落ち着きのないクラスの保育に悩む。
これは、保育士の誰もが持っている悩みで、クラスがなかなか落ち着かないというものがあります。
クラスを運営していくことで、一番の悩みと言えるかもしれませんね。
この記事では落ち着きのないクラスの保育に悩む原因と対処法について書いています。
目次
落ち着きのないクラスとは?保育に悩む原因5選【どんな時?】
落ち着きのないクラスとは、どんなクラスでしょうか?
また、その原因とはなにでしょうか?
幼稚園で年中の担任をしています! クラスはとても落ち着きがなく、大きな声をださないと話を聞けない子が多い。つまり自ら話を聞こうと意識できない状態です。
(引用:Yahoo!知恵袋「クラスが落ち着かない」)
5つの理由がありますので、書いていきましょう。
1.特別に配慮が必要な子供がいる【グレーゾーン】 2.話しが聞かない・静かにならないクラス 3.クラスがまとまらない【子供が聞かない】 4.走りまわる子供がおり注意に追われる 5.地域の問題で家庭環境に問題がある子供が多い |
1.特別に配慮が必要で大変な子供がいる【グレーゾーン】
クラスが落ち着かない理由として、特別に配慮が必要な大変な子供がいることです。
グレーゾーンと呼ばれる子供で、中には発達障害の予備軍ともいわれています。
指示が入らない、多動であるなど様々な行動がありますね。
個別に配慮が必要となるため、クラス全体への影響もあると言われています。
2.話しが聞けない・静かにならないクラス
話しが聞けない、静かにならないクラスもあります。
クラスが崩壊気味で、先生の話が入りにくいクラスというものがありますね。
なかなか先生の話しも入らず、指示も入らない。
静かになるまで時間がかかる。
そんなクラスは落ち着かないと感じてしまいますね。
3.クラスがまとまらない【子供が聞かない】
クラスがまとまらない、子供が話しを聞けない。
そんな風に感じると、どうしてもクラスがおちつきません。
クラスがまとまらない理由は色々とあります。
子供達が要因になることがあれば、先生の力量不足もありますね。
子供が話を聞いてくれず、まとまらないという悩みがあります。
4.走りまわる子供がおり注意に追われる
走り回る子供がおり、注意に追われてしまう問題もあります。
部屋を出ていく、室内を走り回る、どこかへ行ってしまうなど様々な要因がありますね。
結果としては、他の子どもを待たせてしまうことになります。
5.地域の問題で家庭環境に問題がある子供が多い
地域の問題で、家庭環境に問題がある子供が多い点も挙げられます。
これは他の園でもあり得ることですが、地域の問題もあります。
例えば、障がい児が多い地域、家庭の所得が低い地域などですね。
問題点も多い地域となると、クラスが落ち着かないということもあります。
→ クラスがまとまらない保育の問題点と対処法【まとまる方法のコツ】
落ち着きのないクラスの保育の対処法【注意よりも環境を】
落ち着きのないクラスの保育は難しいですね。
そんなときにどのように対処をすべきなのか?
