チャイルドマインダー資格とは?保育士とは違い求人と収入が多い理由

チャイルドマインダーは人気の資格

保育士の資格を今後取得をしたい、もしくはしようと考えている方のほとんどが目にするチャイルドマインダー資格ですが、一体どんな資格なのでしょうか?

実は私もこのチャイルドマインダーという名前は聞いたことがあるのですが、どんなものか知りません。

この資格を持っていれば保育園で働くことができるようなメリットはあるのか?

それともチャイルドマインダー資格はあまり役にたたないので他の資格を取得したほうがよいのか?

あまり知られていないチャイルドマインダー資格について紹介をしていきます。

私もこの資格はあまり知らなかったのですが、友人から「チャイルドマインダー資格って知っている?」と聞かれて初めて知った資格なので実際にどんな資格なのかを書いていきましょう。

保育士とは違う?チャイルドマインダーの資格

チャイルドマインダー資格に関して紹介をしていく前に、まずは保育士とチャイルドマインダー資格の違いについて書いていきましょう。

その違いを見ることにより、あなたが目指すべき資格もわかると思いますので参考にしてください。

保育士資格とは?

保育士は厚生労働省が管轄となっている子どもとかかわるための国家資格となっています。

保育士の資格は「指定保育士養成施設」と呼ばれる大学や短期大学、専門学校などを卒業することにより取得が一番確実な方法です。

必要は単位を取得することにより卒業をするだけで保育士資格を持つことが可能となりますね。

他には年に2回全国で行われている保育士資格の試験を受けて合格をすることです。

いずれも取得後に各都道府県の保育士名簿へ登録をすることにより保育士として働くことが可能となります。

保育士の場合は更新制はどではなく、基本的には取得をしてしまえばそのまま一生使うことができる資格となっています。

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保育士は全国どこでも働ける

国家資格というメリットがありますので全国どこでも働くことが可能となりますし、年齢に関係なく働き続けることができる資格となっています。

基本的には保育士資格の保持者の多くは女性となっていますが最近は保育士資格を持っている男性保育士も多くなってきています。

保育士資格をもっていると、保育園以外にも乳児院、児童養護施設、知的・重症障がい児(者)施設、助産施設など幅広い職場で働くことができますのでいろいろな仕事に就けるという点と、待機児童問題で多様なニーズにも答えてくれる資格となっていますのでとても利便性の高い資格ですね。

チャイルドマインダー資格とは?

チャイルドマインダー資格とは、70年以上も前にイギリスで生まれた資格で「少人数保育の専門家」を示す資格となっています。

日本では民間資格という扱いになることから保育士の方が国家資格のため地位も高く働ける幅は広いということになりますね。

日本では保育士や幼稚園教諭の方が一般的な資格となっていますが、イギリスでは、国が技術や能力を保証する「国家職業資格」に認定されています。

チャイルドマインダー資格が注目されている理由

このチャイルドマインダー資格が注目をされるようになった理由はいろいろとあるのですが、アイドルグループの嵐のメンバーが実はこのチャイルドマインダー資格と全員が取得したことから一気に認知度が高まった資格となっています。

チャイルドマインダーの資格は、資格認定を行う団体の養成講座を受講後、試験に合格すれば取得可能です

受講期間は6ヶ月までが目安で、社会人・未経験・主婦の方も挑戦しやすい資格ですし、子どもを日ごろからかかわる資格を取得したいならば保育士と比較をした場合に敷居は低めという印象になります。

自宅で開業できる資格

チャイルドマインダー資格のメリットとしては資格は保育士と比較をするとどうしても保育士の方が優位になりますが自宅で託児所と開業したり、お客様の自宅で保育サービスを実施するなどのビジネスとしての資格としても今注目を集めているのです。

