保育士になりたくない新卒が多いです。
理由は色々とありますが、保育士は過酷というイメージがついているのが原因ですね。
しかし、保育士資格を取得するならばもったいないと思うのが正直なところですので、活用はしましょう。
この記事では保育士になりたくない新卒におすすめの就職先や理由、気を付けるポイントについて書いていきます。
目次
保育学生が保育士になりたくない!新卒におすすめする職場5選【資格を活用】
保育士資格は取得したけれども、保育士になりたくない…
そんな悩みを持っている人がいます。
保育士なりたくないけど、学校の求人が保育系ばっかで、やっぱりそれしか道がないんかと思ってしまう。担任とかできる自信ないしピアノ弾けんし。無理。
— 酢こんぶ@痩せたい (@sukonbu0525) September 26, 2018
そんな有資格者だけど、保育士になりたくない人が働ける場所が保育園以外にもありますので、保育園以外の選択を持ちましょう。
1.児童養護施設・障がい者施設 2.乳児院 3.ベビーシッター会社に就職 4.学童保育・児童館 5.子供用品を扱う企業 |
1.児童養護施設・障がい者施設
児童養護施設や障がい者施設で働きましょう。
施設系で仕事をする場合は、いずれも保育士資格は必須となります。
また、保育園とは違った仕事をすることができますので、施設系へ目を向けてみてはいかがでしょうか?
私の学校の友人らの大半は、保育士資格を取得しても施設系へ就職していますね。
2.乳児院
乳児院への就職も考えましょう。
乳児院は赤ちゃんを預かる施設で、保育士資格は必須です。
生活の場ですので、土日祝日なども関係なく仕事になりますが、保育園と違って生活の場。
そのためゆったりと過ごすことができます。
3.ベビーシッター会社に就職
ベビーシッター会社に就職をしましょう。
保育士資格を持っていれば、ベビーシッターとして仕事をすることができます。
多くの子供を見るのではなく、少人数の子供を見ることになりますのでゆったりと関われますね。
1:1の場合も多いので、大変な部分もありますが、保育園とは違う働き方ができます。
4.学童保育・児童館
学童保育や児童館と呼ばれる施設があります。
子供の年齢は少し高くなり、年中から小学生くらいまでが対象となります。
学校帰りの子供を見たり、預かったり。
また、児童館へ遊びにくる子育て世代のママをサポートしたりする仕事です。
5.子供用品を扱う企業
子どもと触れ合う系からは離れて、子供関係の用品を扱う会社へ勤務をするのも1つの仕事です。
会社とは行っても子供関係なので、保育士の資格を活かすことができます。
ただし、経験がないと参考にならない可能性もありますね。
あとは、保育士の転職サイトの営業も保育士資格を持っている人が多いです。
子ども関係の仕事を探すならエージェントがおすすめ
→ 保育士転職サイトランキング!おすすめ22社を徹底比較【口コミ評判】
保育士になりたくない新卒の学生がいる理由7選【給料と人間関係】
そんな新卒の保育学生はどうして保育士になりたくないのでしょうか?
ちっさい頃からの夢やった保育士。
けど今になると保育士なりたくない 🤭
自分向いてないなぁ、😕😕 嫌でしかない。 pic.twitter.com/aMWOPhMUYp— ホ (@Honokak91) January 27, 2020
これにはいろいろな理由があります。
厚生労働省のデータを見てみると、保育士が足りないことが分かります。
【需要面】
保育の量拡大に伴って必要とされる保育士数は、平成29年度末で約46.0万人
【供給面】
現在の保育所における保育士の離職率等を考慮して推計した保育士数は、平成29年度末で約38.6万人と推計
【結果】
平成29年度末における保育士数は、約7.4万人不足
(引用:厚生労働省「保育分野における人材確保の必要性」
新卒の保育学生が保育士になりたくない理由について書いていきましょう。
1.保育実習でしんどい経験をした 2.給料が安い現実をしった 3.人間関係に疲れたくない 4.労働環境の問題と現実 5.保育園以外の就職先に興味がある 6.ピアノが苦手で保育園で働く自信がない 7.保育の勉強をして興味がなくなった・向いていない |
1.保育実習でしんどい経験をした【保育士になりたくない】
保育実習でしんどい経験をした保育学生は保育士になりたくないと思っています。
実習生が実習をして保育士になりたくなくなったなんて、そんな悲しいことはないなぁと思う。その程度ならやめときな!みたいなことを言う保育士にはなりたくない。大変だったけど、やりがいを感じて、保育士になりたい!と確信を持てるような実習をさせてあげたいと、働いてから思いました。
— ちー (@fu966) November 13, 2012
