2歳児の室内遊び20選を保育士が解説【戸外の運動遊びもおまけ紹介】

2歳児の室内遊び20選を保育士が解説【戸外の運動遊びもおまけ紹介】
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2歳児の遊びに悩んでいませんか?

保育園も活発になる2歳児はたくさんの遊びを通して、成長をしていきます。

戸外はもちろんですが、室内でも経験をさせれば吸収をしてくれますので保育士としてもうれしいですよね。

この記事では2歳児の室内あそびについて書いていきますね。



2歳児の遊び20選!保育園でやる室内と戸外遊びとは?【特徴とねらい】

遊具で遊ぶ女の子二人2歳児の遊びをする場合に大事なことは「ねらい」を持つことです。

もちろん子供を自由に遊ばせて、リフレッシュ、強い体を作る、友達関係を作るなど単純なものでも問題はありません。

しかし、午前中の保育ならば1つ目的をもった遊びをしてから自由遊びにするなど方法はいくらでもあります。

保育士の仕事は「子供の健やかな成長」です。

そのためにできることをコツコツと積み上げていくしかないですので、ねらいや目的はきちんともちましょう。

2歳児の特徴と発達を理解しよう!保育園の遊びはねらいが大事

そんな2歳児ですが、特徴や発達について理解をするとねらいもわかりやすいです。

2歳児は保育園でも幼児クラスに上がるために大事な時期で、ベテランがもつことも多いです。

特徴や発達は、

・自我がめばえ反抗的な態度を取ることがある。

・生活習慣はほぼ自立してできるようになる。

・盛んに質問をする(なんで?の時期)

・運動機能の高まりが著しい(走る、飛ぶ、投げる。ぶら下がる、またぐなど)

