片付けられない子供へのコツは声掛けのタイミングと収納の方法が大事

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片付けをさせるコツは声掛けが大事

親の悩みで多いのは、子どもが片付けできないことです。

特におもちゃなどの遊び道具を、自分も家でも、お友達の家でも出すのは良いのですがお母さんがいつも「片付けなさい」「キレイにしようね」と声かけをしていますが、なかなか片付けられないんですよね。

その結果、お母さん、お父さんが結局は片づけをすることになりイライラとしてしまうということもあります。

しつけが悪いのか?

育て方が悪いのか?

お隣の○○ちゃんは上手にお片づけができるに・・・。

そんな風に不安になっている方もいると思いますので、元保育士の私が子どもが上手に片付けをできる方法ついて書いていきます。

保育園で保育をしていても、「片付け」というのは大きな課題でなかなかうまくいかないことも多く保育士でもイライラしたり「なんでうまくいかないのだろう」という悩みをもちます。

そこには子どもが片づけられない理由と、意味があり、コツをつかめば上手に片付けもできるようになりますので紹介をしていきましょう。

子供が片付けられない理由

子どもが片付けれれらい理由はいろいろあるのですが、成長の発達段階というものも影響してきます。

年少の3歳児くらいになると日本語も通じますので「出したものはちゃんと元に戻す」ということを約束することで習慣づけられるのですが、小さな子どもだと正直難しいことも多いです。

しかし、根本には片づけられない理由がありますので紹介をしていきたいと思います。

子どものおもちゃというものの認識

まず知っておきたいことが、子どもがおもちゃというものをどんな風に理解しているのかということです。

子どもにとっておもちゃというものは「遊ぶもの」という認識が強いです。

そのため、遊ぶものを片付けはできないのではなく「片づけ=遊びもの」という認識につながらない可能性がありますので理解をしておきましょう。

「片付けをしなさい」という親は大人なので、おもちゃを出したら片付けるという認識を持つことになるのですが、小さな子どもはたくさんおもちゃを出して遊ぶことが仕事になります。

遊んでいる途中での片づけはNG

片づけをするとなった場合に大事なことは、子どもの遊びをできるだけ完結させてあげてほしいということです。

私も保育学校で一番に言われたことは子どもの仕事でした。

子どもの仕事は「遊ぶ」ことなんです。

遊ぶことにより、いろいろなことを学びますし、経験をしたり、失敗をしていろいろなことが身になっていきます。

遊びというのは細切れのようになっており、一定の時間は子どもも集中をして遊んでいますのでその遊んでいるタイミングをきちんと見て上げてほしいと思います。

そもそも遊んでいる最中に「片付けなさい」と言われても片づけるのは嫌ですね。

親の方でもテレビを見ていてよい場面で消しなさいとと言われているのと一緒の感覚です。

自分から片付けようとしていないか見守る

時には子どもも先のことを見通して片づけをしようと思っていることもあります。

しかし、片づけをしようとしているのに親が「片付けしようね」「片付けしなさい」なんて言っていませんか?

子どもも時には片づけをしようとしているときもありますので様子をみて声掛けをしましょう。

もし、自分から片づけをしようと頑張っていたら「すごい」「そんなことできるの?」と思いきり褒めてあげましょう。

人間は大人も子供も関係なく褒められるということがとてもうれしくおもいますし、褒められたら「またやってみよう」「頑張ってみよう」とやる気がでるのが普通です。

そのため、もし自分でおもちゃを1つでも片づけていたら褒めてあげてくださいね。

子どもの片付けをスムーズにさせる方法

子どもが片づけられないのはそもそもおもちゃは遊ぶためのものであって、片づけをするめのものではないということです。

また、親の都合で片付けなさいと言っていないかをもう一度考えたほうが良いです。

「外に出るから片付けなさい」

「もう時間だから片付けなさい」

これって親の都合ではないですか?

