子供のダイエットは危険ではないのか?
実は子供はこれから成長をしていく過程にあるため本来は食事をしっかりと食べていくべきです。
なぜならば健康や成長に悪い影響もでてしまうのではないかという懸念もありますし、心配になりますよね。
この記事では子供の食事制限ダイエットの危険性と正しいダイエットの方法、やり方について知ることができます。
目次
子供のダイエットの危険性と注意点【食事制限はダメ!数値で確認を】
子供が「痩せたい」なんて言うと正直驚きます。
しかし、何らかのストレスや感じることがあったために言っていることなので親としての心配になりますよね。
もちろん痩せたいという気持ちからダイエットをするとなるとなんとかしてあげたい気持ちがあるのですが、どのようにしていけばよいものでしょうか?
子供のダイエットは肥満ならすべき?注意点を見極めよう
もちろん子供でも肥満やメタボリックシンドロームで健康に被害がでるくらいに太っているならばダイエットを健康しなければならないと思います。
子供のうちから 無理なダイエットは危険だからね☠
— 凛那📎 (@rinna405) November 19, 2018
小学生がダイエットって危険だなヽ(;▽;)ノ
— MISATO (@rasta611028) November 3, 2010
しかし、最近の子供達の「痩せたい」という言葉には「痩せている方が美しい」「痩せている方がかっこいい」というメディアの影響で痩せたいと思っている気持ちが多いです。
特にそのイメージは小学校にまで及んでいるようで「今の体重よりも2~2.5kg痩せたい」という希望を持っていることもも多く特に女子はそのように考えることが多いです。
メディアの子供たちの痩せ願望に関しては「肥満だから痩せたい」ではないことが多いのです。
そのため、痩せたいと思っているのは太っているわけではなく、ただ単に美しくなりたい、芸能人みたいになりたいという安易な気持ちからあふれていることがあるので注意が必要です。
(参考:青年心理学研究「女子におけるダイエット行動とメディアの影響」)
子供のダイエットは危険!食事コントロールはやめておけ
子供のダイエットはとても危険です。
本来は必要がなく健康な体から無理に痩せようとしており「食事コントロール」「過度な運動」をすることにより影響がでてきます。
子供の時期は食べることにより体に影響がいきわたりその結果体が健やかに成長をしていくことになります。
しかし、食事をコントロールすると必要な栄養素を取ることができないため体の成長を妨げることになりますし、成長期の子供だと貧血やめまい、ふらつきなどいの自覚症状が出てくることもあります。
また、成長期である子供の時期に食事をコントロールして少なくすると必要な栄養素が骨にも届かず骨の中身がなくなり骨折しやすく骨粗鬆症になるリスクも高まります。
実は子供のダイエットはすべきではないですし、一時的に痩せたいと思って実行をしたダイエットをした結果が成人をしたときにまで引きずる可能性があります。
そのため、子供の不要なダイエットは避けるべきだと専門家たちも提唱をしていますね。
子供にダイエットが必要か肥満をチェックをする方法
しかし、肥満になるとダイエットをする必要がでてきます。
私も保育園に勤務をしているときに毎日ヤクルトを3本飲んでいる4歳児の子供がいました。
想像の通り体がとても大きく4歳で28kgという重さで最終的にはダイエットをし、牛乳すら飲めない食事制限をされていました。
このような子供のように肥満になると逆にリスクがありますのでダイエットをすべきです。
その判断の基準がローレル指数と呼ばれるもので子供の栄養状態や発育状態の指数となるもので肥満や痩せの尺度となるのです。
ローレル指数の計算方法は「体重(kg)÷身長(cm)の3乗×10の7乗」です。 |
指数が以下のものによってダイエットが必要なのかをチェックすることが可能となります。
※幼児期はカウプ指数という言い方になり「体重(kg)÷身長(cm)の2乗×10の4乗」になります。 ・100未満:痩せすぎ ・100~115未満:痩せぎみ ・115~145未満:普通 ・145~160未満:太りぎみ ・160以上:太りすぎ (参考:日本医師会「ローレル指数(しすう)をけいさんしてみよう。」) |
ローレス指数を計算してみる → カシオ子供のローレル指数計算
子供のダイエットの方法は運動と食事メニュー【小学生で食事制限はダメ】
そこで、肥満ならばダイエットはしたほうが良いです。
肥満のまま育つと体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのまま成長をすることによりメタボリックシンドローム(メタボ)になったり、成人病などのリスクもありますので肥満も禁物ですね。
ここからは子供のダイエットの方法について書いていきますが、ダイエット方法に関しては子供も大人も同じような方法で実践をしていくことになります。
子供のダイエットの運動は基本【小学生の肥満も参考に】
大人の人も多いダイエットの失敗はいきなり過度なダイエットをすることです。
いきなり体重を落とそうとランニングを始めたり、毎日腹筋を何十回をするというのも運動のイメージとしてはあまりよくありません。
どちらかといえば継続して体を動かす習慣を身に着けていきましょう。
子供の肥満の原因は単純で、運動をしたり動いたりするよりも食べているということです。
そのため、普段からの動きを増やすようにして習慣化をすると一番良いですね。
歩く癖をつける
普段から動くことがないと痩せる、ダイエットの効果を出すというのはなかなか難しいものです。
そのためにも普段からママやパパも一緒になって歩く習慣を身につけましょう。
例えば、買い物に行くのに自転車を使っていたのを歩く、車移動ではなく徒歩を入れる、駅では階段を使うなど少しでも体を動かす習慣を身につけましょう。
学校の登下校だけではダイエットの効果を実感するのは難しいので少しずつ取り入れていくようにすべきですね。
運動の習い事をする【痩せる習い事とは?】
運動の習い事を取り入れてみてはいかがでしょうか?
