赤ちゃんが歩く時期はいつでしょうか?
赤ちゃんの成長は非常に早く、生まれたばかりの新生児期には寝ていただけの赤ちゃんも1歳になるころには自分でできることがたくさん増えており驚きます。
なぜならば、この時期は人間の成長の中でも最もいろいろなことを吸収する時期だからですね。
首が座り、お座りをして、つかまり立ちをして歩くという流れであっという間に成長をしていきます。
この記事では赤ちゃんが歩く時期、早いと遅いはどちらがよいのか?練習は必要なのかということがわかります。
目次
赤ちゃんが歩くのはいつから?1歳が目安!前兆はあるのか?
赤ちゃんの成長には「個人差」があります。
そのため、歩くのが早い赤ちゃんもいればゆっくりな赤ちゃんもいますので時期は赤ちゃんによって異なりますので「焦らない事」が大事です。
赤ちゃんの歩きはじめの時期は「平均1歳ころ」だと言われています。
早い赤ちゃんだと10ヶ月ごろから、ゆっくりな赤ちゃんだと1歳3か月くらいの赤ちゃんもいますしもっとかかる赤ちゃんもいます。
親に「赤ちゃんっていつから立って歩く?わたしどれくらいだった?」って聞いてみたら、「あなたは8ヶ月で突然立ち上がって歩いたからハイハイしてない」って言われた
— がちゃ@やきにくたべたいbot (@gotcha_tw) November 7, 2020
あくまでも「平均」1歳ころなので不安になる必要はなくあくまでも見守る姿勢を持ちましょう。
赤ちゃんの成長の流れとしては生後7か月ごろからずりばい→ ハイハイ → つかまり立ち → 伝い歩き →1人歩きという順番で成長をしていきます。
赤ちゃんが歩きはじめるのは前兆があるの?
赤ちゃんが歩きはじめる前兆はあるのでしょうか?
前兆がわかることにより「赤ちゃんの最初の一歩を見れる」「歩きはじめを映像におさめたい」が可能になります。
その瞬間、一瞬を逃したくないというのが親心ですよね。
私は上の子はたまたま見ることができたのですが、下の子はあっという間に立ってしまい見逃してしまいました。
前兆としては「伝い歩きが上手になった」タイミングです。
伝い歩きをしているということは「足がしっかりとしてきた」「歩く準備をしている」と思ってもらって問題ありません。
つまり、あとは歩くだけという状態なのです。
座っている状態から立とうとしたり、少し離れた位置からおもちゃを取ろうとしたりしているときは歩くタイミングかもしれません。
そんな風な兆候が見られたときはいつもよりも注意深く赤ちゃんの姿をみておきましょう。
個人差がある歩きはじめ!歩けないは発達障害?
歩くまでには個人差があります。
しかし、いつまでも歩くことができないときは注意をしなければなりません。
歩く以外にも「言葉が出ない」「指差ししない」など何らかの兆候が見られることもあります。
赤ちゃんの歩く時期も一般的な時期ではある平均1歳からズレて1歳6ヶ月を過ぎても歩かない時には注意深く見守りましょう。
もちろん中には2歳間近になってから歩く赤ちゃんもいますが、あまりにも歩くのが遅い場合には「発達障害の疑い」「成長に問題がある」可能性もあるためです。
そのため、1歳6ヶ月を過ぎても歩かない、歩く兆候も見られないという場合には一度病院へ相談へ行く方が良いでしょう。
赤ちゃんの歩き始めは早い方が良い?遅い方がよい?平均は?
赤ちゃんの歩きはじめは「早い方が良い」「遅い方が良い」なんて議論をされることがあります。
赤ちゃんの成長に関することなので一概に「早い」「遅い」では決められないのですが、人によって意見が分かれます。
あくまでも個人差があり「平均1歳ごろに歩き始める」と言われる赤ちゃんの成長ですが、結論としては「遅い方がよい」と言われます。
これは保育園でも言われることで歩くまではハイハイとすることになりますが、ハイハイが全身運動であるため体中の筋肉が鍛えられます。
そのため、ハイハイを長い期間する赤ちゃんの方が足腰も筋力もしっかりと鍛えられた状態で立つことになりますので歩き始めてからも安定性が高いです。
その一方歩き始めが早い赤ちゃんの場合は歩けるためバランス感覚は良いかもしれませんが、転倒が多い、頭を打ったり、怪我をしたりすることが多いということが多いです。
保育園にいるといろいろな時期に立つ赤ちゃんが多いですが、実際に早い子供は歩きはじめても不安定な部分がありますが、歩き始めが遅い赤ちゃんの場合は歩いてからの安定性が高いです。
数年もすれば見た目は変わらなくなるのですから、この時期に「早い」「遅い」と考える必要がないかもしれませんがね。
歩くまでの過程が大事【前兆を楽しもう】
赤ちゃんの歩くまでの過程が実はとても大事です。
赤ちゃんはハイハイをすることになるのですが、ハイハイは体を鍛えるためのとても大事な運動です。
大人も実際にハイハイをしてみると分かりますが、全身の筋肉を使うこととなるため嫌でも体中の筋肉が鍛えられます。
その結果、歩くことができるようになります。
早く歩き始める赤ちゃんの中には足の筋肉は整う前に立ててしまうこともあり、足がО脚になってしまう赤ちゃんもいるのです。
そのため、
1.ハイハイをして筋肉を鍛える 2.つかまり立ちでバランス感覚を養う 3.伝い歩きで歩く前の練習をする |
この3つの流れの過程は赤ちゃんが歩くための大事な過程です。
早く歩くようになる赤ちゃんの多くは「兄弟がいる」「怖いもの知らず」など好奇心旺盛な歩く見本が身近にいるあかちゃんですね。
赤ちゃんの歩きは遅い方が良い【保育士目線】
私は様々な赤ちゃんや赤ちゃんの時期からそのまま大きくなった子供を見てきました。
その時に感じたことは歩くのは遅めの方が良いということです。
赤ちゃんの成長はそれぞれあり、個人差がありますが歩くことで早いことはあまりありません。
転倒をしてケガをしたり、こけやすかったり、バランス感覚が養えていなかったりすることも多く保育園でも怪我が多い印象です。
保育士目線でもハイハイをしっかりとして体が育った上で歩く方が良いですね。
これは感覚的なものですが歩くのが遅かった子供の方が「運動神経はよかった」ような印象です。
赤ちゃんの歩くのは練習が必要?歩行器はありなのか?
