小学校受験の問題とは?初心者にもわかりやすく内容を解説

小学校受験の問題

日本は学歴社会ということもあり、最近は受験の低年齢化が話題になっています。

小学校受験と聞くと、一部の人だけが受けるものと思われがちな狭い世界なのですが、最近は一人っ子の家庭でより良い環境で学ばせたいという思いから小学校受験をする方も増えてます。

そこで、小学校受験も担当したことがある私が初心者の人でもわかりやすく小学校受験について紹介をしていきます。

私は高校ではじめて受験をしたので正直全く小学校受験については知らなかったのですが、小学校受験は特殊なテストというイメージです。

では、本題の小学校受験の問題について書いていきましょう。。

小学校受験とは?

これは小学校へ入学をするために試験を受けることです。

首都圏の東京や関西圏の大阪、奈良、京都、兵庫などのには多くの私立の小学校と全国に必ず1都道府県に1校以上はある国立小学校に入学を希望するときに、入学試験を受けなければなりません。

もちろん誰もが小学校の試験に通過をするわけではなく、試験を受けて通過をする子供もいれば、試験に落ちるという現実があります。

倍率は高いの?

最近は少子化の影響もあり人気のある小学校と人気のない小学校の2極化が進んでおり、人気のある小学校だと倍率も2倍ほどになっているところや関東の人気小学校だと10倍近くになっていますね。

例えば関東でも人気の早稲田大学系属早稲田実業初等部を例に出してみると志願者が1077名となっており、合格者が181名なので約6倍となっています。

国立系になると授業料もかからないことからより倍率は高くなる傾向にありますね。

では、小学校受験の中身について書いていきましょう。

一般的に選考の基準、つまりどんなことを問うのかを紹介します。

知的発達の程度

・その学校の教育を受けるに足る知的能力を備えているか

・入学後、伸びる可能性が期待できるか

情緒的、社会的発達の程度

・集団生活を営むのに足る社会的能力が発達しているか

・日常生活に対するしつけができているか

・情緒的に安定をしているか

身体的発達の程度

・健康状態はどうか

・運動機能、体力はどうか

・入学後、伸びる可能性が期待できるか

家族の状態

・その学校にふさわしい家庭か

・学校の方針にある家庭か

テストの内容

小学校の入学試験に関しては、上記のような内容について集団テスト、小集団テスト、個別テスト、などの形態で選考が行われます。

次に試験の形態について紹介をしていきましょう。

集団テストはペーパーを使用するテストなどで行われます。

また、小集団テストは絵画制作や運動機能をするテストする、集団の中の行動観察が行われます。

試験の内容は一般的に言語、常識、記憶、数量、推理・思考、抽象、構成、巧緻性、反応速度、絵画制作、運動、音楽リズム、面接、行動観察、身体検査といった項目があげられます。

これらの幼児にいろいろな遊びをする中で、また日常生活の中で徐々に身につけていく能力というのですが、小学校受験ではこんなに多くの内容が出題されているのかと思うかもしれません。

では、具体的な試験の内容について紹介をしましょう。

小学校受験の問題の内容

上記のような項目で求められる小学校受験の問題ですが、詳細な情報について紹介をしましょう。

試験の内容が学校によってもいろいろと異なる部分ありますので、学校により出題が多い問題もあったりと志望をする学校によってもことなりますね。

受験の問題を解いていく場合に大事なことは「指示を聞いているか」です。

受験は先生が言っていることをきちんと聞いているかを見て判断をしていますので、そこは絶対に抑えておきたいポイントといえます。

また、小学校受験の問題には数字を書いたり、文字を書いたりするような問題は一切ありません、

答えは「〇(まる)」「×(ばつ)」など各問題の指示によってことなります。

言語

言語表現力や想像力に関して、自分の名前や家族の名前を言えることから、友達の名前を言えることなどが個別テストや面接で試験されます。

また、しりとりやさかさ言葉なが出題されることもありますね。

同音で始まる言葉や、同音で終わ言葉を見つけたりという問題もあります。

そのほかに左右の分別ができる、挨拶がきちんとできる、朝夕の生活の区別ができるなど日常のしつけ的なことが問われたりしています。

そして次のような視点からも出題があります。

見せられた絵について説明できるとか、いくつかの絵を順番に並べてお話を作れる、生活体験や楽しかったことなどについてお話をすることができる、お母さんが仕事の話ができる、ものの差異や類似を話すことができる、反対語や反対の意味を言えるなどある程度のお話ができるなど。

