的な微笑みへ単調な泣き方から抑揚のある泣き方へ、様々な発声は大人と視線を交わしながら喃語へと生まれながらに備わってきた能力が次第に、社会的・心理的な意味を持つものへと変わっていきます。

子供が示す様々な行動や欲求に、大人が適切にこたえることが大切であり、これにより子供の中に、人に対する基本的信頼感が芽生えていきます。

特に、身近にいる特定の保育士が、応答的、かつ積極的に働きかけることで、その保育士との間に情緒的な絆が形成され、愛着関係へと発展していきます。

おおむね6カ月から1歳3カ月未満児

座る、はう、立つ、伝い歩きをするといった運動機能が発達すること、および腕や手先を意図的に動かせるようになることにより、周囲の人や物に興味を示し、探索活動も活発になります。

特定の大人との応答的なかかわりにより、情緒的な絆が深まり、あやしてもらうと喜ぶなどやり取りが盛んになる一方で、人見知りをするようになります。

また、身近な大人との関係の中で、自分の意志や欲求を身振りするなどで伝えようとし、大人から自分に向けられてた気持ちや簡単な言葉がわかるようになります。

食事も離乳食から徐々に幼児職へと移行をしていく年齢です。

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運動の発達の特徴は座るから歩くへ

この時期の子供は座る、はう、立つ、つたい歩きを経てひとり歩きになります。

その時々に動きは姿勢など十分を経験することが大切といえます。

こうした運動面の発達により子供の視野が広がり、子供は様々な刺激を受けながら生活空間を広げていきます。

特にひとり歩きによって、自由に移動できることを喜び、好奇心旺盛になっていく中で、身近な環境に働きかけるな意欲を高めていきます。

そして、自分が行きたいところに行かれるという満足感はさらなる発達の原動力となっていきます。

活発は探索活動

子供はこの時期、特定の大人との信頼関係による情緒の安定を基盤にして、探索活動が活発になります。

特に座る、立つ、歩くなどの運動面の発達により自由に手が使えるようなることは子供が自ら触ってみたい、関わってみたいという意欲を高めます。

様々なものに手を伸ばし、次第に両手に物を持って打ち付けたりたたき合わせたりすることができるようになります。

また、握り方も手のひら全体で握る状態からすべての指で握る状態、さらに親指が他の指から独立して異なる働きをする状態を得て、親指と人差し指でつまむ動作へと変わっていきます。

全身を動かし、手を動かす中で身近なものへ興味や関心をもって関り、そのことによりさらに体を動かし、探索意欲を高めていきます。

愛着と人見知り

6カ月のころには身近な人の顔がわかり、あやしてもらうと喜んだり、愛情を込めて受容的に関わる大人とのやり取りを盛んに楽しみます。

そして、前期に芽生えた特定の大人との愛着関係がさらに強まり、この絆のよりどころとして徐々に周囲の大人に働きかけていきます。

このころには、初めての人や知らない人に対しては、泣いたりして人見知りをするようになりますが、人見知りは特定の大人との愛着関係が育まれている証拠とも言えます。

言葉の芽生え

この時期は、声を出したり、自分の意志や欲求を喃語や身振りなどで伝えようとします。

こうした喃語や身振りに対して、身近な大人が子供の気持ちを汲み取り、それを言葉にして返すなど、応答的に関わることで、子供は大人の声ややりとりを心地よいものと感じていきます。

