妊娠の年齢の限界はいつまで?適齢期の確率と高齢出産のリスク

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

妊娠はいつまでできるのか?

女性ならば誰しもが願っている子供の出産。

もちろん結婚をしている人になりますが「今すぐ赤ちゃんがほしい」「将来的に子供がほしい」なんて思う方も多いことでしょう。

そんな妊娠に関する情報なのですが最近は女性の社会進出により結婚もどんどんと遅くなっていると言われています。

それに比例をして妊娠と出産もどんどんと遅くなっている傾向にあるため赤ちゃんを授かる年齢も遅くなっており年齢的にもぎりぎりの出産になってしまったという人もいますし、赤ちゃんがほしいと思っていたけれども授かることができなかったという方もいます。

そんな出産なのですが年齢的にも「いつまで」妊娠できるのかきになるところ。

そして年齢が行くほど妊娠のリスクも高まりますのでそのあたりについても書いていきましょう。

妊娠とは?

妊娠といえば「赤ちゃんをお腹に中に授かる」ことですね。

もちろんこれは人間に限らずいろいろな動物や生き物も同様でおなかに赤ちゃんを授かることを指しています。

そんな妊娠に関することなのですが年齢的にはいつからいつまで可能となるのか?また高齢出産をするリスクについても書いていきましょう。

初産の平均年齢

そんな目安となる年齢なのですが今の平均的な初産の年齢について書いていきましょう。

昭和50年の時期には25.7歳が平均年齢でしたが過去のライフスタイルと大きく変化が訪れており女性の社会進出も年々増加傾向にあり「出産よりも仕事」という女性も多く仕事を優先するため出産はどうしても二の次になりがち。

また、不景気のため共働きをしてお金を稼がなければ生活も成り立たないために出産年齢は年々増加をしており、平成26年の調査では初産の平均年齢が30.6歳と平均年齢がついに30歳を超えてしまったと話題になりました。

(参考記事:厚生労働省「2 出生 (1)出生数」平成26年人口動態統計月報年計(概数)の概況

女性の社会進出が要因なのですが、ほかにも子育て費や教育費の増加、育児への不安などいろいろな事柄からなかなか若い世代の夫婦が妊娠へと踏み切れない社会的要因もあるのは正直なところです。

本来はもっと赤ちゃんを安心して産める社会を政府が作り上げなければならないのですが、なかなか叶っていないというもの正直なところで妊娠をする年齢は増加傾向にありますね。

妊娠のベストな年齢

妊娠をしたいけれどもできない時に一生懸命妊娠をするためにする活動を「妊活(にんかつ)と呼んだりしています。

若い世代ならば比較的妊娠もしやすくなるのですが、年齢が上にいくほど妊娠もしにくくなる傾向にあり自然妊娠ができないことから対外受精などで妊娠をすることとなる傾向にもあります。

もちろん妊娠というのは精子と卵子が出会って初めてかなうものですがいつでもできるわけではなく、女性の卵子と男性の精子が無事に出会うことができれば子供を授かるということになりますね。

しかし、簡単にできるわけではなく妊娠をしたいのにできないことを不妊なんて言ったりもします。

そんな妊娠の目安となる年齢から書いていきましょう。

一般的に妊娠がしやすい年齢は24歳~34歳の約10年くらいが目安といわれています。

(生物学的には25~30歳が最も最適)

妊娠のしやすさという点を考えると20代の中盤から遅くても30代の前半にはしておきたいというのは本音ですね。

35歳が区切りの年齢

また、妊娠に関しての区切りの年齢は「35歳」と言われています。

35歳という年齢は女性の体の仕組みや状況も深く影響をしており、一般的に言われているのが35歳を過ぎると妊娠率は急激に下がるといわれています。

実は30歳を過ぎると徐々に卵子の劣化が起こり始めます。

35歳を超えると妊娠がしにくくなるのは卵子の状態が悪くなっていくためにいわれていますので35歳が妊娠をする一つの目安と言われる年齢です。

40歳を超えると不妊治療をしてもわずか10%程度の望みしかない状況となるため確率的にはかなり悪く45歳になると不妊治療でも限りなくゼロに近い妊娠をする可能性となってしまいますが閉経までは妊娠は可能だと言われています。

ちょっとややこしくなってきたのでまとめると「自然妊娠は35歳くらいが限界に近づいていき、不妊治療でも45歳を過ぎるとまれ」というのが結論となりますので一般的に限界は45歳が限界の目安といえます。

一般的と書いたのは過去にはかなりの高齢で妊娠をした人もいます。

ギネス記録は66歳のスペイン人で日本人は60歳が最高齢ですがこの方たちはスーパーマン的な要因なので参考にしかならないでしょう。

また、その反面妊娠はいつから可能なのかといわれると初潮と呼ばれる生理が開始した時期なので早い子だと11歳くらいと言われており、男子も精通が始まれば女性を妊娠させる可能性があるそうです。

不妊治療とは?