なかなか歩かないからといって練習をさせるべきではありません。
赤ちゃんが誰よりも自分の体のことをしっています。
そのため、自分自身でハイハイをしたりつかまり立ちをしたりするのですが、それを大人の力で無理に歩かせようとしたり、立たせようとするのはやめておきましょう。
無理に歩こうとすると転倒の危険もありますし、歩きたがらないこともありますので無理強いをしないようにしてあげてください。
歩きそうなときは「こっちおいで」「○○ちゃん」と名前を呼んで歩くような雰囲気を作ってあげましょう。
無理に練習はダメ!歩くまで見守るべき
中には早く歩いてほしいからといってママやパパや抱えて歩かせようとしたり、足の裏を地面につけたりする姿を見ることがあります。
前述をしたとおり赤ちゃんは自分の体を良く理解しており、歩くべきタイミングなのかを判断していますので「無理をさせない」ことです。
自然と歩き始めますんで見守るようにしましょう。
おもちゃや歩行器は使うべき?
歩行器は赤ちゃんの体の発達に良くないため利用をすべきではありません。
また、自分の意思で動く手押し車を使うこともあまりおすすめしません。
その理由は「赤ちゃんの力ではない力で動くため」です。
赤ちゃん自身がコントロールできる力は持っていませんが、手押し車でも意図しない動きをしてしまい危険を伴います。
歩くまで自然に待つことが大事ですよ。
赤ちゃんが歩くまでの注意点3選【遅い方がよいけど…】
赤ちゃんが歩く時期はそれぞれですが、自宅でも、保育園などでもたくさんハイハイをさせてあげることが大事です。
しかし、ママもパパも注意しなければならないポイントがありますので紹介していきましょう。
靴下は履かせず足の感覚を大事にする
赤ちゃんが歩くまでにする「ハイハイ」や「つかまり立ち」のときには靴下はできる限り履かせないようにしましょう。
その理由は「足の感覚を大事にする」ためです。
赤ちゃんは足の裏を通して感じることが多いです。
そのため、赤ちゃんがしている行動を通して感覚を養うことが必要ですので裸足で過ごさせることはとても重要です。
靴下は可能な限り履かせずにすごしましょう。
→ 赤ちゃんの靴下はいつから必要?サイズと選び方とおすすめ商品3選
室内の安全対策に気を付ける!練習場所の確保
室内に危険なものがない、環境を整えることをこころがけましょう。
・角はすべて保護をしておく。 ・赤ちゃんの目線には口に入れると危険なものは置かない(小さなもの、薬品など)。 ・つかまり立ちをしたときに転倒をする恐れのある不安定な家具。 ・ハイハイができないようにモノがたくさん置かれている部屋。 ・床の掃除が行き届いていない、床にものがたくさん落ちているなど。 |
赤ちゃんが安全にハイハイができるように、そして活動できるようにしてあげることが重要です。
靴は足に合ったものを用意する
歩く始めたら靴が足に合っているものを履かせてあげましょう。
赤ちゃんの足の成長は個人差がありますが、足の指先を器用に動かして歩きます。
靴のサイズはネットの通販で購入をするのではなく、きちんと靴屋へ行き最適なサイズの靴を購入してあげましょう。
赤ちゃんの靴のサイズの目安は以下の通りです。
・新生児~:8~11cm
・~6ヶ月:9~12cm
・~1歳:11~13cm
・~2歳:11~14cm
あくまでも目安ですが、靴を購入する際に参考にしてください。
赤ちゃんの歩く時期はいつ?遅い方が良い理由のまとめ
赤ちゃんの歩く時期と遅い方がよい理由について書きました。
赤ちゃんの成長には個人差がありますので一概にこの時期とは言えませんが、一般的な時期は「1歳前後」です。
しかし、早く歩いたから良いということではなくハイハイをして、体の筋力がきちんとついた上で歩くことが大事です。
長い人生ハイハイをしている時間は短いのですが、実はハイハイをする期間はとても大事で保育士をしてきた経験からすると非常に重要だと感じます。
ママやパパの気持ちからすると早く歩いてほしいですが、ゆっくりと見守ってあげてほしいなと保育士としては思いますね。
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