左利きの矯正は悪影響?割合が少数派の理由と右利きへの矯正方法

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天才に多い左利き

左利きと聞くと私はなんとなくうらやましいなんて思ったりしますね。

特に私はテニスやサッカーなどのスポーツをしていたのですが、そんな時には特に思っていたのは正直なところ。

もちろん右利きにはない手や足の使い方ができるのでストロングポイントになる点もありますが、その反面ウィークポイントになる可能性も高いものです。

左利きは脳が右手の人と違う使い方をしているから「天才」と呼ばれたり「奇才」なんて呼ばれる人も多いですね。

そんな左利きですが、保育園などでも聞かれることが左利きは「右に矯正をしたほうがよいのか」という点です。

右利きに矯正すべきだという意見もあれば、左利きのままでよいという意見もありますのでどちらが良いのかについて書いていきましょう。

左利きとは?

もちろん誰でもわかることですが、左利きの特性について書いていきましょう。

左利きとは一般的には人間の手の利き手が左であること、もしくはそのような人のことを指しています。

実は広い意味で見てみると手や腕だけではなく脚、目、耳も左が優位に働く人もいるためそのような人たちのことも左利きといいます。

左利きは右手よりも左手の方が得意となっており、多くの動作を左で行うことが基本となっています。

そのため、文字を書く、箸を持つ、料理をする、はさみを切るなどすべての動作が基本的には左になる人のことを左利きと呼んでいますね。

日本では左利きのことを他の呼び方でも読んでおり、「ぎっちょ」「レフティー」「サウスポー」「グーフィー」なんて呼ばれることがありますが「ぎっちょ」に関しては差別的な用語となるのであまり使いません。

実は、完全に左利きという人は少なく「箸を持つのは左だけど、文字を書くのは右利き」「ボールを投げるのは左利きだけど、料理をするのが右利き」というクロスドミナンス(cross-dominance)という人もいます。

日本では「交差利き」「分け利き」なんて呼ばれることもありますがどちらかといえば両利きと言われることが多いです。

脳との関係

左利きと右利きでは脳の使い方が違うなんていわれますが、どんな風に異なるのでしょうか?

脳と利き手の関係は非常に関係性が高いものといわれています。

右手は左脳が司っており、左手は右脳が司っていますので脳と手がクロスをするような感じで結びついているといわれています。

利き手は3歳位からだんだん定まり始めるのですが、混合で両方の手を使う場合もありますし特に小さな年齢の子供ほど両方の手を使う傾向にあります。

そこから4歳位までにはだいたい決まると考えられていますがこの年齢でも5%ほど利き手が決まらない子供はいます。

右利きの人は左脳を使うことが多く左脳の働きとしては「論理的」「筋道立てて考える」「客観的な分析が得意」「計算が得意」「几帳面」などがあげられ、言語、計算力、論理的思考をつかさどる脳です。

その反面左利きの人が使うことが多い右脳に関しては「感情表現が豊か」「感性にするどい芸術家」「人の気持ちを汲み取れる」「空間認知に長けている」「アナログ派」「暗記が得意」などです。

イメージ力や記憶力、想像力やひらめきをつかさどっている脳です。

どうして左利きになるの?

そんな左利きですが、そもそも左利きはどうして生まれるのでしょうか?