そして、徐々に簡単な言葉の意味することがわかってきますね。

このような大人とのやりとりが言葉によるコミュニケーションの芽生えとなります。

また、子供は生活の中で応答的にかかわる大人と同じものを見つめ、同じものを共有することを通し、盛んに指差しをするようになります。

自分の欲求や気付いたことを大人に伝えようと指で指し示しながら、関心を共有し、その物の名前や欲求の意味を徐々に理解していきます。

それはやがて言葉となり、一語文となりますが、その一語の中には子供の様々な思いが込められており、身近な大人との対話の基本となります。

例えば、子供が発する「マンマ」という言葉は母親などへの呼びかけであるとともに、「マンマ食べたい」という欲求であったりします。

子供は一語文に言葉を添え、応答的に関わる大人の気持ちを敏感に感じ取りながら、伝えたい、聞いてもらいたいという表現意欲を高めていきます。

離乳の開始

この時期になると離乳が開始をされ、母乳やミルクなどの乳汁栄養から、なめらかにすりつぶした状態の食べものを経て、徐々に形のある食べ物を摂取するようになります。

そして、少しずつ食べ物に親しみながら、また咀嚼と嚥下を繰り返しながら幼児職へと移行をしていきます。

1歳から1歳6カ月ごろになると、自分の手で食べたいという意欲が芽生え、食べものに手を伸ばして食べるようになります。

このことは、食べ物を目で確かめ、手でつかみ、口まで運び、口へ入れるという目と手の協応を発達させる力が発達してきた証ともいえます。

離乳食による栄養の摂取は、生命を維持し、健康に保つためには欠かせませんが子供が楽しい雰囲気の中でで食べることが大切です。

様々な食品に慣れ、食材そのものに親しみ、味覚の幅を広げながら子供は自分で食べる意欲を高めていきます。

0歳児の保育のポイント

0歳児の保育のポイントは4月から夏休みまでの前半は保育園の生活に慣れていくということが基本となってきます。

例えば、遊びにしても室内に置いてあるおもちゃで好きに遊ぶことができる。

また、保育士が読む簡単な絵本を見ることができたり、手遊びを一緒に楽しむ。

関連記事絵本の読み聞かせを赤ちゃんにしよう!人気のおすすめ絵本とその効果

親子関係はもちろんですが保育士との信頼関係や愛着関係を築いていくこともとても重要なポイントになってくるといえますね。

私も保育をするときにはできるだけゆったりを遊べるようにしていましたし、ヤクルトのカップでマラカスを作ったり、一緒に組んでいる先生は裁縫でフェルトを使ってボタンやチャックなどをつけて手先で遊べるものを用意してくれていました。

こんな風に安心をして遊べるスペースを作り上げると子供も徐々に保育園に慣れてきてくれます。

制作は体験できるものを取り入れる

制作ももちろん保育園でしていくことになりますが、4月だとすぐにこいのぼり制作になると思います。

そんなときには手形た足型など嫌がるかもしれませんが簡単な体験できるものを取り入れるようにしたり、月齢の高い子供ならばスタンプ遊びをしたりいろいろと体験をさせて上げましょう。

体験をさせることによりいろいろなことを吸収していく力がつきますのでこまめに制作などでは手先をつかわせることを意識していきましょう。

シール遊びや太めのクレパスでトントンと点をうっても良いですね。

授乳室はスペースを分けること

また、0歳児の保育で大事なことは衛生面に気を付けることです。

まだまだ免疫機能が発達をしていないためすぐに感染症にかかったりします。

そのため授乳室やおむつを交換するスペースなど場所を決めて清潔を徹底するということ心がけましょう。

例えば、授乳室のエプロンだけは必ず付け替える、おむつ交換時はエプロンを外すなどルールの徹底化は大事です。

もちろんおもちゃなども口に入れることが多いので消毒も忘れないようにしてあげてください。

運動会は無理せず日常生活を見せること

0歳児は保育園で一番小さな年齢なので正直、何をしていても可愛いです。

そのため、夏くらいから障害物などで遊びことを取り入れていろいろなできることを増やしてあげましょう。

例えばハイハイで坂を登る、ボールを投げる、マットの上を転がるなど日常の遊びと保護者との触れ合い遊びをすれば十分ですので運動会のポイントは「運動系」「触れ合い遊びの音楽に親しませる」ですので参考にどうぞ。

まとめ

0歳児はとにかく衛生面と安全面がもっとも重要だといえますので担任になったら十分に配慮をして保育をしていきましょう。

また、保護者のはじめて保育園へ預ける人も多いので安心をしてもらうためにもコミュニケーションをしっかりととって信頼関係を築いていくことも重要です。

成長著しい時期ですが、まだまだ大人の手がいる時期、

愛着関係をしっかりと築いて毎日楽しく保育園へ来てくれるような関係性をしっかりと築いていくことを保育士も気を付けていきましょうね。

とにかく0歳児は個人差が大きく、月齢差も大きい時期なので同じクラスでも低年齢と高年齢でクラスを2つに分けるなどクラスの子供たちの誕生月を見て判断をして円滑に安全に保育を進めていきましょう。

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元保育士でこのサイトの管理者をしているtakaです。
認可保育園はもちろん、認可外保育園の立ち上げや集客、営業などをやってきた異色の男性保育士。

保育園の主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャーなどを歴任して今は保育コンサル、保育組織改善、子育て相談に子供関係の仕事と、WEB関係でホームぺージ作成などの仕事をやっています。

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  1. 2018年 8月 09日

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