・言葉のやり取りも不自由なくできるようになる。

・少人数で友達と一緒に遊ぶ子供も出てくる。

こんな風な特徴をもっています。

友達関係も大事にしよう

また、友達関係もとても活発になってきます。

会話をしたり、一緒に遊んだり。

そうやって、経験を積むことで社会性を学んでいくのです。

経験をさせてのびのびと育てよう

2歳児の時期はとにかく色々な経験をさせましょう。

経験と通して育っていきますので、チャレンジさせてあげてください。

怖がる子供もいるかもしれませんが、どんどんいろんなことをさせてあげてくださいね。

2歳児の特徴と発達!保育はトイレトレーニング 生活習慣の自立が重要

2歳児の室内遊び20選!保育園ではおもちゃも大事【雨の日も】

お絵描きをする男の子では、2歳児の室内遊びについて書いていきます。

室内遊びにはいろいろとありますが、中でもおすすめのものを紹介します。

保育園での遊びは室内でゆっくりと集中をして遊ばせること、戸外で体を思い切りつかって遊びことの2つをバランスよく取り入れましょう。

1.お絵描き・塗り絵

2.折り紙

3.シール遊び

4.新聞遊び

5.段ボールカー

6.段ボールハウス

7.パズル

8.紐通し

9.粘土遊び

10.レゴブロック

11.積み木

12.電車

13.おままごと

14.絵本

15.風船遊び

16.ダンスやリズム遊び

17.小麦粉粘土

18.スライムで感触あそび

19.トランポリン

20.平均台でバランスゲーム

1.お絵描き・塗り絵

室内の定番といえば「お絵描き」「塗り絵」です。

2歳児だとまだまだ形にはなませんが、目的をもって書くようになります。

紙にクレヨンやクレパスで書かせることも良いですね。

また、簡単な塗り絵をさせてもよいでしょう。

色を塗る、絵を書くというのは手先を発達させるために効果的です。

2.折り紙【紙飛行機も折ってみよう】

折り紙も2歳児になればできます。

折り紙は先生がついてさせなければなりませんが、角をそろえて折る、しっかりと折り目をつけるということをおしえましょう。

何か形を作っても良いですし、簡単な紙飛行機を折って飛ばしてもよいですね。

3.シール遊び

シール遊びはただ張らせるだけではなく、はがす、張るということをさせましょう。

指先をつかいますし、集中をしますので良い遊びですね。

シールを下敷きなどへ張らせると再利用もできます。

4.新聞遊び【指先の発達】

新聞遊びは室内遊びの定番です。

びりびりと破ったり、形にしたり、丸めたりと万能な遊びです。

私も保育園では定番の遊びとして取り入れており、ボールにして投げる、こなごなに破って雪に見立てるなどをしていました。

最後はごみ袋へ片付けをしておばけを作っても面白いですね。

5.段ボールカー

段ボールで車にしてみましょう。

室内コンカーというもので、子供がのって足でけって動くタイプのものです。

先生たちは作るのが大変ですが、足腰をしっかりと鍛えられますので効果もたかいでしょう。

6.段ボールハウス

ダンボールハウスはその名前の通り、段ボールの家です。

大きな段ボールを張り付けて中へはいれるようにするとこどもは大喜びです。

子供達にとっては隠れ家ができたような気持ちになりますのでうれしいですね。

7.パズル

最初は4ピースくらいからはじめていきましょう。

パズルは巧緻性も身に付きますし、想像力も身に付きます。

簡単なものから徐々に難しいものにしていくと、子供も慣れてきて力がついてきますのでおすすめです。

8.紐通し【指先の発達】

紐通しは指先の巧緻性を身に着けるうえでとても大事な力です。

最近は販売もしていますし、保育園で購入ができないという場合にはストローと紐で簡単に作ることもできます。

紐通しは子供が集中をしてすることができますね。

特にこの時期は手先のこまかな作業をさせてあげると良いでしょう。

9.粘土遊び【発想力と巧緻性】

粘土遊びは万能です。

発想力、巧緻性という部分は育ちます。

「何をつくろうか」考えて、指先でつくるということを繰り返していくと、子供も驚くようなものを作ってくれます。

雨の日は粘土あそびで制作を楽しんでみるとよいでしょう。

10.レゴブロック

レゴブロックは万能のアイテムです。

2歳児に限らずいろいろな年齢の子供が遊ぶとなったらレゴブロックで遊びます。

巧緻性はもちろん、想像力や図形センスも身に付きます。

安全性も高いおもちゃなので、子供達にとって最適ですが数が必要な点がデメリットといえますね。

11.積み木

おもちゃで遊ぶ赤ちゃん

積み木は並べる、積むということをするおもちゃです。

バランスよく積み上げるたのしさ、崩れてしまうバランスの悪さなどいろいろな経験ができます。

積み木もレゴブロックと一緒で万能に遊べますね。

12.電車

線路と考えてつなげ、電車をはしらせる。

特に男の子に人気の遊びですが、想像性もみにつきますし、友達といろいろと話し合って作ると人間関係も育ちます。

線路をつなげて遊ぶ、その経験をさせて散歩に電車を見に行くなど社会性も学べますね。

13.おままごと

この時期におすすめの遊びはおままごとです。

おままごとを通すことで「ごっこあそび」「見立て遊び」をすることができます。

友達と会話をしたり、時には一緒に遊んだりすることで、友達関係も深められますし、役になりきることで言葉の成長にもつながります。

この時期はぜひ取り入れてほしい遊びがおままごとです。

14.絵本

絵本を先生がよむ、簡単な絵本を子供が自分で読むなど絵本にふれさせましょう。

絵本を読むことでもじに興味がわきますし、想像力も身に付きます。

子供にとっては夢の世界が広がりますので、先生が読む時、子供が自分で読むときとバランスをとってみましょう。