左利きが生まれる理由について書いていきましょう。

まず日本における左利きの割合についてですが正確な統計はないとしても10人に1人は左利きだといわれています。

ちなみに1977年の統計では8~15%の成人が左利きあることがわかっていますがどうしても少数派なイメージとなりますね。

有名人だとミケランジェロやピカソ、モーツァルト、ベートーベン、アインシュタインは左利きだったといわれています。

レオナルド・ダ・ヴィンチに至っては両手利きなので両方の脳をフル活用できていたなんていわれています。

芸能人だと松本人志、名倉潤(ネプチューン)、城田優、玉木宏、織田裕二、小栗旬など個性的な人も多い印象です。

そんな左利きですが左利きになる理由は諸説があり正確な理由はわかっていません。

そこで現在左利きになる理由として言われている所説がありますので書いていきましょう。

突然変異説

この説がそもそも左利きになることが説明できないと言われている説なのですが、DNAや染色体の異常などにより左利きが生まれるという説です。

左利きが少ないことから説明ができると言われていた説なのですが、左利きと右利きの染色体に違いはないと証明がされていますので都市伝説的な意味が濃いです。

実は学術的なものがない時代にはもっとも信じられていた節なのです。

胎児期の偶然

2004年に英ベルファストのクイーンズ大学博士・ピーター・ホッパーによって行われた研究の説です。

人間が右利きになるか左利きになるかは妊娠10週間目の頃に決定しているという新発見がなされたとのことです。

10週間目から12週間目の頃に胎児が左手の親指よりも右手の親指を頻繁に吸っていた場合、子供はほぼ確実に右利きになる。

その逆に左手の親指を頻繁に吸っていた場合にはほぼ左利きになるという説です。

ただし、胎内において脳が手に対してそれらの命令を出しているという証拠はなく、脳の命令は脊髄反射によるものではある可能性が高いといわれています。

遺伝説

左利きになるには親が左利きやクロスドミナンスでありそれが遺伝をしていることから子供も左利きになることになります。

これも正確なデータや研究はないため不明瞭な部分は多いといわれていますね。

環境説

環境説は子供の利き手が決まる3~4歳までにどちらの手を多く使った手の方が利き手になるという説です。

これは日ごろの環境により影響がでるものであると言われているのですが、これもわからない部分が多いですね。

左利きの矯正は意味があるのか?

ここまでは左利きになる理由について書いてきましたので、右手に矯正をする理由や影響について書いていきましょう。

そこで気になることは左利きから右利きに戻そうとする人が多い理由と矯正をすると実際にどうなのか?という点になりますので書いていきましょう。

左利きは不便なので右利きに矯正

これは世の中の問題なのかもしれませんが、左利きはものすごく生きにくいように世の中は作られている印象です。

以下に左利きが使いにくいもの、扱いにくいものをまとめてみました。

・エレベーターのボタン

・パソコンのエンターキー

・カメラのシャッターボタン

・テレビのリモコンの電源ボタン

・自動販売機のお金の入れる場所

・改札の切符をいれる(IC)の場所

このように見てみると世の中のほとんどは右利きのためにあるような印象となっています。

他にも問題がありますので不便さを書いていきます。

・文字は左から右に引いて書く →左利きは文字を左から押して書くため文字がかすれることが多い。

・英語は左から右へむけて書く →こちらも文字同様に左から右へかけて押して書くことになりますのでかすれてしまいます。

・はさみはほとんどが右利き用で左利きは切りにくい。(カッターナイフも同様)

・お箸のおき方が逆

こんな風に左利きの不便さをかいていくときりがないのですが、とにかく左利きは不便に感じることが多い世の中となっていることか右利きに矯正をしようと考える方が多いですね。

矯正をする効果とメリットデメリット

矯正をするメリットデメリットについて書いていきます。

上記をご覧いただける通り、左利きではストレスを感じることが多い世の中となっていることから右利きにしようと思う人も多いのですが、メリットもあればデメリットもありますので左利きあるあるとして紹介していきましょう。

