鍵盤ハーモニカの教え方7選を保育士向けに解説【保育園や幼稚園の指導】

鍵盤ハーモニカ
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鍵盤ハーモニカの教え方を保育士向けに書いていきます。

保育園や幼稚園の音楽教育といえば、鍵盤ハーモニカが多いですね。

しかし、教えるとなるとかなり難しいです。

そこで、鍵盤ハーモニカの教え方のコツや方法を紹介していきます。



鍵盤ハーモニカの教え方のコツ7選【保育士・幼稚園教諭向け】

鍵盤ハーモニカの鍵盤にシール鍵盤ハーモニカの教え方には7つのコツがあります。

そのコツをしっかりと抑えて、子供達に教えていきましょう。

コツは7つありますので、ぜひ実践をしてみてください。

1.鍵盤に文字と色のシールを張る

2.指の使い方を守らせる【ドレミファソラシド】

3.吹く長さで音を調整する

4.ゆっくりと丁寧に1つずつ伝える

5.少人数で教えてから大人数に伝える

6.先生の話しをしっかりと聞くことを約束する

7.演奏会まで長い期間を設けること

1.鍵盤に文字と色のシールを張る

鍵盤に色と文字を書いてはりましょう

色と文字にする理由は簡単です。

子供によっては文字で覚える子供と、色で覚える子供がいるためです。

年中だとひらがなが読めない子供も多いため、それを避けるためにもドレミファソラシドの色をすべて分けておく方が良いでしょう。

子供に指導をするためにも、これは必須です。

2.指の使い方を守らせる【ドレミファソラシド】

次に指も使い方を教えます。

ただ、適当に押せばよいわけではなく、指の使い方も教える必要があります。

ドは親指

レは人差し指

ミは中指

ファは親指

ソは人差し指

ラは中指

シは薬指

ドは小指

きちんと、5本指で押せるようにすべきですね。

その指の使い方と教えておけば、指導もラクになります。

3.吹く長さで音を調整する

音の長さがホースを吹く長さで調節をさせましょう

鍵盤ハーモニカの良さは、息の長さで音を調節できる点です。

そのメリットを活かして、調節する方法を伝えましょう。

4.ゆっくりと丁寧に1つずつ伝える

ゆっくりと丁寧に教えていきましょう。

どんどん子供達に教えたい気持ちがわかりますが、いきなりは無理です。

毎日1小節ずつなど、こまめに分割をして教えていくようにしてください。

5.少人数で教えてから大人数に伝える

コツは少人数で教えていくことです。

6人ずつ教えるなど、人数を分けて教えていき、最終的にみんなで合わせる。

そのやり方が一番子供にはわかりやすいですし、先生も教えやすいです。

6.先生の話しをしっかりと聞くことを約束する

鍵盤ハーモニカで大事なことは、みんなが揃うことです。

そのためにも、先生の話をしっかりと聞くこと、最後まで聞いてすることを約束しましょう。

これができると、子供達にとっても成長の過程になります。

7.演奏会まで長い期間を設けること

鍵盤ハーモニカで一曲を弾くのに、ものすごく時間がかかります。

そのため、演奏会などがあるならば、期間に余裕をもって練習をするようにしましょう。

毎日積み上げていけば、できるようになります。

短期間で子供に教えるほうが無理がありますね。

鍵盤ハーモニカの教え方の注意点とダメなやり方【先生は注意】

鍵盤ハーモニカを弾く女の子鍵盤ハーモニカのダメな教え方について書いていきます。

先生たちもついついやりがちなので、十分注意をしてくださいね。

1.叱って教えることはしない

2.指一本で弾く練習をする

3.最初からできることを求めない

4.月齢差を理解して指の発達も理解する

1.叱って教えることはしない【楽しいもの】

叱って教えることはやめてましょう。

音楽は楽しいものです。

子供達が楽しんでできるように、すすめてあげてほしいですね。

2.指一本で弾く練習をする

指一本で弾こうとする子供もいますが、それは止めておきましょう。

鍵盤ハーモニカはすべての指を使うことで、成長につながるのです。

子供達が弾く時は、指を全部つかうようにしてあげてくださいね。

3.最初からできることを求めない

最初からできることを求めるのはやめておきましょう。

子供はいきなりできません。

最初からできることを求めるのではなく、ゆっくり、コツコツとできることを伝えましょう。

