母子分離不安の赤ちゃんの原因と対処法!離れて泣くときはどうする?

母子分離不安の赤ちゃんはどうすればよいのでしょうか?

ママと子供が離れることを専門用語で「母子分離」と言うのですが、保育園や幼児教室などいろんな場所で悩む方も多いようです。

なぜならば、保育園だとママは仕事に行かなければならないので離れなければなりませんし、子供がママと離れることにより成長できる大事なポイントもあるからです。

この行動は「母子分離不安」と呼ばれる行動もあり泣くことは当たり前ですがママ達も対処に困ってしまうことがありますし、保育士として母子分離不安で泣かれると困ることもありました。

この記事では母子分離不安について書いていきます。

読み終えることで母子分離不安の原因と対処法、子供がママと離れられるための方法や子供の気持ちなどが分かります。



母子分離不安の赤ちゃんの原因と対処法!離れて泣くときはどうする?

母子分離不安とはママが子供のそばから離れたり、見えないところへ隠れることで子供が動揺をし不安な気持ちになることです。

後追いをしたり、大泣きをしたり、時にはかんしゃくを起こしたりする姿が見られます。

おそらく「ママが離れると泣く」と言う点では多くの子供が経験をしていることでしょう。

この母子分離不安とは新生児期はあまりないのですが、少し大きくなる時期の生後8か月ごろから現れはじめ生後10~18か月ごろに不安がピークを迎えるようになります。

しかし、多くの子供は2歳を迎えるくらいには落ち着いてくる、自然となくなっていきます

中には3歳や4歳でも保育園へ預けはじめた時期は見られますが、それは今までママと一緒にいたことから離れてしまうことによる不安であり当たり前の行動です。

大きな年齢になるほど言葉での理解や保育園や幼稚園という場所の理解が進むため落ち着いてくる傾向にあります。

ちょっと離れるだけで泣く、大泣きされて困っている、トイレもいけないなど母子分離で困る方も多いですがそれは「子供がママのことを大好き」という裏返しでもあるので成長の証として理解をしておきましょう。

母子分離不安の原因【赤ちゃんが泣くのはなぜ?】

そんな母子分離不安ですが、なぜ起こるのでしょうか?

先ほども書いたように母子分離不安は生後8か月ごろから2歳くらいに起こりやすいです。

この時期は依存心も強くママという人を認識して、そこを心のよりどころにすることで情緒の安定をはかっていますし、ママがそばにいることで安心をして遊んだりしています。

しかし、この時期は「先の見通し」が経ちません。

少し大きな子供ならばママが部屋から離れると「トイレかな?」「荷物を取りにいったのかな?」と予測が経ちますし「すぐに戻ってくる」と言うことも分かります。

それに対して赤ちゃんは「ママがいない」「放っていかれた?」「どこへ行ったのか?」と不安になってしまい泣いてママと呼び戻そうとするのです。

ママがいないとなると「守ってくれる人がいない」「不安」という気持ちから泣いてしまいます。

保育園でも0歳児や1歳児のクラスだと子供が一番心を許している担任が部屋を出るだけで泣いたりするのは母子分離不安と同じ理由です。

→ 愛情不足の子供の特徴とサイン14選と対応策!大人になったときの影響

母子分離不安症の対処法4選【赤ちゃん・幼稚園で活用しよう】

そんな母子分離不安があるとママもなかなか離れられませんが、上記の紹介をしたように病気で離れることを嫌がる場合には医師に相談をするなどの対処法をとりましょう。

赤ちゃんや子供が離れることで泣いてしまったり、不安を感じることがあるので離れないようにするという選択肢もあるのですが、そうするといつまでも不安なままですし自分で何もしないようにすることから成長の妨げになります。

子供は一人でいきていく力を身に着けることも大事なので、泣くから、不安そうにするからといっても適度な距離をとることは忘れないようにしてください。

以下の対処法を参考にしてぜひ試してみてください。

1.離れる時は声をかける

保育園の先生もよくやる方法です。

「ここにいるからね」「すぐに帰ってくるからね」と声をかけて子供が見通しを立てられるようにする方法です。

赤ちゃんが理解をしていない年齢でも言葉で伝えることは大事です。

ママも移動をするとなったら「隣の部屋にいるからね」「すぐに戻ってくるからね」「トイレに行ってくるね」と声をかけましょう。

もちろん最初は泣いてしまいますが、徐々に慣れてきてくれますし「ママはすぐに戻ってくるんだ」ということを認識してくれますので徐々に離れてみましょう。

また別の部屋にいて泣き声が聞こえたとしてもすぐに行かないことです。

離れた場所から「ここにいるよ」「大丈夫」「すぐに戻るからね」とママの姿が見えなくてもそばにいるということを認識させていきまそう。

赤ちゃんも賢いので学習をして徐々に泣かなくなり不安を感じなくなってきます。

2.慣れない場所ではママも一緒遊ぶ

しかし、先ほどの声をかけて離れるのは赤ちゃんや子供が鳴れている場所でのみの対応です。

友達の家や、外出先では同じようにすると大声にで泣き不安を感じることもあります。

また、慣れない場所で同じ対応をすると自宅に帰ってからも同じようなことが起こりますので避けておくべきですね。

そのためにも慣れない場所へ行くとなったらママもそばにいて一緒の遊びます。

ここからは保育士視点のコツですが、その際にだっこをし続けないことです。

床やいすに下して一緒に遊んであげると子供もママから少しずつ離れて遊ぶようになるかもしれませんので、一緒の遊ぶけれども抱っこはしないというスタンスを持ってみましょう。

