部分実習の指導案で絵本の読み聞かせはどうする?見本は先生がコツ

部分実習の指導案で絵本はどうする?見本は先生?【選び方とコツ】
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部分実習の指導案で絵本読みがあります。

これって、保育士にとっては基礎の基礎となる部分。

保育士を目指す実習生にとっては、大事なものですが、どのような点に気を付けるべきはか難しいです。

この記事では、部分実習の絵本を読む書き方や気を付けるべきポイントについて書いています。



部分実習の指導案の書き方【絵本を読みきかせする5つのポイント】

部分実習の指導案の書き方【絵本を読むときの5つのポイント】絵本を読むだけですが、ものすごく緊張をします。

部分実習の指導案を書く時に意識すべきポイントを保育士が伝授しましょう。

1.全員が見える場所で絵本をよむ【子供が集中する】

2.後ろは壁がおすすめ【邪魔が入らない】

3.絵本の見え方を確認すべき【光の反射・絵本の大きさ】

4.絵本が年齢に合っているか【長さ・内容】

5.絵本を読む声を意識【わかりやすい・聞こえやすい】

1.全員が見える場所で絵本をよむ【子供が集中する】

絵本を読むときに大事なことは、全員が見えるように絵本を読むことです。

子供達が見えない場所、見えにくい場所はトラブルの元。

そのようなことも考えて、絵本を読む場所をよく考えましょう。

何よりも絵本は子供が集中して見れることが大事です。

2.後ろは壁がおすすめ【邪魔が入らない】

後ろは壁がおすすめです。

絵本を読んでいる先生の後ろで誰かが動いている、廊下が見える、歩いている人が見える。

こんな状態だと絵本に集中できません。

絵本に集中できるように、後ろは何もないところがベストです。

3.絵本の見え方を確認すべき【光の反射・絵本の大きさ】

絵本の見え方に注意すべきです。

まずは、絵本の大きさ。

30人もいるのに小さな絵本だとほとんど見えないですよね?

子供の人数に合わせて適切な大きさの本を取ってくる。

あとは若干した向けにすると、絵本に上の蛍光灯が映り込まずに済みます。

絵本はきれいな紙で、できているため反射しやすいので角度にも気をつけましょう。

4.絵本が年齢に合っているか【長さ・内容】

絵本が年齢に合っているかを考えましょう。

絵本を読む部分実習は年齢によって、やり方も変わってきます。

年少なのか?年長なのかによっても絵本の長さも変わってきますので、年齢に合っているものを選びましょう。

5.絵本を読む声を意識【わかりやすい・聞こえやすい】

絵本を読む声は意識をして下さい。

わかりやすく、聞こえやすいように読むことです。

焦らなくて良いですよ。

緊張をすると「早く終わりたい」という気持ちから、早口になりがちなので、要注意です。

→ 保育実習が辛い原因と対処法を経験者が紹介【日誌を早く書くコツ】

部分実習の指導案テンプレート【絵本の読み聞かせは先生を見本にしよう】

部分実習の指導案テンプレート【絵本の読み方は先生を見本にしよう】ここまでのポイントを意識して、部分実習の指導案を書いていきます。

保育士になると、毎日当たり前のようにすることですが、学生にとっては大事な学び。

指導案をしっかりと書いていきましょう。

部分実習の指導案はねらいと内容をはっきりしよう

ここからは、指導案の例を書いていきます。

部分実習の指導案で絵本を書く際に見本にしてくださいね。

参考までに3歳児で書いていきます。

絵本の内容:ぐりとぐら

準備物:ぐりとぐらの絵本、先生の椅子1つ

時間:12:20~12:30の食事が終わり、お昼寝前に読む

ねらい:絵本を通じて、言葉のやりとりや言い回しを楽しむ。

絵本を見て、想像力を育む。

絵本を読み子供たちの気持ちを落ち着けて入眠へと促す

時間予想される子供の姿保育者の援助と留意点
12:20

 

 

 

 

12:30

・食事が終わり着替えが終わった子供が集まってくる

・食事をしている子供おり、集まれない子供もいる。

 

・手遊びをしていると、手があたる、前のお友達で見えないなどトラブルになることもある。

 

