保育園ボランティアの目的と仕事内容!気を付けることや学んだこと

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保育園ボランティアを知っていますか?

実は保育園や幼稚園では保育に関するボランティアを受け入れているところがあります。

そこには目的や保育園側とボランティアをする側のどちらにもメリットがあるものなのです。

この記事では保育園ボランティアの目的、仕事内容、気をつけること、ボランティア先を見つける方法が分かります。



目次

保育園ボランティアの目的と仕事内容!気を付けること学んだこと

保育園ボランティアはその名前の通りの仕事です。

保育園に何らかの形でボランティアとして受け入れてもらい、実際に保育園や幼稚園で仕事をするというものです。

ボランティアとは、「自らすすんで社会活動などに無償で参加をすること」となっていますが、まさにその通りで「自ら保育園へ参加をすること」です。

専門的な知識がない、無資格でも保育園ボランティアをすることが誰でもできますので「保育園に興味がある」「保育士になろうと思っている」という人にはおすすめの方法だと言えるでしょう。

保育園ボランティアは無資格や未経験でもできる?

保育園ボランティアは無資格や未経験でもできるのでしょうか?

これは受け入れ先の保育園にもよります。

しかし、ボランティアという名前がついていますので、無資格や未経験で受け入れてくれるところは多いです。

中には「資格を持っている」「児童福祉施設の勤務経験がある」など明確に定めているところがあります。

下に書いている採用をされる方法で保育園ボランティアを見つける方法を書いていますので、その際に聞いてみてください。

保育学生が勉強のために通うことも!ボランティアのメリット

あとは、保育学生が保育園へボランティアへ行くこともあります。

勉強の1つとして通っており、実習や就活で困らないようにするため。

無償でも、いろんな現場の経験ができる点は大きな魅力といえます

保育園ボランティアの目的4選!人材不足解消の糸口?

そもそも保育園はなぜボランティアを受け入れているのでしょうか?

これには目的があり、受け入れることにより保育園にもメリットがあるためです。

保育園は社会福祉に貢献をしている「福祉施設」です。

これは私立、公立関係なく認可保育園の場合は含まれますのでボランティアを受け入れている背景がありますね。

1.将来の保育士を育てる【保育学生・高校生向け】

2.保育学生の予習や復習 経験の場【学んだことを活かす】

3.保育園の人材不足を補う人材

4.保育学生のキャリア形成と就職先の発見

1.将来の保育士を育てる【保育学生・高校生向け】

保育園ボランティアの多くは将来保育士になりたい人です。

中でも多いのは「保育学生」ですね。

保育学校へ行っており、将来保育士になることを決めている、これから保育士になるための専門学校や大学へ行くと決めている人をボランティアとして受け入れるケースが多いです。

理由は「将来の保育士を育てること」です。

中には「保育士の仕事を知りたい」という高校生を受け入れている園もありますね。

2.保育学生の予習や復習 経験の場【学んだことを活かす】

すでに短期大学、専門学校へ通っている学生が勉強をしたことを活かす、復習するなど経験の場として保育学生を受け入れています。

保育学生は学校では座学は学ぶのですが、実践的なことをすることはあまりありません。

そのため、保育園ボランティアとして実践経験を積むよい機会なのです。

3.保育園の人材不足を補う人材【補助として仕事をする】

保育園は人材不足です。

そのため、保育園ボランティアで人材を補う目的もあります。

例えば、雑務をしてもらう、子供の絵本を読んでもらうなど責任があまりない部分の仕事は保育園ボランティアにお願いをすることにより、保育士の先生は別の仕事をするという流れにできます。

