乳児医療証の手続きの方法とは?医療費助成制度の申請と所得制限

乳児医療証をしっていますか?

実は赤ちゃんが生まれるならば絶対にしておきたい手続きが「乳児医療証」でこの医療証をもっているだけで赤ちゃんから中学生くらいまで(自治体による)で医療費の補助をもらうことが可能となるのです。

どこの市町村でもやっている子供に対する補助なのですが、気をつけたいことが手続きをすることです。

なぜならば、手続きをしなければこんな便利な補助ももらえないことになってしまうからです。

この記事では乳児医療証についてや手続きの方法を書いていきます。

記事を読み終えることで乳児医療証のメリットや手続きの方法について知ることができます。



乳児医療証とは?赤ちゃんのための医療費の助成制度

これから赤ちゃんが生まれる出産準備中の方は市役所などからも教えてもらって手続きや申請をする方もいますが、赤ちゃんを産んだことない、これから産む予定、赤ちゃんを作る予定という方も多いでしょう。

そこでまずは乳児医療証について書いていきますので参考にしてください。

乳児医療証とは、

市区町村などの自治体が、乳幼児医療費助成の対象者へ交付する証書のこと。

乳幼児医療証は、医療機関や保険薬局などを利用する際に提示する。これにより、乳幼児医療費助成が受けられる。

なお、乳幼児医療証は、自治体により『乳幼児医療費受給資格証』、『子ども医療費受給者証』などと呼ばれている。

(引用:webio辞書「乳児医療証」)

少し簡単に説明をすると、正しい言い方は「乳児医療費助成制度」と呼ばれており、乳幼児が医療機関で診察や何らかの治療を受けた際にその費用の一部もしくは全額を自治体が助成をしてくれる制度になります。

自治体によっても異なりますが私の住んでいる市では、月に500円を支払えば助成制度を受けられる仕組みとなっており、それ以上に診察や治療費がかかった場合には一度こちらで建て替えをして返金をされるという仕組みになります。

では、具体的にどんな人が対象となり、対象外になるのかについて書いていきましょう。

乳児医療証の対象となる人

もちろん生まれたての赤ちゃんは対象となるのですが、ほかは年齢によって異なるというのが正直なところです。

これはあなたの住んでいるもしくはこれから転居をする先によって大きく異なりますのでしっかりと確認をするようにしましょう。

・東京都だと「都内各区市町村内に住所を有する6歳に達する日以後の最初の3月31日までの乳幼児を養育している方」。

・大阪市だと「大阪市内にお住まいの、国民健康保険や被用者保険に加入している、0歳から18歳(18歳に達した日以後における最初の3月31日)までの子供が対象。

このように市区町村によって定められていますのであなたに住む地域でまずが確認をしましょう。

ちなみに対象年齢も圧倒的な差があり、沖縄県の那覇市の場合は4歳未満とあっという間に終わってしまうのに対して北海道の南富良野町になると22歳の年度末まで(22歳到達後の、最初の3月31日まで)。

ただし、学生ならばという条件は入りますが驚くほど充実をしています。

これは自治体によって大きく左右をされるのですが、一番多いとされているのは中学生までで約50%は中学生までに設定をしています。

ちなみに私の住んでいる市では中学校卒業まで月に500円以上はすべて返金をされるという仕組みです。

所得制限はあるの?

これも市区町村によって異なるのですが、先ほどみた大阪市を事例にしてみましょう。

大阪市の場合は0歳~12歳(小学校の卒業まで)は一切に所得制限はありません。

ただし、12歳(中学校就学)から18歳(18歳に達した日以後における最初の3月31日)までで、対象となるこどもの父又は母等(どちらか所得の高い方)の所得に制限があります。

扶養人員所得制限額収入額(目安額)
0人622万円未満833万3千円
1人660万円未満875万6千円
2人698万円未満917万8千円
3人736万円未満960万円
4人以上の場合 扶養人員3人の場合の所得制限額に、1人につき38万円ずつ加算した額

これはあくまでも大阪市の一例となっています。

ちなみに所得制限を設けている市区町村が多い都道府県は北海道、宮城、神奈川、兵庫、広島、山口などとなっており、その反面に所得制限を設けていない都道府県は山形、福島、栃木、群馬、新潟、石川、山梨、長野、静岡、滋賀、京都、鳥取、島根、岡山、香川、愛媛、佐賀、長崎、熊本、大分となっていますので明らかに住む県でも差があります。

なぜ地域差があるのか?

