新生児がのしゃっくりの止め方わかりますか?
ミルクを飲んだあとに特に多いのですが、赤ちゃんがしゃっくりをしますね。
そのしゃっくりには理由があり、適切な対処法があるのです。
この記事では、新生児のしゃっくりの止め方や原因、ダメな止め方がわかります。
目次
新生児のしゃっくりの止め方5選【ミルクを飲んだら止まらない】
新生児のしゃっくりはよくあります。
寝そうなところでしゃっくりし出す、新生児の不思議
— ゆえこっこ@2y👦+0m👧 (@yue_kokko) May 7, 2020
新生児、しゃっくりが止まらないため泣き出す
— すすき (@susuki2712) April 23, 2020
こんな風にしゃっくりについて、悩んでいる方も多いですね。
結論としては「新生児のしゃっくりは基本は様子をみる」で問題ありません。
自然現象なので、落ち着くといわれていますが、気を付けるべきしゃっくりもありますので、しっておきましょう。
ここからは止め方を紹介しています。
下には気を付けるべきしゃっくりも書いていますので、気になる方は参考にして下さい。
1.ゲップをだす 2.母乳を少しだけ飲ませる 3.体を温める 4.背中をトントンする 5.抱っこを態勢を変える |
1.ゲップをだす【ミルク後にしゃっくりは多い】
まずはゲップをだしましょう。
新生児はミルクを飲むのが上手ではなく、ミルクと一緒に空気をすっています。
その空気が原因で横隔膜が刺激されしゃっくりの原因となっています。
縦抱きにして、優しく背中をさすりしゃっくりをだしましょう。
2.母乳を少しだけ飲ませる【湯冷ましはNG】
粉ミルクを飲んでいる場合は、母乳を少しだけ吸わせてみましょう。
違う飲み物を飲むことで、落ち着くこともあります。
ただし、白湯や果汁はダメです。
理由については、下に書いています。
3.体を温める【抱く・服を着せる・沐浴】
体が冷えているため、しゃっくりができる可能性があります。
そのため、抱っこをする、服を一枚着せる、沐浴をすれば落ち着くことがあります。
体を温めるというのは有効な手段です。
4.背中をトントンする【優しくなでる】
背中をトントンしてみましょう。
新生児のしゃっくりは胃の中の空気や臓器の問題があります。
そのため、縦抱きをして優しくトントンしてあげてください。
すると落ち着くことがあります。
5.抱っこの態勢を変える【縦抱きしてみる】
抱っこの体勢を変えてみましょう。
横抱きでしゃっくりが出てしんどそうにしているのならば、縦抱きにしてみるとよいです。
体勢を変えれば、ゲップがでてしゃっくりがおちつくことがあります。
放置で何もしないもあり【仰向けにして寝かせる】
何もせず上を向いて寝かせても良いです。
しゃっくりは自然と落ち着くという考えが基本です。
そのため、上を向かせて様子を見ておけば良いでしょう。
→ 新生児のゲップの出し方3選!全然出ないときのコツと抱き方と態勢
新生児のしゃっくりがよくでる原因3選【止め方のコツ】
新生児のしゃっくりが良く出る原因には3つありますね。
しゃっくりとは、医療的には「吃逆(きつぎゃく)」と呼ばれています。
ひっく、ひっくという特徴的な音が特徴で、新生児期は特にでやすいです。
生まれてからするものだと思っていましたが、実は胎児のとき、ママのお腹の中にいるときもしゃっくりをすることがわかっています。
これは、肺呼吸の練習のためママのお腹の中でしているのではないかといわれていますね。
・臓器が未熟で刺激を受けやすい ・ミルクを飲んだ後に横隔膜が痙攣する ・おしっこでオムツが濡れた |
臓器が未熟で刺激を受けやすい【毎日出ることも】
新生児の臓器はすべて未熟です。
その未熟が理由となって、刺激をうけてしゃっくりが出ている可能性があります。
そのため、成長とともに落ち着いてくることが多いですね。
ミルクを飲んだ後に横隔膜が痙攣する
ミルクを飲んだ後に横隔膜が刺激をされ、痙攣をすることによりしゃっくりがでています。
これも可能性としてすごく高く、ゲップなどを出すことで、落ち着きますね。
おしっこでオムツが濡れた【体が冷えた】
おしっこでオムツが濡れている、身体が冷えたなどが原因です。
生後3か月までの赤ちゃんは、体温調整がうまくできず周囲の温度の変化をモロに受けてしまいます。
体が冷えると、しゃっくりに繋がってしまうことがあります。
新生児のしゃっくりの止め方のNG方法【苦しい姿勢はダメ】
次に新生児のしゃっくりの止め方のダメな方法を書いていきます。
大人と同じようにしゃっくりを止めようとするのは、大きな間違いです。
十分気を付けてください。
・驚かせたりくしゃみをさせる ・うつ伏せにして寝かせる ・白湯や水を飲ませる |
驚かせたりくしゃみをさせる【赤ちゃんには効果なし】
新生児を驚かせたり、くしゃみをさせたりするのは大きな間違いです。
そもそも、その考えがまちがっていますので注意をして下さい。
