保育士へのパワハラは問題になることがあります。
最近は日本でもハラスメントに関してかなり厳しくなってきています。
訴訟にまで発展をすることもありますが、保育園では普通に行っているところもありますね。
この記事では保育士のパワハラの種類や問題点、対処法について書いていきます。
目次
保育士のパワハラとは?何がハラスメントにあたるの?
そもそも保育士のパワハラとは何なのでしょうか。
パワハラの種類が6つありますので、書いていきましょう。
日に日に体調が悪くホルモンバランスも崩れている。昨日もパワハラ園長に攻撃され、日によっていうこと違うから振り回される。早く逃げたい。#適応障害 #HSP #保育士
— まるん (@cidemre) August 10, 2021
完全なるぱわはらで、貴重な男性保育士の心を折り、退職に追い込んだ保育士達とそれを知っていてフォローも何もしなかった園長と主任がおそろしい。パワハラですよと忠告してもそれがパワハラと自覚してない事が本当に恐ろしくそして残念で無念である。
— 臨 (@pisuta26) August 12, 2021
・身体的な攻撃 ・精神的な攻撃 ・仲間はずれ ・過大な要求 ・過小な要求 ・プライバシーの過度な侵害 |
身体的な攻撃
身体的な攻撃とは、そのままのことです。
例えば、たたく、押す、殴る、蹴る、締め上げる、小突くなど相手に何らかの身体的なダメージを負わせることです。
精神的な攻撃
精神的な攻撃とは、相手に精勤的な苦痛を味あわせること。
暴言や脅迫。
ほかにも言葉や態度によって精神的に追い込むことが問題なのです。
仲間はずれ
仲間はずれも一つの問題ですね。
無視をしたり、隔離をして孤立させるなどの行為です。
仲間外れにすることにより相手をどんどん追い込んでしまうのです。
過大な要求
例えば、明らかに終わらない仕事の量を渡す。
他にもその人にばかり仕事をふるなど相手にことを考えていない仕事をさせること。
過小な要求
過大とは逆の過小のことですね。
担任なのに単純作業しかさせない、子供と関わらせないなどです。
プライバシーの過度な侵害
プライバシーは相手のことをチェックすること。
休日にも電話やメールのチェックをさせる。
他にも呼び出しをしたり、明らかに仕事外でも相手に要求をすることです。
パワハラと考えるのは職場の優位性や立場、仕事の適切な範囲なのか?などが検討の一つとなります。
(参考:厚生労働省「職場のパワーハラスメントについて」)
→ 保育園の園長が最悪な特徴7選【むかつくおかしい不満な時の対処法】
ハラスメントの種類を解説【主任や園長から理不尽に受けることも】
パワハラは有名はハラスメントですが、実は保育士にはほかにも知っておくべきはハラスメントがあります。
その種類の中でも主にしっておきたい3つを書いていきます。
妊娠してしまいましたすみません。と謝らないといけない職種!それは保育士!#保育士#マタハラ#ブラック企業 pic.twitter.com/VXkZcVcI8n
— ベビーシッター賜ります (@kosodatate) June 4, 2021
保育士の知人が職場でマタハラ受けてるらしい。職場の人全員女性。
このご時世に女性でしかも保育士でもマタハラするんやな— ぼくんんん (@minimatsunoki) January 3, 2020
モラハラ【モラルハラスメント】
モラハラは精神的な暴力や言葉による暴言や態度をとって相手に苦痛を与えることです。
モラル(倫理)から外れた嫌がらせですね。
例えば相手に「役立たず」「何をやってもダメ」など言葉で相手に対して暴言を吐くことはモラハラの1つですね。
セクハラ【セクシャルハラスメント】
セクハラは有名ですね。
男性から女性へ。その逆に女性から男性に対して性的な嫌がらせをすることです。
①性的な内容の発言
性的な事実関係を尋ねること、性的な内容の情報(噂)を流布すること、性的な冗談やからかい、食事やデートへの執拗な誘い、個人的な性的体験談を話すことなど
②性的な行動
性的な関係を強要すること、必要なく身体へ接触すること、わいせつ図画を配布・掲示すること、強制わいせつ行為、強姦など
(引用:法務省「職場のセクシュアルハラスメント対策はあなたの義務です!!」)
マタハラ【マタニティハラスメント】
マタニティハラスメントは妊娠をする女性に関することdせう。
妊娠や出産、育児をきっかけに職場で嫌がらせをしたり、解雇など不当な扱いをするとマタハラになります。
・育休を取らせない
・妊娠をするのに園長の許可が必要
・育休は職員の順番
このようなことも立派なマタハラになりますので、要注意ですね。
保育士がパワハラを受けて辞めたい時の対処法7選【ボイスレコーダーの効果】
保育士がパワハラを受けて辞めたい。
そんな風に思った時の対処法を7つ書いていきます。
メンタルがやられるならば、無理をしないことも大事ですね。
1.辛い時は休みを取りましょう 2.パワハラの証拠を残しておく 3.気の許せる上司や同僚に相談をする 4.ハラスメント行為を外部機関へ伝える 5.法人の上層部にパワハラの実態を伝える 6.退職代行サービスを利用して退職をする 7.他の保育園へ転職をする |