子育て世代にとってはとてもメリットのある助成金となっていますが、なぜここまで差があるでしょうか?

子ども医療助成金制度に関しては都道府県が基準を決めており、各市区町村が助成金を上乗せにしています。

そのため、市区町村によって財政に余裕があるかないか?や子育て世代を引き込んでいこうなど施策によって変わっているといわれています。

全額補助なのか?

また、補助の金額も差があります。

全額負担をするという都道府県もあれば一部負担金を求める場合もありますので助成はしてくれるけれども一定の金額を自己負担しなければならないケースももちろんあります。

これも市区町村によって大きく異なりますのでしっかりとホームページなどで確認をしておきましょう。

そのため、横浜市や川崎市、大阪市などで大きくことなりますし県外で受けた場合には一度支払いをして助成の申請をしなければならないなど手間かかります。

県の境目に住んでいる方は治療を受ける際に気を付けましょう。

対象が除外になる人はもらえない

もちろん医療費に関しては大きなメリットのある助成金となっていますので効果も高いのですが、注意をしなければならないのは対象外になる場合もということ。

これは基本的は項目をクリアしていればよいのですが、場合によっては対象外となる場合もありますので確認をしておきましょう。

以下の3つのいずれかに該当をしていると補助をしてもらうことができませんので理解をしておきましょう。

・国民健康保険や健康保険など各種医療保険に加入していない乳幼児

・生活保護を受けている乳幼児

・施設等に措置により入所している乳幼児

この条件に入ると乳児医療証をもらえない可能性もありますので注意をしておきましょうね。

どこまで対象になるの?

便利な乳児医療証なのですが、すべて適用となるわけではありませんので注意をしましょう。

助成の範囲も市区町村によって異なるのですが、東京都の助成範囲は以下になりますので確認をしましょう。

対象となるもの

・医療保険の対象となる医療費

・薬剤費など

対象とならないもの

・医療保険の対象とならないもの(健康診断、予防接種、薬の容器代、入院時の食事代、差額ベッド代、紹介状を持たず受診した200床以上の病院の初診料など)

・健康保険組合などから支給される高額療養費、附加給付に該当する医療費

・他の公費医療で助成される医療費

・交通事故などの第三者行為

いずれも自治体で異なる場合がありますので、各自治体のホームページなどを確認するようにしましょう。

助成の方法はどうするの?

東京都の場合は保険を扱う医療機関で保険証と乳児医療証を提出をします。

すると、その時点で助成を受けられる場合もありますし、とりあえず一括で支払いをしておき後日銀行へ振り込みをされるケースなど様々です。

ただし、県外の病院を受診した場合には申請書類を記載しなければなりませんので注意をしましょう。

児童手当は貯金が基本?使い道と支給をされる金額 申請方法について

乳児医療証の手続きの方法

子供の病院にかかる医療費を抑えられる便利な乳児医療証なのですが、実際に利用をするとなった場合の手続きの方法についても書いいきますので紹介をしていきます。

注意をしておきたいことは申請をしてその場でもらえるものではないということです。

ある程度の時間を要することとなりますので注意をしましょう。

1,出産前に手続きの方法を確認しておく

まずは自分が住んでいる市区町村で実際にどんな手続きをするのか?また、申請の方法やどれくらいの助成があるのかをホームページで確認をしたり、市役所へお問い合わせをしましょう。

