保育園で子供が怪我をしたときにお詫びをしなければなりません。
しかし、どんなふうにお詫びをすればよいのか難しいもの。
私も保育園で怪我をさせてしまい謝罪した経験があります。
この記事では、保育園で子供を怪我させてしまったお詫びの方法について、実体験をもとに書いています。
目次
保育園で怪我をしたときのお詫びの方法と流れ3ステップ
保育園で怪我をしたときのお詫びの方法と流れを3ステップで書いていきます。
今朝、先生から昨日の息子の怪我のお詫びされ、経緯を説明して頂いた。めちゃくちゃ申し訳なさそうにしていたので、
『保育士のみなさんが一生懸命やってくださってること、分かってます!』
と目を見て伝えた。大津のことがあったから直接言う機会ができたのは良かった。#保育士さんありがとう
— nnnn (@chinatsumushi) May 9, 2019
誠心誠意、謝罪をすれば保護者も理解を示してくれますので、きちんと経緯を伝えて謝りましょう。
3つのステップで紹介をします。
1.怪我に繋がったこと現状を説明 2.子供の怪我の状態を伝える 3.保育園としての今後の対策 |
1.怪我に繋がったこと現状を説明【謝罪する】
最初に「お母さま、この度は申し訳ありませんでした」と謝罪から始めましょう。
その後は怪我に繋がった原因を伝えてください。
どのような状況で怪我に繋がったのか、また怪我をしたときの状況を報告して下さいね。
もし、お友達も関わっているならば、そのお友達についても触れておきましょう。
名前は出す必要はありませんがね。
2.子供の怪我の状態を伝える【病院受診について】
子供の怪我の状態も伝えておきましょう。
例えば、以下のような伝え方です。
・怪我は軽傷で様子をみておけば問題ありません。 ・歯を打っていますので、しばらくは固いものをかまないようにしてほしいとのことです。 ・ケガを清潔に保つために、ガーゼを3時間くらいに1度変えるように指示を受けています。 |
また、今後の病院受診や、病院受診の費用についても話しをしておくべきです。
多くの保育園は園側の責任で支払いをしており、保険証だけを借りるというケースがほとんど。
また、病院受診も園側が連れて行くというケースになりますね。
3.保育園としての今後の対策【2回目がないように】
当日は難しくでも、その後には園として、今後の対策について話し合いをすべきです。
怪我が起こらないように、同じような怪我をしないようにすべき方法があります。
そのためにできること話し合い、後日伝えるようにしましょう。
怪我の具合によっては園長や主任が謝罪することも
怪我の具合にもよりますが、大きな怪我の場合は園長や主任がでて謝ることがあります。
骨折をした、頭をうって入院しなければならなくなった、縫ったなどは大きな怪我ですね。
そのような場合は、上の人がでてきて謝罪をすることもあります。
保育園で怪我をしたときのお詫びの注意点【具体的に伝える】
保育園で怪我をしたときにお詫びをします。
私は姉妹で遊んでいる子供が大けがをした経験があります。
お姉ちゃんが、妹を抱き上げたときにそのままバランス崩し、妹の頭がたまたまロッカーの角にあたりました。
その結果出血をして、縫うことになってしまったという経験がありますが、今思うと明らかに危険な行為でしたね。
このような事故の時に気を付ける注意点がありますので、書いていきましょう。
担任が具体的に伝えるようにする
怪我をしたときは具体的に伝えましょう。
どのような状況で、どのようになって、怪我に至ったのか。
その当たりを具体的に伝えておきましょう。
また、見ていなかったなどの言い訳は絶対にしてはいけません。
お迎えが違う人の場合は保護者に連絡を入れる
お迎えが違う人の場合は保護者に連絡を入れてください。
祖父母がお迎えにくる、いつもシッターさんがお迎えにくるなどのケースもあります。
そのような場合はその人にも伝えておき、保護者にも電話で謝罪をしておきましょう。
伝えることは上記の3つのポイントになります。
