保育園の担任の決め方を知りたい。
保育園で働いていると気になるクラス担任。
保育士や保護者の意見は聞くのか?などわからない点も多いです。
この記事では保育園の担任の決め方や流れについて書いています。
目次
保育園の担任の決め方の流れ5ステップ【保育士の意見は聞くの?】
保育園の担任の決め方には5つのステップがあります。
どんな風なポイントに重きを置いているのかも気になりますね。
保育園関係者にお尋ねします。 担任を決めるのはどのようにされるのでしょうか 2歳児クラスに子供を預けています。
新学期に担任を振り分ける際、どのように決められるのでしょうか? 性別?性格?親? バランスをとって振り分けるのですか?
(引用:Yahoo!知恵袋「担任の決め方」)
では、担任を決める詳細を書いていきましょう。
1.日ごろの働きをチェック 2.秋に個人面談が行われる 3.退職者の分の補充をして人員をそろえる 4.園長と主任でクラス担任を決める 5.保育園の担任が決まり発表される |
1.日ごろの働きをチェック【書類・保育の質】
日ごろの働きをチェックします。
書類や子供とのかかわり方、保育の質などを総合的に考えた結果、どうすべきかを検討することになります。
保育士としての日ごろのがんばりをみて、最終的に判断をするという流れですね。
先生の力量や、リーダーとしての素質があるかなども見ているのです。
2.秋に個人面談が行われる【希望のクラスが聞かれる・進退の意向】
秋に個人面談が行われる保育園が多いです。
希望のクラスが聞かれる、3月以降の進退が聞かれるなどですね。
継続して勤務をする場合には「希望のクラスがありますか?」など聞き取りも行います。
退職者もいるため、そこはバランスを取りながら担任を考えていきます。
3.退職者の分の補充をして人員をそろえる
退職者の分の補充を行うことになります。
退職を申し出る人がいれば、その分補充をしなければなりません。
クラス担任を決める前に、退職者の補充をしてから決めることになりますね。
新しい人の様子をみてから、担任をさらに検討します。
4.園長と主任でクラス担任を決める
園長と主任で次年度のクラス担任を決めます。
理事長など偉い人が出てくることは少なく、ほとんどの場合は園長が決めます。
かなり試行錯誤をして、クラスを決めることになります。
特にクラス内の人間関係については、深く考えますね。
5.保育園の担任が決まり発表される
保育園の担任が決まり発表をされます。
保育園の先生たちにとってはドキドキする瞬間ですね。
希望が叶う人、期待される人、担任を外される人など、様々な動きがあります。
保育園の新担任はいつ決まる?時期の目安【保護者には?】
保育園の新担任の決まる時期は2月~3月が多いです。
発表会などの大きな終わり、先生たちの気持ちも次年度に向いてくるためです。
一般的な時期としては、この辺りですが、中には年末に発表をするなどかなり早い保育園もありますね。
保護者には3月末のタイミングで発表をされることが多いです。
→ 保育士の複数担任はストレス【人間関係が合わない嫌いな時の対処法】
保育園の担任の決め方の裏事情【園長が苦悩する問題点】
そんな保育園の担任の決め方の裏事情について書いていきます。
保育園のクラス担任を決めるために、園長はかなり苦悩をしてしますね。
人間関係を配慮【合わない先生は複数担任にしない】
人間関係を配慮します。
これは、かなりの点で気を付けていますね。
うまくいかない人や、うまくいきそう、育ててもらおうなど園長として意図を持った人間関係への配慮を行います。
問題のある先生は複数担任になる
問題のある先生は複数担任になることが多いです。
つまり、監視がある状態でしか保育を任せることができないということです。
あまりひどい場合には事務所でフリーになることもあります。
年長児の担任は悩む【スキルと経験が必要】
年長児の担任はすごく悩みます。
スキルと経験が必要で、行事も多くパワーも必要。
何よりも経験年数を必要としますので、苦労をする点もありますね。
保護者対応も重要な学年ですので…。
育成をするための指導係に悩む【年齢層のバランス】
中には育成をしなければならない先生もいます。
そのような先生を育てるとなった場合には、ベテランの先生をつけることになります。
年齢層のバランスや関係性をみて、クラスを決めることになりますね。
特に指導係には責任もありますので、かなり配慮をされます。
保護者や子供の状況に応じて配慮をする
保護者や子供の状況に応じて配慮をすることもあります。
このクラスは大変で、持ち上がりの担任でないと不安が多い。
と言う場合には持ち上がりにする、もしくは担任を決める際にベテランをつけるなどの配慮をします。
退職者を出さないための人事を中心に考える
保育園としても退職者を出したくありません。
そのため、人間関係でこじれそうなクラス配置は避けることもあります。
退職者を出すことは、保育園にとって損失となるため退職者が出ないようなクラス配置にしています。
保育園の担任の決め方で保育士が意識すること3選【仕事のやり方】
保育園の担任の決め方が気になる。
中でも実際に働く保育士の先生が気になる点が3つあります。
1.何歳児の担任になるのか? 2.誰と同じクラスになるのか? 3.役職や立場はどうなるのか? |
1.何歳児の担任になるのか?
自分が何歳児の担任になるのかは気になります。
受け持ったことがあるクラスなのか?それとも受け持ったことがないのか?
そこは保育士として一番気になるポイントではあります。
2.誰と同じクラスになるのか?
誰と同じクラスになるのかも気になります。
担任を決める際に、どんな人で誰とクラスになるのかは気になります。
一緒に1年間クラス運営をする先生が気になりますね。
3.役職や立場はどうなるのか?
自分に役職や立場はつくのか?そこも気になります。
例えば、クラスのリーダーになるのか?新人を育てるのか?など何を目的にクラスが決まるのかも気になります。
保育園での立ち位置が気になるポイントです。
保育士同士の担任発表の予想大会はおもしろい
保育士同士で担任を決めることになりますが、その時に予想大会は面白いです。
各先生が理想の担任を決めるのですが、実際にはうまくいかないことがほとんど。
結果的には、現場と幹部の先生たちで温度差があり、外れることがほとんどですが・・・。
保育園の担任の決め方の気になる疑問と注意点
保育園の担任の決め方で気になる疑問と注意点についても書いていきます。
どんな風に保育園の担任が決まっていくのか気になりますね。
新担任が決まったら変わることはある?【園長の決定事項】
新担任が決まって変わることはあるのでしょうか?
園長も主任もかなり苦労をした結果、担任を決めることになります。
そのため、決めたことが変わるということはめったにありません。
私も経験上は1回だけ、変わったことがありましたね。
持ち上がりになる可能性はある?【大変なクラスは可能性あり】
持ちあがりの可能性はあるのでしょうか?
大変なクラスは持ち上がりになる可能性もあります。
グレーゾーンの子供が多い、問題の多い保護者が多いなどの理由により持ち上がりになることもあります。
大変なクラス、引継ぎが多いクラスは持ち上がりになる可能性もあります。
保育園の担任の決め方のまとめ【決まる時期は園による】
保育園の担任の決め方について書きました。
保育園の担任の決め方は、保育園によって異なります。
決め方は園長や主任次第で、決まる時期も園によってさまざま。
決め方に決まりがあるわけではありませんし、時期についてもルールがあるわけではありません。
2月ころには多くの園で発表をされるので、楽しみにしておきましょう。
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