ベビーシッターと似ているのですが、チャイルドマインダーの場合は教育や健康管理を行う側面も持っているというメリットがありますね。

保育士の独学はなかなか敷居も高いですが、チャイルドマインダー資格の独学でも頑張れは取得ができると言われています。

しかし、もちろん簡単に取得できる資格ではなく、講座を受講しなければならないなどの条件があります。

資格の比較情報

資格名チャイルドマインダー保育士ベビーシッター
保育形態少人数制の家庭保育施設での集団保育訪問保育
家庭保育
保育人数原則3人まで20~30人2人まで
対象年齢0~12歳0歳~小学校就学前まで0~12歳
保育期間継続的原則1日8時間派遣先により異なる
資格の種類民間の認定資格国家資格民間の認定資格

自宅で少人数の保育所を開園したいと思っているのならばチャイルドマインダー資格でも十分なのかもしれないですね。

保育士の場合は取得をすればいろいろな場所で働くことができますし、幅広い仕事ができることからメリットは高いのですがその分資格を取得するまでの期間はかかりますし試験もとても難しいです。

関連記事保育士試験の難易度は高い?合格率と日程について

子どもとかかわる仕事がしたいけれども何の資格も持っていないという場合には活用をしてみましょう。

チャイルドマインダー資格を取得する方法と費用

チャイルドマインダー資格を取得するためには、各スクールが開催をしているチャイルドマインダー養成講座を受講することが必要があります。

また、その講座終了後にチャイルドマインダー検定試験を受けて合格をすれば資格が与えられます。

チャイルドマインダーの資格は各資格専門学校で開催をされている資格講座へ通学をしたり、通信講座で受講が可能となっていすが学習期間が早ければ一か月半ほどで合格率も80~90%と高いため比較的早く資格を取得することが可能です。

独学では取得できない?

保育士は通信や独学などで資格試験に合格をすれば取得が可能となっているのですがチャイルドマインダー資格は民間資格となっていることから資格認定団体が開設をしているチャイルドマインダー養成講座(通学もしくは通信)を受講する必要があります。

この養成講座を受講していなければ試験を受ける受験資格がとれないため、受講は必須となっていますね。

流れとしては以下の通りです。

1,ヒューマンアカデミー、『NCMA,Japan』などが実施している「チャイルドマインダー養成講座」を受講すること。
2,講座を修了し、受講先の団体が実施している「チャイルドマインダー検定試験」の受験資格を得ることが可能。
3,チャイルドマインダーの検定試験を受け、合格すること。

基本的にはこの流れで資格の取得が可能ですので、チャイルドマインダー資格を取得したいならば、まずは学校への資料請求からはじめてみましょう。

受講の費用はどれくらいかかるの?

チャイルドマインダー資格を取得するためには最低でも受講をする養成講座によって異なりますが、相場の基本としては30万円以上はかかりますので予算を貯めて決めてから、受講する口座を決めてください。

チャイルドマインダーの資格の取得に必要な費用は、受講する養成講座によって異なります。

「BTEC認定チャイルドマインダー養成講座」(ヒューマンアカデミー)

入学金:税込32,400円

受講料(通学のみ):税込357,860円

「英国チャイルドマインダー養成講座」(NCMA,Japan)

・通学コースの受講料:313,200円
(NCMA,Japanネットワークに入会する場合:442,800円)
・通信コースの受講料:199,800円
(NCMA,Japanネットワークに入会する場合:329,400円)

※仕事の斡旋や法律相談といった資格取得後のバックアップを希望する場合は、NCMA,Japanネットワークへの入会が必要となりますので、チャイルドマインダー資格を取得後のことを考えて入会を検討しましょう。

「チャイルドマインダー養成講座」(チャイルドマインダージャパン)

・通学コースの受講料:税込151,200 円
・通信コースの受講料:税込129,600 円

一番安く費用を抑えたいと思っているならば、チャイルドマインダージャパンの通信講座になりますが、その後のことを考えている場合にはNCMA,Japanネットワークに入会をする方法が一番適切で早いのかもしれませんね。

ただし、チャイルドマインダー資格を取得するためにはある程度の資金も必要となるため貯金もない状態では講座すら受けられない可能性もありますので難しくなるでしょう。

チャイルドマインダーの収入

資格を取得する場合に取得をすることが目的となってしまうこともあるのですが、それでは意味もなくなってしまいます。

資格を取得後にどのように活かしていくのかをしっかりと考えていくことがとても重要な要素といえますね。

そのため、チャイルドマインダーの資格を取得後の収入についてもまとめて行きたいと思います。

保育園で働くことはできるのか?