不妊治療について少しふれましたが具体的に不妊治療について書いていなかったので紹介をしていきましょう。

不妊治療とは、妊娠をするための治療です。

自然妊娠をしたいけれどもできない人。つまり、避妊をせずに子作りをしているけれどもできない人たちが治療をするための方法です。

不妊の定義とは「1年以内に妊娠に至れない状態」とWHO、日本産科婦人科学会ともに定めています。

この状態の夫婦が病院へ行って赤ちゃんを授かるための治療を行うことを不妊治療と呼んでおり費用に関してはかなり高く3年で1000万円かかったという事例もあります。

費用は掛かりますが自然妊娠ができない年齢になるとこの治療方法に頼らざる負えないため最近はとてもニーズにある治療方法ですね。

適齢期と年齢の関係性

このように年齢が上がるほど妊娠をする可能性が下がっていく一方となり、自然妊娠もどんどんと難しくなります。

この年齢の関係性としては卵子の質の問題が大きくあり、女性が年齢を重ねるほど卵子はどんどんと劣化をしてしまい精子を受け入れにくい体にしてしまうのです。

もちろん体外受精を考える方もいると思いますが体外受精の場合も25歳以上で40%弱、32歳くらいまでは37~38%、35歳をこえ、30代後半から徐々に妊娠率は低下し、40歳で20%を切り43歳で10%、44歳で10%を切ります。

そして45歳以上は5%以下となり限りなく0に近づくという感じとなり年齢と妊娠の関係は密接だと言えますね。

そのためにも若いうちに妊娠と出産を経験しておくべきなのですが、最近は年齢を重ねてから出産をする方も増えていますので年齢を重ねてから妊娠をするリスクについて書いていきましょう。

高齢出産のリスク

では、遅くに妊娠をするいわゆる高齢出産について書いていきましょう。

高齢出産とは年齢が上がった状態で妊娠をすることを指しており、具体的には「35歳以上の女性が初産を経験すること」ですので35歳以上の年齢ではじめて出産をするとなった場合のことをいいます。

先ほどから紹介をしているとおり妊娠をするのならば若いうちの方が良いです。

もちろん年齢を重ねてから出産をすることにより経済的なゆとりを持つことができる、精神的にもゆとりがあるという点は大きなメリットがありますがリスクもあるため注意をしなければならないこともあります。

そんな高齢出産のリスクについて書いていきましょう。

妊娠がしにくい

妊娠は年齢を重ねるほど低くなります。

これは卵子が劣化をしていることに大きな理由がありますね、

もちろん個人差はあったとしても35歳を過ぎたあたりから急激に劣化進みます。

体も卵子も老化をしているため質も低くなりがんばっても妊娠ができないという理由があります。

不妊治療の成功率も低い

妊娠がなかなかできないために避妊治療をしようという考えを持っている方もいると思いますがもちろん不妊治療の可能性も低くなってしまいます。

自然妊娠が難しくなる年齢なのですが、年齢的に経済的には余裕もあるため不妊治療をしようと考える方も多いです。

しかし、不妊治療も同じで成功率はどんどんと下がってしまうのは正直なところ。

妊娠はいずれにしても若い方がよいということですね。

もちろんこれは男性にもいえることで、女性は35歳を迎えると妊娠がしにくくなりますが男性の場合は40歳が区切りといわれており男性も女性もどちらも高齢出産となるとかなりシビアに難しくなるでしょう。

流産のリスクが高い

年齢を重ねてから妊娠をすると流産のリスクは高くなります。

流産とは妊娠22週目までに何らかの原因をもって妊娠が継続できなくなることを指しているのですが通常の妊婦の場合は約15%が妊娠を継続できず流産をしてしまう可能性があるといわれています。