話をする人の方を見て聞くことを繰り返し伝えて、見ることができたらほめる。全員見ないと話をしない。話を最後まで聞くことができたらほめ、聞いてくれたことがうれしいと伝える、の繰り返しで、一ヶ月経った最近では、徐々に身についてきています。
話し方は、はじめは短く簡潔に、絵図を用いてわかりやすく、楽しくする等、工夫しています。(引用:Yahoo!知恵袋「クラスが落ち着かない」)
ここでは、落ち着きのないクラスの保育の対処法について書いていきます。
複数担任ならば報告連絡相談を密にして連携を深める 保育の環境構成・やり方を変えてみる 保育にメリハリをつけて活動する【静と動を意識】 子供一人一人と信頼関係を築くため思いきり遊ぶ 一日の見通しを保育士同士で共有し過ごす【新人も意識すべき】 クラスがまとまらないは力量不足かも【園長や主任に相談】 |
複数担任ならば報告連絡相談を密にして連携を深める
複数担任でクラスを運営しているならば、報告、連絡、相談を密にして連携を深めていきましょう。
チームとしてクラスを運営していくことで、落ち着きのないクラスを安定させることができます。
先生たちの中で課題を話し合い、それを解決していくことができればいいですね。
→ 保育士の複数担任はストレス【人間関係が合わない嫌いな時の対処法】
保育の環境構成・やり方を変えてみる
保育の環境構成、やり方を変えてみましょう。
クラスが落ち着かない原因がクラスの状態、保育のやり方の問題かもしれません。
今までやってきた保育を見直して、やり方を変えてみるとよいかもしれませんね。
保育にメリハリをつけて活動する【静と動を意識】
保育にメリハリをつけて、やっていくことが大事です。
特に静と動の活動のバランスが重要。
大事な話しをしたい、制作に集中して取り組みたいときには、思いきり戸外で遊んでからにしましょう。
動く時と、静かにするときのバランスを考えることが大事ですね。
子供一人一人と信頼関係を築くため思いきり遊ぶ
子供一人一人の信頼関係を築きましょう。
一緒に遊ぶ、普段から信頼関係を築いていく。
そうやって子供と先生の関係をよくしていくことが大事ですね。
思い切り遊んで関係を築けば、クラスも徐々に落ち着いてくるかもしれません。
一日の見通しを保育士同士で共有し過ごす【新人も意識すべき】
一日の見通しを持って、保育士が共有をして過ごしましょう。
保育にはねらいがあり、目標があります。
それを達成するためには、みんなで共有をする必要があります。
新人の先生でも関係なく、見通しをもって保育をしましょう。
クラスがまとまらないは力量不足かも【園長や主任に相談】
クラスがまとまらないのは力量不足かもしれません。
先生の力不足、アイデア不足の可能性もあります。
園長や主任に相談をして、保育をしていくことが求められますね。
落ち着きのないクラスの保育のやり方の注意点【クラスがまとまらないが悩み】
落ち着きのないクラスの保育をしていく上で、いろいろ思考錯誤すると思います。
ただし、気を付けるべきポイントもありますので、書いていきましょう。
なめられないために怒ることを当たり前にしない
子供になめられないために、怒る、叱ることを当たり前にしないことです。
怒る、叱るというのは一時的には効果があるのかもしれません。
しかし、「怒られないと」「叱られないと」子供たちが言うことを聞けなくなってしまいます。
当たり前にすると、慣れてしまい、クラスが余計に落ち着かなくなる可能性もあります。
→ 子どもになめられる保育士の特徴と間違った対処法【新人保育士向け】
子供を惹きつける保育を目指す
子供を惹きつける保育をめざしましょう。
子供が興味を持つ、この先生の言うことを聞きたいと思える声掛けや進め方を意識しましょう。
そうやって、保育を進めることにで、子供達との関係を築いていくことができますね。
クラスを早く落ち着けようと焦らない【長い目で見ること】
クラスが落ち着かない時にダメなことは「焦る」ことです。
クラス運営はすぐに効果がでたりするものではなく、長い期間かかるもの。
短期間で焦って効果をだそうとすると失敗をする可能性もありますので、長い目でみてクラス運営をしていきましょう。
大きな声でクラスを落ち着けない【逆効果】
大きな声でクラスを落ち着けないことです。
いつも先生が大きな声を出しているクラスは、いつまでも落ち着きません。
それは「大きな声でないと聞けないため」ですね。
大きな声で保育をすると、先生も疲れてしまいますので、しないようにしましょう。
クラスがまとまらない時は感情的にならない
クラスがまとまらない…なんてことも普通にあります。
しかし、そんなときこそ冷静に。
現状をしっかりと把握して、感情的にならないことが大事ですね。
落ち着きのないクラスの保育のまとめ【冷静に判断しよう】
落ち着きのないクラスの保育についてかきました。
落ち着かないクラスの担任になると「どうすればいいのだろう」と悩むことがおおいです。
先生たちなりにいろいろと考えて保育をしていくことになりますね。
早く落ち着いてくれればよいのですが、時にはうまくいかないことも。
そんなときにはここの記事を参考にして下さい。
コツは「焦らない」「大声を出さない」ことですよ。
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