一歳半検診でひっかかる割合は?検診の内容と要観察のその後を解説

一歳半検診でひっかかる割合は?検診の内容と要観察のその後を解説

一歳半検診でひっかかる割合や原因とは?

検診へ行くと心配なのが「ひっかかる」ことですね。

この記事では、一歳半検診でひっかかる割合や原因について書いていきます。



目次
  1. 一歳半検診でひっかかる割合と原因【要観察・様子見になるのはなぜ?】
  2. 一歳半検診の内容とは?ひっかかわる割合に比例する
  3. 一歳半検診でひっかかる割合とその後はどうすれば対応すればよい?
  4. 一歳半検診でひっかかる後はどんな支援を受ける?【現実的な割合】
  5. 一歳半検診にひっかかる割合のまとめ【悩まず様子を見守ろう】

一歳半検診でひっかかる割合と原因【要観察・様子見になるのはなぜ?】

一歳半検診でひっかかる割合と原因【要観察・様子見になるのはなぜ?】

一歳半検診とは、「1歳6か月児健康診査」と呼ばれます。

各市町村の保健センターなどで主に集団で行われ、1歳半~2歳の間に受ける乳幼児健診の一つですね。

子供の成長をみるために行われるものなのですが、中には要観察などひっかかる子供もいます。

そんな割合や原因について書いていきます。

一歳半検診でひっかかわる割合は?【落ち込む・不安】

一歳半検診でひっかかる割合は10~25%と言われています。

つまり10人から1人はひっかかっているということです。

正直、落ち込みますし不安になりますが、ひっかかることが悪いわけではありません。

(参考:北海道科学大学研究「1 歳 6 か月児健康診査で保健師が気になる母子の様子 」)

一歳半検診で引っかかる原因とは?【保健師目線を解説】

一歳半検診でひっかかる原因について書いていきます。

保健師の目線からすると、以下のような感じ。

保健師が気になる子どもは、【身体的発達が緩やかである】【精神的発達が緩やかである】という発達の緩やかさと、【子育てしにくい気質がある】という子どもの様子や気質・性格を捉えていた。

(引用:北海道科学大学研究「1 歳 6 か月児健康診査で保健師が気になる母子の様子 」)

もちろん、ほかにも「気になる様子がある」場合には一歳半検診でひっかかってしまうこともるのです。

運動面の発達で気になる点がある

運動面では、

・歩行できているか

・手足の動きがぎこちなく、つっぱった感じがあるか

・手を引かれて階段を上ることができるか

・手足を使ってどのようなことができるか

例えば、積み木をつむ、積み木を打ち鳴らして音がならせるなど、手先の器用さを見ているのです。

言語の発達や理解度を調べている

言葉の理解度は発達の面ももちろんみています。

・絵本を知っているものは指をさすか

・大人のいう簡単な言葉がわかるか(おいで、ねんね、ちょうだいなど)

・ママ、ブーブー、ニコニコなど意味のある言葉を話せるか

言葉の面もとても重要視されています。

社会性やコミュニケーション力を見ている

また、社会的な部分も大事ですね。

・後ろから名前を呼ばれた時に振り向くか

・視線があうか?追視をするか?

・大人の真似をしたがるか

・周囲の人や他の子供に関心を示すか

社会的な部分もしっかりと確認をしています。

周囲に興味を持っているかも、大事な要素だといえます。

一歳半検診で要観察・様子見になるのはなぜ?【判断が早い】

大事なポイントとしては、

・「有意語が出ない」場合は知的能力障害(運動発達の遅れも伴っていることが多い)

・自閉スペクトラム症などの社会性の障害の可能性

・「呼んでも振り向かない」場合、知的能力障害、自閉スペクトラム症、聴覚障害という可能性

が考えられます。

このほかにも「排泄のしつけを始めているか」「自分でコップを持って水を飲めるか」「癇癪が強く泣きいったりすることがあるか」「おとなしすぎると思ったことがあるか」など、色々な面から、生活面や情緒面における発達についても、問診で確認します。

また、一歳半検診では子供の今後を判断できない理由から、3歳半検診まで様子見をすることも多いです。

(参考:厚生労働省「乳幼児健診に用いられる標準的な様式」)

一歳半検診の内容とは?ひっかかわる割合に比例する

一歳半検診の内容とは?ひっかかわる割合に比例する

一歳半検診の内容が気になりますね。

実際にどのような検診を、どのような目的で行うのでしょうか?

書いていきます。

一歳半検診とはなに?集団でおこなわれる乳幼児検診

一歳半検診とは別名「1歳6か月検診」と呼ばれているものです。

日本の乳幼児健診事業は、母子保健法に基づいて実施されています。

1歳6か月児(1歳半児)および3歳児を対象とする健診は、「法定健診」ともいわれています。

母子健康法
第十二条  市町村は、次に掲げる者に対し、厚生労働省令の定めるところにより、健康診査を行わなければならない。
一  満一歳六か月を超え満二歳に達しない幼児
二  満三歳を超え満四歳に達しない幼児
第二十一条  市町村が行う第十二条第一項の規定による健康診査に要する費用及び第二十条の規定による措置に要する費用は、当該市町村の支弁とする。

(引用:厚生労働省「母子保健法と発達障害者支援法にみる乳幼児健診調査の役割」)

特に、1歳半検診と、3歳半検診は受診率も高いのです。

一歳半検診の目的とは?