市の境に住んでいる人は一度住んでいる市区町村に電話をしてみると良いですね。

2,健康保険加入の手続きをする

仕事をしている際に会社が健康保険に加入をしている場合には勤め先の総務部や健康保険組合で手続きをすることになります。

国民県個保険に加入をしている人は市役所へ申請の手続きにいきましょう。

基本的には子供を扶養家族へ入れるという形で健康保険証を交付する形になると思います。

会社員の方は手続きがラクになるのですが、国民保険は役所へいきましょう。

必要な書類に関しては状況によって異なりますのでそれぞれも窓口で確認をしてくださいね。

3,健康保険証が手元に届く

手続き後にある程度時間は必要ですが手元に健康保険証が届くことになります。

いつごろ健康保険証が受け取れるのかを手続きの際に確認をしておくと予定も立てやすいのでよいでしょう。

4,役所で手続きをする

健康保険証を持参して、役所で助成をうける手続きを行います。

健康保険所証が手元にあれば手続きも早いのです。

しかし、手元にない場合はコピーを後日送付で対応をしてくれる自治体もありますので一度確認をしてみましょう。

申請をするためには以下のものを用意する必要があります。

・子供の健康保険証

・印鑑(シャチハタは不可、朱肉で押すタイプが望ましい)

申請にタイミングは健康保険証が発行をされてすぐが一番良いですが、引っ越しなどのタイミングで申請をすると課税証明書の提出を求められる場合もあります。

5,乳児医療証が交付をされる

手続きをしてからは手元に乳児医療証が交付をされ手元に届きます。(時間はしばらくかかります)

あとは病院へ行く際に健康保険証と乳児医療証を提出することで女性を受けることが可能となります。

自治体によっては健康保険証だけで乳児医療証を申請しているのかがわかる場合もあります。

乳児医療証はいつ届くのか?

乳児医療証を手にいれて気になるのが申請をしてから手元も届くまでにどれくらいの時間が必要なのか?

つまり「いつ届くの?」という点になります。

健康保険証に関してはだいたい2週間程度となっており、早い会社だと1週間程度でもらえる場合もあります。

また、乳児医療証に関しては手続きが早い市だと申請をしてその場でもらえる場合もありますし、1週間から10日くらいでもらえることがほとんどです。

再発行手続きにの方法

子供の医療費の助成を受けられる大事な書類の乳児医療証なのですが中には紛失をしてしまって「どうしよう!!」と焦ってしまう方もいることでしょう。

しかし、安心をしてほしいのですが再発行は可能です。

多くの自治体のホームページにも紛失などで無くしてしまった場合にはすみやかに届け出をするように記載をされています。

そのため無くしてしまった場合にはすみやかに自治体の届け出をするようにしてください。

無くしてしまったときの状況によっても異なるのですが、特にすぐに病院へいく必要がないという方は郵送にて再交付の申請をすればよいですが、「今日病院へいきたい」という場合もあるでしょう。

そんなときには市役所へ再発行の手続きをすることにより即時に再発行をしてもらうことが可能となりますので安心をしてください。

必要な書類などについては一度市役所へ電話をしてから行くと確認をする手間も省けますので便利です。

乳児医療証が届かない

中には申請をしたにも関わらず乳児医療証が届かないなんてことがあります。

これについては不思議な現象なのですが、理由がありますので紹介をしていきましょう。

中には旦那さんが単身赴任をしており、会社から単身赴任用のマンションの家賃手当と自宅へ帰るための帰省手当をもらっていたために通常の年収よりも300万円も上乗せになっていたという事例があります。

実際に日ごろから使っているお金であったため盲点だったのですが、この方の場合は乳児医療証の所得制限を超えていたという理由で届かずその1年間は使えなかったという事例もあります。

副収入や収入が急に上がっている場合は注意をしましょう。

乳児医療証の手続きのまとめ

乳児医療証は赤ちゃんや子供を育てていくためにとても便利なものです。

特に病気にかかりやすい年齢ですし、薬を処方されることも多いです。

そんなときに助成があれば安心をして何度でも病院へ行くことができますし、お金の負担もなしもしくはほとんどなしになるためメリットも高いです。

申請など少し手間がかかりますがその分子育てに活躍をしてくれる便利なアイテムなので手にいれて活用をしてくださいね。

Taka代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

元男性保育士で認可保育園で働いた経験、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業、管理職などもしてきた異色の保育士。

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