保育補助に向いている人。
そんな人が持っている特徴があります。
この記事では保育補助に向いている人の特徴や求人の見つけ方、給料について書いていきます。
目次
保育補助に向いている人の特徴5選【子供と接する仕事内容】
保育補助は保育士のサポートをする仕事。
そんな人に向いている特徴を書いていきましょう。
1.子供が好き 2.優しく接することができる 3.色んなことに気配りをすることが得意 4.素直に指示を聞ける 5.雑務も進んで出来る行動力 |
1.子供が好き
まず、子どもが好きであることは必要です。
保育園で働く場合に資格がある、ないは関係ありません。
子供に愛情をもって接することができるか?が重要なのです。
2.優しく接することができる
優しく接することが出来る。
子供にも優しく、職員同士も優しく。
そうやって接することができるスキルを持っていることが重要だといえます。
3.色んなことに気配りをすることが得意
色んなことに気配りをすることが得意。
目配りが保育の中ではとても重要なのです。
そのために、視野を広げ、関わることが求められます。
4.素直に指示を聞ける
保育補助は保育士と一緒に仕事をすることになります。
その際に「素直さ」はとても大事。
指示をされても素直に仕事ができることが求められます。
5.雑務も進んで出来る行動力
雑務も進んでできる行動力が重要です。
保育士のサポートなので、掃除などもしなければなりません。
そうやって進んでできる行動力はとても求められているのです。
保育補助の給料は安い?無資格の求人はパートだけ?【向いている人】
保育園としてはもちろん有資格者を採用をしたいとは思っています。
しかし、最近問題となっている保育士の労働環境の過酷さの問題として「子供とかかわる以外の時間が忙しい」「雑務が多い」などいろんな問題があり保育補助が注目をされているのです。
いわば有資格者の先生の仕事の負担を少なくする、本来の子供を見る、成長のためのカリキュラムを考えるというところに重きをおくために保育補助という求人を出しているのです。
また保育士不足になる人員的な配置という点でもニーズがあります。
待機児童問題が昨今大変な問題となっていますが、新設保育園がたくさんできていますが先生が足りないという状態に陥っていますし、有資格者の先生も肉体的、精神的な問題から退職も相次いでいます。
そのような現状から保育補助の仕事は非常にニーズのあるのです。
求人に関してはハローワークなどにはあまりないので、保育士バンクなどのエージェントへ登録をしてみると住んでいる地域でみつかるかもしれません。
保育補助の給料はどれくらい?正社員や派遣はあるの?
そんな保育補助の給与はどれくらいなのでしょうか?
まずは有資格者の保育の給与の平均を見てみると月に22万円、年収が約320万円くらいが相場となっています。
もちろん私立だけではなく公立も含まれていますので、高めな印象ですが相場としての保育士の給料はこの程度です。
しかし、残念ながら保育補助の場合は正社員雇用はほぼありません。
あくまでも補助的な意味合いが強く、処遇改善手当なども除外となることからアルバイトです。
時給は900~1200円くらいが相場となっており、有資格者と比較をすると時給は100円~300円くらいは低くなります。
正社員は珍しく、中には派遣での求人募集がありますが派遣は時給が高くなるため保育園側が嫌がる傾向にありますので、直接応募をしている園を探してみましょう。
(参考:厚生労働省「保育士の平均賃金」)
保育補助の勤務時間帯は?短時間が多い?
雇用形態に関しては採用をしていただく園によって大きく異なるのですが、アルバイトだと保育園は必要とする日だけの勤務、もしくは固定で週3回などが勤務の日程です。
そして保育園の忙しい時間帯は午前中なので朝の9:00~13:00くらいまでの勤務が基本となり、夕方は必要ないケースが多いです。
保育補助のアルバイトのメリットは「子供が学校や幼稚園へ行っている間だけ働きたい」「自由な時間がある時間だけ働きたい」という方に最適です。
しかし、アルバイトなので給与が安定しない、手当や賞与はない、子供とかかわる時間は少ないというのはデメリットです。
正社員になると仕事内容も広がり、クラスの担任や乳児フリー、幼児フリーに雑務など幅広い仕事となります。
保育補助で正社員は保育園にとっても活用がしにくい人材となるため、おそらくパートとしてしか採用はないでしょう。
保育補助は学生のアルバイトも多い
また、保育園の先生の夏休みの期間や土曜日などは学生の保育補助の仕事もあります。
例えば、保育学校へ通っていて保育士の仕事や勉強をしておきたい、夏季休暇中だけ子供たちと一緒に仕事がしたいという希望があることから単発で学生を採用するケースもあります。
あくまでも雑務なので、学生でも十分務まる仕事と言えますが「真面目さ」「子供が好きであること」などの条件を満たす必要があるでしょう。
保育補助の仕事と業務の内容【保育士のサポートが向いているか見極めよう】
保育補助とは保育園の現場の先生たちをサポートする仕事になります。
