
赤ちゃんのしゃっくり止めるべきでしょうか?
新生児の赤ちゃんが小さな体が「ひっく」と繰り返している姿が愛らしいのですが、そのしゃっくり実は気をつけなければならないかもしれません。
実は赤ちゃんがしゃっくりを立て続けに出していたり、様子がおかしい時には何らかのサインを出していることもあります。
場合によってはすぐに病院に受診をしたほうが良いときもありますので、ほおっておくと危険な場合もあります。
この記事では赤ちゃんのしゃっくりは止めるべきなのか?原因や簡単な止め方が分かります。
目次
赤ちゃんのしゃっくりは止めるべき?出る原因を4つ解説
そもそも赤ちゃんのしゃっくりはなぜ起こるのでしょうか?
実は赤ちゃんはしゃっくりをしやすい体質であるため、機嫌がよくすぐにおさまっているのならば特に問題はありません。
ところでしゃっくりは赤ちゃんの時に窒息しないように本能で出るもので、成長につれ必要なくなり抑えているだけで、何らかの原因でそのしゃっくりを抑えるための脳内物質が分泌されない場合に出るという話は本当なのか
— ナツキ屋 (@natsukyya) October 15, 2017
寝られへんし
おなかすいた_(:3ゝ∠)_赤ちゃんのしゃっくりが力強くなって、ヒクヒクするたんびにおなかがブルンブルンする。
かわいい♡♡— nazu◇ママ垢に移動しました(→nazna77) (@nazu07xx) March 24, 2020
しゃっくりの原因は横隔膜が痙攣をすることで起こるのですが、赤ちゃんは体が未熟であるためちょっとした刺激などで簡単に出てしまう体質なのです。
ほとんどの場合はすぐに治まるのですが、横隔膜が痙攣をする2つの原因について書いていきましょう。
1.母乳やミルクによるしゃっくり
赤ちゃんのしゃっくりの原因として一番多いのは母乳やミルクによるものです。
まだご飯が食べられない赤ちゃんが栄養を取るためにはミルクや母乳を飲むしかないのですが、そのときに空気も一緒に吸い込んでしまいます。
ミルクと一緒に空気を飲みこむことでお腹が膨らむことにより横隔膜を刺激してしまいます。
その胃が膨らんだことにより横隔膜が圧迫をされてしゃっくりにつながるのです。
特に新生児期から生後6ヶ月くらいの小さな時期の赤ちゃんにみられるしゃっくりで成長と共に横隔膜もしっかりと形成をされていきますので少しずつ回数も減ってくるはずです。
2.身体が冷えている
次に赤ちゃんのしゃっくりの原因になりやすいのが体の温度です。
母乳やミルクを飲ませて時間が経過しているのにしゃっくりが出る時はオムツが濡れていて体の温度が下がっている原因が考えられます。
冷えにより体が縮こまると横隔膜も刺激されしゃっくりが出やすい体になってしまいます。
敏感な赤ちゃんの中にはおしっこを一回オムツにするだけでしゃっくりにつながってしまうこともあります。
正直、しゃっくりとするたびにオムツを変えているとおむつ代もかさみますし、ママも何度もオムツ交換をしなければなりませんので余程オムツが濡れていない限りはしゃっくりをしていても2時間程度ならば大丈夫です。
赤ちゃんのしゃっくりの止め方4選とダメな止め方【新生児も可能】
次に赤ちゃんにしゃっくりが出る時の止め方とダメな方法を書いていきます。
しゃっくりもすぐに止まればよいのですが、続くと赤ちゃんもしんどくなってしまいます。
ママ達もしゃっくりが止まらないと心配になりますので、以下の3つの方法を試してみましょう。
注意点としては「優しく」してあげてくださいね。
1.げっぷをさせる
まず一番最初は「げっぷをさせる」ことです。
母乳やミルクを飲んだ後にげっぷをさせることによりお腹の中にある空気を外に出す役割があります。
やり方は赤ちゃんの顔を大人の肩に乗せ、縦に抱っこをしましょう。
あとは背中を優しくさすってあげればゲップが出やすいです。
すりすりと下から上にかけてさすってあげると「ゲップ」と綺麗な音でゲップができますので優しく触れてあげてくださいね。
2.背中と優しくとんとんする
次に大事なのは背中をトントンすることです。
これもお腹に中にある空気を出す方法です。
これも先ほど紹介をしたさする方法と同じで、縦に抱っことしてとんとんと背中の真ん中あたりを優しくしてあげてください。
とんとんもすりすりも実はマッサージ効果もあり血流を良くしますので、しゃっくりの原因となっている冷えにも効果がありますのでお腹の中の空気を出す、体温を上げるという2つの役割を担ってくれます。
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3.麦茶やお白湯を飲ませる
げっぷを出してもしゃっくりが止まらない時があります。
そんなときにあは麦茶やお白湯を飲ませてみましょう。
少し違うものを口に入れたり、ぬるめのものを飲ませることで体を温める効果もあります。
大人がしゃっくりを水を飲んで止めることを赤ちゃんにしてみる方法で、何かを飲みこんだ刺激でしゃっくりが止まることがあります。
