保育園の誕生日会の出し物は何にするか迷います。
毎月保育園で誕生日会を行う保育園もあれば、各クラスで誕生日に祝うなど園によって考えがことなりますが、誕生会は必ず行います。
その時の出し物は毎月担当が行う、出し物のアイデアが大変。
この記事では保育園での誕生日会のねらいやおすすめの出し物についてかいています。
目次
保育園の誕生会の出し物に迷う保育士急増中【ねらいと保護者の参加は?】
保育園での誕生日会の出し物については毎月保育園の先生ががんばってかんがえています。
「今月何をしよう」「先月と違うことしないとダメだし」と毎月担当になっている先生たちは何をすればよいのか迷ってしまいます。
私もその経験があり誕生日会が近づくと「今月は何をしよう」といつも迷っていました。
今日は保育園で誕生会だったようです😊 pic.twitter.com/RCiPDsr8IN
— nishida_wataru (@Nishida_Wataru) September 30, 2020
慣れてしまえばいつでも何でもできるのですが、毎月アイデアを出すのは苦労していました。
誕生会の出し物のねらいとしては「子供が楽しむ」ことができれば良いと思います。
保育園で誕生会を行う理由【ねらいを理解しよう】
誕生日会のねらいは園によって様々ですが、以下のようなねらいがあります。
・1つ大きくなったことを保育園のみんなで祝う。 ・年齢が1つ上がったことを喜ぶ。 ・1歳上に上がったことを自信にしてこれからの生活に活かす。 ・保育園の全園児が集まる場を作る。 |
保育園で誕生日会をするねらいはこのような考えになります。
各クラスで誕生日会を行う保育園もありますが、その場合も子供が大きくなったことを喜ぶという点がねらいとなります。
保護者は誕生日会に参加するの?
これも園によって異なりますが、誕生月の保護者だけは来ても良いとなっている園もあります。
おはよーございます!今日は今から保育園の誕生会に行ってきます!保育園最後の誕生会♪楽しみ(^∀^)今日もよろしくです!
— くみちゃん (@soraaomama) May 24, 2013
誕生日会は子供を祝うためのものですが、ママとパパも1年間がんばったので一緒に祝ってあげても良いですね。
保育園の誕生日会の出し物アイデア11選【困ったときの参考にしよう】
次に保育園の誕生日会の出し物について書いていきましょう。
おそらく保育園の出し物で一番の悩みは「今月は何にしよう」です。
私も誕生日会の時に係として回ってくると「今月は何をしようかな?」といつも考えていました。
そこで、参考までに誕生日会で出来る出し物を一覧にしてみましたので「ネタが尽きた・・・」「何も思い浮かばない・・・」時には見てくださいね。
・パネルシアター ・ペープサート ・劇、人形劇 ・エプロンシアター ・マジック ・歌 ・ダンス ・クイズ ・ゲーム ・フィンガーアクション・フィンガータップ ・大型絵本など |
詳細については簡単に書いていきます。
パネルシアター
パネルシアターは大きな布をボードに張ってPペーパーと呼ばれる不織布で作った絵や文字などを外したり、裏返したり、登場させたりする劇ができるパネルのことです。
様々な物語を展開でき、少人数でも大規模な劇ができる点が大きな魅力のものですね。
物語を進めていくときに先生たちが歌ったり、ピアノの効果音に合わせて動かしたり、クイズ形式にしたりと発展をしやすい点もパネルシアターの魅力です。
ペープサート
ペープサートはうちわのように棒にいろいろな人形を付けて演じるための劇のことです。
2枚の絵を重ねて割りばしに張るだけで裏表の表情を変えたり、人形も出したりといろいろな物語を劇にできる点は魅力です。
背景もいらず、舞台で先生たちが見えないようにすればそれで大丈夫ですね。
紙人形を上下、左右に動かすことで子供の想像を高めていける楽しい劇です。
先生たちも声と人形の動かし方さえやれば問題がないため練習時間も少なくて済むます。
劇・人形劇
保育士が役になりきって劇をすると子供たちは大喜びです。
最後までふざけずに真剣に劇を演じれば子供たちの発表会の励みにもなります。
子供達の知っている定番の劇でも良いですし、オリジナルにアレンジしても良いですね。
他にもパペットや人形を使った人形劇でも良いですね。
→ 保育園発表会のねらいと歌と劇 ダンスの年齢別アイデアと衣装を解説
エプロンシアター
エプロンシアターは先生がエプロンを付けて、そこで劇を展開していくものです。
先生が体の前にエプロンを付けてそこで物語を展開していきます。