責任をもって誠心誠意謝罪をすること【担任が】
責任をもって精神誠意、謝罪をして下さい。
担任はリーダーと見ていた先生と一緒にです。
きちんと謝罪をすれば相手もわかってくれますので、気持ちを込めて謝り、今後は起こさないようにして下さい。
翌日の朝も対面で謝罪【怪我の状態も確認すること】
翌日の朝も同様に謝罪をしましょう。
次の日は、
・怪我の状態の確認 ・昨日家に帰ってからどうだったのか? ・保護者の気持ちの受け止め ・今日の薬などを預かる |
翌日の朝一からも、きちんと対処をしておけば、保護者も悪い気持にはなりませんので、安心できるでしょう。
また、その日は怪我を起こさないように気を付けてくださいね。
今後の対策について期日を設け保護者に伝える
今後の対策について、保護者に伝えましょう。
園内のリーダーを集めて話し合いをし、対策を練って保護者に伝えるべきです。
園としても他の子供にも起こり得る怪我は、みんなで情報共有をすべきですね。
保育園で怪我したときのお詫びの後の対応方法【全体で気を付ける】
保育園で怪我をしたときの後の対応方法についても書いていきます。
保育園内で起こった怪我については、その場にいた先生の責任もありますが、園の責任でもあります。
そのため、園内の保育士全員に共有をして、気を付けるようにしてください。
保育園の怪我についての基本【そのままの姿でお返しすること】
保育園の基本的な考えを理解しましょう。
まず、一番心掛けているのは、「朝、お預かりした姿のまま、保護者にお返しする」ということでしょうか。
ふいに発熱するようなことはよくあるのですが、怪我など、保護者に心配や不安な思いを抱かせることのないように、健康な状態で降園まで過ごせるようにするということ。(引用:Yahoo!知恵袋「保育士の方にお伺いしたいのです」)
あくまでも「お預かりしたままの姿で保護者にお返しをする」。
これが最大の保育園のサービスだといえます。
その基本は、保育士だれもが知っておくべきですね。
保育園で怪我でお詫びをしたことの情報共有をする
怪我がおこってしまうことは仕方がありません。
大事なことは「次からはどう対策をするのか」ですね。
園として情報を共有し、二度と起こらないようにすべきです。
・怪我が起こった経緯 ・その後の対処方法 ・保護者への謝罪の方法と、今後に対策について |
この辺りを共有しておくと、次に起こった時も同じ対処法でいくことができます。
また、次はおこらないように気をつけたいものですね。
マニュアルを確認して今後の対策を練る
マニュアルを確認して、今後の対策を練りましょう。
怪我に対するマニュアルは保育園内にあります。
それを頭に入れておき、対処をしましょう。
もし、マニュアルが今回の事故に沿っていない場合は、改定をすべきかもしれません。
翌日から同じ怪我が起こらないように対処する
翌日からは園として、同じ怪我がおこらないように気を付けましょう。
同じ怪我を起こすということは、園としての対策が弱いということです。
対策をねって、翌日から同じ怪我が起こらないようにきをつけましょう。
怪我をさせた相手がいる場合は保護者にも謝罪を求める
ケガをさせた相手がいる場合の対策はかわります。
例えば、後ろから押して怪我をさせた、ものの取り合いで怪我をさせてしまったなどのケースです。
そのような時には、園としての対策だけではなく、保護者にも謝罪をしてもらう必要があります。
【保育士向け】保育園で怪我をしたお詫びのまとめ!次起こさないこと
保育園で怪我をしたときのお詫びについて書いてきました。
簡単には行きませんが、謝罪をするいうことはとても大事です。
しかし、怪我をさせてしまったときには必ず謝罪は必要。
大事なことは「誠心誠意の謝罪」「怪我が起こった現状」「今後の対策」の2つです。
この3つを抑えておくべきですね。
園としても、同じ事故やケガを起こさないように職員で十分気を付けましょう。
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