特に妊娠12週目までの胎盤が形成をされる時期に80%の流産があるといわれていますね。

これが年齢があがるとより流産がしやすくなる傾向にあり、20代だと9~11%程度と言われている流産の確率ですが、35歳を超えると25%、40歳を超えると50%以上という非常に高い確率です。

年齢があがると妊娠をしても流産をする可能性が非常に高くなりますがそこには理由があります。

流産の原因には染色体異常が主な引き金になる場合もあります。

これが起こることにより流産をすることになるのですが、高齢になるほど染色体異常となる可能性が高いため流産になりやすいということです。

病気になりやすい

妊娠中には病気になってしまうこともしばしば。

年齢とともにリスクも高まることもあるのですが、これも高齢出産になると高まります。

妊娠前は子宮筋腫になってしまったり、妊娠中は妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病という病気が多くなります。

また、分娩時も分娩誘発や陣痛促進を必要をする確率があがったり、帝王切開や機械分娩に頼らざる負えないケースもあります。

産後に産後うつや産後クライシスなど産後の病気にも気を付けなければなりませんので高齢の場合は体のケアもとても重要といえます。

障害の子供が生まれる可能性

もちろん何よりも元気な赤ちゃんが生まれてきてくれることが何よりもうれしいことなのですが、それだけではなかなかうまくいかないケースもあり高齢出産となると障害をもった子供が生まれる可能性も高まります。

実際に40際の女性から生まれた子供がダウン症になる確率は1/100と言われており、20代の頃の1/1700と比較をすると圧倒的に高くなってしまいます。

ちなみに45歳になると1/30とかなりの高確率でダウン症の子どもが生まれる可能性が高いことがわかっています。

また、出産をする女性の年齢があがると妊娠22週目以降の胎児や新生児の時点で死亡をしてしまうケースもあります。

ダウン症とは?

ダウン症とは染色体異常の子どもを指しており、21トリソミーと呼ばれる障害です。

体の細胞の21染色体が通常より1本多く存在をしているために発症をする先天性の障害です。

症状としては身体発達の遅延、特徴的な顔つき、軽度の知的障害が残るといわれており昔は心臓に疾患を持つこともあることから短命のダウン症児も多くいます。

しかし、ここ最近は医療の進歩もあり寿命は50歳くらいまで伸びているといわれています。

私も保育士をしているときにダウン症の子どもたちと一緒に過ごしてきましたが障害の度合いは個人差がありキツイ子だと言葉を発することもなかなか大変な子もいましたがその子供が生まれる可能性は格段アップをします。

もちろんそこも考えて高齢出産というものは考えなければならないでしょう。

まとめ

ここでは妊娠の年齢について書いてきました。

私も2人の娘がおり子供が産まれて生活も変わりましたし、夫婦だけとは違う生活ができたのは正直なところです。

幸いにも子供たちは健康に元気に過ごしてくれていますね。

もちろん年齢を重ねていても子供が欲しいという方は多いのですし35歳までに妊娠をしておくほうが将来的にも良いでしょう。

しかし、35歳以降の高齢出産となるとリスクが高いことは間違いありませんので結婚をして子供が欲しいと思ったら計画的にライフプランを考えるべきでしょう。

35歳と40歳ではたったの5歳しか変わりませんがいろいろなリスクには大きな差が生まれますので夫婦でしっかりと話し合って仕事のセーブや妊娠の計画を進めていくことをおすすめします。

 

Twitter で保育士ライフをフォローしよう!

 
スポンサードリンク
 
   

kaoruライター

投稿者プロフィール

保育士ライフのライターをしているkaoruです。
1歳と5歳の男の子の二児の母で料理とダイソーをこよなく愛する30代!

子育てって大変なのですが、みんなやっぱり子供が好き!そんな好きのお役に立てるような記事を書いています。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

運営者情報

「保育士ライフ」へお越しいただきありがとうございます。私、運営者のtakaと申します。

現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

元男性保育士で認可保育園で働いた経験に加えて、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業などもしてきた異色の保育士です。

この保育士ライフでは保育士や子育て、育児など、「子供」にまつわるいろいろな情報を紹介しています。

保育士の仕事って大変だけど特殊な世界なので世の中にもっと伝えたいことから始まったサイトです。

他にも悩みの多い子育てに役立つ情報、関西のおでかけスポットなどいろいろな情報を発信中!

詳しい経歴はこちら

自己紹介

コンサル依頼、講演依頼、広告掲載依頼など気になることのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る