そのため、保育士が子どもを見ている間の雑務的な仕事が主になり掃除、片付け、準備、子供達の安全な環境づくりなどとなります。
保育士は担任で保育補助はサポートの仕事が基本
認可保育園の場合は基本的に保育士の有資格者が担任を持つということになります。
そのため、無資格の場合には原則担任を持つことは出来ませんし、担任として配属をされたとしてもサポート的な仕事が主になります。
あくまでも保育園の先生の助けとなる仕事が基本となるため、子供と接することができる仕事ですが見えない部分の仕事が多い縁の下の力持ちのイメージです。
最近は保育士の仕事の負担も大きいことから保育補助の仕事の重要性も再認識をされており、少しでも業務の負担を少なくするために採用をしている保育園は多いです。
保育士の業務の裏を支える補助の仕事
保育士の仕事として、例えば戸外遊びへ行っている間に机を並べて配膳をして、寝るためのお布団を敷いたりと裏でやらなければならない仕事はたくさんあります。
しかし、その際には担任の内の1人が抜けてしまう状態となりますので子供に危険があったり、予想しないトラブルが起こると困ってしまうことも多いです。
そんなときには保育補助がサポートに入り、担任の先生たちのサポートを行うことが大事な仕事の内容です。
もちろんサポートだけではなく保育士が通常行っている仕事もします。
例えば、食事中は食事の援助をしたり、オムツ交換、クラスで最後まで食事を食べられない子供のサポートなど子供とかかわりながらも仕事は多岐にわたります。
また、製作の準備物の作成や行事に必要な道具を用意したり、画用紙や折り紙を用意したりします。
仕事内容の特徴としては有資格者の保育士と比べて子供と接する時間は少なく、見えない仕事をコツコツとすることになりますので段取り力やコツコツとサポートする力は重要です。
保育補助として無資格で働ける条件
保育補助は無資格でも働けますが条件は厳しめです。
そもそも保育園で保育補助という採用をしていないことがあり、有資格者しか採用をしていない保育園もあります。
そのため、求人数は非常に少なめですので狭き門だといえるでしょう。
最近は保育補助として「元小学校の先生」「子育て経験者」ということからシルバーの方を受け入れている園もありますね。
無資格でも仕事ができるのですが、必要な要素としては「子供が好き」は絶対条件であり思っている以上の過酷な仕事であるため「心身の健康も必須」です。
保育士は補助の仕事だったとしても体力は必須で毎日子供たちと元気一杯遊べる力が必要となりますので、子供が好きで体力がある人は向いています。
重たいものを運んだり、散歩へ行ったり、運動遊びをしたりとするため体力がある人は最適です。
保育園としては保育補助となると即戦力がほしいので過去に子供とかかわる仕事をしていた、子育て経験者はかなり優遇をされますしこれから保育士資格を取得するという前向きな人を採用する傾向にあります。
保育補助は子育て世代でも働けるの?
もちろん今現在子育てをしている人、もしくは最近子供が小学生になり落ち着いた人など様々な状態の人もいます。
子育て世代でも採用をしてもらえるか?というポイントなのですが保育補助として「即戦力」として採用をされる可能性がありますし、保育補助を採用しているということは、仕事がとにかく大変で猫の手も借りたいくらいの忙しい状態なのです。
せっかく採用をしたとしてもその採用をした人が「子供の体調不良で休みます」「行事で休みます」など頻繁に休まれると正直困ってしまいます。
心身の健康な人が条件になるというのは「できる限り休まない人」を求めているという意味でもあるのです。
頻繁に休まれては結局保育士のサポートにならないため保育士の負担が多くなってしまう理由があるため、最終的には問題が起こりえるでしょう。
辞めたいという声も多い保育補助
保育補助の仕事は想像以上に大変です。
雑務をスムーズにこなす必要がありますので、段取りと体力は必須です。
しかし、何よりも一緒の組む先生次第で仕事はより大変になることもあります。
「むちゃくちゃな指示を出される」「子供のいないところで無資格のくせにと言われる」「雑務を何でもやらされて子供を接することができない」など人間関係で辞めたいとなる人もいますのでそのあたりは理解が必要です。
保育補助に向いている人のまとめ
保育補助として仕事をするならば無資格でも十分仕事をすることは可能です。
今は保育園は増えていますが、働き手となる保育士がいないことから開園できずに困惑をしている認可保育園もあるほどです。
また、保育士の業務量はかなり多く世の中の働き方改革にまったく準じていない状況であることから今後がサポートや補助という仕事内容はより増えていくと予想されますね。
もちろん有資格者であれば求人数も多いのですが、無資格となると求人数へ減る印象です。
しかし、それでもサポート的な役割を担ってくれる保育補助という仕事のニーズがありますので探してみましょう。
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