
3歳児のしつけは難しいです。
この時期になると自我もしっかりとしてくるのですが、なかなか言うことを聞かないと悩んでいませんか?
魔の2歳児と呼ばれる時期ではイヤイヤ期ですべてのことに対して「イヤ」と言われる反抗期がありましたが、そのあとは自我や自由にするためどのように対応をするか迷ってしまうこともあります。
この記事では3歳児のしつけのコツや方法と言う点を知ることができますね。
3歳児のしつけのポイント5選【言うことを聞かない時の対応】
しかし、しつけをするのは大変。
ここ最近の自分の育児を振り返り猛省。。子供を甘えさせる事ができていない。しつけばかり意識して、自分でやらせなきゃ、最後までやらせなきゃ、って甘えたい盛りの3歳児に求めてばかりだったかも。甘えさすと甘やかす、違いが難しい。とりあえず怒ることを明日はやめよう。
— ごっち (@lovelovetwinss) April 14, 2018
ダメなことを言って聞かないから放っておこうという考えが大きな間違いです。
しつけとは「礼儀や作法を教えること」「将来人間として生きていく上で困らないように指導をすること」ですので親の一番の仕事です。
ただし、暴力をふるって言うことを聞かせる、感情的に言葉を伝えるというのは子供に恐怖しかうまれませんので気をつけましょう。
怒るは感情的にいうこと、しかるは論理だててダメな理由を伝えることです。
1.ダメな理由をきちんと伝える
まずしかるときに大事なことは「ダメな理由をきちんと伝える」ことです。
この時に大事なことはイライラしていても大きな声で叱るのではなく、目をみて落ち着いて伝えましょう。
例えば、片付けができていない。そして「片付けなさい」と何度も伝えたけれども片付けないという時です。
この時に「早く片付けなさい」というのは簡単ですが、それではしつけにはなりません。
「どうして片づけをしなければならないのか?」「片づけをする理由」を伝えると今後子供自身が意識をするようになります。
「使ったものはきちんと片付ける」「元の位置に置いておかないと使いたいときに困る」「おもちゃが泣いている」など子供になぜ片づけをしなければならないのかを伝えてみましょう。
私なら「片付けしないとどうなるかな?」と聞いたりします。
すると、子供から何らかのアクションが帰ってくるのでその都度話し合いをして解決へと導いていけますね。
他にも私は「おもちゃでたまんまだけどどうしようなか?」と相談してみると意外とよい答えが返ってくることもあります。
2.約束をさせ自分の口で言わせる
次に大事なことは自分の口で約束をさせることです。
例えば先ほどの片付けの話を例にすると「片付けしないとどうなるのか?」と聞くと「おもちゃがないている」「使ったものは片付けないとダメ」と何らかの意見を自分で言ってくれます。
そこまで子供がいってくれたらこっちのもの。
「じゃこれからおもちゃを使ったらどうする?」と伝えると「片付ける」という約束ができるので今後片付けの時には「おもちゃの約束なにだった?」と言いながら話しができます。
他にも外で遊んでいるときは「ブランコ終わったら帰ろうね」と伝えたり、お風呂に入りたがらないときは「最後○○したら入ろう」と終わりを決めて約束をさせると良いでしょう。
約束のコツは「自分の口から言わせる」ことですので、しっかりと話をしてくださいね。
3.お手伝いをさせてありがとうの気持ちを伝える
3歳児になると大人と同じことをしたいという気持ちがあります。
この時期になると子供自身もできることが増えてきますし、やりたいことができるようになりたいと思ってくれます。
そのため、子供に自分の役割を与えると意外と一生懸命やってくれます。
お皿を運ぶ人、ご飯の用意をしてくれる人、タオルをたたむ、テーブルをきれいに拭くなど毎日の習慣をお願いしてみてください。
そのあとには「ありがとう」「いつも頑張ってくれてうれしい」と感謝の気持ちを込めて伝えましょう。
すると、子供の自己肯定感も育ち「もっと頑張ろう」「やってみよう」という気持ちが育ち良いしつけになります。
大人でも子供でも認めてもらうとうれしいものなので、いろんなお手伝いをさせても良いですし「何かお手伝いしてれる?」とその都度お願いをしてみましょう。
4.親が見本となる
しつけをする際に大事なことは親が見本になることです。
子や親を見て育つという言葉がありますが、まさにその通りで親がしていないことを子供にしつけしても説得力も何もありません。
それではダメです。
子供にしてほしいこと、ダメなことはきちんと親が見本を見せましょう。
5.危険なこと命にかかわることは全力で
これは子育ても保育士も同じですが「危険なこと」「命にかかわること」は全力で叱ってください。
ダメなことはダメ。
そして危険なこと、命にかかわることは二度とさせてはいけませんのでどんなことがあっても「ダメ」「絶対にするな」ときつく言い聞かせましょう。
あとから「言っておけばよかった」では取り返しのつかないことになりますので、遠慮なく伝えてください。
→ 子供の叱り方や接し方は保育士でも悩む難しい問題!上手に叱る方法
3歳児のしつけのコツと注意点!叱り方はどこまでやるの?