・絵本の世界に集中をしてみてくれる子供もいれば、飽きてしまい友達にちょっかいをかける子供が出てくる。

・絵本をみながら、気になったことを先生に教えてくれる子供もいる。

・先生の周りに集まるように声をかける。

・今から絵本を読むことを伝え、楽しみになるように声をかける。

・座っている子供たちがクラスの2/3くらいになったら手遊びを始める。

・全員が見える位置にいるかを確認し、見えにくそうな子供には声をかけて移動させる。

・友達ともめている子供には声をかけ、違う場所へ行くように声をかける。

・2つくらい手遊びをする【導入】

・絵本の高さ、角度などを意識しながら絵本を読む。

・言葉をゆっくりと丁寧に読む。

・集中をしている子供の邪魔をする子供には声をかける。ときには場所を移動させたり、先生の傍るように伝え、落ち着かせる。

・絵本が終わったら、静かな声で「おやすみなさい」の声をかけて、入眠へと促す。

・お昼寝から起きたら楽しいことがあることも伝え、期待をもって寝られるように声をかける。

絵本の感想を聞くパターンの指導案もあります。

それについては、保育園の考えによって異なるため、必要ならば追記しましょう。

部分実習の指導案の絵本は導入の手遊びが大事【見本をみせよう】

部分実習で大事なことは導入です。

導入とは絵本の前にすることで、子供達を集中させるための1つの方法です。

手遊びをしておけば問題はないでしょう。

手遊びは複数用意をしておこう【最低3つ】

手遊びは導入と、時間稼ぎにも使えます。

そのため、2つ~3つくらいは用意をしておくといいかもしれません。

おすすめ「はじまるよ」

手遊びのおすすめは「はじまるよ」です。

他にも子供たちが好きなものがあれば、それでも問題なし。

はじまるよ はじまるよ はじまるよったら はじまるよ 1と1でニンジャだよ ドロン

はじまるよ はじまるよ はじまるよったら はじまるよ 2と2でカニさんだよ チョキン

はじまるよ はじまるよ はじまるよったら はじまるよ 3と3でねこのひげ ニャー

はじまるよ はじまるよ はじまるよったら はじまるよ 4と4で タコの足 ヒューン

はじまるよ はじまるよ はじまるよったら はじまるよ 5と5で 手はおひざ

テンションが上がり過ぎる手遊びだけは避けておきましょう。

絵本に集中できなくなってしまいます。

→ 保育実習のねらいと目標設定で課題を克服しよう【実習記事まとめ】

部分実習の指導案の絵本のコツ【実習生がすべきポイント】

部分実習の指導案の絵本のコツ【実習生がすべきポイント】部分実習は緊張しますね。

先生を見本にしていても、どうしても自信が持てないです。

ここからは部分実習で緊張をしないためにも、しっかりと準備をしておくべきポイントを書いています。

読む本は事前に練習をしておく【物語を理解する】

部分実習で読むと決めた絵本は、何度も練習をしましょう。

自分が一度も読んだことない本は、スムーズに読むこともできません。

子供にわかりやすくするためにも、繰り返し練習をしましょう。

ただし、慣れて早口になることはないように気を付けて下さい。

絵本を読むときはゆっくりとはっきりした声で

絵本を読むときは、ゆっくりと、しっかりとした声でよみましょう。

ただし、大きな声で読む必要はありません。

普通の声で読んであげれば問題なしです。

途中で止めない【最後まで読み切る】

途中で止めない方が良いです。

子供が質問をしてきてもさっと流して読み続けましょう。

集中している子供と大事にしてあげてください。

終わってから「どうしたの?」と聞いてあげれば問題なし。

絵本を読み終わったあとも大事【感想は聞かない】

絵本を読み終わったとは、子供それぞれに想像をしています。

その余韻が絵本の醍醐味ですね。

そのため、感想はあまり聞かない方がいいですが、園の方針に従えばよいです。

部分実習の指導案は早めに用意【先生に相談をして見本にする】

部分実習の指導案は早めに提出をしましょう。

特に日程が決まっているならば、担当の先生とすぐに相談をすべき。

早めに提出をして、おすすめの絵本などを教えてもらいましょう。

また、先生を見本にしてイメージをしてくださいね。

部分実習の指導案で絵本の読み聞かせはどう書く?【先生を見本にして乗り切ろう】

部分実習の指導案で、絵本は定番です。

保育士にとって大事な基礎となる部分ですね。

しっかりと学ぶためにも準備をして、読むようにしてください。

失敗をしてもいいので、準備をして子供達に絵本を読んであげましょう。

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