ゴールデンエイジとは?運動神経を良くする年齢別の対処法



将来の運動神経を決めるゴールデンエイジ

子供の運動神経ってどんな風に決まると思っていますか?

もちろん親の運動神経の遺伝や小さなころからの過ごし方などいろいろなところが変わってくることもあります。

しかし、運動やスポーツの業界で言われていることで大事な時期は「ゴールデンエイジ」だといわれています。

聞いたことくらいはあるかもしれないゴールデンエイジ。

その意味や時期などについて書いていきましょう。

ゴールデンエイジとは?

ゴールデンエイジとは子供の運動神経を決める大事な時期です。

なぜ大事な時期なのかというと、子供の身体能力、運動能力が著しく発達をする時期のことを指しているからですね。

そのゴールデンエイジの具体的な時期は5歳~12歳で年長から小学校6年生までの時期となっています。

この時期に体の動かし方、動作、技術を短時間で覚えることのできる一生に一度しか訪れない貴重な年代のことをゴールデンエイジと呼ぶのです。

また、ゴールデンエイジといっても2つの分けられます。

5~9歳の時期とプレゴールデンエイジと呼び、10~12歳の時期をゴールデンエイジ呼びます。

この2つの違いについても書いていきましょう。

プレゴールデンエイジ

プレゴールデンエイジは神経系が育つ時期です。

子供の神経は5~6歳までに急激に発達をするといわれており、大人の80%にまでこの時期に達するといわれています。

12歳になるころには神経系は大人と同様の100%に達すると言われています。

つまり、大人である人の運動神経は10歳~12歳の時期に作られたものだということなので運動神経が良い人はこの時期にうまく習得できたということ。

そして運動神経が残念ながら良くないという人はこの時期に習得ができなかったということです。

この時期はいろいろな動作をして身体の動かし方を覚えるのに最適な時期です。

いろいろな動作をすることで脳が刺激され運動神経も発達していきます。

ゴールデンエイジ

次にゴールデンエイジについてです。

この時期の特徴は「即座の習得」に最適な時期となっており、上手な人の姿を見てマネをすることですぐにできてしまうような時期です。

そのため、ゴールデンエイジの子供は目の前で見たことがある動作でも手本を見ただけでできてしまうことがありますので大人の方が驚かされることも多いです。

大人はある動きを見た際に「手はこうして」「足はこうして」「タイミングは・・」と1つずつの動作を分析して動くことになりますが子供の場合は目の前で見たことをパッとみて動きのコツをつかめます。

大人になっても忘れない技術

もちろん身体の衰えはありますが、ゴールデンエイジの時期に習得をした技術はそんなに簡単に忘れるものではありません。

例えば、サッカーをしていたパパは大人になってもリフティングができるのは体が覚えているからです。

厳密には体が覚えているのではなく脳がボールに当たる感覚や落とさない体の動かし方をコントロールしていますので上手にできます。

一番身近な話をすると自転車です。

自転車には小学校くらいでほとんどの子供が乗れるようになります。

そして、大人になって久しぶりにのっても自転車にのれるものですがこれもゴールデンエイジに身に着けた賜物だといえますね。

運動神経という神経はない

運動神経という言葉はありません。

これには私も驚いたのですが、「運動神経」という神経はないので「うちの子は運動神経が悪い」「私も運動神経が悪かったから」という言葉は間違っています。

そもそも運動神経という神経はないからです。

しかし、運動がよくできる子どもは運動神経が良い、運動が上手にできない子供は運動神経が悪いという言い方になりますね。

これは巧みな動作やコーディネイト力(協調性)などの動作が周辺からよくできるといわれるようになったからです。

運動神経を良くする方法

ゴールデンエイジにいろいろな経験をさせることにより将来の運動神経につながるということはお分かりいただけたでしょうか?

では、次に具体的に運動神経を少しでも良くするためにはどうして行けばよいものでしょうか?

これは年齢によっていろいろなことを習得をしていくことが大事なので年代別に書いていきます。

乳幼児期(2~4歳児)

2歳児から4歳児となると保育園では大きな成長の違いがある時期ですが、この時期に運動神経とよくするためできることは共通をしていますので紹介をしていきましょう。

この時期の大事なことは「とにかくいろいろな運動を経験させる」ことです。

しかしたくさんの習い事をしろという意味ではなく、日常の遊びの中で体を動かす機会をいろいろと作ることが大事ですね。

そのため、毎日外遊びをさせることがとても大事だといえます。

2歳児くらいになると自分で身体を上手に動かせるようになる時期です。

飛んだり、跳ねたり、走ったり、踊ったり・・・子供が何よりも楽しいと思いながら体を動かせる体験をさせることが大事だといえますね。

→ 2歳児の発達と特徴!保育のポイントはトイレトレーニングと生活習慣の自立

日常で経験をさせる

こうやって見てみると保育園や幼稚園は通ってとても大事なことです。

とにかく外では毎日のように遊ばせてくれますので、2歳児から4歳児の時期に子供が運動能力を手に入れるためには最も最適な時期だといえます。

家にいるならば積極的に毎日公園へ連れていくなどをするとよいでしょう。

砂場で遊ぶ、ブランコをする、鉄棒をするなど公園にある当たり前のものを使っても良いですし、多種多様な遊びを通すと一番良いですね。

またボール遊びも感覚を養うためにメリットがあります。

この時期にサッカーや野球の特定をスポーツをさせようと考える方もいますが、特別なスポーツをさせている子供よりも日常の中でいろいろな体の動きをしている子供の方が運動神経が伸びるというデータもあります。