あとは叱り方のコツです。
しつけはあくまでの子供の将来のため、そして子供が真っ当な人間として生きていくためのものですのできちんと対応をしなければなりません。
3歳児は好奇心旺盛で難しい
叱るんじゃなしに躾るしかない
ママを喜ばせようと一生懸命かもしれないし遊びに夢中だから回りが見れてない
ぶちまけた瞬間の気持ちがどうだったかが問題— コロハム (@kpdZJLcQOJfOeDu) June 6, 2020
ただし、しつけのやりすぎには注意してください。
しつけで怒るのはダメ【将来を見据えよう】
しつけで怒るのはダメです。
怒るは「感情的に言うこと」で、特にイライラがたまるとついつい大声で「片付けしなさい」「いい加減にしなさい」と伝えがち。
しかし、怒っても子供は「なぜ怒られているのか?」ということは伝わらず「怖かった」「怒られた」という感じになってしまいます。
恐怖だけが残りますので「怒られるからやめておこう」ということになり人顔色を見ながら育つようになってしまいます。
たたくのもダメ【反抗期のトラウマになる】
たたくことはどんなことがあってもダメです。
暴力は何も生みだしませんし、続けると虐待やたたかれないと気づけない子供になってしまいます。
どんなことがあっても手を上げるのはダメ。
しつけは子供を育てるために行うものなので、たたかないようにしましょう。
他の子供と比較をしない
子供にもプライドがありますので「○○君は片付けするのに」「なんであなたはできないの?」という比較はダメです。
子供の自尊心を傷つけることになり「自分はダメな子」「自分はできない子」と劣等感やストレスを感じることになり自信を失ってしまいます。
成長には個人差がありますし、子供自身もできますの他の子供との比較は避けておきましょう。
ご褒美で釣らない
お菓子を買ってあげる、おもちゃを買ってあげることで子供に何かをさせるのは大きな間違いです。
ご褒美で釣るのは簡単なのですが、ご褒美で釣ると子供が「何か買ってくれないとしない」という子供に育ってしまいます。
お手伝いをした、片づけをしたときにご褒美ではなく誉める、ありがとうと伝えるということで十分です。
→ 3歳児の特徴と発達を解説!保育のポイントは自我と人間関係
3歳児のしつけの叱り方5選を解説!反抗期やわがままなときの対応方法
そもそも3歳児という年齢はどのような子供に育つのでしょうか?
3歳児は身体能力が発達をしてきますので、一人で歩ける距離も大幅に増えたり、食事をこぼさずに食べられるようになったり、言葉の面でもすごく発達をします。
そのため、友達を会話が徐々にできるようになりますし、大人である先生とも会話をしてコミュニケーションをとれる年齢になります。
3歳児のしつけ【魔の二歳児の反抗期が残っている】
月齢の高い子供などは言葉を巧みにつかい、先生と会話を楽しんだりすることもできますね。
成長が著しくうれしく感じることがある反面、難しい点が「自立心・自我の芽生え」です。
2歳児のころに始まった反抗期は徐々に収まりつつあるのですが、まだ終わっていません。
そのため、パパやママなど甘える人には反抗をして自我を確立させようする子供の意思があったりもします。
しつけをしても「イヤ」「ダメ」「しない」など言葉で反抗をされるので思わずイライラしたり、大きな声で怒ってしまう年齢です。
正直、育児はかなり難しいと感じる時期ですし保育士としても子供とのかかわり方は難しいと感じる時期です。
3歳児のしつけは大変!わがままでも子供将来を見据えた対応を
3歳児はとても難しい時期です。
第一次反抗期のはまだ完全に終わっていませんが自我はしっかりとしてきますので、親や保育士としては対応に気をつけましょう。
叱り方は子供が今後もうまくやってくれるような対応が必要ですし、我慢も必要です。
また、注意点で紹介をした子供への伝え方には気を付けるべきですね。
子育てをしていくのは大変ですが、3歳児のしつけの大事なポイントは子供の自尊心を大事にしながら巻き込むことです。
私も「○○しなさい」と言うのは疲れるので「どうしようか?」「○○したいんだけど」と相談をしたり考えを聞いたりするようにしていました。
子供も意見を聞いてもらえると嬉しいようですので一度チャレンジしてみてくださいね。
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