子どもの立場ならば「今遊んでいるのに」「せっかく良いところなのに」と思っていると思いますね。

まず、子どもが片づけをするために大事なことは親が言葉かけのタイミングを気を付けるということ。

そして、片づけをしなかったらどうなるのかということを小さな子どもでもちゃんと教えるということです。

子どもに伝える片付けの声掛けのタイミング

先ほども書きましたが、親の都合では声をかけないことが大事です。

もうでる時間だから片づけをしようねと言っても子どもにとっては関係のないことなので親も気を付けなければなりません。

「片付けをしようね」と声をかけるタイミングは遊びだしてからある程度時間の経過をしているか?その遊びはひと段落していることです。

例えば。ブロックで遊んでいる場合は組み立てているときは集中をして脳が活性化しているときなのであまり声をかけないほうが良いでしょう。

しかし、組み立てているおもちゃを崩したり、違うおもちゃへ向かっている場合には遊びがひと段落しているタイミングとなりますので声をかける絶好のタイミングをなります。

そんな風に子どもの様子を見ながら声をかけてみると面白いとおもいますし、子どもがいかに集中をして遊んでいるかがわかると思いますので一度様子をみてあげてほしいと思います。

制限やルールは大事

もし、どうしても時間で遊びを切らないといけないときや、約束があってその時間までに行きたいときは遊びを制限すると良いです。

よく「片付けができないんです」という人は家のおもちゃをなんでもかんでも出しすぎてしまったりするからです。

時間がない時には「これだけにしてね」「○○時になったらでようね」と言葉かけをしてから遊ばせるようにすると良いですね。

私も保育園では大きな子の場合は時計にマークを付けたりして「長い針がここまできたら片付けしようね」と言ったり、

時計にマークをつけてから「先生は忘れるかもしれないから教えてね」というと、クラスの誰かが「先生、じかん」と教えてくれます。

小さな子どもの場合でも保育園でも遊びと途中で切らないといけない時もあります。

そんな時には次にすることを伝えて「片付けしよう」と声掛けをしていました。

小さな子どもは先の予測能力に欠けている部分がありますので

「お外に行くから片付けしよう」

「ご飯を食べるから片付けをしよう」

など次に何をするというのを明確に伝えると比較的スムーズに進みますので家でもやってみてください。

片付けで怒るとダメなので、落ち着いて声をかけてあげるようにしてあげてくださいね。

片づけをしないとどうなるかを話しする

片付けも声掛けをするタイミングはお分かりいただけたかと思います。

次に大事なことは、

どうして片づけをしないといけないのか?

片づけをしなかったらどうなるのか?

ということを伝えるようにしましょう。

例えば、片づけをしなかった場合には危険があるやおもちゃの気持ちになって伝えるようにすると効果もあります。

「ブロックが下にあると足がいたくなる」

「壊れると遊べなくなる」

「おもちゃがもとに戻りたいと泣いている」

「みんな同じ家に帰してあげて」

こんな風におもちゃを片付けないと危ない、悲しいということを意識づけしていくことにより子どもも少しずつおもちゃは遊ぶものだけど遊んだあとは片づけをするということを認識してきます。

子どもの片づけは怒らない 忍耐が大事

「早く片付けしなさい」

「もうおもちゃ捨てるよ」

「いい加減しなさい」

片づけができていないと言いたくなる気持ちはわかるのですが、怒って片づけをさせてもなんのメリットもないですし、今後子どもは余計に片づけをしなくなるでしょう。

正直、子どもは怒られて成長をすることはないと思います。

怒るというのは感情的になって伝えることで意味がないですし、子どもは萎縮をしてしまう可能性もあります。

それに対して、叱るは明確に理由を論理的に伝えることになりますので、叱るのならまだよいと思いますが片づけをする習慣づけをしたいのならば怒らず、叱らず言葉かけをしたり、時にはお母さんも一緒に片づけをしましょう。

子供が片づけをできたらとにかく褒める

上手に片づけができたり、小さな子どもならば1つのブロックでもよいので箱に入れることができた場合には拍手をして思い切りほめて上げてください。

褒められて嫌になる人はいないのと一緒で子どもも褒められるとうれしいものです。

「すごいね」

「上手だね」

「今日もよくがんばりました」

というように思い切りほめてあげてくださいね。

片づけはできないのは子どものことをちゃんとみていない、どんな認識なのかを理解していない場合が多いので

うちの子片付けできないという方はかかわり方や様子をみるなど少し変えてみてはいかがでしょうか?

