保育園の保育料以外にかかるお金や入園金をしっていますか?
保育園へ入園が決まったら次に気になることが、保育園でかかるお金です。
お金を少しでも稼ぐために仕事をするのですから保育園で必要なお金がどれくらいかかるのか知っておきたいものです。
この記事では保育園の費用について書いています。
記事を読み終えることで保育園へ通う際に保育料以外にかかる費用はいくらなのか、入園金を支払うのか?がわかります。
※元保育士として、保育園へ預けた親として体験談を書いています。
目次
保育園の保育料以外にかかる費用と制服代の相場【入園金はいくら?】
幼稚園や無認可保育園の場合には必ずかかる入園金です。
これはどこかへ入園をするとなった際に手続きとして必要なお金となっていますね。
その中で多くの人が通う認可保育園は「0円」です。
認可保育園は基本的に入園金は一切かからない形態となっていますので安心をしてください。
ただし保育料と雑費は必要となりますので下記に書いている記事を紹介しています。
認可保育園は入園金がかからなくても、幼稚園、無認可保育園などは入園金がかかります。
この辺りの費用は施設によって大きく金額がことなっており相場としては1万円~5万円くらいの間となっています。
公立と私立では違う保育園の仕組み
また預ける保育園の母体によっても異なります。
保育園にはいろいろな種類があり母体も公立と呼ばれる市役所が運営母体になっているものと、私立と呼ばれる社会福祉法人、株式会社、宗教法人などが母体となっているものに分かれます。
公立の場合は以下の紹介をする費用はほとんどかかりませんが、私立の場合は独自で運営をしているところが多いため、諸経費として結構かかることが多いです。
そのため、入園を希望する母体もチェックをしておきましょう。
保育園でかかる費用一覧と入園金【保育料以外の料金は?】
保育園でかかる日長は主に6つの分類に分けられます。
金額は統一をされいるわけではないので本当に各園によってことなりますので、入園をする際に確認をしておくと入園したあとの費用もわかりますね。
1,入園料(認可以外は必須) 2,給食費 3,延長保育料 4,諸経費(教材費、保険料、プール料他) 5,突発的な費用 6,物品購入 |
この6つの費用が掛かることになりますので紹介をしていきましょう。
1.入園金【認可は必要なし】
入園金は先ほど紹介をしたように、入園をするためのお金となります。
認可保育園はかかりませんが、ほかの無認可保育園(認可外保育園)、幼稚園などは支払う必要があるお金となっています。
費用は各園によって異なっており、安いところだと5,000円程度。
高いところだと5万円程度となっていますので入園前に確認をしておきましょう。
2.給食費【主食費と副食費はかかる園が多い】
給食費は認可の場合はご飯代として請求をされることがあります。
給食費の扱いとして保育園にも補助金は出ているのですが、お米だけは出ていない、国産しか食材を使えないため給食費が高騰をしているなどの理由から請求をしている園は多いです。
相場としては1,500円~3,000円くらいとなっており、副食費は月々4,000円が相場となっています。
多くの保育園は年少である3歳児から請求をするところが多いですね。
これは保育園の運営的なものもあり請求をされることがありますが、毎日給食とおやつがついていると考えるとそこまで高くはない費用ではないでしょうか?