例えば、仕事が過酷だった、先生たちはいつも楽しくなさそうだった、毎日辛い嫌がらせがあった。
こんな風に保育実習で保育士になりたいという気持ちが変わってしまう学生がいるのです。
2.給料が安い現実をしった
保育士の給料が安いとメディアなどでも取り上げられています。
人はいるんですよ。保育士の給料が低いからなりたくないだけです。フルタイムで夜遅くまで保育して手取り12〜13万ですよ。 #jwave
— ふわたま (@huwatama1) December 8, 2015
これは有名な話で、フルタイムで働いても月に15万円いかない人が大半です。
給料に魅力を感じないため、保育士になりたくないと思う人が多いですね。
3.人間関係に疲れたくない【子供・保護者】
保育士の退職理由の多くは人間関係です。
特に人とのかかわりが求められる仕事です。
最近は保護者の苦情なども多いため、保育士として求められることが多く疲れます。
結果として、保育士になりたくなくなってしまう新卒がいるのです。
4.労働環境の問題と現実【休みとサービス残業・持ち帰り】
労働環境についてもメディアで取り上げられています。
休みも少なく、持ち帰りの仕事が多い、サービス残業が多いという問題があります。
また、休みも少なく、有休もとりにくい現実がありますね。
5.保育園以外の就職先に興味がある
保育園以外の就職先に興味が出るという意見もあります。
実習でも保育園以外の施設へ行くことになります。
すると、保育園よりも良い就職先、やりたいことができたなどがありますね。
その結果、保育士になりたくないではなく、ならないと決める新卒もいます。
6.ピアノが苦手で保育園で働く自信がない
ピアノが苦手で保育園で働く自信がなくなったという意見もあります。
ピアノが苦手だと、保育士として仕事をしていく自信もなくなりますね。
7.保育の勉強をして興味がなくなった・向いていない
保育士になりたいと思って勉強をしていたのですが、興味がなくなった、向いていないと思ったという意見もあります。
保育士学校で勉強をしていても、違う道に興味を持つこともあります。
そこで気づいて違う仕事に就くこともありますね。
→ 保育士になるもんじゃない理由とは?【仕事する保育園で変わる現実】
保育士になりたくない保育学生の疑問と注意点【キャリアを考えよう】
保育士になりたくないと決めたならば、それも人生です。
あなたが迷わないならば、問題なし。
しかし、保育士として就職をしなかった時にデメリットもありますので、理解をしておきましょう。
保育園以外の仕事を今後も続けていきたいか考える
保育園以外の仕事を今後も続けていきたいのか、考えてみましょう。
将来的にどんな仕事に就くのかわかりません。
しかし、新卒で保育士として就職をすることでの経験はとても大きなものです。
それをなくしても他の仕事へ就く覚悟があるかを考えましょう。
保育園のキャリアは積めない・遅れる【未経験になる】
保育園のキャリアを積むことはできません。
そのため、保育園へ今後転職をしても未経験の扱いになります。
数年後に入社としても同期とは、キャリアも違いますし給料も異なることを理解しておきましょう。
結婚・出産後も続けられる職場に就職しよう
結婚、出産後も続けられる職場がおすすめです。
育休、産休を取得することができる。
子どもを産んでも復帰できる職場に就職することをおすすめします。
将来的にキャリアも積むことができますし、慣れた職場ならば体も心も負担が少なくて済みます。
資格を活かさない仕事に就くのは損【活かせる仕事に就職しよう】
資格を活かさない仕事に就くのは損です。
もちろん就かないことを否定するわけではありませんが、資格は使う方が良いですね。
資格を使って仕事をするほうが、取得した資格を無駄にしなくて済みます。
保育園は後からでも就職可能【戻りたくなったら戻ろう】
とは言っても、保育士資格を持っていれば、保育士として後から就職することはできます。
そこは安心をしてください。
未経験でも、資格をもっていれば保育園としても採用したい人材なので将来なりたいと思ったら戻りましょう。
ただし、同期とは圧倒的に差が付くことだけは理解しておいてくださいね。
保育学生が保育士にならないのまとめ【やりたいことをすべき】
保育士になりたくないならば、一旦違う仕事へ就いてみましょう。
仕事をする上で、100%自分の願いが叶う仕事はありません。
しかし、やりたくない仕事をすることは辛いです。
なので、やりたいことをして、保育士になりたいと思ったら現場へ戻ってみましょうね。
人気記事 → 保育士からの転職先ランキング!資格を活かす仕事と異業種の一般企業
人気記事 → 保育士バンクが最悪って本当?元保育士が全て暴露【登録した体験談】
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。