保育士がやりがいを感じる6つのポイント【大変なことのエピソードもある現実】

保育士がやりがいを感じる6つのポイント【大変なことのエピソードもある現実】
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保育士のやりがいとは何でしょうか?

保育士という仕事は子供と毎日接することができる素敵な仕事です。

やりがいを感じる部分もあれば、やりがいを感じないこともある。

もちろんどんな仕事でもそうなのですが、保育士の仕事も同じことが言えます。

この記事で保育士がやりがいと感じる時と感じない時、魅力などがわかります。



保育士のやりがいを感じる時6つのポイント【エピソードも紹介】

では、保育士のやりがいを感じる時から書いていきます。

1.子供の成長を間近で見れる

保育士として一番の魅力は「子供の成長を目の前で見れる」ことです。

保育士の仕事は担任制になります。

つまり、担当をした子供を1年間持ち続けるということになりますので責任をもって子供を成長させていくことが求められます。

子供ができなかったことができるようになることが最大の保育士のやりがいだといえます。

「初めて先生と呼んでくれた」

「ご飯を自分で食べられるようになった」

「跳び箱3段をとべるようになった」

こんな風に子供の成長を目の前で見れるのは保育士だけです。

特に0歳児の担任になると子供の成長を感じることが多く、ママたちよりも先に「寝返り」「歩く」を見たという声はよくあります。

2.子供の笑顔が見れる

子供の笑顔は最高です。

保育士としていると子供の笑顔が何よりも最高で、疲れていても疲れが飛んでしまいます。

笑顔と一緒に「抱っこしたり」「おんぶをしたり」子供と自由にスキンシップができるのは保育士の魅力です。

保育士の仕事には「子供にとって最善の利益」という言葉があります。

子供が何よりも楽しく成長をしてくれると嬉しいものです。

3.たくさんの人に感謝をされる

保育士という仕事はたくさんの人から感謝をされる仕事です。

特に保護者からは感謝をされることが多く、毎日「ありがとうございます」「明日もよろしくお願いします」と声をかけてもらうことができます。

サラリーマンなどをしていてもここまでお礼や感謝をされる仕事はあまりありません。

しかし、保育士は「子供の成長に直結する仕事」であるため保護者からは特に感謝をされます。

人に感謝をされる仕事だからこそ、子供の成長のために日々取り組んでいける点は大きな魅力だといえますね。

4.社会の役に立っている実感【保育園のニーズ】

保育士は「社会の役に立っている」と感じれます。

その理由は先ほども書いた「感謝をされる」と言う点があるのですが、待機児童問題、シングルマザーなどワンオペ育児の問題、子育てに悩む育児ノイローゼなど子供を取り巻くたくさんの問題があります。