家にいてもなかなか運動をする機会を子供に作るというのは難しいもの。
それならば運動をする機会を作り子供が勝手に体を動かさなければならない状態をつくってみましょう。
もちろん年齢にあったものにすべきですが、野球やサッカー、水泳などは体を普段から動かせますし小学生の時期はゴールデンエイジと呼ばれる筋力や持久力が伸びてくる時期です。
個人差がありますが、運動をする環境に入れてみましょう。
→ 子供の習い事ランキングおすすめ一覧!辞めるタイミングと言い方について |
子供のダイエットは食事のメニューで調整【サプリは危険】
運動は大事ですが、食事も適度に整えることが大事です。
特に小学生の子供の時期は好きなものは食べるけれども苦手なものは食べないなど好き嫌いも多いもの。
そのため、レシピを考えてしっかりと食べられてもヘルシーなメニューにしたいものですね。
レシピで食事をコントロール
食事は量を減らすのではなく、質をコントロールしてみましょう。
例えば揚げ物は控えるようにして魚を増やす、野菜を中心とした食事にするなどすると良いですし納豆や卵を食べてもよいでしょう。
ダイエットのためにご飯や麺類などの炭水化物を減らす人もいますが、子供の時期は大事な栄養素でパワーの源となりますので注意が必要です。
基本的にはダイエット中でも3食はしっかりと食べるべきですね。
また、おやつもポテトチップスなど高カロリーなものではなく果物にするなどカロリーには気を付けるべきですね。
良く噛む
肥満の子供に多いのは「早食い」です。
とにかくかまずに早く食べてしまうことがありますので十分注意をしなければなりません。
実はよく噛むだけで食べる量は一気に減ることがあり食べる量は適量になります。
例えばおかずを大きめにして噛まなければ食べられないタニタ食堂のようなメニューは噛まない子供には良いかもしれません。
買い食いをさせない【痩せない危険性】
最近はスーパーやコンビニで簡単に買い食いができてしまう危険性があります。
これは肥満の原因となります。
特にコンビニで買い食いの癖がついている子供は揚げ物、お菓子類、パン類、おにぎりなど太りやすいものを気軽に口にいれており飲み物も自由に購入出来てしまいます。
できれば家の食事だけでコントロールをしたいところなので買い食いを禁止にするなどをしなければ食事の質を上げても意味がないでしょう。
サプリはやめておこう
ダイエットサプリなどもありますが子供の体は大人が思っている以上にデリケートです。
そのため、ダイエットサプリを飲むとなると大変危険なことになる場合がありますので食事や運動でコントロールをしてダイエットをしていきましょう。
ダイエットは規則正しい生活リズムも重要
あとは規則正しい生活リズムも重要です。
ダイエットを成功させるためには決まった時間に食事、睡眠など規則正しい生活をさせることがとても重要ですね。
毎日同じリズムで食事をすることにより自律神経が整い健康的にダイエットしやすい体を作れます。
睡眠も早寝早起きを基本としてダイエットをしやすい体つくりをしましょう。
子供の食事制限ダイエットの危険と注意点のまとめ【無理に痩せるのは避けよう】
子供のダイエットについて書いてきました。
子供のダイエットは本質をしっかりと見極めることが大切で、痩せている、普通の体系の子供が急にダイエットをするというのはリスクしかありません。
しかし、肥満であるならば適度に体重を落として健康体にすべきですのでここで紹介をした方法を実践してほしいですね。
子供は成長期であるためダイエットは注意をしていく必要がありますので見極めてしっかりと食事はとりながらもダイエットができる状況を作っていきましょう。
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- 2019年 10月 31日
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