ちなみに無認可保育園だとお弁当などになり月に1万円程度が相場となります。
3.延長保育料【預ける時間次第】
延長保育は保育の基本となる時間から早くなる、もしくは遅くなる場合にかかる費用です。
例えば、保育園が基本保育として設定をしている時間が9:00~18:00とするとそれ以外に時間にはお金が発生をするものです。
これは保育園によって異なるのですが私の勤務をしていた保育園は以下のようになっていました。
開園時間は7:00~19:00の12時間開所です。
7:00~8:00:延長保育料発生 8:00~9:00:延長保育料なし(猶予時間) 9:00~17:00:基本保育時間 17:00~18:00:延長保育料なし(猶予時間) 18:00~19:00:延長保育料発生 |
こんな風に朝と夜の1時間だけ請求をするという形にしていましたが、かなり良心的です。
保育園によっては基本保育時間以外はすべて延長保育料として請求をするところもありますので入園を希望している園の延長のシステムについてはしっかりと理解をしておきましょう。
延長代の費用の目安
延長代も保育園によって異なります。
例えば、いつも延長代がかかる時間しか保育園に預けない方だと月々5,000円~10,000円となっています。
また他にも1回200円など時間払い、月々固定費など保育園によってことなりますので入園をする保育園によってことなりますが、この延長代が保育料金の次に一番かかるとの口コミが多い費用です。
4.諸経費【教材費、保険料、プール料など】
諸経費というのもの保育園によってかかる費用はことなります。
諸経費の中身は画用紙や絵の具などの教材費や子供達に万が一のことが起こった際に保険代、また夏にはプールの水代など時期によって変動をすることもあります。
雑費という言い方をされる場合もありますので中身は何の費用なのかをしっかりとチェックをしておきたいですね。
5.突発的な費用
突発的な費用とは、遠足代など毎月支払うお金ではないですがその月だけ必要なお金になります。
保育園によっては毎月支払っている諸経費の中に含まれている場合もありますし、突発的のその月だけ請求がくる場合など様々です。
最近はバスの利用料も上がっていることから遠足代などは請求をしている保育園は多いです。
また、卒園児である年長の時期だけ卒園アルバムの積み立てとして5歳児のみ高くなるケースもあります。
6.物品購入
これも保育園によって異なるのですが、保育園によっては制服を購入したり、体操服を購入。
他にも園指定の道具箱など園で決めているものを購入しなければならないこともあります。
特に年少以降の場合は幼稚園では必ずかかりますが、保育園でも制服を導入しているところが増えており約3~4万円程度はかかることになりますので覚悟をしておきましょう。
初期費用として道具関係(カバン、スモッグ、道具箱セット)と制服代と合わせて高額になるケースも多いですね。
→ 子育て費用をシミュレーション!総額と月々 年齢別の費用を解説
保育園でその他にかかる費用【オプション設定が多い】
多くの認可保育園でかかる費用はこれくらいです。
しかし、ほかにもかかる費用がいろいろとありますので紹介をしていきましょう。
保育園の費用というのは本当に保育園によって異なっており、最初に通っていた保育園は月に2000円くらいでしたが、転園後は4000円くらいに私もかわった経験があります。
お布団代
これはレンタルとしているところもあれば、自分たちで持ち込みをする場合もあります。
レンタルの場合だと月に3,000円程度からとなっていますね。
持ち込みの場合はお布団セットを購入していかなければなりませんので最初だけ5,000円程度はかかります。
おむつ代
おむつ代というのは布おむつを推奨している保育園の場合です。
布おむつを持参すればお金はかかりませんが、布おむつを毎日洗濯してアイロンをかけて持っていくというのはかなりの手間になります。
そのため、最初からレンタルにする方も多く月2,000~3,000円程度が相場となっていますね。
バス代
バスで送迎を行っている保育園の場合だとバス代もかかります。
バス代も月々3,000円程度となっているところが多く利用をするとかかる費用になります。
幼稚園だとバス送迎をしているところは多いですが、通う保育園によってはバスを出しているところが多く認定こども園などは特に多いですね。
保育園へ支払っていた月額費用
私が娘を預けていた保育園へ通っていた保育料金以外にかかっていた費用について紹介をしていきましょう。
保育園へ支払う保育料に関しては各世帯の収入によってことなるのでこちらの保育園の料金は共働きの場合いくら?無償化はいつから適用なのかに書いています。
共働きの保育費用の目安を参考にしてください。
【実際に支払っていた保育費用】 ・主食代(給食代):1,500円 ・延長台(週に2回利用):1,600円(1回200円×8回) ・諸経費:1,000円(教材費、保険代など) |
こんな風になっており保育料にプラスで4,100円を支払っていました。
ただし、入園児には制服もあったため50,000円程度支払いをしましたので、入園児にはお金は必要です。
あとは保育料金プラス4,000円程度が相場と思っておきましょう。
保育園の保育料以外にかかる費用と入園金【別途用意をしよう】
保育園でかかる費用はこんな風に結構あります。
しかし、これはどの保育園でも同じ金額ではなく「母体による」「保育園による」というのが正直なところで幼稚園に近い保育園だとどうしても高くなる傾向にあります。
保育園へ預けているということはママもパパもお仕事をしてお金を稼ぐために預けているのにたくさんお金がかかってしまうと働いている意味もなくなってしまいますよね。
そのためにも保育園へ入園する際には保育料以外のお金がどれくらいかかりのかを確認しておくとよいでしょう。
無認可保育園や幼稚園は別の扱いとなりますが認可保育園でも意外とお金はかかるものです。
また今後は幼児教育無償化の影響で保育料がかからない分、諸経費だけは必要になりますので事前にチェックをしておきましょうね。
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