今は人が足りない世界なので、貴重な人材の場なのです。

4.保育学生のキャリア形成と就職先の発見

保育学生にとってはボランティアをすることにより「キャリアの形成」になります。

経験をしたということを就職で伝えるとアピールになりますし、実習の前に先にボランティアをしておくことで経験をしているというメリットがあります。

他にもボランティアを受け入れた学生の働き次第ではそのまま将来採用をするねらいもあり、保育園ボランティアを受け入れている園は多いですね。

実際にボランティア先が就職先になったという保育学生もいますので、就職先の候補と思っている園へボランティアを申し込んでみるのも1つの方法だと言えます。

→ 保育士の就活のスケジュールとやり方!新卒は面接とテスト対策が必須

保育園ボランティアの仕事内容【子供の見本となる対応に気を付けること】

次に保育園ボランティアの仕事内容を書いています。

保育園ボランティアはあくまでも「ボランティア」という位置付けになります。

そのため、保育園としても任せられる、お願いできる仕事というものと、任せられない仕事があります。

子供の保育をする【戸外遊びや食事指導】

基本は子供の保育に一緒に参加をしてもらうというものです。

これは保育園で働く正社員やパート、ボランティアに関係なく共通をしている仕事と言えますね。

ボランティアをする時間帯にもよりますが、戸外遊びをしたり、食事を指導したり、トイレの排泄の補助など様々な保育にかかわる仕事をすることになります。

保育園での掃除や配膳などの雑務を行う

保育園の仕事は子供をみることだけと思われがちですが、実は他にも仕事があります。

雑務と呼ばれる掃除や配膳など子供と直接かかわる以外の仕事も立派な保育の仕事の1つなのです。

保育園ボランティアとして子供の保育以外にも保育士の先生をサポートするために雑務を行うケースは多いです。

保育士の補助を行う【絵本を読むことも】

保育士の補助を行うことも多いです。

絵本を読むこともありますし、先生と一緒に散歩へ行ったりします。

もちろん寝かしつけをしたりすることがあり、保育士の先生の補助やサポートの役割を担う場所が多いですね。

→ 保育士の仕事内容とは?一日のスケジュールとやりがいと本音

保育園ボランティアの気を付けること【注意点を解説】

次に保育園ボランティアとして気をつけることを書いていきます。

ボランティアと言っても責任ある立場で仕事をすることになりますので、きちんと仕事をする姿勢を持ちましょう。

挨拶と返事はきちんとする

まず大事なことは「挨拶」と「返事」です。

「ボランティア」と言っても子供を育てる保育園という施設では一人の職員です。

そのため、先生はもちろん保護者、子供たちにきちんと挨拶をしましょう。

また、返事もきちんとすることが大事です。

子供たちの見本となれる人物になることが大事ですね。

遊びでいかない【保育士の先生はプロの仕事】

ボランティアの中には失礼な態度の人もいます。

ボランティアは「遊び」ではないので適当に仕事をする、言われたことをやらないなどはダメです。

保育士の仕事は国家資格を持った立派な仕事でプロです。

その先生たちに遊びで手伝いに行く、一緒に保育に参加をさせていただくというのは失礼に当たりますので十分気を付けましょう。

失礼な態度で仕事に取り組むことで今後のボランティアの受け入れもなくなる可能性があります。

仕事は確実にこなす【責任感が必要】

仕事は確実にこなすことが大事です。

ボランティアと言っても保育園の先生からすると貴重な戦力です。

そのため、適当に仕事をするのではなく任された仕事は最後までこなす、丁寧に仕事をするなど当たり前のことを心がけてください。

誠実な態度で仕事をこなしましょう。

勝手な行動をしない【報告連絡相談が基本】

ボランティアだから勝手な行動をしても良いということにはなりません。

必ず保育園の指示や考えに従いましょう。

また、任された仕事が終わったら報告をするなど仕事の基本である「報告 連絡 相談」の3つは抑えておきたいですね。

わからないことは聞くこと

もし、わからない、迷った、指示をされたけれどもきちんと理解ができていなかったという場合には「確認をする」ことを意識してください。

わからないこと聞くことは何も恥ずかしいことではありません。

無理な仕事はしない【計画的に行うこと】

ボランティアをする際に中には用事がある、外せないテストがあるなどいけない時もあるでしょう。

そんな時に無理をしないことも大事です。

計画的に仕事をこなすことが何よりも大事です。

ボランティア保育ができる園の見つけ方とは?探す方法を伝授

そんな保育園ボランティアをやってみたい、チャレンジしてみたいという人もいるでしょう。

しかし、どうやってボランティアをする先を見つけるのか難しい場合もありますので、受け入れ先、見つけかたについて書いていきます。

