赤ちゃんのずりばいはいつから?しないときは自閉症って本当?

赤ちゃんのずりばいはいつから?しないときは自閉症って本当?

赤ちゃんのずりばいはいつからなのか?練習は必要なのでしょうか?

ハイハイを早くしてほしいとママもパパも願うのですが、赤ちゃんの成長はいきなりできるようにはなりません。

この記事では赤ちゃんのずりばいの時期やしないときの練習、注意点について書いていきましょう。



赤ちゃんのずりばいはいつから?時期としないときの練習方法と注意点

そんな赤ちゃんの成長の過程にあるずりばいですが、ずりばいがイメージできない方もいると思います。

ずりばいとは赤ちゃんが手の平や足の裏で床を押したり、引っ張ったりして前や後ろを這って進むことをいいます。

ずりばいは大人で例えるとほふく前進のような動きのことを指しているものです。

赤ちゃんは前に進んでいるつもりでも実は後ろに下がってしまったりする動きが見られたりもしますが、お腹が浮いておらず手足で動きながらもお腹は床に着いたままの状態です。

それに対して、ハイハイは手の平と膝から足先までを床につい、お腹を持ち上げた状態で進むことを指しています。

ずりばいとハイハイの大きな違いは「お腹がついているか?」と言う点になりますね。

ずりばいはいつから?【赤ちゃんの移動が増える時期】

赤ちゃんのずりばいの時期は生後7~8か月ごろが多いようです。

もちろんこの時期は目安であり赤ちゃんによって大きく異なるのは正直なところですので、この時期にしないからといって心配になることはありません。

赤ちゃんの成長は個人差がとても大きいものなのでゆっくりと見守りましょう。

ずりばいは寝返りができるようになったあとにできるようになることが多いようで、赤ちゃんの寝返りの時期によってずりばいの時期も異なるようです。

寝返りの時期は生後5~6か月が目安といわれていますが、中には生後3~4か月くらいでする赤ちゃんもいますし、中には生後8か月になってもしない赤ちゃんもいます

寝返りをしてうつ伏せになれるようになったらずりばいを始めるというイメージを持っておきましょう。

また、赤ちゃんの成長でおもしろいポイントなのですが中にはずりばいもせずにハイハイをする赤ちゃんもいたりしますし、お座りをしてそのままハイハイをせずつかまり立ちをする赤ちゃんもいたりと個人差は大きく、成長も個人差があるということです。

赤ちゃんがずりばいをする理由【ハイハイへの移行時期】

ずりばいをする理由としては、本来はハイハイをするつもりで赤ちゃんはいると思いますがハイハイへの移行期間というイメージです。

そのため、ハイハイをしたいのですがまだ自分の体を持ち上げる筋力を持っていないためずりばいをすると考えられます。

ずりばいはハイハイの前段階をして現れることが一般的であり、ずりばいをすることで足腰や腕の筋肉をつけることでハイハイへと移行していきます。

もちろん強制的にハイハイをすることは必要なく、ずりばいをして筋力がついてくると自然とハイハイへと以降していきますので様子を見守りましょう。

中には上半身だけを持ち上げる肘をつけてすすむ「ひじばい」をする赤ちゃんもいたりします。

ずりばいは練習すべき?しない赤ちゃんへの対処法【4つの方法】

ずりばいをはじめると赤ちゃんの行動範囲が広がり自分で自由に好きなところへ行くようになります。

家の中などを自由に動き回れるようになるため、身体の筋力がついてきますので成長のために必要な筋力を育てるための練習であると考えられます。

体を動かして筋力を大きくすることにより脳の発達にもよい影響を与える可能性もあるといわれていますので赤ちゃんがずりばいをするようになったらぜひさせるべきです。

そんな体にも脳にも効果のあるずりばいですが、しない赤ちゃんを見ると心配になることもありますし練習をしたほうがよいのか?と迷うこともあります。

もちろん絶対に練習をすべきとは言えませんが、寝返りができるようになったタイミングでならばずりばいの練習をさせてもよいかもしれませんので練習の方法を書いていきます。

ただし、注意点としては寝返りをしたばかりの赤ちゃんにはさせないことです。

そもそも寝返りができるようになっても首の力がなければ床に顔がうずくまってしまいますのでうつぶせでも違和感がなくなった時期を目安にずりばいの練習を始めるようにしましょう。