すこし、場面が小さいため大人数の誕生日会には不向きですがエプロンの布をめくったりと幅広くいろいろな劇ができる場であるといえます。
子供達は真剣に見てくれるのでやっているこちらもうれしくなるものです。
→ 保育士はエプロンはひかりのくにが人気!激安なら通販がおすすめ
マジック
マジックも誕生日会の定番の出し物です。
マジックは難しそうな印象がありますが、実は練習や準備は少なく簡単にできる出し物としてはナンバー1ですね。
最近は100均でもマジックの道具が売っていますのでそれを使ったも良いでしょう。
私もマジックをすることが多かったですが、いつも東急ハンズにまで買いに行っていました。
歌
歌は誕生日会でも定番の出し物です。
誕生日に合わせた歌、季節に合わせた歌、旬の歌など子供たちがクラスごとに簡単な音楽発表会をしても良いですね。
もちろん最後は先生達もうたうことができれば大盛り上がりです。
ダンス
ダンスも定番の出し物です。
先生が前で見本をして子供達とダンスをしても良いですし、子供達と一緒にダンスをしても良いです。
簡単は振り付け、覚えやすい曲などで子供達と一緒にダンスタイムをしましょう。
その時に流行をしている曲がおすすめで、2019年ならばパプリカですかね。
クイズ
クイズも定番の出し物です。
新人の先生でも簡単に担当できますし、いろいろなパターンを作ることができます。
ただ、問題を出して答えさせても良いですし、先生が何のマネをする、動物の音を聞かせて「何の泣き声でしょうか?」とクイズにしてみるなど方法はいろいろありますのでアレンジしやすいですね。
ゲーム
クイズと同じでみんなが参加できる点は大きな魅力のゲームです。
しかし、全学年の誕生会になると少し難しいかもしれません。
可能であればクラスごとに誕生日会をするのならば「フルーツバスケット」「椅子取りゲーム」「ハンカチ落とし」などみんなで楽しめるゲームを取り入れましょう。
フィンガーアクション・フィンガータップ
カラフルな手袋や指先にボタンのついた手袋をはめて音楽に合わせて簡単は振り付けをしたりするフィンガーアクションはおすすめです。
手袋が音楽に合わせて動く姿がとても面白いですし、子供たちの視線も釘付けになること間違いなしです。
大型絵本や紙芝居
大型絵本はその名前の通りで、普通の絵本の数倍もある大きさの絵本があります。
図書館などで簡単に借りることができるもので、迫力や臨場感と比べると圧倒的に違いがありますんで子供達はとても集中してくれます。
練習にもあまり時間がかからない点は大きな魅力です。
保育園の誕生日会の出し物を月ごと紹介!春夏秋冬の参考事例
次に保育園の誕生日会の出し物を月ごとに見ていきましょう。
保育園の誕生日会は月ごとに行うところが多く、1年間のスケジュールで1年間の予定を決めるという園も多いです。
季節ごとに出し物も変わってきますので参考にしてください。
保育園の誕生日会3月・4月・5月【春の出し物】
保育園の春の出し物を紹介していきます。
本来は春のスタートなので4月から紹介すべきなのですが、春という時期は3月~5月の時期になりますので参考にしてください。
ひな祭りクイズ
3月と言えばひな祭りがあります。
ひな祭りの会を行う園も多いですので、ひなまつりクイズをしても良いですね。
〇×のクイズにしても良いですし、知らなかった謎をクイズにしても良いです。
ひな祭りを思い切り楽しめるクイズをしましょう。
はらぺこあおむし
大型絵本にエリックカールが書いたはらぺこあおむしの大型絵本があります。
大型絵本に合わせて歌がありますんで、それに従って子供に見せるととても集中をしてみてくれます。
他にもペープサート、エプロンシアターにしても子供が楽しんでくれます。
先生クイズ
春の時期は知らない先生が来ていたり、子供達の知らない先生の秘密があったりするものです。
そのため、先生クイズをしても面白いですね。
例えば、「園長先生は縄跳びの二重とびができる〇か×か?」「○○先生の趣味は歌を歌うことである〇か×か?」など先生を題材にしてクイズをすると子供達も先生に興味を持ってくれます。
実際にできるかどうなのかを実践してもらうと盛り上がります。
保育園の誕生日会6月・7月・8月【夏の出し物】
夏になると保育園のクラスもやっと落ち着きつつある時期です。
落ち着いて行事も行える時期ですので、先生たちが練習をして披露をしたり、夏ならではの出し物をしましょう。
夏のしりとり歌ペープサート
夏のしりとり歌のペープサートはとても楽しめます。
夏のしりとり歌は夏の季節にあわせて考えられている歌でそれをどんどんペープサートにして出してみると子供達も自然と歌いだしてくれます。