その前に保育園で働くことは可能か?というところなのですがこれは難しいでしょう。

チャイルドマインダー資格を持っていても普通に認可保育園などで採用をされることは難しく、採用されたとしても無資格者と同じ扱いになります。

無資格者と同じ扱いになる

つまり、クラスの担任にはなれたとしても補助や手伝いという感じになりクラスのリーダーなどにはなれません。

これは日本国内ではチャイルドマインダー資格の認知やポジションもあまりよくないという考えからになります。

もし保育園で採用をされたとしても無資格者と同じ扱いになることからお給料は時給が高くても1,000円程度になりますね。

それではチャイルドマインダー資格を取得した意味はありませんので違う形で仕事をするようにしましょう。

そのため、チャイルドマインダーの資格の場合は基本的に企業の属して固定のお給料をもらうという形ではなく、フリーランスに近い働き方をしていくことになります。

チャイルドマインダーでは稼げない?

例えば、自分の自宅で開業をした場合には預かる人数×保育料が一日の収入になるというのが一般的な考えとなりますね。

しかし、価格に関してはその地方や都市によって大きく異なることからチャイルドマインダーとしてのその土地の相場をよく調べてから価格を設定するようにしていきましょう。

個人では稼ごうと思ってもみることができる人数が3人までと限られてしまうことから、できればチャイルドマインダー資格の保持者や保育士資格保持者と一緒に何人かで保育ルームなどを運営すると収入も大きくなる可能性があります。

自分で保育園を経営すると収入もあがる

在宅型と訪問型で料金設定は異なりますが、在宅の場合は1時間当たりは1500円前後と計算した場合に訪問型だと700~1000円という形になります。

一日8時間で25日働くと在宅の場合で月に30万円ほど、訪問の場合は20万円ほどの収入になりますがある程度お客様を見込めるようになるまでは収入はあまり見込めないというのが正直なところです。

しかし、保育士でも月に20万円程度で手取りにすると15万円ほどなので、チャイルドマインダーの方が高いという印象になりますね。

ただし、安定感という点では自営業ですし急な依頼や時間帯でも応じなければお客さんは離れてしまうため結果としては普通に認可保育園で働くほうが安定はあります。

それよりも「自分でやっていきたいんだ」という強い思いがあるのならチャイルドマインダー資格の方が良いですね。

チャイルドマインダー資格のまとめ

日本での認知度はあまり高くないことから、保育士を持っていない方ならばチャイルドマインダーよりも取得がしやすいことからメリットはあると思います。

保育士は集団保育のスペシャリスト

チャイルドマインダーは少人数のスペシャリスト

このようになっており、どちらにもやりがいも魅力もあると思いますね。

しかし、認知度に関しては保育士の方が圧倒的に高いですし資格取得後の働くことができる場の広さの面でも保育士の方が個人的には良いのではないかと思います。

チャイルドマインダー資格での求人はほぼないと思っておきましょう。

自分の保育園と持ちたい人にはおすすめ

自分で少人数の保育園を開きたいならば最適な資格ですが、リスクもあることから日本でチャイルドマインダー資格は広がっていない理由が分かった気がします。

もし、今後子供関係で働きたいと思っているならばチャイルドマインダーという資格はあまりおすすめしません。

その理由は日本での認知度はあまりにも低く国からも認められていないためです。

チャイルドマインダーを取得しても仕事があまりないため、その労力を保育士資格へ向ける方が賢明だといえますのでそこは理解をしてから取得を検討しましょう。

 

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投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの管理者をしているtakaです。
認可保育園はもちろん、認可外保育園の立ち上げや集客、営業などをやってきた異色の男性保育士。

保育園の主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャーなどを歴任して今は保育コンサル、保育組織改善、子育て相談に子供関係の仕事と、WEB関係でホームぺージ作成などの仕事をやっています。

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