新生児期の赤ちゃんにとって、驚かされるというのは効果がありません。
逆にビックリして泣いてしまうだけですので、絶対にやめておきましょう。
うつ伏せにして寝かせる【SIDS・放置はダメ】
しゃっくりは上を向いて寝かせているために起こると考えるママもいます。
しかし、それも大きな間違いで、寝る姿勢は関係ありません。
うつ伏せをして寝かせていると、SIDS(乳児突然死症候群)になる可能性があります。
これは突然呼吸が止まり、赤ちゃんが死んでしまうことです。
放置は危険ですので、やめておきましょう。
→ 乳児突然死症候群の前兆と原因とは?確率と発症を低くする予防法3選
白湯や水を飲ませる【新生児は飲ませない】
白湯や水を飲ませるのもNGです。
そもそも新生児に白湯を飲ませてはいけません。
不純物などが入っていることから、飲ませるべきではないのです。
果汁も糖質がたくさん入っていますので避けるべきです。
しゃっくりを止めるならば、母乳にしておきましょう。
新生児のしゃっくりは危険?止め方の注意をすべきポイント4選
次にしゃっくりが出る原因で危険なこともあり得ます。
様子をみて、おかしいなと感じたら病院受診も検討しましょう。
・食物アレルギーの可能性 ・大量のよだれが頻繁なら要注意 ・薬の副作用の可能性もあり ・しゃっくり中はミルクを止める |
食物アレルギーの可能性【ママの食べたものをチェック】
一つ目は食物アレルギーです。
特に母乳を飲んでいる赤ちゃんに多いのですが、ママが卵を食べたりすると、それが原因で起こる可能性があります。
母乳を飲んでいると、アレルゲンもそのまま体に入ってしまいます。
湿疹やしゃっくりなどが症状としてあらわれる場合がありますので、ママの食べたものを思い出してみましょう。
大量のよだれが頻繁なら要注意【胃酸の問題】
しゃっくりと一緒に大量のよだれがでる場合も注意が必要です。
しゃっくりをしながらよだれがでているということは、胃酸が出ている可能性があるのです。
少しくらいならば、大丈夫ですが、長く続く場合は注意が必要です。
食道が胃酸により、炎症を起こす可能性もあります。
頻繁にみられるようならば、病院へ受診をすることも検討しましょう。
薬の副作用の可能性もあり【病院受診も検討】
ママの飲んだ薬、もしくは赤ちゃんが飲んだ薬が原因でしゃっくりが起こっている可能性もあります。
これも薬の副作用によって起こっているものです。
処方をされた薬の量や飲ませ方が適切であったかなどを確認してください。
もし可能性があるならば、すぐに医師に相談をして下さい。
しゃっくり中はミルクを止める【落ち着いてから】
しゃっくりをしているときにミルクを飲ませるのはやめておきましょう。
おそらく、苦しくて戻すのが当たり前です。
そのため、しゃっくりをしているときは、落ち着くまで様子をみましょう。
→ 赤ちゃんがミルクを飲まない原因と理由は?飲むようになる対策5選
新生児の病院受診の目安【しゃっくりがポイントになるかも】
しゃっくりが多く、ほかにも下記の様子がある場合は病院受診をしましょう。
もしかすると、病気の一つで、しゃっくりが症状として出ている可能性もあります。
特に、しゃっくりがいつまでも続く場合は気を付けてください。
・元気がない ・ミルクや母乳の飲みが悪い ・ぐったりしている ・呼吸が荒くしんどそう ・ミルクを飲んでも吐き戻してしまう |
元気がない
赤ちゃんに元気がなく、ぐったりとしている。
そんな時は体調の変化があるのかもしれません。
新生児なので、心配になると思います。
病院へ一度受信をしておきましょう。
ミルクや母乳の飲みが悪い
ミルクや母乳の飲みが悪い時も要注意。
もしかすると、体調がおかしかったり、お腹に問題があるかも…
体重も増えない時は、一度病院を受診するようにして下さい。
ぐったりしている
赤ちゃんがぐったりとしている。
明らかにおかしな状態になっているかもしれません…
ので、一度病院を受診しておきましょう。
呼吸が荒くしんどそう
呼吸が荒い。
どこかしんどそうにしている…
そんな風に見えるときは、体調がしんどいのかも…
念のため病院を受診しておくと良いですね。
ミルクを飲んでも吐き戻してしまう
ミルクを飲んでも吐き戻してしまう。
体調に違和感があったり、しんどさがあるのかもしれません。
赤ちゃんにとってミルクは栄養と取るための大事なものです。
なので、一度病院を受診してみてもらいましょう。
新生児のしゃっくりの止め方のまとめ【寝れない時は抱っこをしよう】
新生児のしゃっくりについて書いてきました。
最初にも書いたように、基本は「様子を見ておく」で問題ありません。
自然と止まることが当たり前で普通です。
寝れない時は抱っこをしたり、あやしたりしているうちに落ち着きます。
あまり、ひどいとき、落ち着かない時はここで紹介をした対処法を試してみてくださいね。
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