一歳半検診の目的とは?厚生労働省で定めています。

“幼児初期の身体発育、精神発達の面で歩行や言語等発達の標識が容易に得られる一歳六か月児のすべてに対して健康診査を実施することにより、運動機能、視聴覚等の障害、精神発達の遅延等障害を持った児童を早期に発見し、適切な指導を行い、心身障害の進行を未然に防止するとともに、生活習慣の自立、むし歯の予防、幼児の栄養及び育児に関する指導を行い、もって幼児の健康の保持及び増進を図ることを目的とする。”

(引用:厚生労働省「母子保健法と発達障害者支援法にみる乳幼児健診調査の役割」)

子供の体、心、疾患の有無、子供と保護者のサポートが主なポイントとなっています。

一歳半検診の内容とは?簡単に解説【積み木と指差しがポイント】

一歳半検診の内容は色々とあります。

・問診表による確認

・子供の言葉の面のチェック

・子供の指差しなどの確認

・子供と保護者とのかかわりについて

こんな風に色々な項目から子供の発育を確認しているのです。

→ 1歳半検診の内容と時間と流れ【言葉と指差しがひっかかるポイント】

一歳半検診でひっかかる割合とその後はどうすれば対応すればよい?

一歳半検診でひっかかる割合とその後はどうすれば対応すればよい?

もし、一歳半検診でひっかかったら。

そのあとはどのように対処をすればよいのでしょうか?

ここでは、5つの方法について書いていきます。

・地域の児童発達支援センター・子育て発達支援センター

・市区町村の育児相談窓口

・発達障がい者支援センター

・療育センターや教室へ行くのもあり

・発達障害専門の医療機関を受診する【外来へ行ってみよう】

地域の児童発達支援センター・子育て発達支援センター

色々か形があります。

週3~5日の通園グループ指導や個別の支援を受けられる療育、地域支援(保育所等訪問支援等)を受けることができます。

ただし、受給者証が必要なので、1歳半検診で明らかに障がいがあると判断をされないと難しいですね。

必要であれば、他の方法も教えてもらうことが出来る施設です。

市区町村の育児相談窓口

一歳半検診でひっかかると、住んでいる市区町村から連絡がきます。

その時に、担当者と相談をいろいろとしてみましょう。

アドバイスや、今後の方法について教えてもらうことができます。

発達障がい者支援センター

発達障がいもの支援センターは、支援を行う専門機関です。

そこで、色々な相談に乗ってもらうことができるのです。

もちろん、他の福祉制度についてもアドバイスをもらうことができます。

療育センターや教室へ行くのもあり

療育センターは、心身の発達に遅れや、心配があると言われた子どもと家族のための支援機関。

色々な視点から、サポートをしてもらうことができるのです。

特に療育センターは身近にありますので、対応もしてもらいやすいメリットがありますね。

発達障害専門の医療機関を受診する【外来へ行ってみよう】

発達障害に関する専門機関もたくさんあります。

相談に乗ってもらいやすく、実際に子供の様子をみて教えてもらうことができます。

市区町村によって、色々な病院がありますので聞いてみましょう。

経過観察が続くケースもある【問題を見守る】

一歳半検診でひっかかると、観察期間が続きます。

子供の問題を見守るために必要なことですね。

当面はそのまま、様子を見守ることになりますので、焦らず子供に接してあげましょう。

3歳児検診でひっかかると可能性もあり

また、3歳児検診でひっかかるケースも考えられます。

この時点でひっかかると、発達障害などの可能性もあります。

その覚悟も持っておくことも必要かもしれませんね。

→ 3歳児検診のひっかかる原因と割合と内容【言葉の遅れは発達障害?】

一歳半検診でひっかかる後はどんな支援を受ける?【現実的な割合】

一歳半検診でひっかかる後はどんな支援を受ける?【現実的な割合】

もし、一歳半検診でひっかかっても、しっかりと対策をすればよいこともあります。

落ち込んだり、不安になってしまう気持ちはわかりますが、それよりも子供が将来生きやすい環境を作ってあげることが大事ですね。

支援を受けると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

個別の支援が受けられる

まず、個別の支援が受けられることです。

その子供によって、特性が違います。

子供の様子を見ながら、適切に対処をしてもらえる点は大きなメリットですね。

相談に乗ってもらい親子の関わり方を知れる

相談に乗ってもらえ、親の関わり方を知ることができます。

療育施設だけでは難しいかもしれませんが、自宅でも対応をすれば、より子供の成長につながります。

そのためにできることを、どんどんチャレンジしてみましょう。

将来子供が困らないような対策を練ることができる

一歳半検診でひっかかった。

その時に、将来の子供をことも見据えて対策を練ることができます。

どんな生き方をするのか?大きくなったら問題がないのか?

色々な専門家のアドバイスをもらえる点は大きな魅力だといえますね。

一歳半検診にひっかかる割合のまとめ【悩まず様子を見守ろう】

一歳半検診にひっかかる割合のまとめ【悩まず様子を見守ろう】

一歳半検診でひっかかる割合について書きました。

10~25%と意外と多い事実に驚きましたね。

しかし、そこでひっかかったから問題があるというわけではありません。

その後、落ち着き何もなく過ごす子供もいますので、要観察となることもあります。

あまり、落ち込まず子供のことを見てあげてくださいね。

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