保育士が履歴書を書き方の基礎をしっていますか?
転職や就職をするときに必ず必要な履歴書ですが基礎的なマナーを知らない人や自分で勝手に正しいと思って書いている方もいます。
履歴書の書き方についてきちんと教えてもらえるということは新卒の時くらいしかありませんし、その後は転職なども自己流で書いている人がほどんどです。
しかし、履歴書1つで採用不採用が決まるくらい実は大切な書類なのです。
この記事では保育士の履歴書の書き方の基礎知識やポイント、職務経歴書の例文テンプレートがわかります。
目次
保育士の履歴書の書き方の基礎!書く時の3つのポイント
保育士の履歴書はとても大事なものです。
履歴書とは「私はこんな人物です」ということを証明するための書類です。
採用側はこの履歴書を見ることにより、面接へ来た人の情報を把握することになります。
保育士の面接ことごとく落ちる。今日なんかその場で卒業証書と履歴書丸めて返された。もう保育園なんか預けたく無くなってきた。幼稚園2歳からいれてゆっくり働くとこ探すのも良いかな。
— シロ ミニシロ37w→10M®️ (@9HFqO4tEdk0iY8v) November 10, 2020
おはようございます💕
今日は、もう一度保育士として働くために履歴書を作成します‼️
正規では、ないけれどやっぱり子どもと関わる仕事がしたい✨
一個に固執せず、いろいろやってみて自分に会う働き方を見つけます😊
— ゆき@元保育士・webライター (@yuki_mei6) October 21, 2020
住んでいる場所や仕事の経歴、持っている資格など採用になった場合に履歴書の情報をもとに採用をする必要があります。
また、これは採用をされる雇用形態は一切関係なく正社員、パート、非常勤など雇用形態には関係なく市販の履歴書を使うことになります。
新卒の場合は履歴書だけですが、転職となると職務経歴書も一緒に提出をするほうがアピールになりますので、詳細については後程紹介をしていきます。
保育士の履歴書の書き方の3つのコツ【手書きがおすすめ】
そんな履歴書ですが書くときに大事なポイントが3つあります。
履歴書は相手に渡すもので、あなたが採用の面接へ行ったときに挨拶の後に見るものですので履歴書のでき次第であなたへの印象も大きく異なります。
そのため、しっかりと準備をしていくことをおすすめしますし以下の3つのコツはしっかりと守ってください。
・字は丁寧に美しい文字を書く。 ・志望動機や自己PRは具体的に前向きに書くこと。 ・趣味や特技は保育を絡めるとアピールになる。 |
最近はパソコンでも簡単に作ることができますが、できれば手書きの方が印象は良いでしょう。
ただし、あまりにも字が汚く読めないような字しか書けないならばパソコンで書いた履歴書の方が印象が良いかもしれません。
もし、エージェントを使って転職を考えているならばそのあたりは確認してみると良いでしょう。
自分で就職活動をするならば履歴書は手書きが基本です。
保育士の履歴書の書き方を解説【全項目を徹底解説】
次に履歴書の基礎知識を書いていきます。
採用側としては履歴書を見た時点で「この人はちゃんとしている人」「この人は適当な人」と意外とわかります。
文字が人柄を表すように、履歴書の書類1つにも採用をされる人の情報などがすぐにわかってしまうものです。
その中で大事なことは「履歴書の基本的なことができているか」です。
そもそも基礎的なこともできていない人を採用をしたいとは思いませんので気をつけたいものですので以下の履歴書の各項目について書いています。
日付
履歴書の日付は間違えやすいポイントです。
日付は書いた日ではなく、提出をする日を記載するのが一般的なマナーです。
そのため、面接へ直接持っていくのならばその日付を記載します。
郵送をするのならば「ポストに投函をする日」を記載することが鉄則です。
写真
写真は基本3か月以内に撮影をしたものを使用します。
その際に履歴書は正式は書類であるということを忘れてはいけません。
そのため、服装やスーツやネクタイで撮影をしますし、女性はメイクは薄め、長い髪の毛は束ねるなど清潔感を第一に考えましょう。
ちなみに私は採用をするときに写真をみて「折れている」「貼り付けが中途半端」「写真が古い」「服装が適当」な人は仕事も同じように適当にする人の可能性があると思いほとんどを不採用にしました。
面接ではなかなか見抜けないことも履歴書だと意外と見抜けるものです。
年齢
年齢は提出をする日に合わせて記載をすることになります。