矯正をするメリット

矯正をするメリットはいろいろとあります。

・右手も使えるようになることで世の中も物を使う際にストレスがなくなる

・右手も使えるようになり両利きになり右脳と左脳の両方の脳を刺激させることができる。

・文字を書く、英語を書く点に置いても問題なく学べる。

このように右利きに矯正をすることによりストレスを感じることなく生活をしていけます。

日本では多くの人が右利きのため、基本的に右利きの人が扱いやすいようにできています。

右手に矯正をすることで扱うストレスがなくなるという点は大きなメリットと言えるでしょう。

デメリット

だたし左利きから右利きに矯正をすることでデメリットもありますので注意をしましょう。

・扱いにくい手をずっと使うためストレスを感じることが多い。

・ハサミやカッターなど扱いにくい道具を使うことでケガをするリスクがある。

・頭が混乱をしてしまいストレスを感じて、鏡文字など悪影響を及ぼす可能性もあります。

・うまくできないことも増えるため自尊心が傷つき、自信を持てない人に育ってしまう。

・字が書きにくく汚くなる。

デメリットもいろいろとあり、世の中のものが扱いやすくなるというメリットはあるのですがその反面強烈なストレスがかかることがわかっています。

まだ、右利きか左利きかわからない子供ならばよいのですが、左の方が扱いやすいと思ってから右を使わせるようにするととにかくストレスを感じることになりますね。

無理な矯正は避けるべき

昔は左利きでお箸をもって食べていると「躾がされていない家」と言われることもありました。

特に由緒正しき家の場合や厳格な家の場合は左利きはみっともないといわれることから強制的に左利きに矯正をしてしまうケースがありました。

これは日本での作法が右利きで食べることが正式な作法であったことから品格を求めるために矯正をしていた歴史があります。

他にも「左利きはお嫁にいけない」と女の子は矯正されたり、「小学校でいじめの対象になる」という理由からいじめられることもありました。

テレビ番組の名物コーナー「突撃! 隣の晩ごはん」(1985年)でヨネスケさんも最初は左利きで食べていたのですが視聴者から「左利きはみっともない」といわれたことから右利きに矯正をしたという話もあります。

もちろん昔はそのようは理由から右利きを左利きに矯正していたのですが、今の時代は右利きだろうが左利きだろうがあまり気にしない時代です。

左利きに関しては認知もされており「かっこいい」「うらやましい」と思われる時代なので無理に矯正をしないほうが良いといわれています。

矯正を進めない最大の理由は「ストレスがかかりすぎる」という点です。

矯正をする方法

それでも、それぞれ家庭や親によっては理由があって左利きを右利きに矯正したいという方もいることでしょう。

そこでストレスをできるかぎりかけずに矯正をする理由について書いていきたいと思います。

両手を使わせる

まずできるだけストレスなく左手を使わせたいため、両手を使わせるような遊びなどをしていきましょう。

中でもおすすめはピアノです。

ピアノは両手を使って音楽を弾くことになりますので、知らない間に右手も使えるようになります。

ピアノの良いところは主旋律は右手をなることから右手を嫌でも使わなければ弾けませんのでおすすめです。

他にも体操やサッカーなど両方の手や足を使わなければならない運動もおすすめです。

3歳までに矯正してしまう

次に子供を小さなころから見ていると「この子左手ばかり使うわ」と言われることもあります。

そんな時には小さなうちから親が意図的に右手を使わせるようにしましょう。

右手を積極的に使わせていくことで徐々に右手へと移行をしていきます。

物心ついたころには右利きになっている可能性も高いため小さなうちに強制的に右利きにしてしまうというのは一つの方法です。

簡単なことからしていく

もう物心がついている時には簡単なことから右手でさせていきましょう。

いきなり文字を書くとかボールを投げるとかすると難しくなるため最初からもっと簡単にすべきです。

例えば、歯ブラシは右手で、コップを持つとき必ず右手でというように簡単なことから右手ではじめていきましょう。

練習を繰り返す

あとはこのようなことをひたすら続けていくだけです。

継続をしていくと上手になってきますし、本人もできるようになるとうれしくなってきます。

コツコツと使っていくことで次第に慣れてきますので簡単なことからコツコツさせていきましょう。

お箸は矯正箸をつかってみよう

お箸はエジソンのお箸など右利き用と左利き用に分かれているものがありますので右利き用を使わせてみましょう。

これは左利きでは扱いにくいですがちゃんと持てば使いやすいのでお箸を左利きから右利きへ矯正をするならば便利なアイテムです。

まとめ

左利きについてここまで書いてきました。

昔は左利きは「躾がなっていない」ということから言われることが多かったのですが今はあまり矯正をする家庭もすくなくなっています。

私も保育園で「どうしたらよいですか?」と聞かれることがあるのですが、どうしてもの理由はありますか?と聞くようにしてから保育園でも協力をしていました。

やはり矯正をするというのは子供にとってはストレスの多いものなので子供も可愛そうに感じるからです。

そのため結果的には両親の考えとなるとおもいます。

個人的に矯正をするメリットは世の中は右利き用に作られている点かなと思いますが無理なしないであげてほしいなと思います。

何よりも子供が中心の考えが良いですよね。

 

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投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの運営をしているtakaです。

1981年生まれの37歳で関西に住んでおり、妻と娘2人の4人家族です。

認可保育園で現場を8年保育士をして、その後は認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきています。

経歴は保育園での主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきている異色な経歴だとよくいわれます。

今は保育の業界からWEBの世界まで知識をもっていますので、保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの幅広し仕事をやっています。

ちなみにNLPのマスタープラクティショナーを所持していますので心理学もしっています。

https://banbi-no.com

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現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

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