モンテッソーリ教育の幼稚園のデメリット!教具で学べて集中力がつく



日本で人気の幼児教育 モンテッソーリ教育

幼稚園や保育園を選ぶ際に独自の教育方法を行っているところも多いです。

例えば、宗教的なことだとキリスト教や仏教などもその1つといえますし、体操に特化をしている幼稚園もあれば勉強に特化をしている教育など色々とあります。

そんな特色のある幼稚園や保育園もあるのですが、よく質問を受けるのが「モンテッソーリ教育とはなに?」という部分になります。

シュタイナー教育やモンテッソーリ教育など教育の方法にもいろいろとありますがその中でも注目をされているモンテッソーリ教育について書いていきましょう。

モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育とはそもそもどんな教育なのでしょうか?

モンテッソーリ教育とは医師であり教育家であったマリアモンテッソーリ博士が考案をした教育法です。

「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっている教育法です。

歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿があります。

これは子供自身が成長をしていく姿の表れと言われており、成長や発達を自然にしていきます。

モンテッソーリ教育の根幹となる部分は「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。

その目的の達成のためにモンテッソーリ教育は子供を科学的に確立をしていったと言われています。

(参考:日本モンテッソーリ教育綜合研究所「モンテッソーリ教育について」)

シュタイナー教育とは

そんなモンテッソーリ教育と比較をされるのがシュタイナー教育です。

モンテッソーリ教育と比較をすると知名度は落ちますが、それでも人気の教育法であることは間違いありませんので紹介をしていきましょう。

シュタイナー教育とは、オーストリア出身のルドルフ・シュタイナー(1861~1925)が始めたものです。

シュタイナーは哲学の博士号を持ち、「科学的・神秘体験を通じて精神世界を研究する」という「人智学(アントロポゾフィー)」を確立したことで知られています。

シュタイナー教育の大事にしているポイントといえば、「からだ」「こころ」「あたま」のバランスを大切にするという考えになります。

違いは?

どちらも「自由」を大事にしている教育方法なのですが、大きな違いはモンテッソーリ教育は「子どもが自分を教育する環境」を用意すること。

それに対してシュタイナー教育は「子どもを学校でどう教育するか」にポイントを置いていることです。

有名人も受けていたモンテッソーリ教育

実や有名人の中にもモンテッソーリ教育を受けてきた人は多いです。

代表的な人だとオバマ元大統領、ジョージ・クルーニー、グーグルの創設者のラリー・ペイジ氏、米マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ、アマゾンの創設者であるジェフ・ベゾス氏も受けてきたそうです。

日本人だと将棋の藤井聡太4段も受けてきて有名になりましたね。

→ 幼児教育は教材を使って勉強するの?効果について幼児教育講師が解説

モンテッソーリ教育の教具とは?

モンテッソーリ教育を実践している幼稚園などでは徹底をしてモンテッソーリ教育を実施しており、とにかく理念や考えからそれないようにすることを重要視しています。

自己教育力を培うことを目的としている教育法で教具が置かれた整備をされた環境で学ぶことを基本としている教育方法です。

特に教具を使うことに重きを置いており、各教具から学べるようにされているのがモンテッソーリ教育の特徴といえます。

教具とはおもちゃのようなものでモンテッソーリ教育独自のものとなっています。

幼稚園に多いモンテッソーリ教育

特に幼稚園ではモンテッソーリ教育を取り入れているところも多いです。

それは幼稚園や保育園によって教育や内容、理念に関して自由に選ぶことが可能だからです。

本来は日本の小学校でも取り入れるべきないようのかもしれないのですが、モンテッソーリ教育の中には「自由に教具で遊ぶ」というものがありますので小学校以降の義務教育に取り入れることは難しいです。

そのため幼稚園や保育園などの小さな乳幼児期に取り入れられることが多い教育法なのですが、アメリカやヨーロッパでは小学校から大学まで準備をされているところもあるので一概に乳児期だけの教育法とは限りません。