4.月齢差を理解して指の発達も理解する

月齢差も理解しましょう。

鍵盤ハーモニカを教える時期は、年中くらいです。

そのため、まだまだ月齢差のある時期ですので、理解をして教えるようにしてください。

→ ピアノの習い事を子供に何歳から?効果とメリット【月謝と費用も】

鍵盤ハーモニカを教える方法で子供がうまくなる方法【ピアニカも同じ】

ピアノを弾く男の子鍵盤ハーモニカは一夜にしてならずです。

つまり、すぐには身に付きません。

コツコツやり続けることにより、できるようになりますので、積み上げも大事ですね。

出来る限り毎日練習をする【鍵盤ハーモニカに触れさせる】

毎日練習をさせましょう。

コツコツ積み上げることにより、しっかりと弾けるようになります。

最初から求めると、子供にとっても辛いものです。

毎日10分ずつでも良いのでコツコツ積み上げましょう。

力を抜いて音を出す

次に力を抜いて音を出すことを教えましょう。

鍵盤ハーモニカは力を入れて、音を出せばよいというものではないです。

力を抜いて、音と出すことをおしえましょう。

勝手に音は出さないこと【約束を伝える】

鍵盤ハーモニカで大事なことは、勝手に音を出さないことです。

合奏の良さは、みんなが揃うこと。

そのためにも、勝手に音を出してはいけません。

これは、子供達との約束としておきましょう。

もちろん、自分で弾きたい時は出してもよいなど、ルール作りをしておきましょうね。

指の使い方とマスターさせる

指の使い方をマスターさせましょう。

できれば、卵を持つような手にするということも教えるとより良いです。

指の使い方をマスターすれば、応用が利きますので、子供達にしっかりと教えましょう。

保育室に楽譜を張っておく

教室内に楽譜をはっておきましょう。

音階と色と張っておくと、子供達にとってもわかりやすいです。

子供達が自分から練習できる環境を整えておくことも大事ですね。

鍵盤ハーモニカの教え方の気になる質問と注意

鍵盤ハーモニカ鍵盤ハーモニカの教え方の気になる質問と疑問について、書いていきます。

私も指導をしていましたが、子供達と一緒に作り上げていく姿勢は大事。

先生も落ちついて、子供たちに教えることが大事ですね。

ピアニカとの違いはなに?

ピアニカ、鍵盤ハーモニカ、メロディカなど色々な名前がありますね。

これの違いは何なのか?という疑問です。

これは、メーカーの商標名の話しです。

見た目もほとんど同じなのですが、商品名に違いがあるため、そのような呼び名になっています。

保育園や幼稚園はいつから練習を始めるの?【年中から】

鍵盤ハーモニカの多くは、保育園や幼稚園の年中くらいから始めます。

指の発達の関係でも年中の後半くらいから、始めるところが多いです。

そのまま小学校の低学年でも使うケースがほとんどで、小学校3年生以降はリコーダー(縦笛)に代わります。

ホースの手入れは自分たちにさせる

ホースの手入れは丁寧にしておきましょう。

鍵盤ハーモニカのホースは吹くことになりますので、子供達のよだれなどもたくさん入ってしまいます。

それをキレイにするためにも、水で洗うなど丁寧に処置をさせるようにしましょう。

もちろん、自分で。

おすすめはヤマハ?スズキ?

メーカーの問題ですが、名前が違うだけで商品自体はほぼ同じです。

保育園や幼稚園によってはすでに契約をしている園もあったりします。

おすすめというよりは、どこのが扱いやすいかを検討すれば問題なし。

ちなみに、娘たちはヤマハを使っていました。

鍵盤ハーモニカの教え方のまとめ【保育士はゆっくりと教えよう】

制服でジャンプする幼稚園の女の子鍵盤ハーモニカの教え方について書いてきました。

保育園や幼稚園、小学校でも子供たちが扱う楽器として有名ですね。

しかし、教えるとなると難しいです。

そんなときには、この記事を参考に、子供達にゆっくりと教えてあげてください。

私も経験上ですが、鍵盤ハーモニカはいきなり覚えることはできませんので、ゆっくりと丁寧に教えるようにしましょう。

また、子供達に楽しいと思ってもらえればベストだといえます。

がんばってコツコツ積み上げてくださいね。

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