さらには簡単な文章を複勝することができるか、指示された通り行動をすることができるかなど、人の話を聞くことができるかなど問われる中味に含まれます。

常識

こちらの出題には、幼児の段階で習得をしておくべき常識やしつけが入ります。

自然の中での常識や交通ルールなど、また道徳的な良し悪しの判断もこの範疇に入ります。

したがって、今日は何日、今何時といった日付の時刻の概念や、手とか足などの体の部位名などから、動物、植物、昆虫、野菜、果物などの知識、楽器、乗り物についての知識など、ごく基礎的な知識がこれに含まれてきます。

これらの知識により、同類のものを分ける作業、例えば空を飛ぶ乗り物とそうでないものなど、というように分類をすることができるか、また、例えばお医者さんのつかう道具とか、消防士の着る服など、関係の深いものを把握できるかなども出題されています。

記憶

文字通り記憶力の問題となります。

一定時間内にどの程度集中をして記憶することができるかを問われるのです。

目で見る記憶もありますが、色の記憶、形の記憶、絵の記憶などに分かれています。

耳で聞く記憶では楽器の音色や音の数、動物の鳴き声の記憶などがあります。

その他にも話を聞いて理解し、記憶することも問われます。

数量

数と量の問題となっており、読み書きそろばんと言われるように数についての理解とその基礎が出題されます。

推理・思考・抽象

洞察力や観察力が問われます。

迷路や欠所発見、系列完成、砂糖の量と水の甘さの関係など非常に多くのことがあります。

空間的な知識として、鏡に映った形、立体の真上、真横から見るとどのように見えるかなどもここに含まれてきます。

図形・構成

大きくいえば構成能力に関することですが、パズルや欠けているパズルを完成させることや、積み木の構成など作業がどれくらいでできるかを問われる問題です。

巧緻性

指先の作業がどれくらいでできるのか?ほかにも日常的なボタンかけ、箸の使い方なども当然これに含まれています。

また、ひもを結ぶこともよくあるのが出題傾向となっています。

領域 問題の内容 視点
言語 ・絵を見て話を作る。

・語彙、しりとり、単語、短文読み、話の創作

言語表現力

想像力

常識 科学的常識、道徳的判断、交通常識、しつけ、分類 常識

しつけ

記憶 話の記憶、図形の記憶、色の記憶、形の記憶

音の記憶、位置の記憶、数の記憶、順序の記憶

記憶理解
数量 数の多少、数の大小、数の比較、計数、量、分割

対応、操作、加算、減算、長短、高低、順番

・数に対する直感的な判断

・数概念の理解

推理 空間判断、図形判断、鏡映像、迷路、展開図形

図形系列、記号系列、図形完成、弁別、関係把握

空間知覚、洞察力

観察力、推理思考

抽象 同類発見、類似発見、同図形発見 ものの概念、定義
構成 図形構成、図形分割、積み木構成、プレート構成 推理による構成能力
巧緻性 紐通し、紐結び、箸の使用、はさみの使用

塗り絵、包む、折り紙、ボタンかけ

手指も運動機能
反応速度 抹消、置換 反応速度
絵画制作 自由画、課題画、自由工作、課題工作、粘土 造形的表現、想造力
運動 模倣体操、跳躍、平均間隔、投球、回転、懸垂

スキップ、ケンケン、ケンパー、駆け足、ゲーム

運動機能
音楽リズム リズム運動、リズム打ち、リトミック、歌唱 音感、歌唱、リズム感
面接 常識事項、公衆道徳、しつけ、社会性、

知的事項、言語表現力

日常生活常識

知的内容

行動観察 個人、集団(ゲーム、おにごっこ、命令行動)