モンテッソーリ教育は特に0歳~6歳までの乳幼児期の発達段階を特徴としており0歳~3歳までの前期と4歳~6歳までの後期に分けられて考えられます。

整えられた環境が基本の教育法

モンテッソーリ教育は整えられた教育法が基本的な考えとなっています。

整えられた環境とは自発的に子供が学べる自由な環境のことで具体的には4つあります。

1,子供が自由に教具を選べる環境

2,子供の興味関心を引く教具

3,3歳の幅を持たせた異年齢混合クラス

4,子供一人ひとりの発達段階に応じた環境を整え、子供の自己形成をサポートする教師

子供が自発的に遊ぶことを基本としているのですが、大人は子供の興味や関心をひく教具をそろえて自由に選べる環境を整えてあげることが求められます。

0歳から3歳まで

この時期はモンテッソーリ教育では「吸収をする精神(無意識)」なんて呼ばれる時期と呼んでおり、人生の中で最も吸収力が高い時期といえます。

そこで7つの教育方法が用意をされていますので簡単に紹介をしていきましょう。

粗大運動の活動

歩く、走るなどの基礎的な全身運動のことです。

ずり這いから歩く、歩行までの運動の歩行を援助します。

微細運動の活動

手先の器用さを大事にしている運動のことで、握る、落とす、たたくなどの動きを通した微細運動です。

日常生活の練習

粗大運動と微細運動を組み合わせた運動です。

言語教育

言語は自分の周囲にある母国語を獲得することです。

こどばの量や質は環境によって左右をされますのでモンテッソーリ教育の「言語教育」では、子供の言葉の発達段階に合わせ豊かな語彙を養います。

感覚教育

感覚と使う教具を使って触れて感覚教具の操作方法を子供の知性の覚醒を促します。

音楽

音を聞いて体を動かしたり、楽器を鳴らして表現をすることを楽しみます。

美術

クレヨンや鉛筆をにぎって絵をかいたり、粘土をこねたりして目と手の協応動作の獲得を促し、自由表現をすることを楽しみます。

こんな風に乳児期は7つのポイントからアプロ-チをしていき子供の成長をより促進していくためのかかわりをもっていきます。

3歳児から6歳児

次の幼稚園の年代の3歳児から6歳児の時期のモンテッソーリ教育になります。

この時期は「意識のめばえの時期」と言われており、前期の無意識に吸収した様々な事柄を意識的に整理して秩序していく時期です。

そんな幼稚園の時期に学べることについて書いていきましょう。

日常生活の練習

日常生活の練習の主な目的は「運動の完成」です。

具体的には歩く、はさみで切る、コップに水を注ぐ、ボタンをかける、室内を掃く、洗濯をするなど、実生活と密接に関連する多くの活動がありますね。

感覚教育

感覚を教具で学ぶこととなっており、教具には、「対にする」「段階づける」「分類する」という、三つの操作が位置づけられています。

感覚教具を通して前頭葉を鍛えることとなり知性が芽生え始めた時期の子どもは「ものを観察する能力」と「ものを考える方法」とを身につけることに力を入れます。

モンテッソーリ教育では言語、算数、文化教育という知的教育分野の基礎となる大切な役割を担っています。

言語教育

母国語の教育を通して発達段階に合わせたきめ細やかなステップを踏んで語彙を豊かにすることから初めていきます。

語彙を覚えることから最終的には文章になり文字を書くことに至るまで『日常生活の練習』や『感覚教育』で養った手や腕をコントロールする力を利用しながら、身につくような工夫がされています。

算数教育

ナンバープレートの数字や物の大きさ、量に興味を示す「数の敏感期」が幼児期に現れますので数字に関する教具も用意をされています。

ただし、モンテッソーリ教育の算数教具は単に数を唱えるものではなく数量を具体的に表しており、手で扱えるものです。

色と数字で数量を表す切手という半抽象の段階を経て、暗算という完全な抽象の段階へと無理なくすすめていくことになります。

文化教育

これは4つの教育の分野を総合的にした学習方法といえます。

歴史、地理、地学、動・植物など、小学校の社会科、理科に相当する分野を扱い子供の知りたいという要求に応える可能な限り多くの教具で種をまくことを基本とした教育方法です。

自宅でもモンテッソーリ教育はできるのか?

こんな風に年齢別に見てみるといろいろな教具による教育法が確立をされているモンテッソーリ教育ですが、自宅でも可能なのでしょうか?

ある程度本などを読めば可能かもしれませんが、モンテッソーリは教具が生命線なのでそれが用意できるかによって正直なところ不明な点も多いといえます。

自宅でするよりはモンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園などへ通う方が子どもも効率よく学べるでしょう。

モンテッソーリ教育のメリットデメリット

日本の普通の幼稚園や保育園とは違って教具を使うことでより子供達を成長させていく方法であるモンテッソーリ教育ですが、メリットもあればデメリットもあるのは正直なところ。

そこで、モンテッソーリ教育のメリットデメリットについて書いていきましょう。

メリット

モンテッソーリ教育は子供一人一人を大事にする教育として人気を集めています。

そのため、個性はとても重要視される教育法だといえますね。

以下のようなポイントはモンテッソーリ教育のメリットです。

・子供の個性が伸びて認められる環境が整っている。

・自己肯定感が育まれる。

・情緒的に認められることが多いので安定をする

・何事にも前向きに取り組むことができる。

・教具で遊ぶことが多いため集中力が身に着く。

・問題に直面しても試行錯誤をして解決できる力が身に着く。

・社会性や協調性が身に付き、年の差や性別に関係なく仲良くできる。

・たくさんの教具に触れるので手先は器用になる。

デメリット

こんな風にモンテッソーリ教育を学ぶことでメリットは多いのですが、その反面デメリットとなる部分もありますので紹介をしていきましょう。

・個人を尊重されるので協調性が身に着かない。

・集団行動に馴染めない。

・自発的な部分がわがままになってしまう。

・モンテッソーリ教育を実践する幼稚園の方針や職員の能力により教育効果に差が出る。

先生によって本当に教育の質に差が生まれやすくなります。

民間資格があり「モンテッソーリ教育教師養成通信教育講座」やインターナショナルコースとなるものも作られたので先生たちが資格を取得しており理解をしているかは大きく左右をされるポイントといえますね。

幼稚園でモンテッソーリ教育を取り入れていると集団的な活動よりも個人を大事にしてしまうため協調性という部分で少ししんどくなってしまいます。

そのため小学校へ行ってから苦労をする子供もいる点はモンテッソーリ教育のデメリットといえますので、協調性という点を視野に入れているモンテッソーリ教育を取り入れているがあればよいかもしれないですね。

モンテッソーリ教育のまとめ

モンテッソーリ教育は独自の教育法です。

昔から日本でも浸透をしている教育法だったのですが、昔の日本の画一的な教育から「発想力」などアクティブラーニングの教育にかわってきていたり、将棋の藤井聡太四段が昔学んでいたということで注目をされています。

実践をしている幼稚園や保育園、幼児教室などいろいろとありますので気になる方はぜひ見学へいってみましょう。

教具を使って自分で学んでいけるという楽しみがありますし個性を大事にしたいならば最適な教育法だといえますね。

須藤 崇代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

元男性保育士で認可保育園で働いた経験、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業、管理職などもしてきた異色の保育士。

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