1.辛い時は休みを取りましょう【無理して出勤しない】
辛い時は休みましょう。
しんどい時に保育園へ行ったとしても、余計にしんどくなってしまいます。
辛いな、しんどいなと思ったら休みをとってください。
2.パワハラの証拠を残しておく【ボイスレコーダー】
もし、パワハラがあるならば証拠は残しておきましょう。
ボイスレコーダーにとっておくと良いですね。
時間や日付など詳細を書いておくこともアリです。
3.気の許せる上司や同僚に相談をする【ハラスメントについて】
気の許せる上司や同僚に相談をしましょう。
もし、パワハラがあるのならば、口の堅い人に相談をしてみると良いですね。
適切なアドバイスがもらえるかもしれません。
4.ハラスメント行為を外部機関へ伝える【指導がいく】
ハラスメント行為は許されるものではありません。
そのため、外部機関へ報告をしましょう。
第三者的な機関へ行けば、ハラスメント行為は適切に対処をしてくれます。
5.法人の上層部にパワハラの実態を伝える【理事長へ】
もし、園長や主任のパワハラが止まらないならば…
法人の上層部にパワハラがあることを密告してください。
理事長や取締役など、偉い人に伝えれば問題としてくれるはず。
ただし、逆にあなたが責められる可能性もあるのでそこは要注意ですね。
6.退職代行サービスを利用して退職をする【パワハラが原因】
もう、パワハラで辞めたいと思ったら退職代行サービスを利用しましょう。
パワハラのある現場でそこまで頑張る必要はありません。
未来へ向かうためにも、きれいに退職をしましょう。
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7.他の保育園へ転職をする
他の保育園へ転職をするのも1つの方法です。
今の保育園でパワハラがあるのに無理に働く必要はありません。
エージェントを使って、パワハラのないホワイトな保育園を探してもらいましょう。
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保育士のパワハラの事例【裁判に発展した3つの例】
ここからは、過去にあった保育士のパワハラの問題について書いていきます。
実際に保育士がパワハラを受けて退職をした事例ですね。
宮城県涌谷町でパワハラを理由に17人が一斉退職
まず、はじめは宮城県で起こったパワハラ事件。
涌谷保育園(宮城県涌谷町)を運営する社会福祉法人理事長によるパワーハラスメント行為で精神的苦痛を受けたとして、元保育士ら12人が29日、社会福祉法人に対して総額約2600万円の損害賠償を求める労働審判を仙台地裁に申し立てた。
申立書によると、理事長は2015年4月に就任し園長職も兼務した。理事長は、あいさつされても無視をしたり、気に入らない相手を大声で威嚇して問い詰めたりした。こうしたパワハラ行為が繰り返され、20年3月までに10人の保育士が退職した。
(引用:朝日新聞デジタル「保育園理事長がパワハラ」元保育士らが損害賠償求める」)
最終的には17名の保育士が退職をしてしまいました。
長野県佐久市の保育園でパワハラを理由に12名が退職
次が長野県で起こったパワハラ事件ですね。
社会福祉法人が運営する佐久市の認可保育園で昨年春以降、園長(当時)を含む保育士らが理事長の解任を求める嘆願書を提出、これに対し理事長側は要求を拒否し、園長を解任するなど対立が続いている。関係者によると、3月末には職員の約2割に当たる保育士9人が一斉に退職した。職員の一部は理事長からパワハラを受けたと主張するが、理事長側は全面的に否定。
(中略)
現在の理事長は昨年春に就任した。その後、理事長から威圧的な言動を受けたとして保育士らが改善を求めて、昨年6月に理事長の交代を求める嘆願書を法人に提出。7月には労働組合を組織した。その後、活動の中心だった園長は職を外され、保育士として勤務している。
(引用:毎日新聞「長野の保育園 「パワハラ」で保育士9人退職 理事長側は否定」)
静岡県磐田市の小規模保育園で園長のパワハラ!6名が退職
最後は静岡県のパワハラの問題。
磐田市の小規模認可保育園で保育士八人中六人が「園長からのパワハラ」を理由に一斉退職し、二〇二一年度は新たな園児の受け入れを停止していることが関係者への取材で分かった。
(中略)
退職した保育士らは女性園長が人格を否定する発言を度々していたことや、何度訴えてもエアコンを設置しないなど園児の安全を軽視するような態度を問題視
(引用:中日新聞「「園長がパワハラ」6人が一斉退職 磐田の保育園」)
→ 保育士の大量退職の理由とは?無責任な一斉退職はなぜ起こるのか?
保育士のパワハラのまとめ【辞めたいなら転職をしよう】
保育士のパワハラ問題について書いてきました。
最近は減ってきているとは言え、それでもパワハラ問題はいつもあります。
もし、保育園内でパワハラの問題があるのならば、証拠は残すようにしましょう。
また、あまりにもひどい扱いを受けるならば転職も考えると良いですね。
何よりも楽しく保育ができる場所を探してみてくださいね。
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