子供を怒る悪い影響5選と上手な対処法【正しい叱り方を元保育士が解説】

子供を怒る悪い影響5選と上手な対処法【正しい叱り方を元保育士が解説】
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子供を怒ると、悪い影響があります。

言うことを聞かないと、ついつい怒ってしまうこともありますね。

しかし、それは本当に正しいやり方なのでしょうか?

この記事では子供を怒ることによる悪影響と、正しい叱り方を元保育士が解説します。



目次

子供を怒る悪い影響5選【きつく言うとダメな悪循環】

子供を怒る悪影響5選【きつく言うとダメな悪循環】

子供を怒ることによる悪影響があります。

怒るとは「感情的に言うこと」。

正直、子供によい影響を与えることはありませんね。

1.怒られることに怯えて自分の意思を言わない

2.怒られることがイヤで言うことを言う通りにしかしない

3.大きな声に怯えるようになる

4.泣くことで解決をしようとする

5.脳が萎縮をしてすくすくと成長しない

1.怒られることに怯えて自分の意思を言わない

怒られると子供は何も考えられなくなります。

すると、怒られることを恐れて自分の意思を言わないようになります。

とにかく、怒られることから逃げられれば良いと思ってしまうんですよね。

2.怒られることがイヤで言うことを言う通りにしかしない

怒られることがとにかくイヤになります。

そのため、親や先生のいうことは何でも聞くようになります。

しかし、それは理解して聞いているのではなく、ただ怒られるのがイヤで聞いているだけなのです。

3.大きな声に怯えるようになる【笑うことが少ない】

大きな声が聞こえると怯えるようになります。

怒られることが恐怖となり、笑うことも少なくなりますね。

ただ、怒られることがイヤで表情も乏しくなってしまうこともあります。

4.泣くことで解決をしようとする【吐くことも】

怒られると泣いたり、吐いたり。

そんな風にしてなんとか怒られることから逃げようとします。

これも怒られることによる弊害で問題点だといえます。

子供にとっては恐怖でしかないのです。

5.脳が萎縮をしてすくすくと成長しない

怒られると子供の脳はどんどん萎縮します。

つまり、健やかに成長をしていかなくなってしまうのです。

子供にとって、怒られるというのは想像以上にストレスのかかるものなのです。

怒ることに恐怖を感じ固まる

子供を怒ると危険です。

ただ、恐怖を感じて固まる。

そうなってしまう可能性が高いので、怒っても何も効果がない可能性もあります。

なので、怒ることも適度にしておく方が良いですね。

小学生も同じ!怒るメリットはなし【ママもストレス】

小学生ももちろん同じ。

ただ、怒るだけでは何も効果がありません。

怒ることにより子供はしんどいですし、ママにとってもストレスでしかありません。

大きくなって小学生になったからと言っても、効果は薄いと言えるでしょう。

→ 保育士の暴言や体罰は失格!怒る冷たい原因と園児を守る対処法

子供を怒るではなく叱る正しいやり方5選【疲れるやり方はダメ】

子供を怒るではなく叱る正しいやり方5選【疲れるやり方はダメ】

子供を育てる時に大事なことは「怒る」ではなく「叱る」です。

怒ることは感情的に言うことですが、叱るは子供を正そうと思っていうこと。

本来は怒ることは避けるべきであり、叱ることを意識すべきなんですよね。

元保育士が子供にいうことを聞かせる、正しい叱り方を書いていきましょう。

1.子供の目を見て普通の声で話をすること

2.具体的にダメなことを伝えること

3.他人と比較せず目の前の子供を見る

4.危険な時は大きな声を出して止める

5.叱ったあとは褒めることも忘れない

1.子供の目を見て普通の声で話をする【感情的にならない】

子供の目を見て、普通の声で話しをしましょう。

ダメなことをしたとしても、感情的になってはいけません。

子供の目をみて「今のは○○だからダメだね」と理由も付けてあげるとより良いです。

子供のためにも叱ることを意識してください。

2.具体的にダメなことを伝えること【上手に伝える】

具体的にダメなことを伝えましょう。

例えば、モノをこわしたときに「○○したから壊れたね」次からは気をつけようと伝えましょう。

子供だって悪いことをしたときはわかっていますので、上手に伝える意識をしてください。

3.他人と比較せず目の前の子供を見る【親子の中も深める】

他人と比較をせずに目の前の子供をみましょう。

叱り方としてダメなことは、先ほども書いたように人と比較をすることです。

比較をしても何も生み出しませんので、他人と比較をしないことが大事。

その子に向き合ってしっかりと叱ってあげてください。