保育士はこのような問題を解決する大切な役割を担っているのです。

保育士は「人のためになる」仕事をすることが基本となっていますので、そこへ向けてできる点は保育士としてのやりがいです。

2019年に車の事故がありましたが、自分よりも子供を守ろうとした先生たちは称賛される気持ちもわかります。

5.自分も成長できる環境がある

保育士は簡単に子供のことを見れる仕事ではありません。

勉強をして、国家資格を取得し新人保育士として仕事を開始しますが、資格を持っている時点で保育士としてスタートラインに立っただけです。

そこから保育士として仕事をしていき、2年くらいかけて保育士としてのスキルの基礎。

3年目で担任のリーダーを任されるという流れになりますので、毎日成長をしていける環境があります。

6.行事を終えたとき【運動会・発表会】

保育士として行事を終えたときは何よりもやりがいを感じられますし、解放感もあります。

この理由はいろいろとあるのですが、行事を成功させるために先生たちは必死に頑張ってきています。

もちろん子供達と一緒に取り組んできていますので、苦労をすることもありますが最後は子供が頑張っているだけで十分です。

特に保育園でも2大行事と言われている「運動会」と「発表会」が終わった後の充実感は最高ですね。

保育士やりがいを感じない大変な5つの理由【転職したい辞めたい】

保育士はやりがいのある仕事ですが逆の視点もあります。

つまり「やりがいを感じない」と言う点です。

保育士の仕事だけではなく、どんな仕事でもやりがいを感じなことあるのですが、転職も考える保育士もいますね。

1.将来性が不安に感じる【一生続けられない】

保育士として仕事をしていく上で「将来が不安」「一生続けられない」という声がよくあります。

将来は不安な要素をしては「低賃金である」ことや、「労働は過酷」であることです。

若いうちは保育士として仕事を現場で頑張っても良いのですが、あるていど経験年数を積んだ時にどうすべきか迷ってしまうことがありますね。

保育士として仕事をどうしていくべきか?違う仕事にすべきか?と言うことをまよいますし、結婚や出産をするタイミングでどうすべきかも迷います。

保育士の多くは育休が取得しにくい環境が多いため、最終的にどうなるのかをよく考えなければなりません。

将来的な不安を感じるためやりがいを感じられないという声があります。

→ 産休育休の手続きと必要書類と復職の手続きとは?自分でするの?

2.業務が過酷でハード【時間外労働・有休取れない】

次にあげられる声が「仕事が過酷」であるという点です。

保育士の仕事は肉体労働で体を酷使しています。

腰痛や膝の痛みは多いですし、身体の疲労も多いですね。

また、子供たちと全力で遊んだあとにも事務作業や行事前には行事の仕事も入ってくるため勤務時間外に働くことが多く、毎日の積み重ねとなると疲労が常に溜まっている状態になります。

休暇や有休も取得しにくい仕事で体的な疲労が大きくなり「やりがいを感じられない」という結果になっています。

3.給料が低くモチベーションが上がらない【厳しさを感じる】

保育士のやりがいを感じないのは給料です。

保育士の給料の平均は手取りで15万円といわれています。

しかも、経験年数を重ねて10年続けたとしても手取りは17万円程度になるだけなので、そこまで高い金額になることはありません。

ボーナスも年々少なくなっており、中にはボーナスなしという保育園もありますので、勤務をする園によってことなります。

長く続けても給料があがるわけではなく、主任や園長など管理職になるしか給料を上げる道はありません。

4.クレームや子供の問題で苦労が絶えない

保育園につきもののクレームです。

もちろん、保育士のミスにより保護者からクレームをもらうこともありますが、それ以外にもモンスターペアレントから理不尽なクレームを言われることもあります。

子供を見るために保育士になったのに、保護者のクレーム対応に追われることも多く、メンタルがやられることも多いです。

そのような日々が続くと保育士としての仕事にやりがいも、やる気もなくなり結果的には嫌になってしまいます。

→ 保護者のクレームや苦情対応を解説!マニュアルより信頼関係が大事

5.上からの理不尽な要求

保育園は園長や主任、理事長など保育士としての仕事をしていく上で関係のある人たちです。

上手に保育士のモチベーションをあげてくれる上司もいれば、その逆に右往左往したり、理不尽な要求を求める上司もいます。

保育士は子供の成長のために日々がんばっているのに、それを思い切りくじかれるような対応をされることがありますね。

私の知り合いで急に保育方針を変更した園がありました。

結果的には先生たちは今まで積み上げたものをすべて捨てて、カリキュラムからすべてやり直しを求められたのです。

もちろん毎日残業をしたけれどもお金は一切なし。

気分や感情で上司の指示に従わなければならないと気持ち的にしんどいですしやりがいもかんじられません。

保育士のやりがいを感じる感じないのまとめ【楽しさを見出そう】

保育士のやりがいについて書いてきました。

もちろん保育士以外の仕事では「やりがい」を感じることもあれば、感じられないこともあります。

仕事とはそのような2つのはざまでコツコツ積み上げていくことが当たり前だからです。

しかし、やりがいがないと保育士に限らず仕事をしていくことは難しいのですね。

保育士は目の前の子供と直に接することができ、笑顔を見ることもできる仕事ですのでそこにやりがいを見出しましょう。

もし、保育士としてやりがいを感じない、仕事がイヤになったという場合には転職も検討してみて下さい。

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