最後はなぜかうなどんですがね・・・。
七夕のブラックパネルシアター
7月の大きなイベントと言えば七夕になります。
せっかくですから七夕らしく季節感を出して黒い布をバックして光紙を使ったパネルシアターをしてみましょう。
Pペーパーという紙と蛍光の絵の具を使うときれいに光りますのでおすすめです。
クラス別合奏会【手づくり楽器】
この時期はちょうど保育園の学期が開始して半年の時期です。
その機会に各クラスごとに学期を手作りするなどして、簡単な音楽会を実践しましょう。
0歳児や1歳児はマラカスで十分ですし、2歳児は鈴、3歳児はカスタネット、4歳児はタンブリン、5歳児は鍵盤ハーモニカなど各学年で学期を変えて合奏会をしても良いですね。
保育園の誕生日会9月・10月・11月【秋の出し物】
秋は芸術の秋になりますので、文化的な楽しみが持てるものがおすすめです。
子供達が秋に楽しめるようなものを意識してみましょう。
ちなみに秋と言えばやきいもなので、最初の手遊びは「焼き芋グーチーパー」がおすすめです。
シルエットクイズ
薄い白い布に後ろから光を当ててシルエットを作ってみましょう。
秋らしく、秋の葉っぱであるもみじやいちょうを出しても良いですし、ほかにもシルエットにして面白いものがあれがそれを披露してみましょう。
先生が出てきて「誰先生でしょう」というもの楽しめるものです。
ハロウィンダンス
秋はハロウィンの時期です。
最近は保育園でハロウィンをする園も多いですが、誕生日会でもハロウィン感を出してみると良いですね。
先生たちがUSJに負けないくらいのハロウィンダンスを披露しましょう。
→ 保育園のハロウィンのねらいとは?子供向けの伝え方と行事の楽しみ方
クラス別合唱会
秋らしく、クラスごとに歌を披露してはいかがでしょうか?
芸術の秋なので子供達がきれいな声で歌えるようにしてあげましょう。
ピアノが苦手な先生は多くの人の前でピアノを弾く良い機会になります。
保育園の誕生日会12月・1月・2月【冬の出し物】
冬はイベントが豊富な時期です。
特にクリスマス会と誕生日会がかぶる可能性もありますが、一年に一回しかないクリスマスのイベントを楽しめるようにしてあげてください。
先生たちのハンドベル・クリスマスソング
クリスマスと言えばハンドベル。
きれいな音に合わせてクリスマスソングを披露しましょう。
「きよしこのよる」「まっかなおはなのトナカイさん」などクリスマスの時期らしいハンドベルや歌を披露しましょう。
→ 保育園のクリスマス会のねらいと出し物のアイデア!制作と給食が大事
劇あわてんぼうのおサンタクロース
劇であわてんぼうのサンタクロースは盛り上がること間違いなしです。
子供達も先生の劇を見るのは楽しいです。
発表会へ向けて先生達も本気で演じることにより、子供達にも思いや気持ちが伝わりますのでおすすめです。
十二支のお話のパネルシアター
お正月には十二支の干支を教える話があります。
それをパネルシアターやペープサート、人形劇などで披露をすると分かりやすいです。
泣いたあかおにの人形劇
2月は泣いたあかおにの人形劇はおすすめです。
節分の鬼というのはどうしても怖い印象がありますが、怖いわけではなく実はとてもやさしい鬼がいることを教えてあげましょう。
人形劇、パペット、先生たちの劇など汎用性も高いものです。
保育園の誕生会の出し物に迷ったときの2つ
保育園の誕生日会の出し物に困ったら以下の2つです。
・マジック
・クイズ
迷ったらこの2つを間に挟んで翌月に良いものをするようにしましょう。
特に運動会や発表会前などほかのことで忙しい時期に練習などをしている暇はありませんので、迷ったらそうしましょう。
保育園の誕生会の出し物のアイデアとねらい【早く計画しよう】
ここでは保育園の誕生日会の出し物について書いてきました。
誕生日会は月に1度全園児が集まる園もあれば、子供のその日の誕生日に祝うということもあります。
祝い方がそれぞれの園の特色で良いと思いますが、楽しいものがよいですよね。
出し物は保育園の先生にとって勉強になる良い機会でもありますので、ここで紹介をしたもの以外でもチャレンジしてみましょう。
何よりも「子供たちが楽しかった」と思えるものを先生達も実践してみましょうね。
人気記事 → 保育士転職サイトランキング!おすすめ22社を徹底比較【口コミ評判】
人気記事 → 保育士バンクは最悪の評判は本当か?【元保育士が転職で利用をした本音を暴露】
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。