3.泣いても叱らない

ママがそばにいなくて泣いているのですが、その時に絶対にしてはいけないことは叱ること、怒ることです。

泣いているとイライラしたり、「何度も言っているのに」と腹が立つこともあるかもしれません叱ると逆効果です。

ずっと泣く、ママが離れるたびに追いかけてくると「いい加減にして」と言いたくなりますが、そこは我慢をして「ここにいるよ」「大丈夫」と安心感を持たせましょう。

→ 子育てのイライラが止まらない!育児の悩みが限界の時の解消法5選

4.安心できる声掛けをする

離れる時も子供が安心できる声掛けをしましょう。

「大丈夫そばにいるよ」「すぐに戻ってくるからね」と声をかけてあげるだけでよいです。

泣いていても声が聞こえると子供は安心できますので、母子分離で不安を感じていても「大丈夫」という声掛けをしてあげてください。

母子分離不安での保育園への登園は大丈夫?

保育園でもこの質問は一番多いです。

「そばを離れても大丈夫ですか?」「いつも泣いてしまうのですが」といものです。

保育園へ入園をなるとママと離れることになりますので気持ちも不安なことが多くなりますが、そこはママも覚悟を持って離れましょう。

保育士の視点からすると「任せてほしい」というのが正直な感想です。

ママが「離れられない」「ちょっと不安」「いつまでも手を振っている」と子供へもママも不安が伝わりいつまでも泣いてしまいます。

その逆に「いってきます」「お願いします」と子供を預けてくれると子供も割り切れますのでママと離れたあとは意外と落ち着いています。

ママは気になる気持ちがあったとしても保育園の先生を信頼し、さっと離れてあげることが子供にとっても良いことです。

ちなみに泣くことは当たり前で、保育園の先生も泣いてからの対処はプロなので大丈夫です。

母子分離不安障害は小学生に多い?【泣かない時も要チェック】

しかし、中には子供が大きくなってもいつまでもママと離れると泣いてしまう。

小学生になってもママと離れるのが不安になり不登校になってしまったというものもあります。

この母子分離に不安を持っているというものは「母子分離不安障害」と呼ばれる病気です。

ママとの愛着関係が密接で「母親と離れることと極度に恐れる障害」のことを指しており、不安になるだけではなく過剰な苦痛などを繰り返し経験をする子供のことです。

一人でいること、留守番することを嫌がり、ママが死んだり、病気になったり、事故にあったりしてしまうのではないかという不安に駆られてしまいます。

障害の問題点と診断

子供がこの病気になると不登校、引きこもり、遊びに集中できない、学業困難、孤独などを招くことになります。

年齢の低い子供だと異常な知覚体験を経験します。

誰かが部屋をのぞき込む、恐ろしい生き物が近づいてくるなどを訴えるかもしれません。

18歳未満や青年の場合は4週間以上持続した、成人の場合は6ヶ月持続すると診断をされることになります。

(参考:厚生労働省大臣官房統計情報部「疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD-10(2013 年版)準拠」)

母子分離不安は赤ちゃんは当たり前!幼稚園や小学生は要観察

赤ちゃんに限らず今までママと離れる機会が少なかった子供は母子分離不安を持っていて当たり前です。

逆にまったく泣かない方が私は不安ですし「大丈夫?」「ママの愛情足りている?」と感じます。

ママが離れるだけで泣いたり、どこかへいってしまうと泣くのも子供の成長からみるとわずかな時期です。

「ママが離れても帰ってくる」と認識できれば子供は問題ないので、対処の方法を実践して子供へ安心感を持たせてあげましょう。

人気記事 → こどもちゃれんじの口コミ評判はどうなの?入会退会と料金と紹介制度

人気記事 → ウォーターサーバーは赤ちゃんにおすすめ!子育て世代に人気の3商品

Taka

Taka代表

投稿者プロフィール

takaです。

園長経験もある異色の元保育士。

子供はもちろんめっちゃ好き!!

今は副業サラリーマンとして、子供関係の仕事とWEB関係の仕事をしています。

保育経験と子育て経験を活かし、皆様のお悩みを解決できる記事を書いていきます♪

気になることや、書いてほしい記事があればお気軽にこちらへ連絡ください。

お問い合わせ

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

運営者情報

taka
元保育士で保育士ライフ運営責任者のtakaです。

【経歴】

・認可保育園で現場の8年、分園の責任者2年

・認可外保育園の立ち上げ2園

・インターナショナルスクールの園長経験あり

・幼児教室の教室長経験あり

現場の保育士から、管理職になり営業や運営、マネジメントに従事した異色の経歴があります。

【簡単な紹介】

現在38歳で奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!

趣味はキャンプと筋トレ、ランニングです。

今は副業サラリーマンをしており本業は子供関係の仕事。

副業はWEB関係でコンサルや個別相談、WEBマーケ。

それと保育コンサル、育児相談の2つの仕事をしています。

【サイトの運営目的】

子育てって難しくて悩みがつきません。

そこで、いろんな情報をお伝えすべくブログを立ち上げました。

保育士の情報、赤ちゃん、子育て、育児、教育など幅広い「子供」を中心とした情報を発信中です!

実は認可保育園の研修に使われているブログなんです。

 

コンサル依頼、講演依頼、広告掲載依頼など気になることのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る