そのため、そのまま記載をすることが一般的ですが「満〇歳」と書いてある場合には履歴書を書く日を記載しましょう。
住所
住所は○○市からではなく都道府県から書くことがマナーです。
マンション名などの数字だけではなく正確に正しく記載をすることが必要ですので省略などはしてはいけません。
連絡先
日中つながりやすい電話番号が前提となります。
固定電話がない家庭も多いため、携帯電話でも問題はありません。
メールアドレス
最近はメールアドレスを記載する必要がある履歴書も多いです。
メールアドレスに採用の通知や情報などを送ってくる園もふえているためですし、電話がつながらない時にメールでやり取りをする必要があるためです。
普段利用しているメールアドレスを書いておけば問題ありません。
学歴
学歴の基本は高校卒業から書くことです。
しかし、空欄が多くなってしまうのならば中学校卒業から書いても問題はないです。
あと、学校名ですが保育士さんの多くは短大、大学、専門学校になりますがすべて正式名称で長くなっても書くようにしましょう。
一行目の中央には「学歴」と記載をしてください。
職歴
職歴も学歴と同じように記載をすることになります。
学歴を書いたあとに1行空けて、真ん中に「職歴」と記載をしあとは古い順に職業の歴を書いていきましょう。
その際には古い順に書き「社会福祉法人○○ ○○保育園 入職(入社)」とし、転職を何度かしているならば「退職」も記載しますし、現在就業中ならば「現在に至る」と書けばよいです。
転職があまりにも多くてもすべて必ず書きましょう。
異動の場合の書き方
また、異動の場合には「異動」の旨もかきましょう。
たくさんの保育園や幼稚園を持っている園に勤務をしていた人の中には「異動」となる場合もあります。
その際には職歴のところに記載をしましょう。
異動の書き方は「同法人○○保育所へ異動」と記載をします。
資格・免許の欄
資格や免許の欄もとても重要です。
保育園へ転職をするので保育士を持っていることはもちろんです。
多数の資格を持っている場合には関係があるものを取得年順に書いていけば問題がありません。
現在取得予定やこれから取得予定の免許などがあればそれも記載をしておくとよいです。
採用側が見たときにスキル見るための大事な項目でもありますので、最大限のアピールに使いましょう。
志望動機・志望理由
履歴書で最も重要な部分がこの「志望動機・志望理由」です。
ここは「なぜこの園への就職を希望しているのか」「就職をしたい理由」が問われる部分です。
ここで「給料・通勤が近い」など私情を挟むことはNGとなっており、そうではなくきちんとその保育園のことを調べて記載をすることが重要なのです。
私も履歴書を書くときに一番時間をかけ、下書きをして徹底して書いた部分です。
なかなか難しい部分でもありますので志望理由についてはこちらの保育士の志望動機の書き方と例文!未経験就職や転職するポイントに書いています。
例文も年数ごとに書いていますので参考にしてください。
趣味・特技
趣味は特技はあなたの人柄や個人の状態を見るためのものです。
そのため、面接時に聞きたいこと以外の時間に「人間性を確認するため」に聞くものですので必ず書いておきましょう。
例えば趣味に「料理・お菓子作り」と書いておくと「どんなものが得意ですか?」など想定をされる質問もある程度予想がつきますので答えを用意しておく。
また、資格欄には書けなかったとしても誰よりも努力をしてきた結果があるのならば「大会で優勝した」「優秀賞を獲得した」など詳細を書いてもアピールになります。
趣味や特技で採用で落とすということはありませんが、空欄は会話になりませんので必ず何かを記載しましょう。
この趣味や特技であなたの人間性を見ているのです。
通勤時間と希望欄
通勤時間と希望の欄も空白ではなく必ず記載をしましょう。
履歴書の最低限のマナーとしては空白は作らず埋めることです。
私も何度も採用をしていただきましたが、そのときの履歴書はしっかりと埋めて書いていましたがそれは最低限のマナーといえます。
通勤時間はどれくらいかかるのかを記載します。
通勤
その際に1時間程度以内の範囲にしてく方が良いです。
その理由は1時間以上もかかる人を採用すると交通費が予想以上にかかることとなりますので採用側としてもあなたがたとえ良い人材であったとしても採用を見送る要因となります。
扶養
法人や企業など勤務をする園によって家族手当や扶養手当などが関係してきます。
そのため、履歴書を提出する時点での現状について書きこみましょう。
本人希望