4.危険な時は大きな声を出して止める【原因を教える】

危険な時は大きな声を出して止めましょう。

本当に命に関わるならば、原因を教えてあげてください。

大きな声を出すべきではありませんが、命に関わるときは大きな声で止めるべきですね。

5.叱ったあとは褒めることも忘れない【コントロールする】

叱ったとはほめることも忘れないようにしましょう。

叱ることは子供を育てていく上でとても大事なことです。

しかし、叱るだけではなくあとフォローをする、褒めると実はより仲良くなれたりします。

コントロールして、叱ったあとは褒めることもわすれないようにしましょう。

→ 躾できない親の特徴5選【上手なしつけの方法とダメなやり方】

子供を怒る理由とは?保育園でも怒ることはあるの?

子供を怒る理由とは?保育園でも怒ることはあるの?

子供を怒る理由とはどんな時なのでしょうか?

中には言うことを聞かない時などもあります。

他にも、怒る理由がありますので、その点について書いていきましょう。

父親や母親との約束を守らなかった

父親や母親との約束を守らなかったとき。

そんな時は怒られる可能性があります。

特に、何度も約束をしているとお父さんたちの気持ちもわかりますね。

納得をできない行動をしたとき

ママやパパの考えから納得できない行動をしたとき。

そんなときにはありえない行動だと考えられ怒ることも。

許容の範囲であるか?ないかという点が大きなポイントだといえますね。

人の迷惑になる行動をした

人の迷惑になる行動をしたときもですね。

特に公共の場などで、迷惑になることをするとダメです。

他にもけがをさせてしまった時などは怒られることがあります。

危険なため怒ることにした

ケガや事故を起こす可能性。

また、危険を伴うことをした場合には怒ることもあります。

特に命に関わるようなことをするときには、気をつけなければならないですね。

保育園で怒る先生がいる【子供には悪影響】

保育園で怒る先生はいるのか?

これについては園によりますが、怒る先生は子供たちからも怖がられることもあります。

正直、ただ恐怖で子供を抑えつけているだけなので良いとは言えませんね。

ダメな保育士の特徴7選と困った時の対処法【質の悪い担任の問題点】

子供を怒る時のダメなやり方5選【イライラして自己嫌悪になりがち】

子供を怒る時のダメなやり方5選【イライラして自己嫌悪になりがち】

子供を怒る時のダメなやり方についても書いていきます。

怒る気持ちはわかるけど、ダメなやり方をすると子供に悪影響を及ぼす可能性もありますので注意しましょう。

そんなダメな怒る方法を書いていきます。

1.感情的に大きな声で怒る・怒鳴る

2.泣き叫ぶほど怒ることで言うことを聞かせる

3.人と比べたり人格を否定すること

4.しつけという名目で暴力をふるう

5.怒るだけでフォローをしない

1.感情的に大きな声で怒る・怒鳴る

感情的に大きな声で怒る、怒鳴ることです。

怒るとは怒りのままに子供にあたること。

感情的になってしまうということは、子供のことを考えられていませんので注意が必要です。

2.泣き叫ぶほど怒ることで言うことを聞かせる

泣き叫ぶほど怒ること。

そうやって言うことを聞かせたとしても何のメリットもありません。

子供が怖がって言うことを聞くだけになりますので、よくありませんね。

3.人と比べたり人格を否定すること

人と比べたり、人格を否定することもダメです。

「○○ちゃんはできるのに」「人としてあり得ない!!」など、人格を否定するような怒り方はやめておきましょう。

子供の自己肯定感がなくなり、自信が持てなくなります。

4.しつけという名目で暴力をふるう【ものを投げる】

しつけと言う名目で暴力をふるうなんて持ってのほか。

子供が傷つくだけです。

モノを投げたり、たたいたりするのは怒るではなく虐待ですので絶対にだめです。

5.怒るだけでフォローをしない【無視・放置】

怒るだけであとのフォローをしないのもダメですね。

無視や放置をすることは立派なネグレクト。

子供のことを最優先に考えたときには、怒ってもフォローをすることが大事ですね。

子供を怒ることのまとめ【叱り方を変えて子供に接しよう】

子供を怒ることのまとめ【叱り方を変えて子供に接しよう】

子供を怒ることについて書いてきました。

子供を育てていく上で、怒るということは本来さけるべき。

怒ることをしても結果はなにも生み出さないですし、子供の恐怖を植え付けるだけだからですね。

ダメなことをしたときに、子供を怒るではなく叱るようにし意識をして下さいね。

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