片付けたくなる部屋づくり

しかし、片づけをするとなった場合に声かけでは限界もあります。

あとは子どもが片づけをしやすい環境が整えられているのかをきちんとみていかなければなりませんね。

まずはおもちゃを入れる棚ですが、

・子どもが出し入れしやすい高さにする

・すぐに片付けられるようにフタはしない

・収納のしやすいものを選ぶ

この辺りはとても重要になってくると思います。

環境というのは自宅でも、保育園でも同じで部屋の環境1つで子どもの発達にも影響がでてくると私は思っています。

そのためにも、子どもが一人でおもちゃと出せる、片づけをできる環境を整えて上げてほしいと思いますね。

片づける場所にイラストを付けよう

あとは、棚にイラストをつけてあげましょう。

①おもちゃを収納する箱に中にいれるおもちゃの写真を張り付ける。
②収納箱を入れるところにも同じ写真を張り付ける。

この2つのことをするだけでも自宅で子どもの片づけは驚くほどスムーズにいくこともあります。

保育園では視覚で子どもにわかりやすいようにすることが基本となっていましたので、おもちゃも視覚でわかりやすいようにしてあげると良いです。

おもちゃの片付けを子どもがうまく行かない場合には2つのことが考えられます。

1つ目は親の声掛けのタイミングや都合になっていないか?

2つ目は子どもが片づけをしやすい環境になっているか?

もし、子どもが片づけを上手にできないならばこの2つをまずは見直してみると劇的に変わるかもしれないですよ。

上手な人は収納を活用している

あとは、片付けの上手な人は小さな収納などを100均で購入してうまく活用したり、どの道具をそんな風に使うんだという方も多いです。

収納上手は片付け上手と言われるくらいきれいに片づけている人もいますので収納をうまく活用しましょう。

片付けのポイントは小物をきれいに入れる場所を決めることかもしれないですね。

特に子供のおもちゃなどは小さなものが多いです。

結局それが床に落ちていたり、片付けられていなかったりしますので子供にも小物の整理をきちんとさせてみましょう。

片付けられない人の特徴

親が片付けられないと、子供も片付けられません。

子供は親を見て育つといわれおり、すごく当たり前のことです。

親が部屋を散らかしているのに子供に「片付けをしなさい」と言っても説得力はありませんし、子供も大きくなると「お母さんも片付けていない」と言われます。

そんな風な片付けができない人の特徴をまとめると、

・物を捨てられない
・片付けをするのを先延ばしにしてしまう
・都合の良い理由をつくってそのままにしてしまう
・いつか一気に片付けをやろうと思っている

こんな風な特徴があります。

モノが捨てられない

中でも片付けられない人の特徴としては「モノが捨てられない」というのは大きな特徴であるといえますね。

いつまでもそのままにしてあり、「もったいない」「いつか使う日が来るはず」という思っている方も多く特に女性に多いです。

しかし、結論からいうと「いつか使うことはない」です。

お母さんもお父さんも片付けられない人が子供に片づけをしなさいと言っても説得力はないですし、子供だけは整理整頓できて片付けられるようになるとは思えません。

もし、子供が片づけられないのならば自分自身の問題もあるかもしれませんので自分自身を見直してみてください。

そこから家族みんなで片づけを実践していきましょう。

 

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taka代表

投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの運営をしているtakaです。

1981年生まれの37歳で関西に住んでおり、妻と娘2人の4人家族です。

認可保育園で現場を8年保育士をして、その後は認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきています。

経歴は保育園での主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきている異色な経歴だとよくいわれます。

今は保育の業界からWEBの世界まで知識をもっていますので、保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの幅広し仕事をやっています。

ちなみにNLPのマスタープラクティショナーを所持していますので心理学もしっています。

https://banbi-no.com

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現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

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