自治体の社会福祉協議会へ問い合わせてみる

保育園ボランティアを受け入れている園と受け入れていない園があります。

これについては社会福祉協議会と呼ばれる福祉施設を管轄している場所が必ず市区町村や自治体に設置してあります。

そこへ電話をしてみる、もしくは直接尋ねて聞いてみましょう。

ボランティアを受け入れている場所を教えてくれる可能性が高いです。

自分の卒園をした幼稚園や保育園に尋ねてみる

あなたが卒園をした保育園や幼稚園を尋ねてみましょう。

中には保育園や幼稚園のボランティアを受け入れていないけれども、卒園した方ならと受け入れてくれる可能性もあります。

あなたことを知っている先生が残ってくれていれば話しが早いですね。

保育園や幼稚園へ電話で直接問い合わせる

近隣の保育園や幼稚園へ電話をしてみましょう。

実は私は保育士になろうと思ったのは高校2年生の頃でした。

しかし、仕事の内容がわからないということもあり実際に家のそばにあった公立の保育園へボランティアの依頼をし受け入れてもらったことがあります。

高校3年生の夏ころから継続して受け入れていただいた経験が保育士になってからも活きましたね。

直接電話をして、会ってみると園長先生の配慮で受け入れてくれることがあります。

インターネットで検索してみる

インターネットで検索をしてみましょう。

例えば、「東京 保育 ボランティア」というように検索をしてみるとヒットすることもありますので、自分からアポを取ってみましょう。

ボランティア保育士になる採用条件と地域【東京 大阪 神奈川は多い】

保育園でボランティアをするためには一度保育園へ訪問をする必要があります。

もちろん誰でも受け入れてくれる訳ではなく、園長先生が認めた人しか受け入れはしてくれません。

福祉施設で変な人や、危険な人をうけいれる訳には行かない点もそこに含まれているのです。

受け入れ先として多い地域は千葉 名古屋、大阪、京都、福岡など保育士不足が叫ばれている地域です。

ボランティアでも良いので助けて欲しい、手伝って欲しいという現状があるためでしょう。

保育園や児童福祉施設での勤務経験がある

保育園ボランティアとして受け入れてもらいやすいのは「保育士経験者」「児童福祉施設の勤務経験者」になります。

中には仕事として取り組むのは難しいが、子供と接する機会が欲しいという願いから保育園ボランティアとして仕事を求める方もいます。

経験者は例えボランティアであったとしても受け入れてもらえる可能性が高いです。

保育士養成学校の学生である

保育士養成学校の生徒を受け入れる場合は多いです。

将来的な採用を見据える、経験を積ませる、貴重な人材として確保をするなどがあります、

保育学生は将来、保育園で働く可能性が高いことから受け入れる可能性はとても高いですね。

保育園ボランティアの受け入れ施設

保育園ボランティアを受け入れている先は色々とあります。

保育園や幼稚園はもちろんですが、他にも保育士資格で働ける場所もあります。

児童養護施設、知的障害者施設など施設関係でも保育士ボランティアを受け入れてくれることがあります。

面接や面談は必須!子供を関わる資格があるか見られる

ただし、どんな人でも受けれるのかと言われるとそれはNGです。

実際にはあなたという人物を証明できる履歴書などの提出を求められることが多く、園長や主任と面談をして受け入れるかと判断されます。

場合によっては落ちるケースも考えられます。

園としても安全な人を受け入れたいという気持ちが強いためですね。

ボランティア保育士には有償と無償がある

実はボランティア保育士には有償と無償があります。

無償のケースが多く、ほとんどはお金も出ませんが中には有償ボランティアとして受け入れることもあります。

もちろんアルバイトほどもらえる訳ではありませんが、気持ち程度、もしくは一日〇〇円とお金をいただける場合もあります。

保育園ボランティアの気を付けることまとめ!学んだことは無駄にならない

保育園ボランティアについてここでは書いてきました。

保育業界は慢性的な人材不足となっていますので、積極的に保育園ボランティアを受け入れている先があります。

特に学生は保育士として経験を積む、就職先の候補にする、色々な保育の触れてみるという点で非常におすすめです。

もちろんこれから保育士を目指している人、保育園を知りたい学生などにもおすすめだと言えますのでチャレンジしてみましょう。

私は保育士になる前から積極的にボランティアへ行っていました。

すると、子供に触れ合う、先生のサポートをするということに慣れていたため実習でもスムーズに現場に入ることができました。

学んだこと、経験をしたことは無駄になりませんので学生にはおすすめしたいですね。

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