勤務地が複数あり、複数の職種を募集している場合にはあなたの希望を記載しましょう。
非常勤やパートの場合には希望をする曜日や時間を記入すれば面接でも相違がなく進んでいきます。
記載をしてはダメなものは「給与面」「勝手な配置希望」など待遇面ですが、書くことでマイナスしかないため避けておくべきです。
特記事項は特になければ「貴社(貴園)の規定に従います」と記入をしていただければ問題ありません。
履歴書に嘘はダメ
履歴書を書くときに絶対にしてはいけないのは「嘘を書く」ことです。
例えば、転職回数を減らす、年齢を若くする、住所を近くするなどは採用をされた後に問題が起こりますし採用を取り消しされる可能性もあります。
履歴書は公的な文書となりあなたを証明するための書類ですが、それを偽造すると最悪「文書偽造罪」に問われる可能性もありますので絶対にやめておきましょう。
保育士の職務経歴書の書き方と例文テンプレート【幼稚園も同じ】
次に履歴書と一緒にだす職務経歴書も書いていきます。
実は保育士さんの多くは面接でもこの職務経歴書というものを持参してきません。
採用担当者からすると「どんな経験を持っていて」「どんなポジションで仕事をしてきたのか」を知るための書類なのですが提出がないとどうしようもないんですよね。
職務経歴書は転職をする人にとってはアピールできるポイントなので、必ず提出をしましょう。
手書きでもよいですが、職務経歴書を手書きにするとただ文章が並んでおり採用をする側からすると見にくい、読みにくいというデメリットがあります。
そのため、できればパソコンで整えて作るのがベストといえます。
自分の強みと自己PR【ブランクもアピールを】
職務経歴書を書く時のポイントで大事なことは「自分の強み」と「自己PR」です。
先ほど志望動機のところで就職を希望する園について調べて書くということをお伝えしました。
そこで、園の方針や考えを知りそれにあなたの経験をマッチさせると採用の率が上がります。
いかに園とあなたをマッチさせるのかが重要ですので、それを先に考えてから職務経歴書を書くと良いでしょう。
職務経歴書の例文テンプレート
私は以下のようなパターンの職務経歴書で採用を勝ち取りました。
参考までにテンプレートを用意しておきますので参考にしてください。
職務経歴書 令和〇年〇月〇日現在 名前:○○○○ 【職務の要約】 今までにどのような経験をしきてのか、どのような能力を持っているのかを書きます。(3行程度) (リーダー、担任、主任経験などを書き、どのような点に気を付けて仕事をしてきたのか9 【職務経歴】 ・○○法人 ○○保育園:平成〇年〇月~平成〇年〇月 正社員 仕事の内容や役割取り組んだことを書きます。 数年働いていたのならば要約をしてアピールをするポイントを記載してください。 ※複数ある場合には複数書きましょう。 【保有資格とパソコンスキルなど】 あなたの持っているアピールできる資格とパソコンのスキルやマーチングの資格、食育インストラクターなどアピールできるポイントをかきましょう。 【自己PR】 私は3つの項目を作りそれについて3行から5行くらい文章で書きました。 ・保育士経験 ○○ ・コミュニケーション ○○ ・保護者対応 ○○ このようにアピールできるポイントを書きましょう。 【まとめ】←まとめとは記載しません(※注意) 最後にもう一度あなたの志望理由ややる気、アピールポイントを要約して5行くらいでまとめましょう。 以上 |
量が多くても2枚くらいまでにまとめると良いですね。
あまり多いと採用側も読むだけで時間がかかってしまいますので、気をつけましょう。
→ 保育士の職務経歴書の書き方のコツ!採用されたテンプレートは自己PR
保育士の履歴書の書き方のコツは志望動機!職務経歴書も用意しよう
保育士の履歴書の基礎知識と職務経歴書のテンプレートを書いてきました。
私もたくさんの採用をしてきた結果履歴書を丁寧に書いている人は仕事もやはり丁寧です。
きちんとしてくれる人が多いですが、履歴書が雑な人はやはり仕事も雑です。
人を写しだす鏡のようなものが履歴書ですのできちんと書きたいものです。
履歴書と同時に面接になると思います。
そんなときには保育士面接の対策を園長が解説!絶対聞かれる質問と準備すべき項目を参考にして採用面接に臨みましょう。
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- 2019年 12月 11日
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