練習の大事な点は「無理をしない」「楽しませる」ということを意識しておきましょう。

1.足裏を押してみる

まずは足の裏を刺激してみましょう。

足の裏を押すと徐々に前に進めるようになりますので、ずりばいの感覚とつかませることができます。

キックをしたり、全身をしたりする力を教えたり、足の指を床につけるようにしてみたり足の裏を押して刺激を与えてみましょう。

2.おもちゃを置いてみる

前のおもちゃを置いてみると良いです。

うつぶせになることに慣れた赤ちゃんならば、目の前におもちゃがあることで前にすすもうとする可能性があります。

手に届いてしまうとダメなので、届かないけれども目の前にはあるというような状態にしてみましょう。

3.ママが一緒にずりばいしてみる

ママやパパが赤ちゃんの目の前でずりばいをして見せてみると良いでしょう。

マネをして前に進もうとしたり、様子をみてやってみようとしたり赤ちゃんなりに動こうとする姿もあります。

4.前から名前を呼んでみる

少し前から手をたたいたり、声をかけたりしてずりばいをできるようにしてみましょう。

「こっちおいで」「してごらん」とママやパパが呼ぶと赤ちゃんも意識をするのでハイハイをするようになります。

こんな方法で練習をすることはできますが、赤ちゃんが泣いたりしたら無理をせずにやめておきましょう。

ずりばいを赤ちゃんが始めたときの注意点6選【目が離せない時期】

ずりばいを赤ちゃんはいきなり始めます。

ママもパパも目を離しているすきにいきなり動き出していることもありますので正直驚きます。

そんな赤ちゃんのずりばいですが成長の過程としてうれしい反面、気をつけなければならない点もありますので赤ちゃんのずりばいの注意点を書いていきます。

1.引き出しが開かないように止める【ドアをロック】

引き出しや扉は要注意。

赤ちゃんは危険だということがわかりませんので、ずりばいをしてそのまま手で触ることも普通にあります。

さわってバランスを崩したり、指を挟んだり危険な思いをすることもありますので引き出しや扉などは赤ちゃんが触れないにしておき、触れる位置にあるものは引き出しストッパーをして開かないようにしておきましょう。

2.手の届くところに危険なものをおかない【誤飲に注意】

次に大事なことは赤ちゃんの手に届くところには危険なものは置かないようにしましょう。

例えば口に入れてはいけないものは絶対においてはいけません。

電池や小さなものなどは誤飲の原因となりあとで取り返しのつかないことになる場合もありますので避けておきましょう。

3.床はきれいにしておきゴミはきちんと捨てる【掃除機をかける】

床にゴミやほこりが落ちていると赤ちゃんが口にいれてしまう可能性もあります。

そのため床はきれいにしておき、赤ちゃんがずりばいを安心してできる環境を整えましょう。

ずりばいや手も床に着くため、手にもゴミやチリホコリが付着をします。

その手を口に入れるとゴミを食べているのと一緒なので床はきれいに掃除をしておきましょう。

4.角に注意【カバーをつける】

ずりばいを一生懸命している赤ちゃんに前を見る余裕はありません。

そのため、机やいす、家具などの門には要注意です。

頭や顔をぶつけると痛い思いを赤ちゃんもすることになりますのでクッションなどを付けてガードをしておきましょう。

5.コンセントに注意【使わないところは栓をする】

ずりばいをして顔を上げるとちょうど見えるものがコンセントです。

コンセントに指を入れると感電などの恐れもあるためコンセントを触れないようにカバーをするなどガードをしておくことが大事ですね。

6.立ち入り禁止ゾーンを作っておく【ベビーゲートの活用】

キッチンなど危険な場所に赤ちゃんがずりばいをして入ってこれないようにしてあげてください。

二階へ上がる階段へも知らない間に上がっているなんてこともありますのでベビーガードやゲートを利用することで良いですので立ち入り禁止のゾーンを作っておきましょう。

赤ちゃんのずりばいはいつからのまとめ【注意することも多い時期】

赤ちゃんのずりばいについて書いてきました。

生後8か月~9か月くらいがずりばいをする時期なのですが、赤ちゃんによってもことなりますし寝返りをした時期によってもことなりますので一概には言えません。

この時期は個人差のある時期なので様子を見守りましょう。

ずりばいをすることで赤ちゃんの行動範囲が広がりますし、身体の筋肉をつけるためにとても良い動きです。

ママやパパもハイハイをしてほしい気持ちを抑えつつ見守ってあげてくださいね。

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