楽しいことをさせる

いろんな動きをさせればよいということから早期教育のためにもとにかく日常でいろんなことをさせて運動神経をよくしようと考える方もいると思います。

しかし、それは大きな間違いですしこの時期に特定のスポーツに熱中をさせるということはあまり意味がありません。

何よりも子供が楽しいと思ってくれることが大事な時期ですしその時は良くても将来的に伸び悩み、才能が開花をしないことも想定されます。

運動神経をよくしたいママはついつい焦ってしまいますが、子供が体を動かすことを「楽しい」と思わせることが何よりも大事ですね。

幼児期から小学校低学年(5歳児から小学校3年生)

この時期はプレゴールデンエイジの時期なので神経系が最も発達する時期です。

そのため、この時期もとにかくいろいろな動きができる機会を作り上げることが大事な時期といえますね。

1つのスポーツばかりをさせたり反復して練習をするのではなくこの時期も乳幼児期と同様にいろいろな動きを体に覚えさせるようにすることが大事です。

しかし、個人でいろいろな動きをする時期とは違って年長から小学校低学年になると体も大きくなり集団活動にもなれてきます。

そのため、個人よりも友達を含めた動きも重要になります。

ルールのある遊びを取り入れよう

この時期におすすめはルールのある遊びを取り入れることです。

公園で昔ならば鬼ごっこをしたり、それに地域の独自ルールを入れて遊んだりしましたがまさにそのような活動は大事といえます。

いろいろなルールのある遊びをすることで体を動かしながらも頭も使って体を動かせますのでよい効果が得られます。

また、自転車や縄跳びなどの道具を使うことも大事なポイントといえますので道具を使った体の動かし方をすると望ましいでしょう。

個人の体の動かし方はもちろんなのですが、そのほかにも友達と協力をしたり工夫をして遊んだりする能力が身に着きます。

すると、いろいろなスポーツに対応ができる運動神経が発達をします。

この時期は今後の運動神経の「基礎をつくる時期」といえますし、この時期を逃すと運動神経を良くするのは難しいと言われていますので基礎的な動きをしっかりと身につけましょう。

小学校中学年から高学年(9歳~12歳)

この記事のテーマにもなっているゴールデンエイジの時期ですね。

乳幼児期から培ってきた運動神経や能力を存分に活かして能力を発揮する時期ですが、運動神経をより向上させるためにはサッカーや野球などの1つのスポーツに絞るのではなくいろいろな種類のスポーツをさせることです。

この時期にある程度の結果を残すと「プロにしたい」「有名になってほしい」なんて思いますが将来を見据えたときにそれは間違いです。

習い事としてスポーツをしていたとしても、休みの日にはプールへ行ったり、アスレチックへ出かけたり、ほかの運動をしたり、ラウンドワンのスポッチャへ行ったり。

1つの運動以外にも様々な運動ができる環境を作ってあげると良いですね。

即座の習得ができる時期

この時期の最大の魅力は目の前で見たことをすぐに習得できることです。

これはゴールデンエイジの最大の特徴ですし、いろいろな動きや運動をすることにより応用をしていろいろなスポーツに活かせます。

特にこの時期は重要で8歳までに「遊びの中で様々な動き」が活きてくる時期でもありますので、このゴールデンエイジの重要な時期を最大限活かすためにも幼少期からとにかくいろいろな経験をさせてあげてください。

この時期になると特定のスポーツでエリートが集うアカデミーに呼ばれることもあります。

プロを目指したり、オリンピックを目指す場所なのですが子供の状態も見極めてあげてほしいですし結果的に成績が残せず去っていくこともありますので子供の良さを引き出してあげてほしいと思います。

ゴールデンエイジのまとめ

運動神経を深くかかわりのあるゴールデンエイジ。

この時期にいろいろな動きを身に着けさせることにより中学生以降の運動は劇的に変わってきますのでとても重要だといえます。

しかし、そのためには2歳児くらいから楽しく外遊びをして活発に活動をさせることが大事ですね。

プロサッカー選手の香川真司選手も幼少期は毎日「ご飯よ」とお母さんに呼ばれるまで外で遊んでいたことが今になっても活きていると本人も話をしています。

また、運動神経抜群の武井壮さんも「自分が思った通りに身体を動かせるかが重要」と言っていました。

運動神経とは体を自由に動かせる能力だといえますので、ゴールデンエイジの時期は最も大事ですがその前の乳幼児期、プレゴールデンエイジの時期に楽しくいろんな遊びをさせてあげましょう。

遺伝はあるのか?

遺伝についてはいろいろな意見がありますが、トップアスリートの子供は運動神経が良いなんていわれます。

これについては子供も両親と一緒にスポーツをする機会が多く環境も整っておりいろいろな運動をする機会に恵まれているためではないかともいわれています。

その反面運動神経が悪い両親が子どもと積極的に外遊びをしたりすることは少ないため結果的には運動をする機会がどちらが多いのか?という点に差が生まれます。

骨格や筋力、肺や心臓の能力は、遺伝が関連する部分はありますが、日ごろから外遊びをしているか?活発に動ける環境があるのか?という点については差があるので運動神経は遺伝と言われることがあるのでしょう。

体を自由に動かせる能力は何よりも大事だといえますね。

Taka代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

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