ただし、たくさん飲ませる必要はなく2~3口くらいをごっくんとさせれば問題ありません。
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4.お風呂へ入ったりして体を温める
上記の2つのマッサージをしてもしゃっくりが止まらないときにはお風呂へ入れてみましょう。
先ほど体が冷えることによりしゃっくりが起こると書きました。
つまり、体冷えて横隔膜が痙攣をすることによりしゃっくりがでますのでそれを防ぐ意味でもお風呂へ入って体を温めてみましょう。
体を温めることでしゃっくりが止まります。
他にもお腹に毛布をかけてみる、湯たんぽを当ててみるなどお腹を温めるとしゃっくりが止まることもあります。
ただし、母乳やミルクを飲んですぐに入れるのはやめておきましょう。
お風呂で吐いたりする可能性もありますので、母乳やミルクを飲んだら時間をあけて入れてあげてください。
赤ちゃんのしゃっくりのダメな止め方
赤ちゃんのしゃっくりを止める方法を3つ書いてきましたが、実はダメな止め方もあります。
それは大人と同じようにしゃっくりを止めようとすることです。
例えば「驚かせる」「耳に指をいれる」「くしゃみをさせる」「コップの水をたくさん飲ませる」などは赤ちゃんにすべきではありません。
身体が未熟な赤ちゃんには負担をかけるだけになったり、せっかく飲んだミルクの吐き戻しなどにつながりますのでやめておきましょう。
→ 赤ちゃんがミルクを飲まない原因と理由は?飲むようになる対策5選
赤ちゃんのしゃっくりが多いは止めるべき?ほっとく?病院受診の目安
赤ちゃんがしゃっくりとしていると「止めるべき?」「ほっとくべき?」と迷うことも多いです。
まず、基本的な考え方といてはしゃっくりはほっておいても特に問題がありません。
もし、頻繁にしゃっくりをしていてしんどそうな場合には下に紹介をしているしゃっくりと止める方法を実践してみて下さい。
しゃっくりが多いときは病院へ受診する?3つの目安
いつまでたってもしゃっくりが止まらない、様子がおかしいというときもあります。
たかがしゃっくりだと思いますが、中には病院へ受診をしたほうが良いケースも考えられます。
以下の3つの様子が見られる時には病院受診を考えしょう。
赤ちゃんの様子を合わせて原因も書いていきます。
1.しゃっくりとよだれが多いときは病院へ
しゃっくりをしてよだれがたくさん出ており苦しそうにしているときは即病院を受診してください。
その理由は逆流性食道炎を引き起こしており、胃液が逆流をして食堂にダメージを与えている可能性もあります。
そのため、すぐに専門医に相談をしましょう。
逆流性食道炎を起こしている場合にはしゃっくりと大量のよだれを流すことが多く、吐き気を催して時には嘔吐をすることもあります。
赤ちゃんの機嫌が悪くなりますし、辛そうにすることもありますので念のためにもすぐに受診をしたほうが良いです。
2.じんましんとしゃっくりによるアレルギー反応
赤ちゃんにアレルギー反応が起こるとしゃっくりが出ることがあります。
ミルクを飲んだり、何もしていなくてもしゃっくりが赤ちゃんは出ますので見極めが難しいです。
しかし、中には食事が原因によりアレルギー反応を起こしている結果しゃっくりをしていることもあります。
また、ママが食べたものが赤ちゃんにとってアレルギーが起こる食べ物であったということもあり赤ちゃんの体質にあっていない可能性もあります。
過去に報告例を参考にしてみると大豆製品、ピーナッツ、柑橘類、卵、乳製品、小麦、カフェイン、チョコレートなどはなる原因が高いです。
しゃっくりの他にも咳、鼻水などを伴っている場合には可能性がありますので小児科へ行ったときに先生に相談をしてみましょう。
3.薬の副作用
普段はあまりしゃっくりをしないのに、薬を飲んだあとはしゃっくりはでるようであれば薬の副作用に可能性もあります。
薬の量が多い時もしゃっくりが出ることもありますので、服用をした量も適切であるのかを確認しましょう。
あまりにも苦しそう、しゃっくりがいつまでも止まらないというときは病院を受診し医師に相談をしてみましょう。
赤ちゃんのしゃっくりは止めるべき?原因と止め方のまとめ
赤ちゃんのしゃっくりは止めるべきなのかと言う点について書いてきました。
これについては様子をみて判断をすればよいのですが、基本は止める必要はありません。
しかし、頻繁に出ているときは止めてあげるほうが良いので紹介をした4つの方法を試してみましょう。
しゃっくりは赤ちゃんの成長の過程で出るものなのであまり気にすることはありませんが時には注意をすべき状態もありますのでそんなときには病院へ受診をしましょう。
落ち着いてたならば後日でもよいので担当の医師に指示を仰いで確認をしておくとよいです。
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