紙芝居を見る、給食

態度の観察、社会性の観察
身体検査 一般検査 健康診断

疾病の有無

小学校受験に関してははこのような項目から出題をされます。

小学校受験で国立と私立の違い

小学校受験をする場合には大きく分けて2つの形の学校から選択をすることになります。

1つ目は私立で2つ目は国立です。

私立の場合は各学校によって特色もことなります。

私立は創立者の「建学の精神」に基づいた各行の独自の教育が行われています。

私立の小学校を選択する場合のポイントを紹介しましょう。

・学校の教育目標や教育方針、特色などを確認する

・上級学校、関連校、および進学状況などを確認する

・選考方法

・最近の応募数

この辺りを見学会などで見て、家庭の育児方針と会う小学校を選ぶよにして下さいね。

また、国立の場合は以下の3つの特徴があります。

1,教育養成機関

2,教育に関する研究実験機関

3,研究成果を公開提供する機関

となっています。

つまり、優秀な先生が集まっていて最先端の授業を受けられる一方、大学生、院生による長期間の教育実習、外部研究者、教師による頻繁な来校もあるということです。

また、国立は通学範囲の指定もありますのでそこは確認をしてから受けるようにしてくださいね。

小学校受験のまとめ

小学校受験の問題は簡単ではなく、独特な問題が多いというが教えていても感じる問題になります。

そのため、誰もが簡単に合格をするわけではなく、実際には落ちる人もいることは事実となっていますので小学校で受験をするなら塾へ行っておきましょう。

関連記事小学校受験は塾が必須!失敗をしないために費用が掛かっても行くべき

受験をするということは目標は「合格」になりますので、まずはそこを目指してやっていきましょうね。

しかし、子どものことをしっかと見極めて向いているか?それとも不向きなのかを見極める勇気も持ちましょう。

小学校受験は環境を買うというイメージ

小学校受験のイメージとしては「環境を買う」というイメージと思っておきましょう。

公立の小学校と私立の小学校の大きな差といえるのが「学費」と「試験」になります。

これは小学校に限ったことではないのですが、中学校でも高校でも私立へ行くということは環境が大きくことなります。

公立の場合は誰でも進学ができます。

つまり、どんな子供が入ってきても問題がないということになりますので勉強に熱心な親もいればまったく興味もない親もいます。

またいろいろな家庭の子供もいますし公立の考えとしては学力の向上というよりは「勉学を平等に受ける」というだけになりますので学力を伸ばそうと思った場合には塾などの力を頼らざる負えないということになりますね。

私立は環境が良い

私立は環境が良いといわれています。

その理由としてはまず高い学費を支払ってまで試験を受けようと思っている方がいるということはつまり「学力の向上」を期待したり、そのような意識を高い人たちと一緒に学びたいという気持ちがあるということです。

そのような環境になるため必然的に勉強をする環境となりますし設備も公立と比較をした場合には比べ物にならないくらい充実をしていますので良い勉強をするとなった場合には私立が良いと言われるのには理由があります。

もちろん試験を受けてきて学校から精査をされている子供たちが集まっているのが私立なので公立の小学校の子供たちとは違った家庭環境の子供たちがいます。

また公立とは違い勉学の提供は当たり前なのですがそこから個別の指導などにより学力の向上も期待ができますし公立小学校の勉強で6年生までにするような内容を4年生までに終わらせるということもあります。

すると、5年生で中学校レベルの勉強することになりますのでより高いレベルでの勉強が可能になるというメリットが生まれますので効果も期待できますね。

しかし、注意点もあって勉強はすごく早く進んでいきますので結局は私立へ行ったとしても塾へは通わなければ勉強についていくことは難しくなるでしょう。

学力は身につくのですがそれ以上により勉強をしていかなければならないので勉強に関しては良い環境になりますがその分子供も親も頑張らなければなりませんね。

 

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