15.風船遊び

2歳児の時期は風船遊びがおすすめです。

風船で上に投げたり、キャッチをしたり不規則にうごく風船は子供にとっても楽しい遊びです。

雨の日はひとり1つ持たせてホールで遊んでもよいですね。

16.ダンスやリズム遊び

音楽をかけてダンスをする、リズム遊びを楽しむなど体を使う遊びをしても良いです。

保育園によってはリトミックを取り入れているところもあるでしょう。

体を動かしてリズム感を養いましょう。

17.小麦粉粘土

小麦粉粘土は粉の状態から水でこねる。

様々な感触を楽しむことが出来る点が魅力なあそびです。

アレルギーには気をつけなけば、楽しめる遊びだと言えるでしょう。

18.スライムで感触あそび

スライムも簡単に作ることができます。

洗濯のりとホウ酸があれば簡単に作れますね。。

1.プラスチックコップ①に洗濯のり50mlを入れる。

2.プラスチックコップ①に、水50ml・好きな色の水性絵の具(食紅)を入れ、わりばしでかき混ぜる。

3.もう1つのプラスチックコップ②に、お湯25mlとホウ砂を2g程度を入れて、よくかき混ぜる。

4.①のコップへ②を徐々に入れて混ぜる。

19.トランポリン

トランポリンは部屋で簡単に体を動かせる遊びです。

ジャンプをするだけですので、雨の日でも楽しめますね。

繰り返しチャレンジしてみましょう。

20.平均台でバランスゲーム

平均台も室内でできます。

バランス感覚を養うのにちょうど良いですね。

繰り返し歩かせてみましょう。

→ 雨の日の室内遊びを保育園向けに20選【梅雨に負けない乳児・幼児別】

2歳児の戸外遊びとねらい【季節の経験・簡単なルール遊び】

穴の開いた落ち葉をのぞく少年次は戸外遊びもおまけで解説していきます。

2歳児の時期は戸外でたくさん遊ばせてあげることで、どんどん体も成長をしていきます。

そのため、天気の良い日は戸外で思い切り遊ばせてあげることが大事ですね。

1.しっぽとり

2.おにごっこ

3.だるまさんが転んだ

4.砂場・どろんこ遊び

5.遊具【ブランコ・滑り台・ジャングルジム】

6.かけっこ

7.わらべうたあそび

8.散歩へ出かける

1.しっぽとり

2歳児になれば簡単なルールのあるあそびができます。

テープでしっぽを作りつけて、先生が鬼になるというものです。

後ろから追いかけてみんなたくさんはしりましょう。

先生にしっぽを取られたら座るなど簡単なルールを通して遊ぶと人間関係も深まります。

2.おにごっこ

難しいおにごっこは難しいため、先生が鬼、子供が逃げるというルールが一番良いです。

タッチをされたらその場に座る、一か所に集まるなどのルールを設けてみるとよいですね。

逃げるだけでも子供は楽しいものです。

3.だるまさんが転んだ

だるまさんがころんだも簡単なルール遊びです。

先生が鬼となり、子供達にも先生がつき、一緒にあそびましょう。

動く、止まる、聞くという3つの動きが行動ができますので、子供にとっては成長につながります。

4.砂場・どろんこ遊び

砂場で形を作ったり、スコップなどの道具を使わましょう。

砂場は子供が集中をして遊べる場で、砂の感触が楽しいものです。

他にも、水を入れて泥にしてみると、砂とは違った形にできますのでおもしろいです。

夏は汚れてもよい服をきて、どろんこ遊びをしてみるとよいですね。

5.遊具【ブランコ・滑り台・ジャングルジム】

遊具は定番の戸外遊びです。

ブランコや滑り台、ジャングルジムなど豊富に遊ぶ道具があります。

ルールを守って遊ぶ、待つということができますし、高い所へ登って違う景色を楽しむなど子供が体を思い切りつかってあそべます。

ただし、危険も伴うため見守りはわすれないようにしましょう。

6.かけっこ

かけっこをしましょう。

走るという行為をすることで、筋力も付きますし、競争力も身に付きます。

運動会前には練習をすることも多いかもしれませんが、普段からかけっこは取り入れておきたいですね。

→ 保育園の運動会の種目と年齢別アイデア!ねらいと親子競技も紹介

7.わらべうたあそび

昔のわらんべうたも良いですね。

心地のよい歌を聞きながらあそべますし、日本の伝統文化の伝承にもつながります。

例えば、かごめかごめ、はないちもんめ、おしくら饅頭など定番のものを子供たちと一緒にしてみるとよいでしょう。

8.散歩へ出かける

2歳児の時期は散歩がおすすめです。

散歩へ出かけることで「社会のルールを守る」「交通ルールを知る」「外の世界を楽しむ」というメリットがあります。

保育園内だけでは経験できないものがありますのでおすすめと言えるでしょう。

水や氷を使った遊びを楽しもう【夏と冬におすすめ】

他にも水あそび、氷あそびなど普段できない遊びを取り入れましょう。

夏は水遊びうどろんこ遊び、冬は水をバケツにはって帰り翌朝に氷をチェックしてみるというものです。

いろいろな事象を経験から学ばせることが大事ですね。

→ 戸外遊びのねらいとは?保育園で重要なお外遊びを学年別に解説

2歳児の遊びは静と動が大事!室内と戸外でバランスを考えよう

木の実を持つ女の子2歳児の遊びは「静」と「動」のバランスが大事です。

静とは落ち着いて遊ぶ時間、動は体を活発に動かす時間と使い分けるとよいでしょう。

私も保育士として2歳児の担任をしていたころは、集中をさせて室内で活動をしたいときは、思い切り戸外で遊ばせてから室内でするようにしていました。

室内遊びだけではなく、戸外遊びも取り入れて子供たちとあそびましょう。

2歳児はいろいろなことを吸収できる時期ですので、様々な遊びと通して経験をさせてあげましょう。

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